2019年12月13日
術後あれこれ 1
前回同様 術後は 痛みと熱で辛かった
夫は 母を夕方前の高速バスに載せるため
駅に向かった
出がけに
「また戻ってくるから」と言ったが
丁重に(笑)お断りした!
自分が逆の立場だったら
「痛い 痛い!!」と唸っている夫の側で
一体どういう顔でいればいいのかわからないし・・・
「他人」そのものの関係であったその当時
夫がそばにつきっきりというのは ゾッとする事だった
正直 この痛みの中 夫がいようといまいと
全く関係のない事で・・・
案の定 熱は翌朝になってもそれほど下がらず
せっかく 朝イチで様子を見にきてくれた麻酔科のイケメン先生にも
笑顔で挨拶できなかったばかりか 痛みの愚痴ばかりで(泣)
尿管・ドレーン・点滴のルートなどはそのまま
けれども 昼近くに
酸素マスクとフットポンプは外してもらえた
それだけでも 開放感にホッとした
・・・と安心していたら 担当の看護師さんが一言
「さ! ベッドから降りて足踏みしますヨォ!」
は? まだとても痛いし
いま 看護学生さんに清拭してもらって
何だかさらに痛みが強くなったから
楽な姿勢に直ろうかと思っていたのに
「フットポンプも外れたので 少し運動しましょうね」ですと!
学生さんに支えられ やっとの思いでベッドから降りる
上がりません!! 足が!!!
足自体は痛くも痒くもないのだが 少しでも膝を上げると
脇腹が釣れて ビリビリっと音を立てるくらい痛い
開腹手術ほどではないのだろうけれど
腹腔鏡下の手術でも 術後は痛い!!!
「無理です〜〜〜 泣」
弱音を吐いては見たものの 看護師さんは容赦なかった!
「大丈夫!!!
点滴スタンドは 学生さんが引きますから
病棟を半周してきてみましょう!」
半泣きしながら 足を引きずって(上がらないんだもの)
とてつもなくゆっくりと 病棟の廊下を歩いた
さすがに疲れがひどく
午後は痛みが引かないまでも
ほんの少し ウトウトと昼寝らしきものができた
夕方 夫が面会に来ると告げたら
「では ご主人様とも一緒に歩行訓練しましょうね!
念のため 痛み止め入れておきますね」
大学病院は 患者にも学生さん並みにスパルタなの?
患者さんが多すぎて 早く退院させたいの?
そうは思いながらも
素直に 夕方も 無言無表情の夫と歩行訓練
側からみたら 仏頂面の変な夫婦だっただろう
この歩行訓練で 変に体をかばったせいか
この夜は 背中と腰が ミシミシいって また寝不足だった
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