2016年01月25日
ファットバイク | 冬のトレーニング
「ファットバイク・体幹トレーニング」
今回からまたサイクル関係とトレーニングに関係した記事へと
戻ります。
そしていきなり寒波襲来で、すごく寒いですね。
それでもロードバイクで走っており、久しぶりに手袋をした指先が
ジンジン痛くなるのを経験しました。
それに、筋トレををするとき気をつけないと腰をやってしまいます。
気温の変化が身体には一番悪く、急激な変化は腰痛などになる原因に
なったりします。
そして今まで何でもない重さだったウェイトがとたんに上がらなくなった
りしますね。
冷え込んでくると故障の心配が出てくるのでいやなんです。
ある程度身体を温めないと身体が普段通りに動いてくれません。
真夏も真冬時も、トレーニングジムが羨ましくなります。
東京でも積雪があって通勤通学にかなりの支障が出たようです。
前回書いた震災前の話ですが、殆ど雪が積もらないのに大雪になって
困ったことがありました。
この時出勤するのにすごく困ったことを今でも憶えていますし、
積雪の経験がないところですから至る所に車が変な角度のまま駐車
というよりも、明らかに放棄されたままとなっていましたね。
車のチェーン規制を見るのは生まれて初めの経験でした。
雪で歩けないない状態ならノーマルタイヤで走れないのに、雪だから
車というバカが至るところで立ち往生していました。
ここら辺はまったく経験がありませんからね。
さらに言うと、雪なのに子供をママチャリの後ろに乗せて走ろうとする
母親たちも多くいて、至る所で転倒事故です。
これは呆れましたね。
分かるだろそれくらいはと思っていたのですが、まったくでした。
車もそうなんですが、これは女性に顕著でした。
そこで今回は、この雪道に強いというよりも、そのために作られている
スポーツバイクをご紹介します。
それは「ファットバイク」と呼ばれる自転車です。
世界的なブームが日本にも波及してきた感じで広まっていますが、
有名な一流メーカーからも「ファットバイク」は販売されており、
安いものは数万円、高いものでは40万円以上のものまであります。
ここまで広くひろがり浸透しているのは、それなりの魅力があるスポーツ
サイクルでもあるからでしょう。
自分が経験した大雪の時にはまだ「ファットバイク」はなかったのですが、
最近、ここ二、三年ですが、急速に人気が上昇して広まってきました。
つい数日前にも、「ファットバイク」を見たばかりです。
超極太のタイヤを履いていますからすぐに分かります。
学生さんだと思うのですが、殆ど若い方が乗っていますね。
これならば雪道も大丈夫ですから、充分に活かして欲しいですね。
実際のところ、積雪の時、東京などで使われたのかと気になりました。
ニュース映像では確認できませんでしたが。
サバイバル時の携帯性とコンパクトな収納性はありませんが、
これだけ太いタイヤだとどんな道路状況でも走行可能でしょう。
一度間違って砂地にロードバイクで入ってしまい、すぐに方向転換しようと
したのですが細いタイヤですので砂地にめり込んで転倒したことがありま
した。
ロードバイクと真逆のスポーツサイクルですが、これならば砂地など
ものともしないでしょうね。
むしろどうやったら転ぶのかと思うくらいです。
乗ったことはないですが、この極端なぶっといタイヤですから安定性が
抜群であるのは乗る前から分かります。
人気の秘密はこの安定性とマウンテンバイク以上の走破性能にある
のかも知れません。
サバイバル時の走ることに関しては、一番頼りになるスポーツサイクル
ではないかと思います。
かなり以前ですが、雪国では新聞配達なんかはどうしているんだろう
と仲間と話していた時がありました。
まさか自転車ではないだろうと思っていたのですが、自転車用のスパイクタイヤ
があることを知って驚いたことがあります。
これはタイヤメーカーのカタログでも見たことがないのですが、一部、
自転車専用のスパイクタイヤを作っているところがあるそうです。
「ランドナー」などで雪道を走っている写真を見たことがありますが、
ブロックタイヤではなくスパイクタイヤだったのかも知れませんね。
自転車の世界も奥が深いです。
でも、この「ファットバイク」があればスパイクタイヤを履かせないで
も雪道を平気で走れますよ。
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○体幹トレーニング。
久しぶりに体幹トレーニングについて少し書いてみたいと思います。
季節的にといいますか、最近は特に「フィギュアスケート」がクローズ
アップされていますが、やはりこれは「羽生結弦」選手の大活躍のおかげ
でしょうね。
「安藤美姫」選手が引退されて、「浅田真央」選手の活躍が失速している
なかで、まさに鬼神のごとくの活躍ぶりです。
今までいなかったすごい選手が現れたものです。
この「羽生結弦」選手の活躍を見るたびに、「体幹トレーニング」のこと
が脳裏をよぎります。
「羽生結弦」選手は、金メダルを取る前から今のように絶えず表彰台の一番上
にいるような選手ではありませんでした。
ちょうどその頃に知りました。
それも「体幹トレーニング」のことについて調べていて知った選手です。
「羽生選手」が四回転ジャンプを失敗しないために必要なものとして、
「体幹トレーニング」を重点的に行って、急速に成績を伸ばしていった
からです。
スポーツ選手全般にそうかも知れませんが、華々しい成績ばかりが取り上げ
られてそれ以前のことはあまり取り上げられません。
「羽生結弦」選手もまた、「高橋大輔」選手の背中を追いかけていた時など
なかったかのような扱いです。
天才と呼ばれて誰もが納得する「羽生結弦」選手ですが、初めから天才
と呼ばれる選手ではなかったのです。
大きく成績をあげた理由の一つが「体幹トレーニング」にあるわけで、
それほどスポーツには体幹の強さが成績にはっきりと現れるのです。
これはなにもスポーツ選手だけではなく、普段の生活にも言えることで
体幹の強い人は身体に故障が出にくいものです。
これはトレーニングをしているときにも感じることで、体幹が弱いと
強度の高いトレーニングができません。
立つ、歩く、座る、走るといったすべての動きに関しても、体幹の強さは
とても重要です。
ですから激しく動いたりするのが辛いのであれば、せめて静的体幹トレーニング
だけでも行っていた方が良いのです。
体幹とは胸筋、腹筋群や背筋群全般のことで、目立って筋肉がついた
とかありませんが、姿勢が良くなるだけではなく内蔵などの動きの良さ
やむくみやだるさといった肉体的な疲れに関係することを防ぐこと
ができます。
スリムになることを考えた場合、多かれ少なかれ「体幹トレーニング」
は必要なことでこれを無視することはできません。
また、特に腰痛や膝痛という故障を防ぐにも大変役立つトレーニングです。
地味なトレーニングなせいもあって、あまり積極的にやっているという人
を見かけませんが、スポーツをしているといやでも分かることなので、
スポーツ選手などは積極的に取り入れています。
「羽生結弦」選手もまた通常の「フィギュアスケート」の練習や
今まで通りの「フィギュアスケート」のトレーニング以外にこの
「体幹トレーニング」を積極的に取り入れているくらいですから。
スポーツ選手では一流になればなるほど、「体幹トレーニング」に
積極的です。
ロードバイクなど自転車競技においても、この体幹の強さは必要なも
のの一つです。
脚力がいくら強くても、体感が弱いとペダルにパワーを充分にかけられなく
て逃げてしまうのです。
踏み切れずに押し返されてしまいますね。
ですからロードレースの選手などでも、この「体幹トレーニング」は
積極的にやっています。
これはやらないよりもやった方が絶対に良いトレーニングの一つなんです。
このブログでは何度も書いていますが、体幹トレーニングにもつながる
スクワット、それも深くしゃがむフルスクワットはとても良いトレーニング
でもあるのです。
お年寄りや動きたくない人は、すぐに安静が良いといいますが、安静に
していて良いことはなにもないのです。
少し話がずれますが、パソコン作業の時にバランスボールに座って
作業をすると一石二鳥です。
体幹もある程度鍛えられて、血流が良くなるのか作業がはかどる効果が
あるそうです。
アメリカのハイスクールでは椅子を廃止してこのバランスボールで授業を
受けさせたところ成績がグッと良くなり集中力が増したという実績があり
ます。
そのため、どんどん椅子を廃止してバランスボールを使うハイスクールが
増えているそうです。
日本人の古くさくて頭の固い大人たちは、遊んでいるようで絶対採用
しないでしょうが、かなり知られているこの事実をいまだに知らせない
ところからも分かりますね。
だから「タバタプロトコル」など、海外で広がる優れたトレーニング方法
が多くあるのです。
日本発祥だというのに───。
日本では効果的だからと積極的に取り入れるというのではなく、権威のある
なにかの保証がないと積極的に取り入れないというのがあります。
結果を求めるために手段があるのに、すぐに手段と結果を入れ替えてしまう。
なんのために厳しいトレーニングをしているのか分からなくなるのが、日本式
です。
なんとも嘆かわしいですが、日本社会の歪さですね。
話はさらにずれますが、今年もお正月にまたお年寄りが「お餅」を喉に
詰まらせて死んでいます。
正月だからと、お餅を食べないでも良いではないかと思いますよ。
お餅が好きで、正月でつい食べ過ぎてなら分かりますが、普段全く
お餅を食べない人が、なにも正月だからといって餅を食べる必要は
ありません。
自分たちの子供の頃は、今のように真空パックのお餅がない頃で、お餅を
ある程度まとまった量を餅屋についてもらうのが一般的でした。
だから正月は他に食べるものもなく、ついおやつなどにも「お餅」となって
しまいます。
それを当時の大人たちは、勝手に子供は「お餅」が好きだと決めつけており、
当時は子供だったのでそうなのかと自分たちでも思い込んでいました。
ですが大人になって一人で生活するようになってからは、例え正月でも
「お餅」を食べませんし、食べたいとも思いません。
昔から「お餅」を食べ過ぎると調子が悪くなるのです。
これはある医者が言っていたのですが、正月に体調を崩す人が多い。
その原因は「お餅」なんだと言っていたのを聞いたことがあります。
原因など詳しいことは分かりませんが、これを聞いたとき、自分の
経験からもなるほどと思ったものです。
伝統的な生活は一度見直してみた方が良いと思いますね。
良いものは残して、悪いものはさっさと捨ててしまいましょう。
また、正月太りと良くいいますが、太る理由の一つにこの「お餅」が
あります。
「お餅」そのものは特別カロリーが高いわけではないのですが、それでも
炭水化物です。
お雑煮を食べてご飯も食べる、さらになぜかお正月はお汁粉やぜんざいなど
甘いものもいっぱい食べる。
まさに炭水化物責めと糖質責めの連続です。
その上に動かないときては、太らない方がおかしいというものです。
この「お汁粉」なども正月はお年寄り、特に女性が好んで食べていましたね。
子供でしたからお菓子も好きでしたし甘いものも大好きでした。
ですがこのお年寄りが作る「お汁粉」などが、甘すぎて完食できなかった
のです。
それを平気でおかわりする女性たちに、子供心に呆れていました。
いつも甘いものばかり食べてと小言を言う大人たちの方が、強烈な甘みを
好んで食べるのです。
甘みは麻薬と同じで嗜癖性が強いものです。
女性の方がいろいろな意味で嗜癖性の強いものを好んでいます。
当時は子供過ぎて、今のような知識はなかったのですが、大人になって
いろいろ分かるようになるとまさにその通りと思わせられることのほう
が多いのです。
このブログでは何度も取り上げていますが、日清戦争で死んだ
兵士の数よりも、白米偏重な軍での食事で、脚気で死んだ兵士の方が
多かったという、この「白米信仰」のような日本の因習が今でも至る所
に残っていますね。
お正月、イコールお餅という考えも、この一つだと思えます。
それでは話を戻しましょう。
スポーツサイクルでも体幹の強さが必要であると書きましたが、それでは体幹
の強さをあまり必要としないスポーツサイクルがあるかと考えていると一つだけ
ありました。
それは「リカンベント」というスポーツサイクルです。
非常に珍しいスポーツサイクルですから、殆どの方が知らないと思います。
次回はこの「リカンベント」について、このブログで取り上げてみたいと
思います。
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