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2018年05月18日
ディアボーイズの続きが見てみたい239話 〜夕暮れの公園〜
ダムダムダム
トーヤ「よっと」
ザシュッ
トーヤ「ふぅぅぅ」
南山「いいんすか?トーヤさん体休めなく」
桑田「明日、試合っすよ」
トーヤ「ん?ああ。なんか練習が少なく感じてさ」
南山「え??」
桑田「それは明日試合だからでしょ」
少しとぼけた顔をするトーヤ
「ははは。そんなんじゃないよ。キャプテンなんて柄にもない事やってると、自分の練習ができているのか不安になる時はあるよ」
南山「トーヤさんが・・不安??」
桑田「に、似合わね〜〜」
トーヤ「あはは。似合わね〜か・・・そんな事ね〜ぞ。去年までのチームは藤原さんがオラオラやってて、困った時は哀川さんが何とかしてくれるっていう、精神的柱が二つもあっただろ」
南山「はい」
トーヤ「瑞穂は一回活動停止になってるしね。下條監督が来て、強豪高校になるといわれてたかもしれないけど、実質出来て1年のチームじゃん。それにほら、俺みたいなテキトーな奴が入ってきて・・・」
桑田「・・・」
トーヤ「まっ、色々あるわけよ」
南山「そうっすね」
トーヤ「しかも、去年のインターハイ王者なんだぜ。主力が5人も抜けたのに・・・そりゃ、俺も自分らしくない事するって」
笑っている高階
桑田「あ、あの・・・」
トーヤ「ん?どうした?」
桑田「お、俺達・・・・」
夕日が眩しい時間帯、し〜んとする公園。
トーヤ「試合は背番号でやるんじゃないぞ」
南山・桑田「・・・」
トーヤ「それに実力だけでやるもんじゃないぞ」
「・・・・」
トーヤ「去年、ウチのボスが選手交代を実力だけで出したと思うか?」
「・・・・」
トーヤ「それも大事だけど、気持ちで負けてる奴は絶対使わないぞ」
南山・桑田「あっ」
トーヤ「藤原さんもよく言ってただろ?最後は気持ちだ。気持ちがつえ〜奴が勝つ!って」
「・・・」
トーヤ「少なくとも去年インハイの成田との準決勝で、ベンチにいたお前等ならわかってると思ってたけど、俺の勘違いだったかぁ??」
いつになく真剣な表情の高階
南山・桑田「あ、ええ〜〜と・・・その」
急に笑い出す高階
「あはは、お前等もなかなかだね。あはははは」
「・・・」
爆笑してしゃべる高階
「ってかさ、そんな落ち込む程実力ね〜んだ。気持ちで負けてどーすんだよ」
きつい事言われて苦笑いの二人
南山「って、おいおい、落ち込んでる二人に向かって実力ね〜〜って」
桑田「それ、キャプテンの台詞じゃね〜すよ」
トーヤ「ふふふ、そんな顔できんじゃん!開き直れって。お前達の出番も必ず来る。それに、悔しかったら練習しろ。哀川さんは誰よりも練習してたぞ」
南山・桑田(そうだ、哀川さんは誰よりも練習が一番多かった・・)
トーヤ「まっ、出番・・・たぶん・・・多分あると思うぞ・・・」
南山「トーヤさん・・・」
桑田「たぶんって・・・」
高階らしからぬ後輩へのアドバイスが行われて夕暮れ時の公園。
いよいよインターハイへの切符をかけた予選が始まる
DEARBOYS NEXT
トーヤ「よっと」
ザシュッ
トーヤ「ふぅぅぅ」
南山「いいんすか?トーヤさん体休めなく」
桑田「明日、試合っすよ」
トーヤ「ん?ああ。なんか練習が少なく感じてさ」
南山「え??」
桑田「それは明日試合だからでしょ」
少しとぼけた顔をするトーヤ
「ははは。そんなんじゃないよ。キャプテンなんて柄にもない事やってると、自分の練習ができているのか不安になる時はあるよ」
南山「トーヤさんが・・不安??」
桑田「に、似合わね〜〜」
トーヤ「あはは。似合わね〜か・・・そんな事ね〜ぞ。去年までのチームは藤原さんがオラオラやってて、困った時は哀川さんが何とかしてくれるっていう、精神的柱が二つもあっただろ」
南山「はい」
トーヤ「瑞穂は一回活動停止になってるしね。下條監督が来て、強豪高校になるといわれてたかもしれないけど、実質出来て1年のチームじゃん。それにほら、俺みたいなテキトーな奴が入ってきて・・・」
桑田「・・・」
トーヤ「まっ、色々あるわけよ」
南山「そうっすね」
トーヤ「しかも、去年のインターハイ王者なんだぜ。主力が5人も抜けたのに・・・そりゃ、俺も自分らしくない事するって」
笑っている高階
桑田「あ、あの・・・」
トーヤ「ん?どうした?」
桑田「お、俺達・・・・」
夕日が眩しい時間帯、し〜んとする公園。
トーヤ「試合は背番号でやるんじゃないぞ」
南山・桑田「・・・」
トーヤ「それに実力だけでやるもんじゃないぞ」
「・・・・」
トーヤ「去年、ウチのボスが選手交代を実力だけで出したと思うか?」
「・・・・」
トーヤ「それも大事だけど、気持ちで負けてる奴は絶対使わないぞ」
南山・桑田「あっ」
トーヤ「藤原さんもよく言ってただろ?最後は気持ちだ。気持ちがつえ〜奴が勝つ!って」
「・・・」
トーヤ「少なくとも去年インハイの成田との準決勝で、ベンチにいたお前等ならわかってると思ってたけど、俺の勘違いだったかぁ??」
いつになく真剣な表情の高階
南山・桑田「あ、ええ〜〜と・・・その」
急に笑い出す高階
「あはは、お前等もなかなかだね。あはははは」
「・・・」
爆笑してしゃべる高階
「ってかさ、そんな落ち込む程実力ね〜んだ。気持ちで負けてどーすんだよ」
きつい事言われて苦笑いの二人
南山「って、おいおい、落ち込んでる二人に向かって実力ね〜〜って」
桑田「それ、キャプテンの台詞じゃね〜すよ」
トーヤ「ふふふ、そんな顔できんじゃん!開き直れって。お前達の出番も必ず来る。それに、悔しかったら練習しろ。哀川さんは誰よりも練習してたぞ」
南山・桑田(そうだ、哀川さんは誰よりも練習が一番多かった・・)
トーヤ「まっ、出番・・・たぶん・・・多分あると思うぞ・・・」
南山「トーヤさん・・・」
桑田「たぶんって・・・」
高階らしからぬ後輩へのアドバイスが行われて夕暮れ時の公園。
いよいよインターハイへの切符をかけた予選が始まる
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