2021年11月28日
理不尽な病院食
ご訪問頂き有難うございます。感謝致します。
ここ数日、喘息の咳も比較的落ち着いてきたので母と一緒に母の姉である伯母の家へ行きました。そうです、このブログでも時折登場する霊能力の高い(高かった)伯母です。只今91歳、認知症も出て物忘れは尋常ではありませんが元気に過ごしています。
毎日私の母や私が料理を作り毎日昼頃に届けています。翌日に食べる分までおやつも含め余裕を持って多めに持って行きますが、認知症の為に全て食べていても「食べたか分からない時がある」と言ってきます。正直、多少食べ過ぎではありますが「元気なんだからそれがしっかり食べている証拠だよ」と答えています(笑)
伯母は知らない人が家に入るのを嫌うのでヘルパーさんを頼めません。母が風呂掃除、トイレ掃除、夜間用のポータブルトイレ含め掃除している間に私は下手ながらも伯母の髪を切り、髪を奇麗に染めてあげました。雨が急に降りだしたので慌ててそれから帰り私は疲れていたので夜10時少し前に休みました。ウトウトしているとiPhoneが鳴り入院中の父の姉である伯母から電話が。時間を見ると10時22分でした(笑)眠気が一気に吹き飛びました(笑)ここしばらくは、いつもこんな感じで伯母から睡眠を邪魔されます(遠い目)
具合を聞くと、相変わらずですが足を洗い、ガーゼで悪い皮膚を削ぐように剥がす作業は痛くて辛いと言っています。一応、局所麻酔はするのですが実は伯母は特殊体質です。新陳代謝が異常なので麻酔が効きません。数ヵ所刺して打つ麻酔もすぐ切れます。麻酔をするならしっかりしないと駄目です。手術中でも麻酔が切れてしまう伯母なんです。でも医師や看護師に「麻酔が効かない、聞きにくい特殊体質」と伝えても怖がっているだけだと信じて貰えません。指をかなり深く切って局所麻酔し縫合する際も途中で麻酔が切れ、それで麻酔が切れている状態で縫うので痛みを我慢するのに、全身をバケツで水を被ったように汗をかき医師もやっと信じて「麻酔追加する?」と聞いたそうですが、伯母は「麻酔してもすぐ切れるから、このまま急いで縫って下さい」と言ったくらいです(笑)
そんな伯母ですから、局所麻酔も数分ですぐ切れてしまい痛みと戦いつつ頑張っているそうです。担当の医師も伯母の体質に驚きつつ、我慢強いと言ってくれるそうですし治療も進んでいるようです。この調子なら皮膚移植はしないで済みそうだとも言ってくれているそうです。だとしたら壊死もしないという事でしょうし、まだ治療は終わっていませんから気は抜けませんが少し安心しました。
「ご飯はしっかり食べてる?口からの栄養が大切だし体を作るからね。火傷の治りも変わってくるからしっかり栄養を摂ってね」と言うと、伯母は怒り出しました。
「それがよ!おかずが無いのよ、少ししか。ご飯が余るくらいおかずが少ないの。入院して11日経つけど、まだ卵焼きさえ出ないよ。卵も無いの。味噌汁、4cmくらいの鯖の塩焼き、ご飯、ちょっとの野菜(サラダか何か)で病室のみんな文句言ってるよ」と言うんです。え〜っ!それは本当なの?と。
入院食の味は美味しく無いと言われるのは知られている病院ですが、おかずも酷くなってしまっているとは。
入院患者にとって、一番の楽しみは食事だと思うのです。私は偏食なのでその病院に入院したらご飯とお味噌汁しか食べれないかもしれません(笑)改善の為に何か言った方が良い気がします。
「誰も言わないの?」と聞けば「言わない。誰も言わない。おかずが少なすぎて朝も昼もご飯を残したからお腹がすいて仕方なかった」と。言えないんでしょうね、でも酷い話です(遠い目)
誰かが言わないと改善されないでしょうし、言ってもどうなるかは分かりません。しっかり食費を取っているのですから贅沢では無いのですし、金額に見合う食事を提供して欲しいものです。本当に理不尽。
お見舞い金を渡していますので、病院の中にあるローソンで売っていたら「ふりかけ・海苔の佃煮」とかご飯のお供を買ったら?と提案しました。「ヨーグルトとかもおやつで良いんじゃない?食事制限はされてないでしょう?」と伝えると「うん、明日車椅子を押して貰って買いに行く。パンとかもね」と明るく言っていました。
本当は食事で栄養を摂るのが一番です。また高齢者向けにカロリー計算をしているのかもしれません。その割に病室内の人、全て同じメニューで同じ量のようですが(遠い目)
摂取カロリーも平均値が大事な訳ではありません、人それぞれだからです。特に伯母は栄養を摂らないと痩せていきます。体に栄養をとどめられない病気を抱えていますからカロリーと栄養を増やす為の物も病院から内服薬と一緒に出されているくらいです。それを飲んで食事をしていれば死ぬ事はありませんが、食事は本来美味しく楽しいものです。その楽しみをカロリー計算だけで済まさないで欲しいと思わずにはいられません。私が伯母の娘なら「おかずの量をもう1品でも増やして頂けないか」と言い易くもあるのでしょうが、それを伯母の子供達が言わないのを私が出しゃばる訳にもいきません。難しい所です。特に伯母の息子達とはほとんど付き合いが無いので余計に私は言い辛いのです。伯母の長女である従妹のお姉ちゃんとは連絡もよくあり付き合いはあるんですが。
とりあえず明日は何か病院内のコンビニで買い物する話をしていたら、看護師さんらしき若い声が(笑)寝なさいと注意されたようです。当たり前です(笑)もう夜の11時です。
「また明日話は聞くよ、お休み」と言うと「有り難うね」と伯母も電話を切りました。30分以上話していました。夜の遅い時間は周りに迷惑じゃないかと聞いたのですが、周りの患者さんも電話しているそうです(笑)でもルールは守って欲しいのですが、病院にいると不安で気持ちが暗くなるようで私も厳しくは言えないのです。不思議と伯母は母でも弟である父でも無く、私に電話をしてきます。お陰で電話すると眠たい時に寝れず、伯母の食事についても考えてしまいHSPである私は神経が高ぶり一睡も出来なくなります(笑)退院までは仕方ないかなぁ(笑)
食いしん坊な私は食事が酷いと聞くと辛く、そして悲しくなってしまいました。ご馳走である必要はありませんが玉子焼きや目玉焼きも入院11日の間に1度も出ないなんて。玉子大好きな私は発狂します。玉子料理と漬物と味噌汁があれば私は万々歳なんですが。
納豆、野菜、漬物、玉子料理、汁物、酢の物。私はこれがあれば1ヵ月でも2ヵ月でも大丈夫です(笑)ナポリタンだと毎日1食出ても大丈夫!最高なくらいです(笑)炭水化物バンザイですから。
ここ最近はブログの内容が伯母の病院での事だったりしますが、伯母の退院までしばらくお付き合い頂けましたら幸いです。
11月も終わりが見えています。皆様、体調に気をつけられて健やかにお過ごし下さいますように。
本日もお読み頂き有難うございました。感謝致します。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11108677
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック