投資の世界で生き残るために

アメリカがカナダとメキシコ、ＥＵ、韓国、豪州、アルゼンチン、ブラジル以外は鉄鋼製品・アルミ製品に対して関税をかけることになりました。アメリカの鉄鋼製品とアルミ製品のの輸入先で確認すると、日本はシェア率7位。よく韓国が除外でなぜ日本は違うの？という声がニュースでも聞こえますが、このシェア率を見ると明からで、韓国を除外から外すと、韓国の経済へのダメージは甚大で、さらに北朝鮮への制裁・圧力といった戦略も相当な影響が出るからである。また、日本よりシェア率が上位で除外とならなかったロシアとトルコ。ロシアは敵対国なので言うまでもないですが、トルコはどうか？これも、シリア領内のクルド人問題を巡ってトルコとアメリカは対立しており、このタイミングでは除外とはしてもらえない。では日本は？米国の国別貿易赤字が中国に次いで大きく、特にトランプ氏が自国の自動車産業守りたいのに、この自動車の割合が異常に大きいことに懸念があるためと思われます。だからといって自動車にもっと関税をかけさせろ、ならば除外としてやる・・・を考えているのかもしれません。いずれにしろ、アメリカ国内で鉄鋼の価格と自動の価格は上がる方向に向かうのは間違いないでしょう。これから自動車株を買うのは控えたほうがよさそうです。