2019年03月17日
定期通院日
2013年10月に入った
2回目の口頭弁論日は来月だし
正直こちら側としては ほとんどする事がない
この頃には 当初の冴え切った " ハイ " の状態は消え失せ
どこか宙ぶらりんの 空虚な感覚で毎日を過ごしていた
下旬になり 予約していた定期通院日のこと
いつもの通り 採血とレントゲンを終え
やっとの事で呼ばれた外来診察室へ
少し神妙な表情のO先生がいた
「ニャンままさん 今日お時間ありますか?」
うわっ! 何? このシチュエーション!!!
悪い方への展開にしか思えない!
「腫瘍マーカーが 少しですが上昇してます
加えて 貧血がひどくなってきていますね
レントゲン写真は とても綺麗なのですが・・・
数値が上がってきている原因を特定したいので
念のために 午後から脳のMRIを撮りたいのですが」
もちろん 二つ返事で了承した
ここにきて何かあったら 裁判はどうなるんだろう?
いやいや 裁判も大事だけれど
本当に再発だったら 入院しなくちゃ、だよな?
身体 保つかな? 一挙に不安が押し寄せてきた
昼食を抜いて待合室で ボーッと待つ
すると 看護師さんが駆け寄ってきて
午後一番に 撮影をしてもらえる事を告げられた
割り込みではなく
今日いっぱいかかるはずの点検の機械が
予定より早く点検が終了したので そちらを使うとの事
すぐにMRIが終われば 何か食べられるかな?
などと なるべく 脳天気に構えて待つ事にした
午後1時! MRI室に呼ばれ撮影
終わってから とにかく腹ごしらえを、と
売店で買ってきたおにぎりを
ボソボソと 味を感じられないまま食べた
再度 外来の呼吸器外科・O先生の部屋へ
「ニャンままさん
脳内に 腫瘍らしきものが見受けられます
前回のように数は多くはありませんが・・・
割と大きな腫瘍が一つ
ちょっと気になる所にあります
ガンマナイフで処置が可能かどうか
私の判断では断言できない微妙な場所です
ですので
前回のようにM病院のK先生に判断を仰ぎたいのですが」
「転移しているとしたら 私も気持ちが悪いので
なるべく早く診ていただきたいです」
そうして 11月の半ばにM病院へ行く事になった
2回目の口頭弁論日直前の日程だ!!!
「先生 微妙なところ、というと
具体的にどんなところなんですか?」
「前回も 前頭葉の言語野の近くと
小脳の運動野のすぐ近くという大事なところでしたが
今回は 視神経が集中している箇所のすぐ傍です」
眼・・・・・かぁ
自分でも驚くほど ショックを受けていた
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キャサリンさんへ
治療と裁判の心のバランス・・・ですか
どう取っていたのでしょうね? (笑)
どちらも 自分でコントロールできないものですよね
とにかく 目の前に出てきた症状なり 事実なりを
その時その時で 受け止め対応していったとしか・・・
なんだか 一緒くたになって
あっちもこっちも一度に対応しなければならない時が多すぎたので
精神的には かなりナーバスになっていた事も事実です
これらの経験から ストレスはガンの大敵だと実感したわけで
またの展開をお楽しみに♪
月曜日の分の元気玉!!! 飛ばしましたからね〜〜〜〜!!!
ドキドキしながら一気に読みました
再発…の恐怖
がん患者なら皆 経験するのでしょうね
私も2年以内の再発率は
50パーセント以上と言われています
にゃんママさん
もう不倫裁判なんかどーでもいいから
治療に専念して!!
と、言いたい
治療と裁判 心のバランスは
どうやって保っていたのですか?
読みながら
私のほうが 心が痛みだしました
セツナイです