A:パソコンを構成する部品の中では比較的壊れ易い物になります。
どんな部品でもそうですが、激しく動く箇所は負荷が集中します。
ハードディスクは構造上、円盤を1分間に1万回転程の速度で回転させる事でデータの読み書きをしています。
落したら壊れそうなのは想像できると思います。
故障対策が手厚い高級機だと、落下や振動を検知したら回転を止めたり、2台のハードディスクに同じデータを保存し、片方のハードディスクが壊れても、業務を続行できる機構が搭載されたりしている事があります。
但しデータの喪失を100% 防ぐ保証はありませんので、大事なデータはもっと壊れ難い記憶装置にバックアップしておく事が重要です。
記憶装置には利点・欠点がありますから、特徴を知った上で使いましょう。
USB メモリーは衝撃や熱には強いですが、塩分を含んだ水に濡れた状態で通電すると壊れ易くなります。
接続部の汚損や紛失に注意です。
ハードディスクそのものを、より読み書きが速く、衝撃にも強いソリッドステートドライブ( SSD )に置き換えるのも一つの手段です。
只高コストである事や比較的寿命が短いと言った別の欠点が生じる事に注意が必要です。
中央大教授 岡嶋 裕史
愛媛新聞 ライフセミナーから
利点・欠点があるから特徴を知った上で使う事が大切だ。
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