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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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2024年09月10日

野球の「重い球」正体は

 「重い球」「軽い球」----------。
そうは言っても、投げ方でボールの重量そのものが増減する訳はないし、球速や伸びと違って見ただけでは判別がつかない。
「打った瞬間にずしりと感じ、捉えたと思っても意外と飛ばない球がある」。
「重いと感じるのは直球が多い」と言う。
「(重い球、軽い球は)捕手なら誰もが感じた事があると思う」と話す。
球速と球の重さに相関関係は薄そうだ。
では、球の「重さ」には何が影響するのだろうか。
データ計測機器を取り扱う「 Rapsodo Japan 」(横浜市)の花城健太ビジネスマネジャーに、球の性質を決める要素や数値を尋ねた。
同社の機器は、球の速度の他回転数、回転方向、変化量、投手の手から球が離れる位置などを数値化して見る事ができる。
「重い球は打者の主観」と前置きしつつ、「重い球」を「飛び難い球」とした場合、一つの可能性として「打者に(捉えたと)錯覚させ、バットが当たるポイントをずらす球」とした。
投手の球はマウンドから0.5秒前後で打者の元に到達する。
その 僅かな時間に打者は球種を見極め、経験に基づき球の軌道を予測してバットを振る。
バットの芯で捉えれば打球は飛ぶ。
芯を外せば飛距離は落ち、結果的に「重い球」との印象を与える。
打者を錯覚させる球の要素として、花城さんは「回転数や変化量が平均の数値から離れている事」を挙げる。
回転数は球が1分間に何回転するかの数字。
直球だと回転数が多い程揚力が働き、球は落ち難く打者から浮き上がっている様に見える。
変化量とは球が回転せずに重力のみの影響で打者に到達したと仮定して、その位置を0とし、回転などの力で縦と横にどれだけ動いているかの指標。
日本野球機構( NPB )の投手を例にすると、直球の平均数値は回転数が毎分約2200、変化量は縦40〜45cm 、横20cm 。
回転数と変化量の何れかでも、この数字と乖離していると、打者の予測と実際の球筋にずれが生じ、バットの芯で捉え難くなる。
それを「重い球」と感じている訳だ。
花城さんが「重い球」を投げる代表として挙げたのは、巨人のクローザー大勢投手。
重い球は打者の主観による為、正体をはっきりと掴み難い。
只、打者が「重い」と感じる球を生み出す要素は確かに存在する。
投げる球の特性を掴み磨く事で、打者を打ち取り易くなると言えそうだ。
投手として成長する為に、機器で測定するデータを如何活用すればよいのだろうか----------。
選手のパフォーマンス向上や怪我防止の研究に取り組む順天堂大スポーツ健康科学部の窪田敦之准教授にポイントを聞いた。
先ず挙げるのは「測定した数字の意味を正しく理解する事」だ。
自分の球の特徴を数値で知る事で「打者を打ち取る為に目指すべき方向性が明確になる」と説明。
高価な機材を使わなくても、動画で球筋を撮影するなど「自分なりに(球質を)可視化する方法はある。
環境に合わせて取り入れていけばよい」。
練習の方向性を間違わない為に、窪田准教授が勧めるのは体重の測定。
「パフォーマンスの低下は技術面だけに限らず、筋力の低下など体調が原因の事もある」。
体重を記録する事で、不調の原因を把握する一助になると言う。
                                    愛媛新聞 皆の特報班から
何でも科学的に考えないといけないらしい。
技術と体力。

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