2014年02月12日
マカオの旅 そのB
やっとたどり着いたベネチアンホテルの「運河街」。
運河を真ん中に、その両側に中世ヨーロッパの
石作りの街並みが再現され、
街の外壁のいたるところに彫刻が刻まれ、
街灯に照らし出されています。
運河には6人ほどが乗れる、
ゴンドラと呼ばれる細長い船が行き交い、
街の広場では、陽気なピエロや手品師が、
数々のストリートパフォーマンスを披露し、
訪れる人々の目を楽しませんてくれます。
まるでディズニーランドのような世界です。
高級ブランド品やマカオの土産物を
扱う店が軒を連ね、レストランやバーもあります。
僕らが訪れた時には、観光客もまだ少なく、
人ごみにもみくちゃにされることもなく散策することができました。
「お舟に乗りたい!」という子供たちの為に、
ショッピング街の一画にある土産物屋で乗船券を購入、
待ち時間もなく、ゴンドラに乗りこみます。
赤いスカーフを巻いた船頭は、
とても愛想の良い女性の方でした。
「どこから来たの?」
「今はまだ観光客も少ないわね。」
などと、片言の英語で会話をします。
船は水の上を音もなく、滑るように漕ぎ出します。
子供たちもニコニコしながら、街ゆく人々に手を振っていました。
そのうちに女性が自慢の喉で、歌を披露してくれました。
僕らも気分が良くなってきたので、
娘にも何か歌うように促しましたが、
最近、娘には恥ずかしいという感情が
芽生えるようになってきて、
あまり人前で歌ったり踊ったりしなくなってしまい、
代わりに僕がドレミの歌を歌いました。
乗船時間はほんの10分間程度で、
料金は120香港ドルくらいでした(よく覚えていません)。
お世辞にも安いとはいえませんが、
まあ、ここはもともとカジノで儲けた人々が散財するところ。
これくらいの出費は覚悟しないといけませんね。
その後も「運河街」を散策した僕たちは、
フードコートで夕食をテイクアウトし、
シェラトンホテルの部屋に戻って食べました。
次回へ続きます。
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