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2017年12月14日

アルガンオイル等のオレイン酸の脂肪酸組成は?

olive-oil-salad-dressing-cooking-olive.jpg

アルガンオイルの脂肪酸組成?オメガ3や6って何?
オレイン酸の比率がオイルによって違うってどういう事?
分かりにくいですよね。
美容オイルという点から簡単に説明していきたいと思います。

脂肪酸の種類


脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類されます。

■飽和脂肪酸
飽和脂肪酸を多く含む油脂はほとんどが常温(室温)で固体です。
肉や乳製品など動物性食品に多く含まれています。
(ただし、植物油ではココナッツオイルが含まれます)
酸化しにくい特徴を持っています。
代表的な脂肪酸として次のような飽和脂肪酸があります。

・ラウリン酸
・ミリスチン酸
・パルミチン酸
・ステアリン酸

■不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸を多く含む油脂は常温(室温)で液体です。
植物油の多くは不飽和脂肪酸です。
酸化しやすい特徴があります。

不飽和脂肪酸は、さらに一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分類されます。

◆一価不飽和脂肪酸 体内で作られる
オメガ9系オレイン酸、パルミトレイン酸など

◆多価不飽和脂肪酸 体内で作れない
オメガ3系には“α(アルファ)-リノレン酸”や“、EPA, DHA
オメガ6系には“リノール酸” γ(ガンマ)-リノレン酸”など

*不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸に比べると酸化しやすいのですが、飽和脂肪酸の中で比較すると、一価不飽和脂肪酸(オレイン酸など)は 多価不飽和脂肪酸(αリノレン酸やリノール酸)より酸化しにくい特徴があります。 

必須脂肪酸(ビタミンF)とは?


人間の成長、生理機能が“正常に行われるため”に必要不可欠な脂肪酸であり、体内で合成できないために摂取する必要がある脂肪酸です。

それは、次の3種類のことを意味します。
・αリノレン酸(オメガ3系)
・リノール酸(オメガ6系)
・アラキドン酸(オメガ6系)

それぞれの脂肪酸の働き


■飽和脂肪酸
・ラウリン酸   
抗菌・抗炎症作用があり、肌荒れやニキビにも効果的な成分

・ミリスチン酸   
肌の水分を抱え込みうるおいをキープ、さらに肌表面を柔らかくする

・パルミチン酸    
皮脂をコントロールする効果
ターンオーバー(肌代謝)を正常にする効果
肌の老化を防止する効果など

・ステアリン酸
抗酸化作用によるアンチエイジング効果
肌を清潔に保つ効果や保湿効果

■不飽和脂肪酸
・オレイン酸(オメガ9系)
皮脂の40%に含まれ、浸透しやすく肌になじみやすい
肌を柔らかくし、ごわつきや小じわなどの抑制や改善期待
水分蒸発を防ぎ保湿力が高い

脂性肌の人は、もともと皮脂に含まれているので、オレイン酸が多すぎると毛穴詰まり、ニキビの原因になることもあります。

・α(アルファ)-リノレン酸(オメガ3系)必須脂肪酸
水分の蒸発を防ぎお肌の潤いをキープ
新陳代謝を高め肌トラブルを改善
抗菌・抗炎症作用

・リノール酸(オメガ6系)必須脂肪酸
保湿や抗炎症作用などの作用
角質から水分が蒸発するのを防ぐ
肌をなめらかにする作用
肌のバリア機能を高める
シミに対する効果

紫外線を浴びると、チロシナーゼという酵素の働きによって、メラニンが黒色に変わりシミとなります。リノール酸には、このチロシナーゼを分解する働きがあります。

有名な美白成分であるハイドロキノンは、チロシナーゼの働きを阻害することで美白効果を発揮しますが、リノール酸の場合には、チロシナーゼそのものの量を減らすことができます。

*不飽和脂肪酸なので酸化しやすいという性質があり、酸化を防ぐ成分と一緒に使うことでより効果が期待できます。

美容オイルの脂肪酸比較


アルガンオイル   マルラオイル    オリーブオイル

オレイン酸(不飽和脂肪酸類):44-55%-----70-78%--------63-81%  
リノール酸(不飽和脂肪酸類):28-37%------4.0-7.0%-------5-15%
パルミチン酸(飽和脂肪酸類):9-12% -------- 9.0-12%------11%
ステアリン酸(飽和脂肪酸類):6.0-10.0% ---5.0-8.0% ----- 2.0-5.0%

◆オレイン酸少ないオイルは、ローズヒップ、馬油、グレープシードオイル、亜麻仁油 (酸化が早い)

夜メインで使う、早めに使い切る、直射日光は避ける、お風呂場に置かないなど保存方法に気をつける必要があります。

◆オレイン酸が多いオイルは、オリーブオイル、マルラオイル、椿オイル、アボガドオイル(酸化が遅い)


アルガンオイルは、ステアリン酸約10%、オレイン酸約45%ですが、リノール酸も約30%と高比率で入っています。リノール酸は酸化しやすいのですが、アルガンオイルには抗酸化作用の強いγートコフェロール(ビタミンE)がオリーブオイルの4倍も含まれているので酸化しにくくなっています。

また、ココナッツオイル(飽和脂肪酸90%)も、ホホバオイル(ロウ50%含まれているため)、スクワランオイルも酸化しにくい美容オイルです。

保湿力の高いシアバターは、油脂の成分組成が、飽和脂肪酸のステアリン酸(約40%)、一価不飽和脂肪酸のオレイン酸(約40%)のため、一般的な植物油脂に比べ非常に酸化しにくいオイルです。

美容オイルの脂肪酸まとめ


含まれる脂肪酸の比率によって、オイルの性質が変わってきます。

保湿重視なら高オレイン酸、保湿やシミを総合的にカバーするならオレイン酸だけでなくリノール酸もある程度入っているオイルを選ぶといった方法でも良いですね。

どの美容オイルが合うか合わないかは、実際に使ってみないと分からなかったりするものです。
季節や気分によっても好みの香りやテクスチャー(使用感)も変わってくるでしょう。

ぜひ色々なオイルを試してみて、あなたにぴったりなオイルを見つけてくださいね。

posted by さくら at 01:13 | 脂肪酸って何?
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訪問してくださってありがとうございます。 2人の子のママさくらです。 コディナのアルガンオイルなら誰にも負けないくらいloveです♡ みなさんも一緒に出来る範囲でエイジングケアしましょう♪。
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