2015年01月10日
嘘だとしても認められない?
こんばんわ、30代からの心理学です。
今日紹介するのは、一度信じたことはなかなか嘘だと認められない、という事を以前の記事で説明した「バランス理論」を使って説明します。
たまに、超能力者は存在します、宇宙人は存在します、と言う人がいます。
しかもその人は冗談ではなく本当にそう信じているのです。
なぜこの人はそんなことを信じているのでしょうか?
なぜ信じ込まされているのでしょうか?
仮に、科学的に超能力や魔法、幽霊が実在しないと証明されても、信じ続けるでしょう。
人はありえないことを言われると信用しやすくなります。
あなたは、今まで超能力を使える人に出会ったことはありますか?
ほとんど会ったことがない方が多いと思います。
仮にもし偽物でも、私は超能力者だと言う人に出会ってしまうと、実は信用してしまう可能性が高いのです。
なぜなら、耐性がないからです。
人は耐性がない嘘は信用してしまいやすいのです。
なぜなら、耐性の無い嘘はそれを嘘と見破る方法を知らないからです。
初対面で偽物の超能力者や偽物の宇宙人に出会ってしまうと、嘘だと見破れません。
これが、ありえないウソを信用してしまう理由です。
仮に初めて会った超能力者が偽物でも、それを超能力者だと信じてしまうと、超能力者は存在すると信じてしまいます。
周りの人間が、超能力者なんていないと言っても、自分自身は超能力者に実際出会っているのだからそんなはずはないと認めません。
この心理は、知的レベルが高い人や理論的な考え方の人間ほど騙されやすいのです。
理論的な考え方をする人間は、次のような考え方を持っています。
超能力が実在するとは理論的にまだ説明されていないが、逆に超能力者が存在しないということも理論的に証明されていないので、心の中では超能力者が存在するか否かは五分五分と考えています。
だからトップの人間ほどオカルトを信じている方が多いのです。
仮に自分の信じていた超能力者が偽物だと後からわかっても、今まで信じ続けてきたものを無かったことにはできません。
今までの自分を否定することになるからです。
また以前説明したバランス理論を持ってくると、この場合、信者・超能力者・世間の三角関係が成り立ちます。
この時信者は超能力者と世間の両方にインバランス関係を感じています。
このままでは精神的圧迫が強いため、どちらかとバランス関係になろうとします。
しかし、世間とバランス関係を結ぶと、超能力者は存在しないということを認めることになります。
今までの自分の信じてきたものを否定することはできないので、超能力者とバランス関係を結んでしまいます。
なので、いくら世間が超能力を科学的に実在しないと証明しても、信者は信じ続けるのです。
また、これは身近なところでも起こる心理です。
例えば、Bさんがいるとして、CさんはBさんが嫌いだと言っています。
しかし、あなたはBさんのことを好きだと言うとします。
この状態だと、あなたはBさんに対してバランス関係を結んだことになります。
しかし、実はあなたはBさんのことを別に好きでも嫌いでもありませんでした。
ではなぜあなたは、Bさんのことを好きだと言ったのかと言うと、あなたはCさんが嫌いだったからです。
あなたが、Cさんのことが嫌いなのに、Bさんのことも嫌いだと言ってしまうと、あなたは両方からインバランス理論により、精神的圧迫を受けることになります。
それを避けるために、どちらかとはバランス状態になろうとします。
嫌いなCさんとバランス状態になるよりも、好きでも嫌いでもないBさんとバランス状態になることを選んだのです
あなたの嫌いな人が、あるものを嫌いだと言ったときは、あなたは逆にそのものを好きだということで、両方とインバランス状態になることを避けるのです。
つまり、あなたが相手に誰かの悪口を言った場合に、相手もそれに賛同してくれば、あなたのことは嫌いではありません。
しかし、あなたが相手に誰かの悪口を言っても、相手がそれを否定してきた場合は、あなたのことが嫌いなのかもしれません。
仮にもし、相手がその人のことを本当に好きだとしても、あなたのことも好きであるなら、その場限りでもあなたに合わせようとするはずなのです。
ポイント
「あなたのことが嫌いであれば、相手はあなたの嫌いなものを好きになろうとする」
今日紹介するのは、一度信じたことはなかなか嘘だと認められない、という事を以前の記事で説明した「バランス理論」を使って説明します。
たまに、超能力者は存在します、宇宙人は存在します、と言う人がいます。
しかもその人は冗談ではなく本当にそう信じているのです。
なぜこの人はそんなことを信じているのでしょうか?
なぜ信じ込まされているのでしょうか?
仮に、科学的に超能力や魔法、幽霊が実在しないと証明されても、信じ続けるでしょう。
人はありえないことを言われると信用しやすくなります。
あなたは、今まで超能力を使える人に出会ったことはありますか?
ほとんど会ったことがない方が多いと思います。
仮にもし偽物でも、私は超能力者だと言う人に出会ってしまうと、実は信用してしまう可能性が高いのです。
なぜなら、耐性がないからです。
人は耐性がない嘘は信用してしまいやすいのです。
なぜなら、耐性の無い嘘はそれを嘘と見破る方法を知らないからです。
初対面で偽物の超能力者や偽物の宇宙人に出会ってしまうと、嘘だと見破れません。
これが、ありえないウソを信用してしまう理由です。
仮に初めて会った超能力者が偽物でも、それを超能力者だと信じてしまうと、超能力者は存在すると信じてしまいます。
周りの人間が、超能力者なんていないと言っても、自分自身は超能力者に実際出会っているのだからそんなはずはないと認めません。
この心理は、知的レベルが高い人や理論的な考え方の人間ほど騙されやすいのです。
理論的な考え方をする人間は、次のような考え方を持っています。
超能力が実在するとは理論的にまだ説明されていないが、逆に超能力者が存在しないということも理論的に証明されていないので、心の中では超能力者が存在するか否かは五分五分と考えています。
だからトップの人間ほどオカルトを信じている方が多いのです。
仮に自分の信じていた超能力者が偽物だと後からわかっても、今まで信じ続けてきたものを無かったことにはできません。
今までの自分を否定することになるからです。
また以前説明したバランス理論を持ってくると、この場合、信者・超能力者・世間の三角関係が成り立ちます。
この時信者は超能力者と世間の両方にインバランス関係を感じています。
このままでは精神的圧迫が強いため、どちらかとバランス関係になろうとします。
しかし、世間とバランス関係を結ぶと、超能力者は存在しないということを認めることになります。
今までの自分の信じてきたものを否定することはできないので、超能力者とバランス関係を結んでしまいます。
なので、いくら世間が超能力を科学的に実在しないと証明しても、信者は信じ続けるのです。
また、これは身近なところでも起こる心理です。
例えば、Bさんがいるとして、CさんはBさんが嫌いだと言っています。
しかし、あなたはBさんのことを好きだと言うとします。
この状態だと、あなたはBさんに対してバランス関係を結んだことになります。
しかし、実はあなたはBさんのことを別に好きでも嫌いでもありませんでした。
ではなぜあなたは、Bさんのことを好きだと言ったのかと言うと、あなたはCさんが嫌いだったからです。
あなたが、Cさんのことが嫌いなのに、Bさんのことも嫌いだと言ってしまうと、あなたは両方からインバランス理論により、精神的圧迫を受けることになります。
それを避けるために、どちらかとはバランス状態になろうとします。
嫌いなCさんとバランス状態になるよりも、好きでも嫌いでもないBさんとバランス状態になることを選んだのです
あなたの嫌いな人が、あるものを嫌いだと言ったときは、あなたは逆にそのものを好きだということで、両方とインバランス状態になることを避けるのです。
つまり、あなたが相手に誰かの悪口を言った場合に、相手もそれに賛同してくれば、あなたのことは嫌いではありません。
しかし、あなたが相手に誰かの悪口を言っても、相手がそれを否定してきた場合は、あなたのことが嫌いなのかもしれません。
仮にもし、相手がその人のことを本当に好きだとしても、あなたのことも好きであるなら、その場限りでもあなたに合わせようとするはずなのです。
ポイント
「あなたのことが嫌いであれば、相手はあなたの嫌いなものを好きになろうとする」
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