2016年02月08日
ミニベロ | 体幹の使い方。
「ミニベロ」
前回、非常に珍しい「リカンベント」をご紹介しましたので、
今回は今まで紹介してきたスポーツサイクルで詳しく書かなかった
と思うサイクルについて補足的に説明しておきます。
今回は「ミニベロ」です。
この「ミニベロ」なんですが、これはフォールディングバイクと一緒に
記事にしたので、それほど詳しく説明していなかったと思います。
ミニベロとフォールディングバイクが一緒のように書いたと思うので、
もう少し詳しく書いておきます。
これには訳があって、ミニベロに折りたたみタイプのバイクが
とても多いのです。
フォールディングバイクの殆どがミニベロに属するからです。
さらに説明すると、フランス語で自転車を「VELO」と言いますので小さい
自転車の事をミニベロと呼びます。
「ミニベロ」とは小径バイクのことで、愛好者はかなり多いスポーツ
バイクのことです。
簡単に言ってしまうと、小型のスポーツサイクルですね。
普通に街を歩いているとたいてい見ていると思います。
「フォールディングバイク」とは折りたたみ自転車で、これは「マウンテンバイク」
でも「ロードバイク」でも折りたたみ式のサイクルはフォールディングバイクです。
ですからカテゴリーとしてはどちらも独立しているものです。
「ミニベロ」つまり小径バイク、コンパクトな20インチ以下の自転車
のことだと思ってください。
これは量販店でもママチャリ並みに多く売られているサイクルです。
ごく普通に見かける自転車ですので、値段の幅も大変広く種類もおおい。
スポーツサイクルとしての「ミニベロ」は100万円近い高額なバイクもあり、
走行性能も優れています。
また有名なロードバイクの一流メーカーはたいてい「ミニベロ」も
作っています。
個人的に好きな日本のハンドメイドメーカーである「ケルビム」にも
ミニベロがありました。
もっとも値段もそれなりですが………。
イギリスの「モールトン」のようなミニベロ専門で作っているスポーツ
バイクメーカーもあって、スピードもかなり出せます。
レースでも出場していますし、スピードだけならばマウンテンバイクより
も速い。
またビンディングペダルのようにロードバイクで使う機材はすべてミニベロ
でも使えます。
自転車としての選択肢の幅も広いですね。
ですので「折りたたみ式・フォーディングバイク」とは違うものです。
ただ先にも書きましたように、「ミニベロ」は折りたたみ式が多いので、
フォールディングバイクイコール、小径バイクというような面もあります。
これはロードバイクと違って熟練者でも自転車経験のない人でも快適
に走れるスポーツバイクです。
またコンパクトなこともあって、保管場所に困らないだけではなく、入り組ん
だ小道でも軽快に走ってくれます。
小回りの利くスタートダッシュの良い「ミニベロ」はスポーツバイクに
乗り慣れたものにも魅力を感じさせるバイクです。
ヨーロッパの込み入った小道や、日本の細い迷路のような裏道などでは
ロードバイクよりもはるかに走りやすいですね。
人気の最大の理由が置く場所に困らない利便性だとは思うのですが、
この小回りの利く軽快な走りもスポーツバイクになれた人にも魅力で
はまっている人は少なくありません。
これらの魅力があって、ブームがきた記憶もないのにここまで広がり
人気も浸透していったものと思います。
専門の雑誌が何冊も出ているほどです。
「弱虫ペダル」のように一過性のロードバイクブームではありません。
そういう意味では実績を積んで自然に広がっていった訳ですね。
「ロードバイク」とは大きな違いです。
このブログでは、何度も繰り返しブームに刺激されて「ロードバイク」を
購入するのはお勧めしていません。
それは本格的な「ロードバイク」だと値段もそれなりにしますし、
スポーツサイクルになれている人でないとすぐ乗らなくなってしまうから
です。
スポーツサイクルの中では一番乗りにくい自転車でもあるからです。
人に勧めたりする場合、やはりすぐに乗らなくなってしまうという
のは嫌なものですからね。
ですがこの「ミニベロ」に関しては、スポーツサイクル初心者からベテラン
までそれぞれのレベルで楽しめます。
また、コンパクトな車体はとても乗りやすくセッティングなどにも気を使
わなくすみます。
先に説明したように、小型の見た目以上の走行性能がありスポーツサイクル
としてはかなりの性能です。
個人的にもロードバイク以外のスポーツバイクを購入するならば、
「シクロクロスバイク」か「ミニベロ」かどちらかを選びたいと思う
ほどです。
これはお勧めのスポーツバイクです。
自分たちのようにロードバイク愛好者は、ドロップハンドル使用にして、
コンパクトロードバイクのような「ミニベロ」を選ぶこともできます。
また耐久性能や不整地走破性などもかなりあるものもあって、「ミニベロ」
にキャリヤーをつけて世界中を自転車旅行している人もいます。
その選択肢の幅は、ロードバイクなどとは比べものにならないくらい広い
スポーツバイクでもあります。
ロードバイクに乗ってみたいけれど失敗するのが嫌だと思われている方は、
「ミニベロ」という選択はかなり確かなものですよ。
ロードバイクの場合は身体に合わせたり、セッティングの難しさなど
かなり面倒なことが多いのですが、ミニベロタイプのロードバイクだと
初めから車体がコンパクトなのでセッティングなどにもそれほど
困りません。
ロードバイクで走っていると、時々、シルエットが小さくて妙に速い自転車
を見かけることがあります。
これが「ミニベロ」なんです。
また、中途半端なロードバイクよりも脚力さえあればスピードが出ますし、
なによりも保管場所に困りません。
これは大きいですよ。
マンション住まいの人などは、そのコンパクトさから二台家の中に
入れて保管しているという人もいました。
特に女性の方にはこのコンパクトさが乗りやすさに通じますし、外れが
少ないと思います。
「ミニベロ」と「クロスバイク」は当たり外れの少ない自転車だと思いますね。
「ミニベロ」や「クロスバイク」の場合、実際に走ってみて思い描いていた
スポーツバイクではなかった場合、ママチャリ代わりに買い物などに普通に
使えます。
ですが「ロードバイク」の場合は買い物などには使えません。
ロードバイクで走っていて時々、コンビニなどに立ち寄るときもありますが、
どこにでも簡単に立ち寄れません。
ロードバイクを鎖でつないでおける場所があるかなどかなり気を使います。
高価なロードバイクに乗っている人は、殆どどこにも立ち寄りません。
なによりもスタイルがかわいいものが多いですから、「ミニベロ」のことを
知れば女性に好まれるのではないかとも思うのです。
ロードバイクに乗るよりも、スポーツバイクが初めてならば「ミニベロ」か
「クロスバイク」がおすすめですね。
「弱虫ペダル」を見ては、はっきり言っておすすめではありません。
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○ロードバイクでの体幹の使い方。
今までロードバイクに乗るのにも体幹の強さが必要だとは書いてきました。
ですが、どういうことなのかと具体的なことは説明してこなかったので、
実際に走っているときのことを例に出して書いておきます。
ロードバイクで走る時、タイムアタックなどの時ですね。
ドロップハンドルの下ハンドルを握るのですが、これが一番力の入る
フォームです。
このフォームをロードバイクに乗らない人にとってもらうと、たいていが
ハンドルに上半身の体重を全て預けてしまうのです。
これはロードバイクに乗り慣れてない人の殆どがそうで、スピードを
出すために下ハンドルを握って目一杯走っているつもりでもスピードが
出ていない。
つまり体幹が使えていない状態です。
これをハンドルにただ手を添える程度の感じで握って、体重を背筋と腹筋
だけで支えるようにすると自然に脚に力が入ります。
これが体幹を使っているということなんです。
体感が弱い人、スポーツサイクルに乗り慣れていない人は殆どがそうなん
ですが、たいてい体幹を使わないで脚の力だけでペダリングをしています。
これでは脚の力をペダルに充分に伝えきれないのです。
こういう人は加速する時やわずかの登りでもすぐに立ちこぎしてしまい
ます。
自分の体重をかけるようにしないとペダルを踏めないからです。
これが踏み込む力が逃げるということなんですね。
体幹を使えるようになるとシッティングのポジションでもそのまま
走れます。
シートに座ったままで少しの登りならば簡単に上れるようになります。
自分たちのようなトレーニングでも走りっている人間はかなりの上り坂でも
サドルに座ったまま上ります。
ロードバイクに本格的に乗っている人の場合は、体幹が使えるので
下ハンドルを握っていても身体を支えるのではなく、むしろ自分の
身体に引きつけるようにしてペダリングします。
競輪選手などはずっとこのペダリングを続けているわけです。
クロモリフレームの場合、ダッシュッして加速するとハンドルを思いっきり
引きつけますからフレームがしなります。
それくらい力を入れてペダリングしている訳なんですが、さすがに長い時間
は続けていられません。
言わば全力疾走ですからね。
これはマウンテンバイクなどでも言えるのですが、バイクを加速させたり
上り坂ですぐに立ちこぎになってしまう人は、体幹がそもそも弱いと
いえます。
こういう人はどんなスポーツをやっても軸を安定させて作れませんから、
良い成績を出すことはできません。
走る時も同じ、絶えず体がぶれるので脚の力が逃げてしまう。
つまり速く走ることもできませんし、少し長く走ると疲れてくる。
安定しない体幹は、なによりも足首や膝、股関節といったところに負担
をかけますので故障もでてきます。
歩くとすぐに転ぶという人は、脚の筋力もあるのですが、体幹の弱さが
あって転ぶ場合も多いのです。
女性の方は特に気をつけてください。
転ぶのがかわいいはアニメの中だけですよ。
実際は、体幹の筋力がないのですから必ず後で体に異常がでてきます。
なによりも姿勢が悪いですし、大きな怪我にもつながります。
体感が強いと、不意に何かに躓いても踏みとどまれるからです。
平地でも良く転ぶという人は、体幹の弱さを疑った方が良いですね。
長い目で見た場合、何らかの形で体の不調を訴えたり、すぐに疲れたり
腰痛になったりします。
上にも書きましたように姿勢が悪くなりますから、首などもすぐに
コリますし頭痛にもつながります。
体を支えている筋力そのものが弱いと言えます。
こういう人はスポーツバイクに乗るのと並行してぜひ筋トレなども
行って欲しいですね。
体幹の弱さは生活の全てにおいて不調につながりますから。
それでは、次回はまたトレーニングに関連した記事を書いてみたいと
思います。
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