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2018年07月15日

手術後の入院生活 3


 毎朝のレントゲン撮影が 日課のようになった


 ・・・といっても 術後2日間は自室での撮影

 
 この技師さん達が イケメン2人組だった!!!

 
 二人共テキパキと動き こちら側に気を遣わせず
 安心と一緒に 笑顔をおいていってくれる


 
 息子達より 少しだけ年上であろうイケメン2人組



 頑張って仕事して 偉いね〜〜と おばちゃん気質丸出し!
 
 いえいえ 決して声には出しませんでしたが(笑)



 おや?


 ニヤついていると 痛みが薄らぐような・・・

  
 術後 とにかく何をしても 痛くて痛くて
 文字通り ヒィヒィ言っていたのに・・・


 
 痛みで食欲がなく 夫にほとんど食べてもらっていたのに・・・


 イケメンの力は偉大だ!!!


 
 
 この調子で ガンガン元気にならなくては!!!








  






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2018年07月14日

手術後の入院生活 2


 朝食のおかゆを 夫に食べてもらっている間も
 痛みは ほとんど引かなかった


 寒さが和らいだくらいで 体感は
 手術直後と似たようなものだった


 
 ” ベッドを起こさなくちゃ・・・
  大きく呼吸する練習しなくちゃ・・・”



 あれ?




 動かない!

 ベッドのリモコンを取るにも 
 ガチガチに固まった腕が動かず 届かない

 
 どうやって 体を起こすんだっけ?
 
 どうすれば 頭の横にあるリモコン取れるだろう?

 左腕を伸ばせば リモコン取れるかな?



 動かない右半身と戦っている気配を察した夫が
 ベッドを少し 起こしてくれた


 「こんなに自分の体が動かないなんて
  自分でも信じられない!」


 夫と話していると 先生が入って来た


 
 「朝食は食べられた?」「・・・」

 私の顔を見て 苦笑い

 「まだ無理だったか・・・
  でも ゆっくりでいいから水分からしっかり摂ってね」


 「これから レントゲンを撮るから 楽にしていてね」



 起こしてもらったベッドをまた倒し
 ポータブルレントゲンが来るのを待った







 

  









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2018年07月13日

最近の検査結果

 
 昨年7月 PET検査をした

 血液検査では 微妙な数値が出ていた

 

 「骨に・・・いってるかな?」

 O先生の指示で 再発転移の確認のためのPETだった



 結果としては 何事もなかったのだが
 定期的に検査してもらえることは 私自身の大きな安心感だ



 

 今年も 七夕様のように 一年ぶりにPET検査を受けて来た


 前回同様 大学附属病院にての検査

 
 折れている肋骨の断面、健康な人も光る部位を除き
 あの 異常に綺麗な光り方の所はなかった



 あ、1つ 口の中が光っていた!!!

 放射線科のS先生に 
 「歯かぁ? 何か治療してる?」


 歯科医どころか 定期検診以外に
 病院にはかかっていないし・・・

 抗ガン剤治療をしたあたりから
 よく歯ぐきが腫れるようになり
 その腫れが しばらく続くようになっている

 
 虫歯になった訳でもなく 歯が抜けそうになる訳でもない

 抵抗力が下がっているのかもしれないが
 さして大きな影響もなさそうなので
 こちらも仲良くお付き合いしていこうと思っている

 

 「一病息災」
 昔の人はよく言ったものだと思う
 
 自分が病気にならなければ 実感できる言葉ではなかった



 どんな検査であっても 結果が出るまでの時間
 不安で押しつぶされそうな気持ちになる


 でも これからも この気持ちもひっくるめて全部
 毎日を自分らしく 明るく生きていこう







   
  






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タグ:#検査結果

2018年07月09日

手術後の入院生活 1


 眠れたのか 眠れなかったのか


 何とも言いようのない 薄ぼんやりとした意識だが

 部屋が明るくなって来たのを感じた



 夜が明けたのかな・・・・
 本当に 手術終わったんだ・・・・


 
 
 明るくなって2度目の検温の頃 夫が来てくれた

 「よかった 昨日の顔色があまりに悪かったから
  大丈夫かな?って 心配してた」


 「寒さがおさまって来て 毛布一枚取ってもらったの
  もう 電気毛布じゃなくて 普通の毛布にしてもいいくらい」



 あんなに寒かったのが嘘のように 普通の感覚になっていた


 
 けれども 上半身 特に右側の痛みは 寒さがなくなった分
 余計に強く感じられた

 それに 声枯れも続いていて 呼吸もまだ浅めだった




 O先生が来てくれた


 「ご主人から聞いたと思うけど 
  腫瘍自体は5.8センチくらいありましたよ 上葉ごと切除したから大丈夫
  縦隔膜リンパには 見たところ転移は無いようだったけど 
  当初の予定通り 転移のリスクを低めるように郭清術をしましたからね」

 
 「先生  夫から肋骨を折ったと聞いたのですが?」


 「うん リンパ節郭清するときに 器具がなかなか進まなくて
  2本折らせてもらいました。 大丈夫 日常生活には支障ないからね」


 「先生 とにかく痛いんですが この痛みはどのくらい続くんですか?」


 「個人差はあるけど 一両日中には随分楽になるはずですよ
  体を左下横向きに寝てもらった体制で 右腕を上げたままの状態で
  手術しているからね   痛いよね・・・
  あまり酷いようなら 痛み止めを追加するから遠慮なく言って下さいね」


 あの細長い手術台の上で 横にされてたんだ!!!
 
 それで 不自然に右半身だけガチガチに固まっているのか・・・



  
 それから先生は 傷口周辺・周辺機器を確認して言った

  「今日・明日と レントゲンを朝イチに撮りますね!
   ベッドに寝たまま ポータブルレントゲンで撮るから
   心配しなくて大丈夫!

   でも、肺に充分な酸素が行くように 深呼吸を意識してね
   立ち上がらなくてもいいけど なるべくベッドを立てた状態で
   上半身を起こしておいた方がいいからね 
   酸素が入りやすくなるはずだから」



  「それから 食事は 朝食から出るから 食べられるだけ
   食べてね! 無理のない程度に」

 
 颯爽と退室する先生!  



 食事?  もう 絶対無理!!!

 出て来た おかゆは 夫に食べてもらいました(笑)













  


 




 
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2018年07月07日

手術当日 10 

 
 長い 長い夜が始まった

 
 酸素マスクをつけられ 
 電気毛布に 二重に包まれている状態

 
 背中を浮かそうにも 痛みで身体的感覚がはっきりせず
 自分の体なのに 上手に動かせない




 寒さは相変わらず続いていて 
 酸素マスクの中に結露ができてしまい
 滴った水滴が 首筋まで垂れて また冷える




 ここはICUではなく普通の個室なので
 術後 2時間おきくらいに 
 尿量・ドレーン・点滴状態・血圧・酸素量・体温等
 看護師さんが 確認に来る



 ウトウトしたかと思うと 機器確認の時間で
 落ち着いて眠れない

 




 何時になったのか 皆目わからない

 

 痛みに耐えきれそうもない

 傷口がベッドに触れないよう 右半身を浮かしたかった

 やっとの思いで どうにか少しだけ左向きに身体を浮かした

 このまま 少しでも左向きに寝ることができたら・・・



 

 ちょうど 入って来た看護師さんが

 「勝手に動かないでください!!!
  きちんと仰向けになっていてください!」

 

 思いのほか 強い口調でたしなめられた

 
 あ 夜勤の人に変わったんだ!

 手術当日の夜に そんな厳しく言わなくても・・・

 
 そして 元に姿勢に戻された!






 でも やっぱり痛さに耐えられない


 看護師さんによって仰向けにされた体を
 右半身がベッドにつかないように
 また 少しずつ ずらした
 


 繋がれている管や 計器に反応が出ないように 
 ゆっくり ゆっくり

 
 それでも 痛い  少し動くだけでも痛い


 
 けれども またあの看護師さんが入って来て
 無理やり 姿勢を変える・・・・


 
 

 3度目に 変えられそうになったときに


 「痛いんです! 本当に辛いんです!
  傷口がベッドにつかないように 浮かしていたいんです!」

 
 半泣きで 訴えた!!!


  
 すると その看護師さんは無言で出ていってしまった!


 
 えっ???  
 まさかの放置?  なに?  どうなるの?



 

 
 

 ものの数分も経たないうちに 看護師さんが戻って来た

 枕を1つ手に持って



 「これを 右半身の下に挟んでみます。
  角度は ご自分で指定してください」


 
 恐る恐る ゆっくりと右半身を上げ
 ・・・と言っても ほとんどミリ単位か?という動きだが

 枕を挟んでもらい 位置の調整をしてもらった




 あぁ〜〜 やっと傷口がベッドから離れた!

 体重をかけなくてもいい状態になった!


 

 たったそれだけの事なのに どのくらいの時間が経ったのか

 
 けれど 痛みが半分になったほどの感覚


 そして やっと寒さが落ち着いて来た

 毛布を一枚だけにしてもらう





 ホッとして 浅いながらも ウトウトと眠りにつくことが出来た





 
  
   
 



 




 

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2018年07月06日

手術当日 9


 痛み止めを入れてもらって 少し落ち着いた


 

 もちろん 痛みが無くなった訳ではない


 右半身が挟まれているような感覚はずっとあるし

 背中を浮かせたい気持ちも変わらない



 「今 何時頃?」 夫に聞いてみた

 「もうすぐ 7時ってとこかな」



 手術室から運ばれてきて そろそろ2時間か

 この痛みは いったい いつまで続くんだろう?


 
 「もう 自宅に戻っていいよ」  夫に言った

 
 夫は少々面食らった様子だったが・・・



 正直 夫がいてどうなるわけでもない状態


 いつまで続くかわからない 痛みとの戦いには
 自分自身で対峙していかないと



 「明日もなるべく早く来るから
  痛み止めは遠慮しないで 看護師さんにお願いしてね」



 夫が帰宅して しばらくしてから
 またもや 猛烈な痛みとの戦いが始まった











   
   








 
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2018年07月05日

手術当日 8 


 自分の体が 今どうなっているのか?

 状況が よく把握できていない

 
 
 あまりの痛みに 
 肉体的感覚と脳感覚がズレているみたいだ



 右半身が 胸と背中側双方から
 厚くて重い鉄板で挟まれているように痛い!


 
 夫の話を聞きつつも 痛みがどんどん酷くなってきている


 
 「痛いーーーー 痛い 痛い 痛い!」


 声に出して言っているつもりでも かすれて音にならない

 酸素マスクをされているのに なぜか息苦しい


 よほど辛そうなうめき声だったのか 夫が看護師さんを呼んでくれた



 「少し痛み止めを入れるように先生に確認してきますからね」



 
 

 あれ?  身体を動かすときは どうしてたんだっけ?

 
 背中が猛烈に痛いので 少し浮かせたいんだけど
 右半身は指先くらいしか思うように動かない・・・



 自然と涙が出てくる

 
 情けないなぁ・・・と頭の半分は冷静なのに


  
 痛みと不安で 涙が止まらなくなった










 






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2018年07月04日

手術当日 7


 痛いながらも ホッとしたせいか 
 わずかながら眠ったらしい



 目を覚ましたら 夫が読んでいた本を置いて
 ベッドサイドに来てくれた


 
 「とにかく 出血が少なくて 何と25ccだけだったって!」


 25? 250とかじゃなくて?

 もっとも250ccも出血してたら 輸血だったはずだし


 

 それにしても 私はトカゲか? 血も出ない?


 いやいや・・・
 O先生の外科としての腕は 病室の清掃のおば様にまで 
 
 担当でよかったね♪ 絶対綺麗に取ってもらえるよ!
 
 と言われるほどだから そのおかげなんだと思う



 「ただ、血管の分岐が少し複雑だったとかで 
  予定より 大きく切開したと言われたよ」


 右肺上葉切除はもちろん 下葉も少し取った上に
 縦隔膜リンパ節郭清の際に 器具がなかなか入らなくて
 開胸部を少し広めて 肋骨も2本折ったとの事


 術前の先生の話では 18センチくらいの傷になるよ、と
 言われていたのが 何と25センチ近い傷になったらしい


 
 麻酔明け?で 頭が追いつかないんだけど・・・・


 傷が大きくなったのね・・・やっぱり下葉も取ったんだ

 で??? 肋骨2本折った?????

 聞いてないんだけど・・・・??? 何それ???



 
 感覚がはっきりしてくると同時に 
 右半身の猛烈な痛みに耐えられなくなって来た



 


 





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2018年07月03日

手術当日 6

 
 ストレッチャーに乗せられて ガラガラと
 長い廊下を連れていかれる


 まだはっきりと目を開けられない感覚だが
 音は 意外にもはっきりと聞こえていた


 
 ガタガタガタ・・・・・
 
 そして自分の歯がなる カタカタカタカタ・・・・



 
 「ICUが満室なので 今夜はこちらの部屋になりますね」

 看護師さんの声に ショボショボと目を開けた

 
 個室だ
 古いけれど 大部屋よりも天井が高いような気がする


 
 「何時間かかったの?」

 覗き込んできた夫に話しかけたが ビックリするほど 声が枯れていた

 
 「先生の予定時間通り 3時間ちょっと」

 「やっぱり大きかった?」

 「うん ガンのところが白くて周りと全然違ってた!
  出血が少なくてよかったですって 先生が言ってた」



 夜間担当だという看護師さんが入ってきた


 「今から麻酔が完全に覚めるに従って 痛みが強くなってきます。
  遠慮なくナースコールして下さいね。痛み止めをすぐ入れられますので」

 
 麻酔科の先生が 
 手術後 痛み止めを入れられるよう 
 硬膜外麻酔のチューブはしばらく付けたままにしておく、と
 話していたのを思い出した
  



 その言葉を聞いている間も ただただ寒い!!!

 
 「まだ とても寒いです。
  震えが全然止まらないんです」



 すぐに暖かい毛布が掛けられた

 痛みはすでに加速度的に強くなってきていた


















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2018年07月02日

手術当日 5

 
  「ニャンままさぁ〜〜ん!!!ニャンままさぁ〜〜ん!
  聞こえますかぁ? 起きてくださぁい!!!」





 せっかくのいい気持ちが台無しだ!
 まだ眠いのに・・・・・

 ・・・ん?・・・・・



 「しっかり目を覚ましてくださぁい!
  目を開けてくださぁい!」

 

 バンバンバン!!!!!

 耳元で 騒がしく手を叩くのは ほんと止めてほしい!
 
 う・る・さ・い!!!!!





 え??? ちょっと息苦しいんだけど!


 「はい!!! 大きく息を吸って 吐いて!
  そう!!! もっと大きく!」
 
 「しっかり呼吸を意識してください!大きく!大きく!」



 
 溺れそうになった所を引っ張り上げられたのか?

 
 何はともあれ やっと深呼吸できた!

 
 




 
 溺れたんじゃない! 手術してたんだった!


 今更ながら 死ぬかと思った!(笑)




 

 麻酔で ちょっと 神秘体験とやらも経験できるかな?などと
 期待していたが・・・・・・


 残念ながら 深く暗い眠りで 全くそれらしき事もなく


 凄い騒々しい起こされ方をした!



 溺れそうになった自分が 周りの人達から
 ものすごく乱暴に 引っ張り上げられた感覚




 何故 溺れそう・・・って?



 寒いんだ!!!!! とにかく寒い!!!

 
 
 アニメでよく見られるように
 体の震えで 歯がガタガタと音を出している!


 何だこれ? 
 ふざけてるみたいに 歯が鳴り止まない!


 そして 体が動かない!

 何と 毛布でグルグル巻きにされているではないか?!



 電気毛布らしいが 全く熱が伝わってこない!


 寒い! 寒い! 寒い!  





 「よかったですね! 無事終わりましたよ!
  これから お部屋に戻りますね〜」





 まだ ボンヤリしているものの 
 手術フロアを出て 夫が迎えに出ているのがわかった!



 「無事 成功したみたいだよ お疲れ様」


 


 声を聞いてホッとしたのか 
 そこから また少しウトウトした








 

 








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プロフィール
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ニャンまま
2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
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