過去の小話が中心の短編集ですが、モモヒナに付いて行ったユメの話も入っています。
灰と幻想のグリムガル 14++巻 / 十文字 青
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灰と幻想のグリムガル level.14++ もし君とまた会えたなら (オーバーラップ文庫) [ 十文字青 ] 価格:745円 |
<あらすじ>
※前回の14+に続き、短編集です。
ex.4<正義と正義>
マナトがいた頃のお話。ランタとモグゾーが料理勝負をしますが、相変わらずランタが最低です。
ex.5<昨日までのわたし>
メリイのお話。仲間を死なせてしまったばかりの頃から、ハルヒロ達と出会って冒険するまでの彼女の様子や心情が書かれています。
ex.6<お楽しみはこれからだ>
デッドスポットを倒した後の日常のお話。一人5ゴールドというなかなかの額の収入が入り、モグゾーはデッドスポットの剣を仕立て直すため、鍛冶屋に行きます。ハルヒロとメリイも同行。(メリイがだんだん仲間たちと馴染んできた)
ex.7<月下に吠ゆる私は狼>
ユメとモモヒナは嵐に遭って、難破し無人島で二人で暮らしていました。二人が無人島で修業し続けて、もう2年半が経過しています!
その後色々と波乱はありましたが、なんとかユメはオルタナに帰ることができました!
<感想・評価>
<5段階評価>
おすすめ度 ★★★★
ハーレム度 ★(そんな余裕ない、今は主人公ハルヒロが居ない)
好き・気に入った:★★★★
戦闘・バトルの量:★★
ラブコメ量: ★★
読みやすさ: ★★★★
正直、過去の話とかはどうでもよかったです。本編がそんな場合じゃないので。特にモグゾーとランタが料理対決する話とかは本当にどうでもいいです。それよりハルヒロ達はどうなったのか気になり過ぎて!
ユメとランタは生きていますが、ハルヒロ、クザク、ユメ、シホルの4人はどうなったのやら。この14++の後半のユメの話ですが、ユメが無人島に漂着してから2年半経ったところから本筋の物語がスタート。(それまでずっと過去の短編)いきなり時間が飛んだので驚きました。
ユメのすっぽんぽん(もちろん大事な所は見えてない)のイラストがあったんですが、ユメって胸が小さい設定なのに、この絵ではそこそこ大きく描かれてる気がします。ちょっと気になりました。
この14++を読み終わって、ランタとユメの二人が別行動をしたのには意味がストーリー上の都合というか、意味がちゃんとあったのかな?と感じました。(まだ分からないですけど!)ユメが帰還して、ハルヒロ達が行方不明になっていることを知って、ランタと再会して……。
最近の『灰と幻想のグリムガル』は話がメチャクチャで、もう収拾がつかない、意味が分からないと思っていたんですが、ここに来てちょっと話が収束してきた印象。
まだ先が見えないので分からないですが、もしかしらたこのシリーズ、凄くよく話が練られていて、最後はうまくまとまるのかも……?謎です。私の中でのこのシリーズに対する評価が定まらないです。とりあえず先が気になります。そしてやっぱりハルヒロ達がどうなったのか早く知りたいです。
……残ったのがユメとランタで大丈夫なんでしょうか……?(話が通じない二人が残ってしまった)ユメは聞き間違いが多すぎて、コミュニケーションがイマイチとれない子。ランタは身勝手でメチャクチャな発言・行動が多数。
ここから先どうなってしまうのか、とても不安です!
(灰と幻想のグリムガル14++の感想・評価)
タグ:灰と幻想のグリムガル 十文字 青
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