都市伝説研究所

とある産廃回収施設では強力な電磁石を使用して鉄材の回収を行っていた。

電磁石を使ってスクラップの回収中での事、雇われて日の浅い初老の男が誤って磁石の下に入ってしまった。

それに気づかずクレーンを操作していた作業員は、電磁石のスイッチをオンに。電気が流れた瞬間、辺りに血が飛び散った。

他の作業員が発見したときにはすでに事切れており、
老人は即死していた。

検視の結果、入れ歯が脳に食い込んだことが死因であった。

老人は総入れ歯であったが、入れ歯の金属部分が電磁石の強力な磁力に吸い寄せられ、脳に食い込んでしまったのだった。