2023年03月21日
イスズギガ CXZ77CT フロントライニング交換
@幅を図る
元の中心からの距離を測っておきます。自分がわかればどこからでもいいです。
Aバックプレートを遊ばせる
上下あるバックプレートのボルトを一本ずつ残してとり、残りの二本もできるだけ緩めます。
14六本で止まってます。
B表のアンカースプリングを外す
図のようにマイナスを入れて外します。
Cリターンスプリングを外す
二本あるリターンスプリングをスプリングツールを使ってとります。スピンドルを支点にテコで矢印の方向にやれば比較的簡単に外せます。
Dライニングを開く
左右のライニングをバックプレートを少し手でよけながらパカッと開きます。
E裏のアンカースプリングをとりライニングを外す
スプリングがシューに干渉して外れやすくなっているのでマイナスを入れると簡単にとれます。
Fエキスパンダーをアジャスターで縮める
アジャスターについてるプレートの向きに注意しましょう。
G洗浄しグリスを塗布
可動部、接触部にブレーキグリスを塗布します。塗りすぎは注意です。
H裏側アンカースプリングをつける
図のように片側のライニングをバックプレートに寄りかからせた状態、もう片方をスプリングが入る位置まで開いた状態にします。(台などにライニングを置くといいです)
立っている方のシューにスプリングをかけ、もう片方のシューには突起部が干渉してスプリングがかけられませんので、先端を穴に入るよう指で押した状態にします。その状態でシューを閉じるとスプリングが張った状態になります。
I表アンカースプリングをつける
マイナスにかけた状態で穴に入れた状態で、マイナスを返して回すと比較的簡単に入ります。
Jリターンスプリングをつける
図のようにスプリングツールをスプリングが張る方向の斜め上に押し込むとかけられます。
スプリングの先端がくぼみからずれて前後に動かしたいときはバールなどを使うと簡単に動かせます。
K幅を調整する
始めに計った距離と違ければアジャスターで調整します。
Lバックプレートをつける
Mライニング表面を整える
汚れなどついていたらペーパーで擦って整えます。
N確認作業
ライニングの付き方、スプリングの付き方に問題がないか確認し、なければ完了です。
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