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2021年12月23日

令和4年度 診療報酬改定

改定率についてアップされておりました。

令和4年度 診療報酬改定について


1.診療報酬 +0.43%


各科改定率は、
医科 +0.26%
歯科 +0.29%
調剤 +0.08%
となっています。

さらに、
0.43%のうち、看護の処遇改善のための特例的な対応として +0.20%。
0.43%のうち、不妊治療の保険適用のための特例的な対応として +0.20%

歯科・調剤分については、感染防止等の必要な対応に充てるものとすると記載されています。

マイナス分としては、
リフィル処方箋(反復利用できる処方箋)の導入・活用促進による効率化 で0.10%を削減する
小児の感染防止対策に係る加算措置(医科分)の期限到来で0.10%を削減するそうです。


2.薬価等


@ 薬価 マイナス1.35%
※1 うち、実勢価等改定 マイナス1.44%
※2 うち、不妊治療の保険適用のための特例的な対応+0.09%

A 材料価格 マイナス0.02%

となっています。


看護における処遇改善について


今回の目玉ともいえる看護への処遇改善ですが、以下のように記載されています。

『地域でコロナ医療など一定の役割を担う医療機関(注1)に勤務する看護職員を対象に、10月以降収入を3%程度(月額平均12,000円相当)引き上げるための処遇改善の仕組み(注2)を創設する。』

(注1)救急医療管理加算を算定する救急搬送件数200台/年以上の医療機関及び三次救急を担う医療機関
(注2)看護補助者、理学療法士・作業療法士等のコメディカルの処遇改善にこの処遇改善の収入を充てることができるよう柔軟な運用を認める。

対象は限定されてはおりますが、コロナ医療で疲弊している現場スタッフへ確実にに賃金に反映されるようにしていくとも書かれております。

診療報酬の各項目については今後出てきますが、いろいろと大きく変わる内容になることが想定されるため、例年以上にチェックしておく必要がありそうです。特に医事部門は人事についても学んでおく必要があります。

2021年12月17日

令和4年度(2022年度)診療報酬改定の基本方針と医師の働き方

令和6年度(2024年)4月から、医師への時間外労働の上限規制が適用される予定です。

今回の診療報酬改定はその最終準備になると考えています。


医師を取り巻く労働環境の変化

ここ1〜2年で、医師を取り巻く環境が変わったと実感しています。
以前は、医師自体が労働者であることを認めない風潮がありましたが、労働者であると認識される方が増えたと感じています。
若い医師ほどその傾向を強く感じます。個人的にですが、とても良い事だと考えています。
仕事の性質上、やむを得ない時はありますが、最初からこの点を除外して病院経営を構築した時点で改善は難しいからです。やっとスタートに立ったと痛感しております。


特にコロナが落ち着き始めた今、今まで緊張していた反動なのか、自分の人生自体を見つめなおしたいというお話をお聴きすることも増えてきました。そういった心身への影響も経営側は細やかにさぽーとしていく必要があります。医療機関自体の経営がダメージがある中、非常に難しいかじ取りを要求されており、本当に大変な時代だと痛感しております。

コロナ禍で医療資源の集中化が世論として一層強く進められることになり、働く側としてはより多くの医療従事者で対応できるようになれば負担軽減につながると思われます。
ただし、診療報酬自体をそういった人件費を考慮して設定する必要があり、米国までとはいかないまでも相当な医療費の増加にはつながるのではないかと考えています。
それだけに予防医療への社会的投資はさらに増やしていく必要があると考えています。


今後はある程度の規模の病院に集約され、入院治療を行う診療科に1名の医師しかいないという状況が極力排除されていく傾向は強くなっていくと思います。
医師も普通の人間ですので、生活の質の担保は医療機関の経営を考える上でも最重要課題です。

人事部門の強化は次年度以降の必須課題とも言えます。

2021年12月16日

令和4年度(2022年度)診療報酬改定の基本方針について(その3)

前回の資料から、医師の働き方に関わる文書を抜き出してみます。

具体的方向性の例

○医療機関内における労務管理や労働環境の改善のためのマネジメントシステムの実践に資する取組の推進
○各職種がそれぞれの高い専門性を十分に発揮するための勤務環境の改善、タスク・シェアリング/タスク・シフティング 、チーム医療の推進
○業務の効率化に資するICTの利活用の推進、その他長時間労働などの厳しい勤務環境の改善に向けての取組の評価

基本的視点

○ 地域医療構想の実現に向けた取組、実効性のある医師偏在対策、医師等の働き方改革等を推進し、総合的な医療提供体制改革を実施していくことが求められている。

○ 医師等の働き方改革等に関しては、2024 年(令和6年)4月から、医師について時間外労働の上限規制が適用される予定であり、先般の医療法改正も踏まえ、各医療機関は自らの状況を適切に分析し、労働時間短縮に計画的に取り組むことが必要となる。

○ 地域医療介護総合確保基金においては、勤務医の労働時間短縮に向けた体制の整備に関する事業に対して財政支援を実施している。診療報酬においてはこれまで、タスク・シェアリング/タスク・シフティングやチーム医療の推進等、医療従事者の高い専門性の発揮と医療機関における勤務環境改善に資する取組を評価してきた。また、令和2年度診療報酬改定では、新たに地域医療の確保を図る観点から、早急に対応が必要な救急医療体制等の評価も行ったところ。

○ 時間外労働の上限規制の適用が開始される 2024 年4月に向けての準備期間も考慮すると、実質的に最後の改定機会であることも踏まえ、引き続き、今後、総合的な医療提供体制改革の進展の状況、医療の安全や地域医療の確保、患者や保険者の視点等を踏まえながら、実効性ある取組について検討する必要がある。
(具体的方向性の例)
○ 医療機関内における労務管理や労働環境の改善のためのマネジメントシステムの実践に資する取組の推進

○ 各職種がそれぞれの高い専門性を十分に発揮するための勤務環境の改善、タスク・シェアリング/タスク・シフティング、チーム医療の推進

○ 業務の効率化に資する ICT の利活用の推進、その他長時間労働などの厳しい勤務環境の改善に向けての取組の評価
・ ICT を活用した医療連携の取組を推進。
・ 届出・報告の簡素化、業務の効率化・合理化を推進。

○ 地域医療の確保を図る観点から早急に対応が必要な救急医療体制等の確保

○ 令和3年 11 月に閣議決定された経済対策を踏まえ、看護の現場で働く方々の収入の引上げ等に係る必要な対応について検討するとともに、負担軽減に資する取組を推進

次回は、さらに各項目について深堀してみます。

2021年12月15日

令和4年度(2022年度)診療報酬改定の基本方針について(その2)

今回の基本方針では、改定の基本的視点と具体的方向性が以下のように記載されています。

(1)新型コロナウイルス感染症等にも対応できる効率的・効果的で 質の高い医療提供体制の構築【重点課題】
(2)安心・安全で質の高い医療の実現のための医師等の働き方改革等の推進【重点課題】
(3)患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現
(4)効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上

特に、(1)と(2)では重点課題として記載されています。
ここでは、(2)について見ていきたいと思います。

(2)安心・安全で質の高い医療の実現のための医師等の働き方改革等
の推進【重点課題】


具体的方向性の例として、以下の内容が挙げられています。


    ○医療機関内における労務管理や労働環境の改善のためのマネジメントシステムの実践に資する取組の推進
    ○各職種がそれぞれの高い専門性を十分に発揮するための勤務環境の改善、タスク・シェアリング/タスク・シフティング 、チーム医療の推進
    ○業務の効率化に資するICTの利活用の推進、その他長時間労働などの厳しい勤務環境の改善に向けての取組の評価
    ○地域医療の確保を図る観点から早急に対応が必要な救急医療体制等の確保
    ○令和3年11月に閣議決定された経済対策を踏まえ、看護の現場で働く方々の収入の引上げ等に係る必要な対応について検討するとともに、負担軽減に資する取組を推進


次回は、さらに細かく見ていきたいと思います。

2021年12月14日

令和4年度(2022年度)診療報酬改定の基本方針について

社会保障審議会医療保険部会及び医療部会にて決定され、厚生労働省のHPにアップされていました。
医師の働き方については重点課題とされています。

令和4年度(2022年度)診療報酬改定の基本方針





改定に当たっての基本認識



      新興感染症等にも対応できる医療提供体制の構築など医療を取り巻く課題への対応
      健康寿命の延伸、人生100年時代に向けた「全世代型社会保障」の実現
      患者・国民に身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現
      社会保障制度の安定性・持続可能性の確保、経済・財政との調和

社会保障の機能強化と持続可能性の確保を通じて、安心な暮らしを実現し、成長と分配の好循環の創出に貢献するという視点も重要。


従来の方針は踏襲されており、今回のコロナ禍を踏まえた新興感染症対策が一番目の項目として記載されています。

2021年07月20日

沖縄県医師求人情報(那覇市)

沖縄県那覇市にある病院の採用ページのリンクとなっています。

那覇市の病院採用ページ

大浜第一病院

オリブ山病院

小禄病院


お忙しい方や給与・待遇交渉が苦手だという方には紹介会社を経由して問い合わせても良いかと思います。

2021年06月04日

沖縄県医師求人情報(浦添市)

沖縄県浦添市にある病院の採用ページのリンクとなっています。

浦添市の病院採用ページ

浦添総合病院

嶺井第一病院

牧港中央病院

同仁病院

平安病院


お忙しい方や給与・待遇交渉が苦手だという方には紹介会社を経由して問い合わせても良いかと思います。






2020年07月10日

コロナ禍での沖縄県への転職について

本来であれば、夏休みを利用した沖縄県での病院見学の問い合わせが増える時期ですが、今年はCOVID-19の影響で非常に少ない状況となっています。

そのため、Web上で得られる情報を頼りに決めるしかないということで、HPのレベルが非常に問われております。サイト構築の時間がない医療機関では、SNSを利用してアンテナを広げるなど対応しているようです。

各都道府県の新型コロナウイルス対策のレベル感も、転職先を決めるファクターとして非常に大きいと感じています。
特に、多忙な状態を改善したいと考えている方は、その地域の重点医療機関や協力医療機関を見ておく必要があります。

沖縄県の場合、県立病院に非常に負担がかかったと報道もあり、厚労省のQ&Aを見ますと、協力医療機関であった病院が重点医療機関になる可能性もありますので、より忙しくなる病院もあると思われます。

いずれにしても、このような状況ではどこでも多忙となりますし、各医療機関は経営的な打撃を受けておりますので、場合により採用を抑えたり、給与交渉も厳しくなることも踏まえて検討する必要があると思います。

2020年06月22日

医療のお仕事 Key-Net(厚生労働省)

厚生労働省が、医師・看護師・医療人材の求人情報サイトを立ち上げています。

新型コロナウイルス対策から設立されたようですが、通常時でも使用できるサイトとして作成されています。
まだ掲載情報は少ないですが、チェックしたいと思います。

「医療のお仕事 Key-Net」






2020年06月19日

国内の渡航自粛要請を解除

ようやく、沖縄県も県外の渡航自粛要請が解除されます。

第2波に備えて、がんばっていきましょう!



【沖縄県知事コメント】

https://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/kohokoryu/koho/2020_new_korona_virs.html

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九州から沖縄県に来て約20年になります。医療業界に長く関わっており、沖縄の情報がなく困っている方にお会いした経験から、お役に立つ情報を発信できればと思い、サイトを立ち上げました。 よろしくお願い致します。
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