2019年10月31日
腹部CT
2014年 9月12日
O先生の総合病院での 腹部CT撮影の日
その日の朝
なぜか今までにないような幸福感に満ち足りた夢を見た
( 以下 手帳に書き留めておいた内容 )
3人の子供たちはまだ幼く
私と連れ立って 小さな商店街のイベントへ出かけている
皆で笑い転げている 楽しくて仕方のない雰囲気
商店街を抜けると なぜか結婚式場に向かうことになっているらしい
その道すがら 持っていたスマホが壊れて大騒ぎしている
次の瞬間
狭い道になぜか 花火か戦火なのかわからない程の火が降り注ぐ
危機的な状況に置かれているかもしれない場面なのに
スカッとした妙に明るいトーンで 恐怖感どころか
全体を包まれるような幸福感に満ち足りた感情のまま 目覚めた
今 手帳を読み返しても " 何じゃこりゃ? " と言うしかないが
夢占いに照らし合わせれば 何かのお知らせがあったのかも(笑)
その不可思議な夢のおかげなのかもしれないが
それほどの緊張もなく病院へ向かうことができた
検査は午後からだったので
患者さんたちでひしめいている午前中と違い
病院全体がどっしりしているような 落ち着いた雰囲気だった
技師のみなさんも 時間に追われている表情ではなく穏やかだった
CT撮影自体は 何の問題もなく無事に終了
診察室に呼ばれると 火曜日とは違った表情のO先生が言った
「結果としては・・・ やはり何かありますね
膵臓の右寄りに 少しデコボコした塊にも見えるものがあるんです
ただ これが " どこの何か " と結論づけるのは
専門医の読影を待った方がいいでしょう」
いやいや せっかく撮ったのに結論が出ないって・・・
はっきりと落胆の表情が見て取れたのだろう
O先生は 続けて言った
「私は 呼吸器外科専門なので
消化器系の先生に確定診断を仰いだほうが より確実なんです
ニャンままさんに合った 最善の治療をするためにも
専門医と相談していきたいので・・・・」
もちろん ありがたいお言葉ではあったが
その時の自分には 正直 全く響いてこない言葉だった
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