2015年03月01日
距離が近いから仲がいいとは限らない
こんにちはムラノです。
あなたは次のような話をよく聞くと思います。
「距離が近いほど、相手があなたを信頼している」
「距離を近づけるほど、相手との信頼の距離を縮めることができる」
このように、距離で相手との信頼度を計測したり、調節することができると言われています。
しかし、単純に近い遠いだけで判断してしまうと、勘違いする恐れがあります。
今回は、勘違いしないようにする、距離を使った信頼度の計測を説明します。
向かい合う場合の距離
向かい合って距離が狭くても、相手が頭を逸らしているようであれば、あなたを拒んでいます。
逆に、相手がうなずくように顔を傾けてくるのであれば、あなたを受け入れています。
このように、信頼していなかったり、やましいことがある場合は、頭を逸らす「防御態勢」になってしまうのです。
やましいことがあれば、ばれないように防御や逃避行動を行います。
普通であれば、やましいことがないのに疑われると、相手に反論しようと「攻撃態勢」になるはずなのです。
距離が近くても、相手の姿勢や行動を見てみましょう。
相手が無理にあなたに近づいているのであれば、何らかの防御態勢を取っているはずです。
よくある話ですが、信頼度が低いと、向き合っている相手との間に何か物を置くことで、壁を作っているとも言われています。
何も置いていない状態で話していても、相手は無意識のうちに周りに合った物を正面に置いて壁を作ってしまうのです。
あなたが相手と仲良くなろうとして、無理に近づいても、相手があなたのことをまだ信頼していないのであれば、足の組み替えを頻繁に行ったりしているかもしれません。
居心地が悪く感じるため、足を何度も組み替えてしまうのです。
その時は、いったん距離を取った方が良いでしょう。
しかし、姿勢だけでなく、相手の位置や向きも重要になります。
死角から近づいてくる
相手が仲のいいように距離を縮めてきても、正面から近づいてこないのであれば、やましいことがあるか信頼度が低いのです。
信頼できる相手とは目を合わせても苦になりませんが、信頼度が低い相手に近づくときは、なるべく目を合わせないように、もしくは視界に入らないように距離を縮めてきます。
いくら距離が近くても、相手の向きや位置を意識してみましょう。
距離だけを見ていると、信頼度が高いと勘違いしてしまいます。
とても近い距離にいても、こちらに背中を向けているのであれば、信頼度が高いとは限りません。
逆に、相手に不快感を与えないように近づくのであれば、この方法は有効です。
席に座るときに、仲良くなりたい人の正面に座るよりも、横隣りに座る方が、距離を縮めることができます。
仲がそれほどよくないのに、正面に座ってしまうと、余計に不快にさせてしまいます。
もし正面に座って相手が、頭を逸らすようであれば、横隣りに座る方が良いかもしれません。
横隣りであれば、互いに目が合う心配もなく、不快感も与えません。
また、距離とは関係ありませんが、相手の立っている場所からも相手の気持ちを読み取ることができます。
部屋の出口付近にいる場合は、相手は今の状況に息詰まりを感じているため、外に近い出口にいるのです。
また、出口でなくても、壁にもたれている場合は、現在の状況から逃げ出したいと思っており、なるべく中心から遠ざかろうとしています。
会社や学校でも、窓際や一番後ろの席を好む人は、職場や教室になじめていないのかもしれません。
ゼロ距離の心理
距離で信頼度を測れると言いますが、一番距離が縮まるとどうなると思いますか?
当然ながら接触します。
体が触れ合うボディタッチになります。
つまり、ボディタッチをしているときは、距離がゼロになるので、最も信頼度が高い状況になるのです。
これは、相手の向きや立ち位置に関係なく、信頼度が高ければ発生します。
ですから、ボディタッチが一番、相手の信頼度を確かめることができるのです。
相手が、正面からタッチしてこようと、背後からタッチしてこようと、信頼度は高いのです。
どの位置からボディタッチしても、体が触れ合うのには変わりがないため、やましい人間は相手に触れることは極力避けようとします。
相手からボディタッチしてくる場合は、あなたと仲良くなりたいと思っているのです。
逆にあなたが相手にボディタッチすることも、あなたが相手に仲良くなりたいというメッセージ送っていることになります。
ポイント
「相手との距離だけで、信頼度を計測してはいけない」
近づいてくる人間すべてを信頼しないようにしましょう。
どのように近づいてくるか、距離が近くてもどこにいるかまで、意識しましょう。
他のサイトも気になる方はクリック!
↓
心理学 ブログランキングへ
あなたは次のような話をよく聞くと思います。
「距離が近いほど、相手があなたを信頼している」
「距離を近づけるほど、相手との信頼の距離を縮めることができる」
このように、距離で相手との信頼度を計測したり、調節することができると言われています。
しかし、単純に近い遠いだけで判断してしまうと、勘違いする恐れがあります。
今回は、勘違いしないようにする、距離を使った信頼度の計測を説明します。
向かい合う場合の距離
向かい合って距離が狭くても、相手が頭を逸らしているようであれば、あなたを拒んでいます。
逆に、相手がうなずくように顔を傾けてくるのであれば、あなたを受け入れています。
このように、信頼していなかったり、やましいことがある場合は、頭を逸らす「防御態勢」になってしまうのです。
やましいことがあれば、ばれないように防御や逃避行動を行います。
普通であれば、やましいことがないのに疑われると、相手に反論しようと「攻撃態勢」になるはずなのです。
距離が近くても、相手の姿勢や行動を見てみましょう。
相手が無理にあなたに近づいているのであれば、何らかの防御態勢を取っているはずです。
よくある話ですが、信頼度が低いと、向き合っている相手との間に何か物を置くことで、壁を作っているとも言われています。
何も置いていない状態で話していても、相手は無意識のうちに周りに合った物を正面に置いて壁を作ってしまうのです。
あなたが相手と仲良くなろうとして、無理に近づいても、相手があなたのことをまだ信頼していないのであれば、足の組み替えを頻繁に行ったりしているかもしれません。
居心地が悪く感じるため、足を何度も組み替えてしまうのです。
その時は、いったん距離を取った方が良いでしょう。
しかし、姿勢だけでなく、相手の位置や向きも重要になります。
死角から近づいてくる
相手が仲のいいように距離を縮めてきても、正面から近づいてこないのであれば、やましいことがあるか信頼度が低いのです。
信頼できる相手とは目を合わせても苦になりませんが、信頼度が低い相手に近づくときは、なるべく目を合わせないように、もしくは視界に入らないように距離を縮めてきます。
いくら距離が近くても、相手の向きや位置を意識してみましょう。
距離だけを見ていると、信頼度が高いと勘違いしてしまいます。
とても近い距離にいても、こちらに背中を向けているのであれば、信頼度が高いとは限りません。
逆に、相手に不快感を与えないように近づくのであれば、この方法は有効です。
席に座るときに、仲良くなりたい人の正面に座るよりも、横隣りに座る方が、距離を縮めることができます。
仲がそれほどよくないのに、正面に座ってしまうと、余計に不快にさせてしまいます。
もし正面に座って相手が、頭を逸らすようであれば、横隣りに座る方が良いかもしれません。
横隣りであれば、互いに目が合う心配もなく、不快感も与えません。
また、距離とは関係ありませんが、相手の立っている場所からも相手の気持ちを読み取ることができます。
部屋の出口付近にいる場合は、相手は今の状況に息詰まりを感じているため、外に近い出口にいるのです。
また、出口でなくても、壁にもたれている場合は、現在の状況から逃げ出したいと思っており、なるべく中心から遠ざかろうとしています。
会社や学校でも、窓際や一番後ろの席を好む人は、職場や教室になじめていないのかもしれません。
ゼロ距離の心理
距離で信頼度を測れると言いますが、一番距離が縮まるとどうなると思いますか?
当然ながら接触します。
体が触れ合うボディタッチになります。
つまり、ボディタッチをしているときは、距離がゼロになるので、最も信頼度が高い状況になるのです。
これは、相手の向きや立ち位置に関係なく、信頼度が高ければ発生します。
ですから、ボディタッチが一番、相手の信頼度を確かめることができるのです。
相手が、正面からタッチしてこようと、背後からタッチしてこようと、信頼度は高いのです。
どの位置からボディタッチしても、体が触れ合うのには変わりがないため、やましい人間は相手に触れることは極力避けようとします。
相手からボディタッチしてくる場合は、あなたと仲良くなりたいと思っているのです。
逆にあなたが相手にボディタッチすることも、あなたが相手に仲良くなりたいというメッセージ送っていることになります。
ポイント
「相手との距離だけで、信頼度を計測してはいけない」
近づいてくる人間すべてを信頼しないようにしましょう。
どのように近づいてくるか、距離が近くてもどこにいるかまで、意識しましょう。
他のサイトも気になる方はクリック!
↓
心理学 ブログランキングへ
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3354588
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック