2023年04月28日
燃料パイプシール交換 6M60 2KG-FK65 三菱ふそうファイター
タペットカバーを外す作業紹介はこちら
https://fanblogs.jp/damono/archive/8/0?1681851659
@タイヤハウスカバーを外す
外した方がやりやすいです。
AEGRアクチュエーター回りを外す
・冷却水ホース
ホースを二本外し、それらが止まっているステーも外します。
冷却水はちょろちょろ程度しか出てこないです。
・カプラー
4つ外します。
・冷凍機コンプレッサーホースのブラケット
・インタークーラーホース
アクチュエーターから外します。
BEGRアクチュエーターを外す
6本の12角ボルトでとまってるのではずします。
CEGRパイプのブラケットを外す
D燃料パイプのステーを外す
E燃料パイプを外す
パイプのナットを外します。外す時はクローフットレンチを使うといいです。
近くに隣り合ってるので3番は2番を、6番は5番を外してからじゃないと外しにくいです。
Fパイプシールをとる
そんなにきつく入ってないので、マイナスでこじると簡単にとれます。パイプホールを傷つけないようにあまり力を入れずにやった方がいいです。
G新しいパイプシールを入れる
シールを外した後のパイプホール
パイプホールを掃除し、新しいパイプシールには内周のみシリコングリスを塗ることをおすすめします。
パイプシールは指で押して入っていくくらいなので、外周にグリスを塗ってしまうと燃料パイプと干渉してニョキッと抜けてきてしまうことがあります。
車両によってなのかわかりませんが、私がやった車両はパイプホールに対して燃料パイプが少し斜め向きになってた場所がありました。そこはパイプのナットをしめるとシールが抜けてきてしまいました。
抜けてくるともちろんそこからオイル漏れします。
因みにシールされる構造は、写真のようにシール内周の出っ張りの部分とパイプナット外周の凸面が当たってシールされるようです。そんなに強く密封されているわけではないですね。
H燃料パイプをつける
パイプについたオイルを掃除し、ナットを締めて取り付けていきます。この時、パイプが曲がってつかないようにインジェクター側とコモンレール側のナットを交互に徐々に締め付けていった方がいいかと思います。
接続に失敗してエンジン内に燃料が漏れてしまうとエンジンは壊れます。
I部品を元に戻していく
外した順番とは逆に部品を取り付けていきます。
Jタペットカバーを元に戻す
タペットカバー交換作業はこちら
https://fanblogs.jp/damono/archive/8/0?1681851659
Kオイル交換をする
基本的にはやります。
L冷却水が減っていたら補充する
M確認作業
エンジンをかけて暖気し、試運転をして漏れがないか確認を行い、異常がなければ完了です。
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