コールセンターおじさんのブログ

　昨年、コールセンターを辞めた理由は、派遣先の短期業務が終わっても次の良い派遣先が見つからず、一か月間、収入が途絶えたからでした。ちょうど仕事がヒマになっていく7月でした。

今までに一か月も見つからないことはありませんでしたが、派遣である以上、こういったリスクはあります。
その間、私はやってみたかった就業継続支援B型事業所を2軒、受けてみて片方に採用されたんです。

「やった。永久就職だ！」
喜んだんですけど、コールセンターとは反対側のイヤな面がありました。

朝から怒鳴りまくるボス。先輩風を吹かせる6歳年下のM。ちょっと頭の弱いS。
ひと言でいうなら私が新人であるがゆえ、「上下関係の強要」って感じです。

大きなコールセンターだと何百人もいますが、そこは私も含めて皆で5人。
うち一人はもう年金を受給しているであろう年齢で、待遇はアルバイトでした。その人は利用者さんたちと一緒に作業も行うのですが、午後3時過ぎに利用者さんたちを送り出した後、一人で掃除をしていたんです。

私は8月入社でした。けど12月になるとそのアルバイトの人が10日間休みを取ることになったんです。そしたらある日突然、ボスが私に
「掃除してください。」
というようになりました。

　この掃除なんですけど、平日は施設内の拭き掃除、トイレ掃除、掃除機掛け、タオル・手袋の洗濯、ティッシュペーパーやトイレットペーパー他、消耗品の補充です。週末はさらに階段や玄関マット等の掃除も追加されます。

施設の大きさは利用者さんたち20名くらいが皆きちんと座って作業ができる広さと思って下さい。
これ、私がすると、平日の掃除で2時間。週末だと2時間30分もかかったんです。

拭き掃除は仕方がないとして、トイレ掃除は特にイヤでしたね。アルバイトの人がいるときには、私は、しなくて良いのでしょうが、きっとこれ、しょっちゅうやらされるようになるなと思いました。

応募した面接時に、時には失禁する利用者さんの世話をすることになるとは聞いていたけれど、掃除のことは聞いていませんでした。

辞めた理由、もちろんこれだけではありません。しかし12月から突然、降ってきたようなこの掃除が辞めた理由です。ダメを押したんです。

でもどうでしょう？これで辞めた私、根性なしですかね？