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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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2024年06月13日

消費者に不明瞭な制度

 何故自動車業界で検査不正などが起き易いのか。
これは単純に言えば、「型式指定制度」により車の完成検査をメーカー自身が行うからだ。
この制度のお陰でメーカーは、一旦指定を得れば大量生産が可能になる。
新車販売時に1台1台検査を受ける必要がなく、メーカーと消費者の双方にとって合理的な仕組みの様に映る。
然し実際は、この構造に落とし穴がある。
自分の買おうとしている車が、制度上不正な要素を孕んでいると疑う人は先ずいないし、増してやそれに気付くはずもない。
これに対し完成車メーカーと部品メーカーなど企業間取引ならプロ同士の為専門的な知識や眼力、様々な関連情報から不正に気付く事があり得る。
消費者向け販売と企業間取引では大きな情報格差があり、メーカーを信じるしかない消費者にとって、型式指定制度は「ブラックボックス」と言える。
内容の正当性は手続の正当性の上に成り立つ。
そうでなければ単なる「お手盛り」だ。
制度の見直しが必要なら、それは正面から改正議論に付さなければならない。
所定の手続きを無視する背景に何があるのか。
消費者相手で発覚し難い事に加え、安全性能への過信、過去も同様にやって来た「実績」が、問題が起きても「違法とは知らなかった」と言い逃れできると言う甘い考えを生んできたのではないか。
自分や周囲にどの様な事が起こるか、想像力が欠如している。
不祥事を防ぐには、コンプライアンスも必要だが、最も重要なのは責任を持って職務に当たる人材を見極め、処遇する人事制度への改革だ。
現在、産業界では「ジョブ型」の人事制度の導入が進んでいる。
行政の役割にも触れておきたい。
「法と市場の対話」が遅れている。
 東京都立大教授  白石 賢  1962年横浜市出身。 北海道大博士(法学)。 
 経済企画庁(現内閣府)などを経て2008年から首都大学東京(現東京都立大)教授。 
 専門は行動法・経済学、経済刑法。 著書に「企業犯罪・不祥事の法政策」など。
                                       愛媛新聞 視標から
時代に合った制度に進化させないといけないらしい。

2024年06月12日

移民急増 不満受け皿に

 欧州連合( EU )欧州議会選で、反移民や EU 懐疑論を掲げる極右・右派勢力の台頭が鮮明となった。
且つては過激だとして敬遠されていた勢力の「ニューノーマル(新常態)」化が進む。
極右に詳しいフランスの専門家ジャンイブ・カミュ氏は「欧州はアイデンティティーの危機にある」と指摘。
抑々「極右」とは何か。
欧州の極右研究の害一人者でオランダの政治学者カス・ムッデ氏は「移民排斥、権威主義。ポピュリズム」が三つの要素だとする。
だが「三つの要素」を明確に有すると言うのが専門家の見方だ。
                                    愛媛新聞 記事から
オランダ:ウィルダース党首、自由党( PVV )、イタリア:メローニ首相、「イタリア同胞」( FDI )、
フランス:マリーヌ・ルペン氏、国民連合( RN )、何れも「極右」のレッテルを嫌うが、極右らしい。

7章

 原子核に亜原子を打ち込んで、異なる種類の原子核を製造する事を核反応と言いますが、ラザフォード研究室の窒素ガス実験に始まり1926年までに、原子番号19のポタシウムまで約10種の軽い原素がアルファ粒子を使って変成させられました。
然し、それから先は上手くゆきませんでした。
そこで水素イオンを使用する事が考え出されました。
陽子1個ですが、アルファ粒子と比較して、質量は1/2で、電荷も1/2です。
これに磁石でスピードを与え、原子核に向かって打ち付けるのです。
1932年、ラザフォード研究室で、世界最初の、磁力によって加速された粒子の衝突による核反応が発生しました。
水素1とリチウム4が、ヘリウム4と変化したのでした。
上側に強力な陽極、下側に陰極を作り、底に集中した電子が、一閃の光りを発して飛び上る、ヴァン・ドグラフの機械に始まり、サイクロトロンの建設へと進みました。
1948年までに、これらの人工原子弾丸は非常に強力になりました。
ガイガー計算機が新案された事も、原子核内の状況を調べるのに役立ちました。
1934年、ジョリオ・キュリー夫妻は新しい放射線を発見しました。
アルミニウム27を破壊した時、陽子と中性子の他に、第三の放射が続いたのです。
質量は電子と同じですが、電荷が+1なのです。
陽電子と名付けられました。
この結果生じた燐30は自然界には存在しない最初のアイソトープでした。
陽電子と電子とは互いに引き合い衝突し、何方も破壊されますが、この両者の出合いこそ、ガンマー線を生み出すのです。
物質がエネルギーに変化するのです。
その変化の量は、25年前にアインシュタインが予言した通りでした。
ガンマー線は逆に陽電子と電子に分離されます。
                                       原子の世界から
キュリー夫妻の発見よりも先に、英国のデイラックによって陽電子の存在が予想されていたらしい。
反陽子も発見されたらしい。
人工元素テクネシウムと命名されたらしい。
ネプチュニウムと言う原子番号が93を越える元素も作られたらしい。

6章

 処が、この放射性元素の発見、原子が変化する様子を明らかにしたのでした。
原子核に働き掛ける事が、電子に邪魔されてできません。
ラザフォードは、多くの亜原子を弾丸の様に原子核に打ち込む方法を工夫しました。
人工衛星の観測によると、陽子と軽い原子核である宇宙線が空気に達すると、空中の原子を破壊し、第二次放射を発生させます。
その中に中間子と呼ばれる亜原子があり、陽子と中性子の周囲にあって、原子核を安定させる働きのある物である事を示したのが日本の湯川博士です。
原子核に弾丸として打ち込むのに、宇宙線自体を使用する事は不可能です。
窒素ガスの中をアルファ粒子が通過すると、水素の中を通過した時発生する閃光と同じ閃光が観察されました。
調べて見ると水素が発生していました。
初めて、元素の変成が確認されたのです。
窒素にヘリウムを加えて、水素と酸素が生まれたのでした。
                                          原子の世界から
7インチの厚さの鉛箱の中にもイオンが発見される事から、宇宙線の発見となったらしい。

現代の「居場所」再考

 孤独や孤立が社会問題となっている。
人々の「居場所」は何処にあるのか。
社会活動家の湯浅誠は各地で商店街がシャッター街と化している事や、雑木林など子供が遊べる自然の空間が「1000分の1」に減ったとするデータを例に、日本社会における居場所の消失を論じた。
一方、現代の居場所は最早現実の場所ではない。
デジタル空間が子供たちの新たな居場所に成りつつあるとの観点。
関西大准教授の水谷瑛嗣郎は「デジタル空間に潜む3つのリスク」で、交流サイト( SNS )が秘める新たなリスクを解説。
従来のインターネットメディアで主に想定されていた有害な表現や性犯罪に遭遇するリスクに加え、SNS には、次々と現れる新たなコンテンツにより「中毒」にさせられる「システミックリスク」があると指摘。
欧米と同じく、日本でも青少年を保護する措置が必要と説いた。
現役教師の江沢隆輔は悩みやトラブルが、スマートフォンに繋がる「見えない空間」に隠れてしまっている可能性を危惧した。
湯浅の考察と重なる点があり、繋がりや居場所が社会に齎す物を考えさせられる。
                                     愛媛新聞 焦点/争点から
抑々人の数が減っている事が原因らしい。

2024年06月10日

5章

 特殊な機械によって、原子が放射され、最初の重さの半分になる時間、半減期、が計算されました。
ウラニウムは半減期が45億年です。
地球の古さも45億年と計算されました。
キュリー夫妻が発見したラジウムは半減期が1620年、ポロニウムは100年、フランシウムは21分です。
ウラニウム238がアルファ線を放射すると、トリウム234です。
トリウム234は半減期が24日です。
そして、ベータ線を放射して壊れると、原子番号が1上がって91ですが、これは半減期が1分少々で、又ベータ線を放射し、原子番号92に戻るのですが、安定せず連鎖的に壊れていき、ラジウム・ラドンと変化して、最後には鉛へと変化して止まります。
                                        原子の世界から
地球の古さから考えて、ずっと以前になくなっているはずですが、現在のこの瞬間にも製造されているらしい。

4章

 原子核をしっかりと安定させる為には中性子が必要です。
ヘリウムは陽子2個に対して中性子2個、酸素は陽子8個に対して中性子8個です。
中性子の数は、陽子の数が20を過ぎると、同数では核を安定させる事ができなくなります。
鉄は26個の陽子に対して、少なくとも28個の中性子が必要です。
29個の陽子を持つ胴は、最低限34個の中性子を必要とします。
陽子の数が82を超えると、中性子をどれだけ与えても安定できません。
然し、原子番号が82より大きいウラニウムが存在します。
只ウラニウムは常に亜原子を放射して壊れつつあります。
ウラニウムの放射線を写真板と磁石とで調べて見ると、少し曲る物、大きく曲り、方向が逆の物、直進する物の三種があり、アルファ、ベータ、ガンマ線と名付けられました。
後で、ベータ線は電子である事、アルファ線は陽子2個、中性子2個、+2の電荷を持ったヘリウム粒子である事が判明しました。
ガンマ線だけは全く別種の物でした。
ガンマ線の説明に移る前に、少し回り道をして、エネルギーの話をします。
熱に変化し得る物は何でもエネルギーですが、光もエネルギーです。
量子と言う単位を使ってその大きさを表します。
色彩は量子の大小が目に対して違った効果を与える事なのです。
赤外線には熱を感じ、紫外線は目を痛めたり、肌を痛めたりします。
電子の流れと衝突すると放射性を持つ物質があります。
放射性物質は常にエネルギーを放射しているので、非常に不思議に思われました。
この謎を解いたのがアインシュタインです。
彼は物質とエネルギーが同一物の二つの姿である事を説明したのです。
少量の物質が莫大なエネルギーに変化し、莫大なエネルギーは少量の物質に変化するのでした。
                                        原子の世界から
原子核の中の亜原子の運動はガンマ線を放射するらしい。
物質とエネルギーが同一物の二つの姿らしい。