2018年12月18日
ライティング 何か書けばいいのか
「英語ができる」=「英語が話せる」
果たして本当でしょうか。
英語力を何に向けて使うかに依りますが、社会人になって英語力の多くはリーディングとライティングに使用されます。私の周りには高い英語力のある方や日常的に英語を使って仕事をしている方がいますが、これが一致した見解です。私の場合、業務の多くがReadingとWritingに費やされています。そして英語力が仕事の効率や日常業務の生産性に大きく影響します。
さて、多くの日本人英語学習者が苦手とするのが、ライティングだというのが英語を教える私の感じるところです。英検3級にライティングが課されるようになって丸2年が経ちますが、全国の平均点などを見ていると、明らかにほかの技能よりも力が落ちます。
生徒たちはそもそも何を書けばいいのかさえ分かっていません。さらにどんな順で書くと効果的なのかなどライティング技術の指導を受けていない。学校で英語を教える先生方でも、ライティングをまともに学習したことがないために、どう指導していいのかわからない、というのが現状であるように思います。
ライティングに限らず、伝え方の基本はこれです。
@Tell them what you are going to tell.
ATell them.
BTell them what you've told.
ATell them.
BTell them what you've told.
この文章構成方法を知っているだけで大きな違います。論理的に相手に伝えることができます。相手にとってわかりやすい文章になります。錦織圭選手が今よりずっと若い頃のon-court interviewなんかまさにこれを単純化したような構成でした。
@It was amazing. Also, it was really a tough match.
A(He was) Serving and returning really well. But luckily, I got the last couple of points.
BSo I was really glad to win (this match) today.
最近はよりナチュラルに、彼のキャラクターが言葉に乗ったような話し方をしていますが、もとおそらくは英語でのスピーチの訓練を繰り返し受けていたと思われます。
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