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2023年07月16日

サイドミラーギア交換 スズキソリオ MA15S

ソリオのサイドミラーのモーターが止まらなくなったので修理していきたいと思います!

調べてみたところミラーASSY交換だと安くても15000円でした。

そして格納モーターユニットの部品は出ないとのことで、ネットであったギアが安かったので分解は少し手間ですが、この方法でやりたいと思います!

因みにギアは金属製の48歯。ワゴンRとかにも使えるそうで、30歯もあるみたいです。


20230713_172621.jpg

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それでは始めましょう!



@ドアミラーを外す

室内から三角パネルをとり、8ミリの三本のネジを取ってカプラを引っこ抜くとミラーが取れます。

Aミラー部を外す

ミラーを程よい力ではがします。

Bミラーカバーを外す

中からたくさんの爪で止まってるので手で、隙間を作ったところにマイナスを挟んでおいて、この穴にマイナスを入れて爪を一個ずつ外してやると取れます。

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裏側はこんなんなってます。(一か所爪ない!?)

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C配線を外す

ミラー内に中についている配線を5か所すべて外します。

格納モーターはミニカプラーで止まってます。

角度調整モーターは配線ケース?(二本ずつ二個)に配線が入っているだけです。
場所は写真を撮っておいた方がいいです。

D格納可動部を外す

下から見てネジ三本で止まってます。

外した配線を格納モーターユニットの穴を通して可動部を外します。

E格納モーターユニットを外す

下からネジ三本、上に一本で止まってます。

F格納モーターを開ける

爪を取り、開けます。

G中の部品を取り出し、ギアを交換

モーターと基盤、ギアを取り出していき、状況を診ます。

僕のはやはりプラギアがわれていました。
なので用意した新しいギアにシリコングリスを塗り、交換します。

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切り欠き、向きに注意します。

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Hギア、モーターと基盤を組む

I逆の手順で元に戻す

ミラー裏のジョイント部にシリコングリスを塗る

注意:ミラーを角度調整のジョイントにはめるのは、一度ジョイントを目いっぱい出した状態で瞬間的に押すとはめやすいです。

J動作確認、完了

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追記:金属ギアの相手ギアはプラスチックギアだったのでこんど壊れたら今度こそごと交換覚悟ですね!笑
posted by damono at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ソリオ

2023年06月22日

あの有名なコーティングをかけてみた

本日は僕が8年以上愛用しているコーティング剤をご紹介したいと思います!

それはこちら



キーパーコーティングのピュアキーパーに使われる「ファイナル1」です☆


キーパーコーティングはガソリンスタンドなどで青い看板やのぼりを見たことがある人は多いのではないでしょうか?

そのキーパーコーティングで一番リーズナブルなポリマーコーティングがピュアキーパーで、それに使われてるコーティング剤がこの「ファイナル1」です。

10年ほど前は事業者しか仕入れられませんでしたが、現在はネット通販など一般に出回っているのでどなたでも購入可能です。

僕は以前キーパープロショップ店員として働いていました。社内資格である「キーパー検定」の1級も取得させてもらい、キーパーコーティングの素晴らしさを知っていきました。

「ファイナル1」は、その中でも一番使い勝手がよく、リーズナブルで品質も高いので、8年たった現在でも自分や知り合いの愛車に使わせてもらっています。



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キーパー公式HP

https://www.keepercoating.jp/lineup/wash/pure/



 目次

・ご紹介

・施工前に用意するもの

・注意事項

・手順

・手順の補足

・見た目などの変化

・効果

・価格について

・まとめ




〇ご紹介



それでは早速ご紹介していきましょう☆

こちらがファイナル1のスプレー缶。成分を見るとポリマーコーティングであることがわかります。

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出してみるとこのように白い液体が出てきます。少し粉っぽいです。

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※基本的に刺激物ではないので皮膚についても石鹸で洗えば大丈夫ですが、気になる方はゴム手袋などした方がいいかと思います。

作業の仕方を簡単にご紹介します。

詳しく知りたい方は公式で公開されているのでこちらをご覧ください。
https://keepergiken.co.jp/docs/manual/manual/pure.pdf



こちらはプロ用ですのでもっとざっくりでいいという方は以下の手順を見てください。

【用意するもの】
ファイナル1、スポンジ(無ければマイクロファイバータオル)、マイクロファイバータオル、(背の高い車は)踏み台、水

〇施工前の注意事項

・このコーティングはクリア層(ツヤのある塗装)に定着するものです。そのため水垢など顕著な塗装面の汚れ、クリア層の劣化、などがあるとコーティングがかかりにくい場合があるので、その場合はキーパー施工店にご相談ください。

・黒い樹脂パーツにファイナル1がついてしまうと白く残ってしまい、拭いても取れないのでご注意ください。樹脂パーツに近いところを塗る場合は、慎重にやるかマスキングをしてください。

20230504_171505.jpg


もし着いてしまった場合は、タイヤワックスを塗る方もいますが、専用のものの方が効果は長いです。

その専用のもの 樹脂フェンダーキーパー

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【手順】

@車を洗車したあと窓だけを拭き、ボディは濡れたままにしておきます。

20230504_1631161.jpg

Aファイナル1をよくふり、軽く絞ったスポンジ(またはマイクロファイバークロス)に吹きかけ、濡れてるボディに隙間なる塗りこんでいきます。ボディは乾いたら濡らしてください。

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B白く残った塗った後をマイクロファイバータオルで吹き上げていきます。

Cこれをルーフ、ボンネット、ドアパネル、とパネルごとに行っていきます。

手順は以上です。

このように塗ってふき取るだけでコーティングがかけられます。

〇補足

・ファイナル1には汚れ落としも含まれています。そのため、このような小傷も消せるかもしれません。ぜひやってみてください。

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・こんな場所もやってみるとピカピカになります!

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・写真のように拭き残しがあってもタオル(乾いてても濡れてても〇)で拭き取ればすぐとれます。

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・ガラス、メッキ部、ライトレンズには塗っても定着しません。ついてしまっても拭けば大丈夫です。

〇見た目など

・光沢感

劇的ではないですが、変化が明らかに分かるくらいは出ます。

すみません…写真を何枚も撮ってみたのですが、違いがわかるものを用意できなかったので割愛させていただきます_(._.)_

・撥水

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結構撥水します。気持ちいいです。

・感触

もともとはキュッキュッが多いですが、サラサラになります。

〇効果

メーカー公式だと三ヶ月持続するそうです。

実際僕の感覚だと、屋根なし駐車場だと強力に撥水するのは1ヶ月程度かなと思います。
もちろん、洗車状況、保管状況などによって変わってくると思います。

塗装面の保護膜としては正直見た目ではわからないのですが、三ヶ月程度もつのでしょう。

そして、このコーティングの良いところは繰り返し施工することで、ボディの保護効果が強化されていくところです。

例えば、月に一度しか洗車しない方でも洗車ついでにこのコーティングをしていれば被膜がどんどん上塗りされていき、分厚くなっていきます。

〇価格について

令和5年6月22日現在、ネット販売で「ファイナル1」は最安値5000円弱で購入できます。

一缶で施工できる台数は車の大きさや使用量によってかなり変わってきますが、少なく見積もっても10台分はできます。

そうすると一台にかかる金額は500円以下となり、キーパー施工店で頼むとすると6000〜11000円程度なのでその差がわかると思います。

もちろん、自分でやる時間がない、面倒くさいなどの理由がある方はお店で頼むのもありだと思います。

〇まとめ

以下に要点をまとめました。



メリット

・光沢、撥水、塗装保護など品質の高いコーティングが簡単に施工できる

・洗車ついでなど繰り返し施工するとコーティングが強化される

・小傷が消えるかもしれない

・自分でやると価格が500円以下に抑えられる

デメリット

・商品代がかかる

・自分でやるのが面倒くさい




以上でオススメのコーティング剤「ファイナル1」のご紹介でした!
長々な文をご覧いただきありがとうございました☆

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ピカピカきらきら

20230504_180234.jpg










追記:使用後のタオルの洗濯について

タオルにどれだけファイナル1が残っているかにもよりますが、洗剤を入れて洗濯機で洗えばほとんどきれいになります。きっちり洗いたい方は回す前に予備洗いするといいです。

僕は作業着と一緒に洗ったりしていますが、通常の衣類とは一緒に洗わない方がいいと思います。



_(._.)_
posted by damono at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | CBC

2023年06月21日

エバポレーター交換 トヨタダイナ TC-TRY230





エアコンガスがすぐ漏れるとのことで入庫。
蛍光オイルとエアコンガスをある程度入れ、エアコンをしばらくつけておきます。

エアコンラインを点検するもオイルが漏れてる箇所は見当たらないので、これは目視できない配管部分かエバポレーター周りかもう少し時間をおかないと滲んでこないかだなぁと思っていました。

しかしパッと見きれいだったエアコンドレンから出てる水をよく見てみると…
黄色い油が浮いている!

エバポレーター周り確定ですね。
エバポケースの中のどこかで漏れ、そのオイルと結露で出た水が混ざってオイル水が出ていると言うことです。

結論からいうとエバポレーター本体から漏れていました。
なのでエバポレーターと、年数もたっていたのでにエキスパンションバルブ、それらの取り外しで外す繋ぎ目のOリングの交換作業をご紹介していきたいと思います。


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@エアコンガスを回収する

Aグローブボックス下のパネルを外す

Bデッキ下のパネルを外す

Cウォッシャータンクを外す

ホースはクランプしておきます。

Dグローブボックスを外す

五点でとまっています。
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Eヒューズボックスをグローブボックス側(上にずらす)

エアバックの配線と三本のネジをとり、上に持ち上げるとフリーになります。
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Fヒーターレジスタ、エバポレーター温度センサーのカプラーを外す

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Gエバポレーターケース上についてるリレーのステー、カプラーを外す

リレーのステーはエバポケースに1本ねじ止めされてます。
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Hボンネットとの境目のコネクションパイプを外す

ロックプレートとフランジに1本ずつ止まってるねじを外し、引っ張ると抜けます。
抜けない場合は室内のエバポケースのネジを外してからやると抜きやすいです。

外した後のパイプ
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ボンネット側から
20230616_141507.jpg
エバポ側
20230616_140155.jpg

Iエバポレーターケースをネジを外して取り出す

ケースに向かって上に一つ、右に二つ、下に二つ、左に二つ。
計7本止まっています。
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Jエバポケースを分解する

エバポレーター温度センサーを抜いてから、ケースのビスと留め具三つずつを取ると二つに分かれエバポレーターが取り出せます。

取り外したエバポレーター
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ここから目視でわかるくらいオイルが漏れていました。
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ケース内もオイルで汚れていたので掃除します。
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K新しいエバポレーター、エキスパンションバルブ、Oリングに変えてケースを組む

温度センサーもつけ忘れずに。
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LコネクションパイプのOリングを交換する

ボンネットと室内の境目のところです。

M車内にエバポケースを取り付け、元に戻す

逆の手順です。

N真空引き、エアコンオイル、エアコンガスを入れる

Oエアコンの効き、エアコンガス(オイル)漏れを確認

以上なければ作業完了です。



posted by damono at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | エアコン

2023年06月12日

ハイドロリックブースター交換 三菱ふそうキャンター PA-FE83





ブレーキを踏むたびにブレーキオイルが足元にぽたぽた垂れて床がビシャビシャだったのでハイドロリックブースターを交換していきたいと思います!

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増圧シリンダーの方は固定ボルトが裏から止まっており、そのボルトの一部がプレートで隠れているため、ユニットごと取り出すしかありません(泣)

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なので足元をかなり分解するしかありませんが、ここを外した方が効率がいいなどもっと良い方法があれば教えていただけると幸いです。

また、このハイドロリックブースターはリコールが出ているのでよかったらご確認ください。
https://www.mitsubishi-fuso.com/oa/jp/news/recall/040721/1168.html
https://www.mitsubishi-fuso.com/oa/jp/news/recall/060118/1603.html



それでは始めていきます。






@バッテリーのマイナス端子を外す

常時電源むき出しの場所を作業するので外しておきます。

Aサブタンク内のブレーキオイルをできる限り吸っておく

室内をできる限りに汚さないためです。



これから本体を外すために必要な周辺部品を外していきますがそこについているカプラーなどもいっしょに外していきます。

Bシフトノブ外してその周りのパネル外す

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Cハンドル右下パネルを外す

アイドル調整ダイヤルなどがついてます。

Dメーター回りパネル外す

上二つ、下二つネジでとまってます。

Eメーター外す

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Fステアリングシャフトカバー外す

外すとキーシリンダーのむき出しの常時電源がありますので、ショートしないよう気を付けてください。
下側をも外します。

Gエアバックの配線(ステアリング下側)、カプラーを外す

ステアリングを下げた時に配線が突っ張ってしまうので、この赤線の配線をフリーにしてください。

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Hステアリングシャフトステーのボルト六本を外す

左右対称に上中下あり、画像は右上と右下です。
今後の作業スペースを確保するためにステアリングを下げます。

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Iブラケットを外す

工具を入れるとき当たるので取っておきます

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JアクセルペダルASSYを外す

画像のボルト三本です。

20230530_164537.jpg

Kパワステ油圧シリンダーのパイプ三本外す

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メーター窓からのぞいたところにあります。

細いところはクローフットレンチを使い
太いところは写真のようにモンキーで外しました。

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Lパワステ油圧シリンダー右側についてるカプラー二つ、油圧スイッチを外す

油圧スイッチはゴムカバーをずらすとナットでついてます。

カプラーがついているリレーもネジ二本で外しておいた方がいいです。

20230530_162055.jpg

Mハイドロリックブースター、増圧シリンダーから左に伸びる配管、ブレーキオイルホースを外す
モーターについてる端子を外す(青〇)


20230531_091655.jpg

ブレーキオイルが出てくるので注意!

Nブレーキペダルについてるブレーキランプのカプラを外す

とても狭いです。

20230530_144154.jpg

Oブレーキユニットのステー固定ネジ外す

 ・メーターからのぞいたとこのボディについてるナット二つ
 ・床からボンネット出てるナット二つ
 ・ブースター固定ネジから伸びているステーの車体側のナット一つ

20230530_1620551.jpg20230530_173420.jpg


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Pブレーキユニットを知恵の輪で取り出す(推奨二人)

ステアリングシャフトのステーが当たったりしますのでうまく避けてください。

取り出したブレーキユニット

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こいつが諸悪の根源です(笑)
なぜ少しだけボルトに被っているのか…

20230531_130546.jpg

QハイドロリックブースターからブレーキペダルASSYを外す

固定ナット四本(四方)と、プッシュロッドとペダルを連結しているピンを外します。

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Rブースターと増圧シリンダーを繋いでるパイプを外す

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Sパワステ油圧シリンダーからブースター、増圧シリンダーを外して交換

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それぞれ四方に四本ずつのボルトで止まってます。
外したところ、特にパッキンなどは挟まっていません。

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スプリングのゴム当ては無くさないように。

㉑鉄板、ステーのネジ部を削る

次外す時に全バラしなくて済むように削っておきます。(ディーラーでもやってるそうです)

㉒ブレーキユニットを組み上げる

㉓ブレーキユニットを足元に戻す(二人作業推奨)

㉔逆の手順で元に戻す

㉕ブレーキオイルエアー抜き

四輪ともブレーキペダルを踏むとモーターが作動するのでそれで圧送してエア抜きした方がいいです。

㉖クラッチオイルエアー抜き

㉗試運転して漏れなし、動作を確認



●因みに、、、

ユニットを取り出した時横にすると(するしかないと思いますが(汗))
油圧スイッチを外したパワステ油圧シリンダーからバルブとスプリングとフィルターが出てきます。

その入ってる順番はこうなのですが

パワステ油圧バルブ2.jpg


こう入れてしまうと(誰もしないでしょうが(笑))

パワステ油圧バルブ1.jpg


ブレーキ警告灯とブザーが鳴ります。

そしてブレーキペダルを踏んだ時、エンジンをかけてる状態でもモーターが作動してしまいます。

正常は   エンジン回転時:作動しない
      エンジン停止時:作動する    です

これはエンジン作動時はパワステの油圧でアシストし、停止時はモーターでアシストするためです。

パワステのプレッシャースイッチから電源がモーターにつながってるので油圧がかかるかどうかによってモーターを作動させるかどうかを決めているのでしょう。

そこで上記の間違った順番で入れてしまうとパワステの油圧がかかっても(エンジン回転しても)スイッチが通電のままで、ペダルを踏んだらモーターが作動してしまうのでしょう。

ぜひ入れる順番がわからなくなった時の参考にしてもらえればと思います。



2023年05月22日

キャブサスのエアーチューブフィッティングエルボー&キャブショック交換 三菱ふそうスーパーグレート BDG-FS55

今回はキャブサスのエルボーからのエアー漏れとキャブショックからのオイル漏れがあったので交換していきたいと思います!

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まず、ボンネットを開け、作業をしやすいようにキャビンを少しだけ上げます。

キャブが傾き始める前の浮き上がる段階で止めます。

そしてブザー音がうるさいのでスイッチにウエスを挟んでおきます。(自己責任)

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手前のキャブショックから外していきます。

この段階で外してもキャビンは落ちてこないのでご安心ください。

上下ナットがついてます。

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次にエアーチューブを抜きエルボーを外していきます。

これらを外しエアーが抜けるとキャブが下がってきますので手を挟まないようにご注意ください!

チューブを外す時はこちらの専用工具を使うと非常にやりやすいです。
エルボーを傷めずにいいですよ。

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今回エアーチューブは先端を少しカットしますが、少し伸ばせばエルボーに届くのでそのためにチューブカバーをいったん外して伸ばします。

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そして、部品を新しいものに交換、チューブを接続。

あとは元に戻し、ショック、ブッシュも新しいものに交換。

キャビンを下げ、エアーを入れて漏れがないことを確認し、完了です。

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因みに今回はキャブサスは交換しませんでしたがこのように上下にネジで止まってます。

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バンプラバーもほぼ無くなっていたので交換しました。

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2023年05月12日

エアー漏れのため、チャンバー交換 トレーラー 東急

チャンバーよりエアー漏れしているので交換します!

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@エアーを空にする

Aホースを外す

ピギーバック側は付け根、サービス側は先についてるリレーバルブ側にナットがついてるのでそこを外します。

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Bクレビスとスラックアジャスターからピンを抜く

ピンから割りピンを取り、ハンマーで叩いてピンを抜きます。

この時、ついでにクレビスのプッシュロッドへの入り具合を目安としてみておきます。

20230413_140203.jpg

Cチャンバーの固定ボルトを取る

インパクトで二本のボルトをとりますが、少しチャンバーがスプリングの力で飛ぶので人がいないよう注意し、チャンバーや床を傷つけないようクッションになるものを置いておいた方がいいかと思います。

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少し横着な方法ですが、この方法だとキツく外れにくいスプリングを外さないで作業できます。

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D新しいチャンバーを固定する

新しいクレビスを外したものと同じくらいの位置にプッシュロッドにつけます。最後にブレーキ調整するので大体でいいです。

スプリングの力があるので体を使ってネジ穴に押し入れて二つのナットを少し締めたらインパクトで左右交互に徐々に仮締めします。

トルクは180〜210Nmみたいなのでそれで本締めします。

20230413_140300.jpg20230413_161528.jpg


Eピンを入れる

スラックアジャスターとクレビスの穴を合わせ、ピンを入れて割りピンを入れます。

Fエアーホースをつける

ピギーバック側とサービス側のホースをつけます。

曲がってつけてナメやすいので気を付けてください!

Gエアー漏れなし確認

エアーを入れ、漏れがないか確認します。

Hブレーキ調整

アジャスターボルトでブレーキ調整します。

Iブレーキ作動確認

駐車ブレーキ・マキシブレーキなどでタイヤがロックするか確認し、問題なければ完了です。

2023年04月28日

燃料パイプシール交換 6M60 2KG-FK65 三菱ふそうファイター 

燃料パイプシールホールにオイルが溜まっていたので、シールからのオイル漏れと判断し、交換していきたいと思います。

作業はタペットカバーを外した状態から紹介します。

20230331_105401.jpg




タペットカバーを外す作業紹介はこちら
https://fanblogs.jp/damono/archive/8/0?1681851659



@タイヤハウスカバーを外す

外した方がやりやすいです。

AEGRアクチュエーター回りを外す

20230331_105533.jpg

・冷却水ホース
ホースを二本外し、それらが止まっているステーも外します。
冷却水はちょろちょろ程度しか出てこないです。

・カプラー
4つ外します。

・冷凍機コンプレッサーホースのブラケット

・インタークーラーホース
アクチュエーターから外します。

BEGRアクチュエーターを外す

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20230331_111531.jpg20230331_111538.jpg


6本の12角ボルトでとまってるのではずします。

CEGRパイプのブラケットを外す

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D燃料パイプのステーを外す

E燃料パイプを外す

パイプのナットを外します。外す時はクローフットレンチを使うといいです。

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近くに隣り合ってるので3番は2番を、6番は5番を外してからじゃないと外しにくいです。

Fパイプシールをとる

そんなにきつく入ってないので、マイナスでこじると簡単にとれます。パイプホールを傷つけないようにあまり力を入れずにやった方がいいです。

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G新しいパイプシールを入れる

シールを外した後のパイプホール
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パイプホールを掃除し、新しいパイプシールには内周のみシリコングリスを塗ることをおすすめします。
パイプシールは指で押して入っていくくらいなので、外周にグリスを塗ってしまうと燃料パイプと干渉してニョキッと抜けてきてしまうことがあります。

車両によってなのかわかりませんが、私がやった車両はパイプホールに対して燃料パイプが少し斜め向きになってた場所がありました。そこはパイプのナットをしめるとシールが抜けてきてしまいました。
抜けてくるともちろんそこからオイル漏れします。

因みにシールされる構造は、写真のようにシール内周の出っ張りの部分とパイプナット外周の凸面が当たってシールされるようです。そんなに強く密封されているわけではないですね。

20230404_084602.jpg20230401_133556.jpg


H燃料パイプをつける

20230331_170550.jpg

パイプについたオイルを掃除し、ナットを締めて取り付けていきます。この時、パイプが曲がってつかないようにインジェクター側とコモンレール側のナットを交互に徐々に締め付けていった方がいいかと思います。

接続に失敗してエンジン内に燃料が漏れてしまうとエンジンは壊れます。

I部品を元に戻していく

外した順番とは逆に部品を取り付けていきます。

Jタペットカバーを元に戻す

タペットカバー交換作業はこちら
https://fanblogs.jp/damono/archive/8/0?1681851659

Kオイル交換をする

基本的にはやります。

L冷却水が減っていたら補充する

M確認作業

エンジンをかけて暖気し、試運転をして漏れがないか確認を行い、異常がなければ完了です。

2023年04月21日

いすゞエルフ SKG-NPR85 フロントリーフスプリング交換

フロントのリーフスプリングがパックリ割れちゃってるので交換したいと思います。

20230405_084342.jpg




@フレームにうまをかけ、アクスルシャフトにジャッキをあてる

Aエアクリボックスを外す

エアクリボックスを外せばシャックルボルトにインパクトをあてられます。
ネジとホースバンド、カプラーを外していきます。

BUボルトのナットを外す

Cシャックルボルトを外す

ボルトは棒をあてて叩いて取ります。
リア側のボルトは上側のみ外せば大丈夫です。

20230405_104644.jpg


Dリーフスプリングを取り出す

シャックルはバールなどを使って抜いて、向きを変えながら取り出します。

20230405_105319.jpg

E必要部品を取り出す

リア側のシャックルとリーフ間のプラシートは使いまわしなので忘れずに取り出します。

外した部品たち
20230405_105948.jpg


F新しいリーフスプリングを組み立てる

順番と向きに気を付け、プラシートも忘れずに挟んで組み上げます。特に三番リーフ両端についているプラシートは忘れがち!

20230405_112430.jpg

ホールドバンドを叩いてしっかりリーフを挟みます。
軽くセンターボルトを締め付けておきます。

組みあがったリーフ
20230405_114406.jpg

Gアクスルにリーフスプリングをセッティングする

組み上げたリーフを向きを工夫してアクスルの窪みにセンターボルトの頭が入るよう乗せます。

Hシャックルボルトを締める

シャックルの位置を合わせてアクスルシャフトをシャックルボルトの穴に合うまでジャッキアップします。
ジャッキアップしないと次のセンタボルトを本締めする際にボルト頭が浮いて穴から抜けてしまいます。

そのあとシャックルボルトを入れて締め付けます。

Iセンターボルトのナットを本締めして、出た部分を切断する

本締めするとき片側のUボルトを入れておくとリーフがずれにくいです。

20230405_132136.jpg

切断はナットからほんの少し出てればいいのでそこの位置をベビーサンダーで切るが早いです。
※切断の際はケガに十分気を付けてください。

JUボルトを締める

Uボルトあてをのせ、Uボルトのナットを三回程度に分けてバランスよく徐々に締め付けていきます。

Kエアクリボックスを元に戻す




最終確認をし、問題なければ完了です。

posted by damono at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 足廻り

2023年04月14日

いすゞフォワード 6HK1 エンジン吹けない 故障診断

よく見られている記事
https://fanblogs.jp/damono/archive/19/0?1687448764





今回はエンジン回転が上がらなくなり、チェックランプが点灯したとのことで入庫。

エラーは現地で消してきたらしく、表示されたエラーコードは

P0089 コモンレール圧力異常

故障診断していきたいと思います。




セルを回すとエンジンはスムーズにかかり、アイドリングも安定しているように思えます。

吹かしても聞いていた症状は出ず、スムーズに吹け上がります。

次に診断機を使っていきたいと思います。


アイドリング時

20230405_173647.jpg

実コモンレール圧力が目標コモンレール圧力に対して高いです。

SCVデューティーは基準値30〜40%に対して正常。

SCV F/Bは基準値1000mA前後に対して高いです。

アクセルオン時

20230405_173739.jpg

コモンレール圧力はすぐに目標値に追従し、同じ圧力になりました。

SCVデューティーとSCV F/Bは振れ幅がひどくなりました。

アイドリング時は目標コモンレール圧力値にする為にSCV F/Bを上げて実コモンレール圧力を下げようとしているのか。

アクセルオン時はSCV系信号が不安定になる・・・

燃料噴射の補正値は大きいところはなかったのでインジェクターではない?

プレッシャーリミッター、SCV、サプライポンプの可能性を考えるけどまず、故障頻度が高く、調べたら思ってたより安かったSCVを交換することにしました。燃料フィルターは車検で交換したばかりとのことです。



周りにパイプがありますが、このまま外せそうです。

20230405_173900.jpg

しっかり包装されています。

20230406_152731.jpg

ロングのHEXレンチを使い比較的容易に交換できました。



そして再度診断機を覗いてみると・・・

アイドリング時

20230406_161953.jpg

アクセルオン時

20230406_162532.jpg

なんと、アイドリング時のコモンレール圧力の実数値と目標値が一致し、SCV系信号の上下が少し大きくなった気はしますが、F/Bの電流値が基準値内に変化。
アクセルオン時はSCV系信号の振れ幅が改善。アイドリング時から変化がなくなりました。

その後、しばらくアイドリングや空ぶかしで様子をみるもおかしな症状は出ず、試運転しても異常はなかったので、これでお客様にお返しすることになりました。



今回はSCV(サクションコントロールバルブ)の交換で一発で改善したのでよかったですが、もっと複雑な難しい故障も対応できるようになるためにもっと経験を積んで学びたいと思うdamonoでした。



よく見られている記事
https://fanblogs.jp/damono/archive/19/0?1687448764

posted by damono at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 故障診断

2023年04月07日

三菱ふそうファイター 2KG-FK65 6M60エンジン オイル漏れ修理

よく見られている記事
https://fanblogs.jp/damono/archive/19/0?1687448764

先日、タペットカバーパッキン交換をした三菱ふそうのファイターさん。オイル漏れが治ってないとのことで戻ってきてしまいました。


先日の記事
【三菱ふそうファイター 2KG-FK65 6M60エンジン オイル漏れ タペットカバーパッキン交換】
https://fanblogs.jp/damono/archive/8/0?1681851659

エンジンを見てみると・・・

20230324_133420.jpg20230324_133513.jpg


20230324_133454.jpg

ビショビショですね・・・

くぼみにタプンタプンに溜まっています。

パッキンにごみでも噛んでしまったのでしょうか?

きちんとつけたつもりでしたが、それでもここまで漏れるのは何か大きな原因があるということですね。

エンジンの左後方から一番漏れ出しているようです。

オイルを補充すると6L入りました。ほぼ半分減っています。これほどだとエンジンが焼き付く恐れがあり非常に危険です。



ひとまず、エンジン周りをきれいに洗浄してエンジンをかけてみます。

エンジンが暖まり、アクセルをふかしていると・・・







オイルフィラーキャップの下が濡れている?

一度ふき取って再度様子を見ていると



!!



キャップからオイルがツーっと

やっぱりキャップから漏れてます。

そしてエンジンをとめ、キャップを外してみると

プシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(二秒くらい)

キャップの裏側のパッキンはやぶれたりしていませんでした。

これは、エンジン内圧が異常に高くなっていますね。

それによってオイル漏れが起きていたと考えられます。

そして内圧が抜けない原因は



PCVシステムの詰まり



がよくある原因で上がりますので、まずはそこを診ていきたいと思います。

まず、ブローバイホースは前回タペットカバーパッキン交換時に外して中を覗きましたがそれほど汚れていませんでした。

次にブローバイフィルターとケースを見てみます。

20230327_120235.jpg

ケース内はそんなにひどい汚れはないなぁと思い蓋の裏を見てみると







バルブが動かない!

しかも少し飛び出てる!?

このバルブはフィルターが詰まり気味になったときにフィルターを通さずに圧力を逃がすバルブだと思うのですが。

両手親指で強く押すとパキッとなってピコピコ動くようになりました。

・・・これですね

これです。原因は

ブローバイフィルターとフィルターケースのキャップを交換し、試運転してしばらく様子をみると漏れは確認されませんでした。



結論

ブローバイフィルターの詰まりとフィルターケース内にあるバイパスバルブの故障により、ブローバイガスがインテークに抜けなくなってエンジン内圧が上昇。その為、密封性の弱いタペットカバーパッキンやオイルフィラーキャップからオイルが漏れたと思われます。

20230403_155118.jpg20230403_155153.jpg


先日の記事
【三菱ふそうファイター 2KG-FK65 6M60エンジン オイル漏れ タペットカバーパッキン交換】
https://fanblogs.jp/damono/archive/8/0?1681851659

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ガソリンスタンドに勤めて自動車整備士3級を取得。現在は2級の整備主任者として、まちの整備工場に勤務しています。 検査員の取得を目指しており、日々知識技能の向上にむけて奮闘中です。
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