2019年12月10日
手術前夜
手術説明が午後5時からだと言うことで
「術前入浴」をそれまでに済ませておくように言われる
入浴を終え 病室に戻ると
" 仕事に行っていた " 夫もちょうど戻って来た
母が来ているのを見て 少し驚いたが
普通に挨拶していて 見ているこっちが不思議な気分
ほんの少しばかり 微妙な空気が流れたところで
先生からの呼び出しがかかった
夫と二人で 相談室とやらに入ると
担当のB先生と 執刀医のC先生がいた
C先生の顔は 検査入院した時に
廊下ですれ違ってチラッと見てはいたが
話をするのは初めてだ
予定通り 右腎臓摘出手術となること
腎臓の周りは 大きな血管も多いので
出血のリスクも伴うこと
今回の術式は 腹腔鏡手術になること
その方法を 図解して説明してくれた
切った腎臓を 中で袋に入れて
その袋ごと取り出すので
3ヶ所開ける穴の1ヶ所だけ 少し大きくなるらしい
お腹の中で 臓器を切り離し
それを袋に入れて 巾着しばりしてから
袋ごと 穴から外に出す!
いやはや 人間の体内でそれをするって・・・
手術というより 手先の器用さ選手権みたい
実際 外科医の訓練は
手先の器用さを重視するものも多いそうだし
ニノが ドラマで縫合の練習をしていたのを思い出す
けど 今回は 体の中での巾着しばり(笑)
もう 先生方に頑張ってもらうしかない!
手術時間は おおよそ3〜4時間
私の手術順は 朝一番だと告げられた!
病室に戻って 娘と母に説明
ホテルには 夫が送ってくれることに
何だか バタバタしたが とにかく明日は手術だ
早く休もう!!!
・・・・と思っていたら 麻酔科の先生とB先生が!
「明日は 我々がついていますのでご心配なく!
一日も早く退院できるよう 頑張りましょうね!」
わざわざ 励ましに来てくださった
(夫が教授に話してくれていたおかげ・・・かな?)
ともあれ イケメンの若い先生方に励まされて
悪い気分のはずがない
ニンマリしているうちに 消灯時間になった
さぁ トイレも済ませたし 寝よう!!っと横になったら
またまた B先生が駆け込んで来た
「ニャンままさん! 大事なことを忘れてました!!!
すみませんが 左の腕を肩から全部出してくださいませんか?」
そう言うと 左の二の腕に マジックで大きく書かれた
「ニャンまま様 女 AB( +)右 」
入れ墨ではないのだが
まるで 片肌脱いだ どこぞの姐御のようになってしまった!
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