2018年11月01日
leapfrogging
leapfrogging 馬跳び
jump「飛ぶ」もleap「跳ぶ」も似ていますが、意味に違いがあります。jumpは地面を離れて空中に飛び上がる(push off the ground into the air)動作を表すのに対して、leapはある場所からある場所へ飛んで移動する(jump or move from one place to another)ことを重視した言葉になります。
leapfrogは文字通り「蛙が飛ぶ」ように「一足飛びする」ことであり、また「馬飛び」の意味も持ちます。日英で動物が異なるのが興味深いです。
さらにleapfrogginはbuzzword「専門的な用語」として次のような意味を持っています。
新興国が先進国から遅れて新しい技術に追いつく際に、通常の段階的な進化を踏むことなく、途中の段階をすべて飛び越して一気に最先端の技術に到達してしまうこと。既存の技術を導入する前にさらに新しい技術を導入すること。
source:シマウマ用語集
source:シマウマ用語集
固定電話も普及していない新興国に携帯電話が一気に普及していくような、急激な発展現象のこと。さらには先進国にはなかったようなサービスや技術が生み出され、先進国に逆輸入され普及していくこと、それをreverse innovationと呼びます。
話はleapfrogに戻ります。医療技術の進歩によって、ますます世界は長寿になっていきます。現在世界一の長寿国である日本ですが、2040年までにスペインが日本を一気に飛び越えてトップに躍り出るだろうという記事です。
By 2040, 59 countries will have life expectancy of at least 80, led by Spain at 85.8, leapfrogging Japan to top spot.
source: Financial Times
source: Financial Times
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