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2015年10月22日
『水魑の如き沈むもの』第10回本格ミステリ大賞受賞(小説部門)(2010年)著者三津田 信三(みつだ しんぞう)
水魑の如き沈むもの
奈良の山奥、波美地方の“水魑様”を祀る四つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が行われる。
儀式の日、この地を訪れていた刀城言耶の眼前で起こる不可能犯罪。
今、神男連続殺人の幕が切って落とされた。ホラーとミステリの見事な融合。
シリーズ集大成と言える第10回本格ミステリ大賞に輝く第五長編。
著者 三津田信三
編集者を経て2001年『ホラー作家の棲む家』(講談社ノベルス、のち『忌館』と改題、講談社文庫)で作家デビュー。2010年『水魑の如き沈むもの』(原書房、のち講談社文庫)で第10回本格ミステリ大賞受賞。常にホラーとミステリの融合を試みる独自の作風を持ち、ミステリランキング等で注目を集める。