2018年02月02日
ディアボーイズの続きが見てみたい227話 〜予選会場〜
ブ〜〜 試合終了
「うっ、くそ。俺達の3年間。ヒック、ヒック」
「泣くな、泣くんじゃない。お前達はよくやった。胸を張ろう」
観客席の二人
トーヤ「ふぅ〜〜、毎年こうやって引退する試合ってあるんだよな」
杏崎「うん。そうね。今年は私達の番だもん」
トーヤ「去年は最後まで行ったんだよな・・・」
杏崎「うん」
トーヤ「今でも信じられないや・・・これで俺達も引退なのか・・・」
杏崎「コラコラ、まだ1試合もしてないのに縁起が悪い・・・今年も頑張って最後まで行くんでしょ」
トーヤ「え?あっ、いや・・・そうだな。物思いにふけちまった」
杏崎「頼むよ。キャプテン2連覇がかかってるんだから」
トーヤ「ほ〜〜い」
記者席から手を振っている女性がいる
高階・杏崎「ん???」 高階「あっ、榊原さんだ」
何やらジェスチャーをしている榊原。覗き込む二人。
トーヤ「どうも、こんちは。榊原さん、いつ見ても綺麗ですね」
榊原「も〜う、高階君ったら。いつも口が上手ね。で、どう調子は??」
トーヤ「う〜〜ん???イマイチっすね。こう〜〜なんていうかぁ〜〜。その〜〜。気合というか、体調というかぁ〜〜」
榊原「んもう〜〜、しっかりしてよ。ディフェンディングチャンピオン!」
トーヤ「はぁ〜〜。で、美人の榊原さん、注目の学校教えて下さいよ」
榊原「え??注目の学校ね・・・そうね・・・いいわよ。教えてもいいけど、その代わり後でちょっと取材させてもらってもいいかしら??」
トーヤ「え??取材??別にいいですけど・・・・俺取材しても何もないと思いますよ」
榊原「フフフ。去年の王者の意気込みだけでも記事になるわ」
トーヤ「えっ?そんなもんなんすか?」
榊原「あ、いけない。次の試合が始まるわ。行かなきゃ。高階君、この試合終わったら時間あるからそっちにいくわ。まだ会場にいるんでしょ??」
トーヤ「あ〜い、いますよん」
ニコっと笑い記者席に戻っていく榊原
高階と杏崎がまた二人になる
杏崎「色々チェックしたけど・・・やっぱり敵は・・・」
高階「湘南大相模・・・だね」
杏崎「そうだね。今の瑞穂なら決勝リーグに残る力は充分だね。強いと言われていたチームも今の瑞穂が力を出せれば勝つ事ができます!!」
高階「う〜〜〜〜〜ん。そこなんだよなぁ〜〜。な〜んか、力が入らないっていうか・・・こう・・・切羽詰まった感がないっていうか・・・去年よりうちは弱いはずなのに・・・」
杏崎「もしかしたら・・・もしかしたらですけど・・・うちは、去年より強くなっているのかもしれないよ」
高階「!?」
杏崎「ほら、哀川さんと藤原さんが別格だとしても、今のうちにはトーヤ君と湯川君がいる。石井さんや土橋さんの激しいプレイだって、柏木君がいる。三浦さんのような長距離砲だって、四井君がいる。それにみんな成長しているよ」
高階「去年のあのチームより・・・強い??か。杏崎は本当面白い事いうよな」
杏崎「なっ、何でそういう言い方するかなぁ〜〜〜」
高階「ヒヒヒヒ。まっ面白い事は好きだから、その面白い事にはつきあっちゃったり、しちゃったり、したってぇ〜〜〜」
杏崎「もう、相変わらず急にふざけるんだから・・・あっ、隣のコートで始まるよ。本牧東の試合」
高階「あっ、本当だ。にしても、観客すくね〜なぁ〜〜。保科さん達がいた時はキャーキャー女が騒いで、ライブ会場みたいだったのに・・・」
杏崎「本牧東の注目、今年は低いですから。新人戦で負けてますし・・・本牧東のブロックで注目されている高校がありますから」
高階「ふ〜〜ん、今日出るの?」
杏崎「いえ、今日は・・・」
高階「そっか、んじゃ、今日は榊原さん待ちと、本牧の試合ってとこか」
杏崎「そうですね。あっ、みんなちゃんと練習してるかな??」
高階「こわ〜い杏崎がいね〜から、のんびり練習してんじゃね〜の?」
杏崎「もう、トーヤ君まで!」(怒)
高階「へ??俺まで??」
その頃、瑞穂高校体育館では・・・
DEARBOYS NEXT
「うっ、くそ。俺達の3年間。ヒック、ヒック」
「泣くな、泣くんじゃない。お前達はよくやった。胸を張ろう」
観客席の二人
トーヤ「ふぅ〜〜、毎年こうやって引退する試合ってあるんだよな」
杏崎「うん。そうね。今年は私達の番だもん」
トーヤ「去年は最後まで行ったんだよな・・・」
杏崎「うん」
トーヤ「今でも信じられないや・・・これで俺達も引退なのか・・・」
杏崎「コラコラ、まだ1試合もしてないのに縁起が悪い・・・今年も頑張って最後まで行くんでしょ」
トーヤ「え?あっ、いや・・・そうだな。物思いにふけちまった」
杏崎「頼むよ。キャプテン2連覇がかかってるんだから」
トーヤ「ほ〜〜い」
記者席から手を振っている女性がいる
高階・杏崎「ん???」 高階「あっ、榊原さんだ」
何やらジェスチャーをしている榊原。覗き込む二人。
トーヤ「どうも、こんちは。榊原さん、いつ見ても綺麗ですね」
榊原「も〜う、高階君ったら。いつも口が上手ね。で、どう調子は??」
トーヤ「う〜〜ん???イマイチっすね。こう〜〜なんていうかぁ〜〜。その〜〜。気合というか、体調というかぁ〜〜」
榊原「んもう〜〜、しっかりしてよ。ディフェンディングチャンピオン!」
トーヤ「はぁ〜〜。で、美人の榊原さん、注目の学校教えて下さいよ」
榊原「え??注目の学校ね・・・そうね・・・いいわよ。教えてもいいけど、その代わり後でちょっと取材させてもらってもいいかしら??」
トーヤ「え??取材??別にいいですけど・・・・俺取材しても何もないと思いますよ」
榊原「フフフ。去年の王者の意気込みだけでも記事になるわ」
トーヤ「えっ?そんなもんなんすか?」
榊原「あ、いけない。次の試合が始まるわ。行かなきゃ。高階君、この試合終わったら時間あるからそっちにいくわ。まだ会場にいるんでしょ??」
トーヤ「あ〜い、いますよん」
ニコっと笑い記者席に戻っていく榊原
高階と杏崎がまた二人になる
杏崎「色々チェックしたけど・・・やっぱり敵は・・・」
高階「湘南大相模・・・だね」
杏崎「そうだね。今の瑞穂なら決勝リーグに残る力は充分だね。強いと言われていたチームも今の瑞穂が力を出せれば勝つ事ができます!!」
高階「う〜〜〜〜〜ん。そこなんだよなぁ〜〜。な〜んか、力が入らないっていうか・・・こう・・・切羽詰まった感がないっていうか・・・去年よりうちは弱いはずなのに・・・」
杏崎「もしかしたら・・・もしかしたらですけど・・・うちは、去年より強くなっているのかもしれないよ」
高階「!?」
杏崎「ほら、哀川さんと藤原さんが別格だとしても、今のうちにはトーヤ君と湯川君がいる。石井さんや土橋さんの激しいプレイだって、柏木君がいる。三浦さんのような長距離砲だって、四井君がいる。それにみんな成長しているよ」
高階「去年のあのチームより・・・強い??か。杏崎は本当面白い事いうよな」
杏崎「なっ、何でそういう言い方するかなぁ〜〜〜」
高階「ヒヒヒヒ。まっ面白い事は好きだから、その面白い事にはつきあっちゃったり、しちゃったり、したってぇ〜〜〜」
杏崎「もう、相変わらず急にふざけるんだから・・・あっ、隣のコートで始まるよ。本牧東の試合」
高階「あっ、本当だ。にしても、観客すくね〜なぁ〜〜。保科さん達がいた時はキャーキャー女が騒いで、ライブ会場みたいだったのに・・・」
杏崎「本牧東の注目、今年は低いですから。新人戦で負けてますし・・・本牧東のブロックで注目されている高校がありますから」
高階「ふ〜〜ん、今日出るの?」
杏崎「いえ、今日は・・・」
高階「そっか、んじゃ、今日は榊原さん待ちと、本牧の試合ってとこか」
杏崎「そうですね。あっ、みんなちゃんと練習してるかな??」
高階「こわ〜い杏崎がいね〜から、のんびり練習してんじゃね〜の?」
杏崎「もう、トーヤ君まで!」(怒)
高階「へ??俺まで??」
その頃、瑞穂高校体育館では・・・
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