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2022年09月23日

見習い焙煎士の焙煎日記9

気温と焙煎時間

おはようございます、こんにちは、こんばんは、見習い焙煎士のアキラです。先日、『まめやブレンド』焙煎2回目の失敗を、今回に生かすために、3回目を行いましたよ。今回も新しい発見と学びがあって、とても楽しく有意義な時間でした。ではどうぞ!

その前に、前回(2回目)の焙煎豆(まめやブレンド)をブラックで試飲したので、その感想などを報告しようと思います。一言でいえば、『焦げた味がした』です。なんとなく、そんな気がしてはいましたが、『でしょうね』という感じでした。見た目からして焦げているような豆が散見していたので、ショックは、あまりなかったです。自分の不注意が起こした結果なので、しょうがないです。評価マップを作るまでもない失敗では、あります。しかし、今回は、それを踏まえた結果になっていますよ。


20220920_04.png


前回の焙煎結果を考慮し、今日はじっくり焙煎をする。まずは、いつものごとく必要な焙煎道具等、生豆50グラムを用意。前回(『まめやブレンド』2回目)と同じ条件で、違うのは外気温で、前回の外気温は、おそらく30℃前後。今回の焙煎では、20℃ちょっとで、温度差が10℃近くある点のみです。今回は、その10℃近い温度差によって、前回との焙煎時間に違いがでました。前回は、焙煎開始から終了まで20分ぐらいだと思います。一方、今回は、終了するまでに40分もかかりました。外で、焙煎しているので、外気温の影響で、このようなことになったのだろうと考えます。


20220920_roast 1.png

20220920_roast2.png


今回の焙煎状況を説明する前として、まずは、通常時の焙煎方法を説明します。通常焙煎時では、使用するカセットコンロとその周りに防風版をおいて風よけをしています。今まで、水抜きするときは、防風版の上っ面と手焙煎パンの下っ面の高さをキープしつつ、水抜きが終了後、距離を近めながら焙煎をしています。最終的に、手焙煎パンの上っ面と防風版の上っ面部分を同じぐらいの高さをキープしつつ焙煎終了まで行います。


roast-situation.jpg

しかし、今回は、あまりにも焙煎が進まないので、いつもの焙煎距離(最終的な高さの状態)で水抜きをしました。それでようやく30分近くかかって上記のD〜E番ぐらいまでに到達することができました。そこから、いつも絶対しないぐらいの高さ(だいたい10センチぐらい)にカセットコンロとの距離を縮め火力調整を行い、それが、功を奏したのか数分後2ハゼの兆候が表れ始め、パチパチパチパチと火花を散らすかごとく、連続して音がなり始めた瞬間に焙煎を終了。ざっと見た自分の見立てでは、『シティロースト』あたりだと思っています。目標を『シティロースト』に設定していたので、目標どおりではあるのですが、焙煎時間があまりにも遅かったので、終わった後で、自分なりに考察してみました。外気温が焙煎時間の影響を及ぼしたのではないのかと考え付きました。まぁ、普通に考えてみれば、当たり前といえば当たり前なのでしょう。外で焙煎をしている以上、外気温の影響は、免れないでしょう。今までは、真夏真っ只中でしたので、当然、外気温は、高くその分、生豆に与える影響もでます。しかし、今回焙煎した日は、台風が過ぎ去って急激に寒くなった日でしたので、外気温が低くなる分、生豆に与える影響もでるということになります。今回の学びとしては、外気温によって与える焙煎時間の影響といったところでしょうか。これを機会に細かい焙煎状況などもチェックしておくのもいいかもしれません。マシン制御では、学びづらい部分なのかもしれないですね。マシンで焙煎しても、機械が温まりづらいとかの影響が出るのでしょうか。マシンとは、ちがう焙煎の楽しみ方が知れる上に、『僕、焙煎してる!』という職人のような気持ちになれるのも僕だけのでしょうか。新たな発見や学びを知れるのは、焙煎士の技術を上げる上で重要な気がします。勇往邁進の気持ちで、前に進むのみです。では今日はこの辺でまたお会いしましょう。




posted by アキラ at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 焙煎日記
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どーもアキラです。 コーヒーのまだ見ぬ世界をご紹介します。 自称コーヒー大好きです。そして、エンジニアになるべく、日々勉強中、これからは、そういったお話もできたらと思っています。
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