ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 14巻 / 大森 藤ノ
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 14 (GA文庫) [ 大森 藤ノ ] 価格:853円 |
<あらすじ>
ベルとリューは大蛇のモンスターに飲み込まれ、そのまま階層を移動して『深層』である37階層へ来てしまいました! 残されたヴェルフ達の前には『迷宮の孤王(モンスターレックス)』である双頭竜『アンフィス・バエナ』が現れ、『遠征』に来た全員が大ピンチに陥ってしまいます。
更に迷宮の怒りが生み出した殺戮モンスター、『ジャガー・ノート』はベルを追って深層へと向かっています。
あまりにも過酷な展開ですが、地上からの頼もしい助っ人たち(【ヘファイストス・ファミリア】のエース・椿と『豊穣の女主人』の店員たち)と、異端児(ゼノス)たちもベルの捜索を手伝ってくれます。
<感想・評価>
<5段階評価>おすすめ度 ★★★
ハーレム度 ★★
好き・気に入った:★★
戦闘・バトルの量:★★★★★
ラブコメ量: ★★★
読みやすさ: ★★★
<感想>
今回は流石に絶望的過ぎて、ベルとリューさんが生きて帰れたことが不自然です。いきなり深層の37階層に、しかもボロボロの状態で、二人だけでアイテムもロクに無い状態で。いくら足掻いてもこれは死ぬしかないでしょう……。何故か生還できてしまいましたが、正直納得してません!ベル達が生き延びてるのはリアリティがないです。(それくらい酷過ぎる状態でした)
相変わらずヴェルフがたまに凄くカッコイイ。以下、今回ヴェルフが皆を鼓舞したセリフ:
「リリスケ、初めてだろ?」
「ベルがいない、『冒険』をするのは」
「強いやつがいないと戦えない、『英雄』がいないと立ち上がれない――違うだろ? そうじゃないだろ? 冒険者ってやつは」
「そろそろベルを見返してやらないとなぁ! 俺達だけで階層主を倒してやったって!」
「お前がいないと何もできない……そんな風に思われたら立つ瀬がない! 違うかァ!」
(皆の心を奮い立たせた)
他にもダンジョン内で一かバチかの賭けを提案したり、見事にそれを成し遂げたり。彼の言動が本当に男らしくて好きです。
……『豊穣の女主人』の店員ってみんな強かったんですね……。まさかネコ娘たちまでレベル4だとは……。
ベルとリューの死闘は読みごたえはありましたけど、あんまりにも過酷で読んでてしんどかったです。そしてリューがベルの事を好きになってきて、今後が気になる所です。またヒロインが増えました!
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』14巻の感想・評価(ダンまち)
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