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2020年11月14日
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
1万8000人の社員の働き方をリサーチし、AIで分析した結果、いい成果を残した上位5%の社員にはある一定の行動パターンがあることが分かった。働き方改革、リモートワークなどが進む中でこの5%社員のシンプルな考えと行動は、確実に問題解決の糸口になる。
★過程より結果を重視する
5%社員にアンケートを行ったところ、高い頻度で出現する名詞は「結果」や「目標」でした。そして「達成する」「成し遂げる」「認められる」という動詞が多く使用されていました。失敗した時も一般の社員が「失敗はしたがみんなと協力できてよかった」と考えるところを、5%社員は「確かにみんなで頑張ったし、やれることはやったつもりだったけれど、失敗したということは、どこかに失敗の原因があったのだ」と考えるのです。
★自己開示、そして挑戦を実験と捉える
コミュニケーション術のひとつに「オープンクエスチョン」というものがあります。イエスかノーで答えるような質問をするのではなく、自由に答えられる質問をすると、相手の情報や考え方を多く知ることができるというテクニックです。
成果を出し続けてトップ5%の評価を得る人材は、共通して行動の量が多いことが特徴的です。 95%の一般社員よりも、「5%社員」の方が、会話やチャットで接する人数が多く、会議での発言頻度は一般社員より 32%多く、社内での移動距離も 22%長かったのです。
そもそも「5%社員」は、失敗をさほど悪いものだと思っていません。 むしろ成功しても学びがないことをネガティブに捉えます。「5%社員」は、「この辛い経験によって学びを得たから、必ず次は失敗しない」と、失敗を自分にとってプラスの材料に変える癖をもっています。
★意識改革ではなく、行動改革
意識を変えて行動するのではなく、行動を変えることによって意識が変わるのです。 行動をしてみたら変化が起きたことを自覚し、「行動を起こすことに価値がある」という意識に変わるのです。そうやって行動を継続していくと、行動変容が習慣に変わります。意識せずに行動を変えようとしていくのです。
「〜すべき」と正論をかざしても、抵抗勢力は動かないことを「5%社員」は理解しているのです。 相手と共鳴するために、はじめに相手と同じような悩みや課題を説明し、その悩みがどうやって解決したかを具体的に説明すれば、相手の腹落ち感を醸成できるわけです。 社内で一目を置かれているのが「5%社員」ですから、周りの社員は、なおさら彼らのアドバイスを取り入れやすいのです。
優秀なリーダーは目的志向で行動派ですから、まずはスタートをして、途中でチェックポイントを設け、どんどん決めていきます。
★フィードバックはプレゼントと考える
5%社員は積極的に他者のフィードバックを得ている。5%社員の多くはフィードバックを得ようと自発的に行動していた。彼らは成果を残した時であっても、その成果を継続させるため、もしくはさらに上を目指すために改善点を探している。
★休日の過ごし方
水泳、読書、買い物など、自分のテンションが上がるものを自分で選択して実践している。自分で選択、というのがポイント、
★再現性を大切にする
なぜうまくいったのか、どうしてうまくいかなかったのかを冷静に分析し、その仕組みやプロセスを徹底的に掘り下げ、エッセンスを抽出して、その先に活かせると、企業は発展し存続し続ける。自身の価値を高めたいと思うのであれば、過去の成功や失敗の経験から物事を再現できるようになればいい。本質的な価値とは、なぜそれが上手くいったのか、その構造やプロセスを解き明かし再現できること。
5%社員は成功した時にその手順をまとめていく。まとめた後はそれを習慣化できるように何度も繰り返す。手順化して習慣化することは、成功への近道だけでなく、時短にもつながる。
★新たな経験を好む
5%社員の多くが新しいもの好きと自覚しており、1年以内に発売されたスマートフォンを使用している確率は61%と高かった。機種変更の速さは一般社員の2倍。
今週に達成できなかった事柄や中断している事柄に対して、より強い記憶や印象を持つというバイアスがあります。それをツァイガルニク効果と呼ぶ。ドラマやCMでよく目にする「続きはwebで」もツァイガルニク効果を使った表現。
75%の5%の社員は翌日のタスクが決まってから退社していた。おおよそでも「明日はどれくらい仕事しないといけないか」を把握しておいた方が、翌日のスタートダッシュが良い気がする。
【感想】
自分の周囲で断トツに仕事ができる先輩を思い浮かべてこの本を読んだ時に、その先輩の行動と、5%社員の行動が恐ろしく一致していて驚いた。何よりも成果、結果を重視していたし、新しいiphoneが発売されるたびにすぐさま最新機種を買っていたし、挑戦≒実験を繰り返し再現性を高めていた。意識を改革するのではなく、行動を改革すれば意識も後からついてくる、など目から鱗の考え方も多かった。かなり仕事に適用できそうな一冊だった。
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2020年11月11日
千田琢哉100の言葉
成功者たちにインタビューしていて、共通していた驚くべきある事実がある。それは、周囲からその成功者が「すばらしい」と認められる前から、成功者たちは自分で自分を「すばらしい」と認めていた、ということである。これは笑いごとではない。成功はすでに自分が自分を認めているところから、スタートしているのだから。
仕事のできる人というのは、ポイントを押さえている人だ。換言すれば、ポイントを押さえている人というのは、手の抜きかたを知っているということである。どんな仕事であれ一〇〇時間かけたうちの五時間や一〇時間くらいしか、本当の核心部分に触れるような仕事はしていない。だから仕事のできる人は、とてつもない短時間で驚くべき成果を挙げることができるのだ。なぜなら圧倒的な量をこなすことによって、手の抜き方を習得したのだから。
人間にとって、時間とお金が同じくらいの価値であるはずがない。古今東西問わず、富も名誉もすべてを手に入れた大富豪たちが最後に望むものは不老不死だ。つまり永遠の命である時間に他ならない。そのくらいに時間は尊い。遅刻するというのは、待っていた人たちすべての命を奪ったということだ。つまり殺人と同じになる。
時間を生み出す方法はいたってシンプルだ。集団で行動しないだけで、時間はとてつもなく増える。集団で行動するデメリットは数え切れないほどある。集団で行動すると、その中で一番遅い人に合わせなければならなくなる。五人で行動すると、真ん中の三番目の人に合わせるのではなく、全員が五番目の人に合わせなければならない。こうしてそのグループ全体が、五番目の人と同じレベルになっていくのだ。
そして愚痴を発する側と愚痴を聴く側は、人生のすべての時間をこれだけで埋め尽くして終えていく。愚痴を発しない、聴かないと決めるだけで膨大な自由時間がプレゼントされることをお約束する。
一番目に好きな人と一番やりたいことをやっていれば、それが最高の時間の使い方だ。いったい自分は、どれほど時間の無駄遣いをしているかに気づかされる。二番目に好きな人と、二番目にやりたいことをやっている暇があるならば、一人で自分を磨いて、一番目に好きな人と会うための準備をしていたほうがはるかに有意義な人生だとは思わないだろうか。そんなの理想だと思うかもしれない。ハッキリしているのは、人生は一度きりだということだ。
プロフェッショナルとアマチュアの決定的な違いは何か。役職でもなければ労働時間の長さでもない。すべてにおいて呆れるほどに当事者意識を持っているか否か、である。
現状の自分と同じ人間は気休めにはなっても、決して憧れの対象にはならない。三〇代になって成長して夢を実現させていきたいのであれば、多少居心地が悪くても、将来こうなりたいという上司にどんどん近づいていくことだ。未来が変わる。本気で成長したかったら、厳しくて居心地の悪い上司にしがみついていくことだ。
勉強というのは義務なんかではなく、明らかに権利であることに気づかされる。学生時代は義務教育だったが、社会人になったら権利教育なのだ。権利教育では教科も教材も無限にある。この世の中のありとあらゆるものが、教科であり教材なのだ。
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