2019年01月25日
面接、何とかならんの?
先日の面接は不採用でした。
その理由が“前の辞め方”。
前にも勤務していた発信のセンターです。
勤務していたときは、そこそこの実績を上げていました。
企業はたくさん獲得し、業績を上げる。
それが目標なのだから、“効率”を考えます。
ときに、成績が下がってくると企業は効率を重視するあまり、スタッフの勤務時間を調整します。
平日の日中はお客様が仕事中である場合が多く、携帯は出てくれないとか、出ても断られる。
固定電話なら留守番電話というのがほとんどです。
そのため平日は14時から17時まで非番にすると予告されたことがありました。
途中、3時間の空きができても困ります。
家に帰るとしても家までの往復時間があるので何か用事を足す時間はありません。
帰らないとしても、どこかで3時間もつぶすというのは大変なことです。
また家に帰るとしても交通費は一往復分が出るか出ないか。
交通費が出るセンターは恵まれている方でしょう。
コールセンターは大抵、“時給”で働いています。
ふつう、一日8時間労働でしょう。
サービス残業がないのはコールセンターの良いところではあります。
それでも一日8時間労働のところ、平日3時間削られるというのは相当な打撃です。
賃金を減額されることについて労働者は拒否できますね。
しかし、時給で働く人が労働時間を削られるというのはどうなのでしょう?
実質、賃金の削減だと思うのですが。
以前、そのように勤務時間調整の予告を受けたとき辞めようと決めていました。
そんなとき、友人から誘いがありました。同じビル内の違うセンターに来ないかと。
私は友人の誘い通りそのセンターに希望を出し、採用が決まった日に突然辞めました。
私の大人気ないところであります。
「コノヤロー!」
を態度に出してしまったんですね。突然辞めるというのは。
その辞め方が悪かったからと、どうも今回の面接は非採用になったようです。
会社を辞めるには1か月前に意思を伝えなさいとありますね。
でもそれはとても非現実的だと思います。
普段仕事をして他に転職を考えたとき、転職活動する時間は限られます。
その上で次の就職先が決まったとすれば通常、次の企業ではすぐに来て欲しいものです。
それを一か月先に、、
というのでは、明らかに転職の機会を妨げているようです。
雇用者と被雇用者は対等であるのか。
確かに雇用者は被雇用者を解雇する場合、30日前に通知するか30日に満たない場合、30日分の賃金を支払う義務があります。
それゆえ、被雇用者が退職する場合も30日 ≒ 1か月という期間があるのかも知れないですね。
しかし当事者にとって、次の企業の都合が大きいですから、一か月前に退職を予告するのは非現実的です。
が、採用が決まった日、面接後にその足で「辞める!」と言いに行った私は不届き者です。
もう4年前のことですが、事実は事実なんですね。
ただ、
私のそんな過去を割り出すために“面接”は必要だったのでしょうか。
面接に行った時点で過去に私が勤務したことは知っていたようです。
いや、もしかしたらわかっていなかったのかも知れません。
わかっていなかったというより調べていなかった。
面接といってもヒアリングシートに記入するとか、筆記テストを受ける時間があります。
また今では珍しく、写真付きの履歴書を持参する必要がありました。
その間に私の過去を確認したのかも知れません。
過去の経緯を調べるなら名前だけで十分でしょう。
あとは生年月日。住所は当時と違っています。
今回、派遣会社を通じて面接しました。
派遣会社からはきっと事前に個人情報が流れているはずです。
氏名、住所、生年月日。
それだけでも私の過去は割り出せたと思うんです。
なら、いちいち履歴書を作って交通費をかけて、一時間も面接に応じる必要があったのか。
恐らく、今回受けた企業はあくまで“面接”が先にありきで、面接も消去法で行っているのでしょう。
ただその消去法。
面接する前から調べることはできたはずなのに、そのプロセスがない。
前にもありました。もう10年以上前のことですが、
確か事前に履歴書を郵送し面接へ。
私は書類選考は通ったと思っていました。
すると面接開始早々、
「自営業をしていた者は自分の意志で動く(従わない)からダメだ。」
そう断られたことがあります。
おいおい、私はそれだけ聞くために今日一日、支度をしてここまで来たんかい?
今回不採用になったコールセンター、企業の効率化で勤務時間調整をするくらいなら、初めから結果のわかる面接に時間をかけさせるな!
労働者を守る環境はいろいろありますが、応募から採用まで、まだまだ企業の言うがままですね。
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