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2020年12月06日
頭がいい人の読書術
議員秘書、コンサルタント、会社役員など、さまざまな仕事を経験してきた、超人気コラムニストが教える、読書スキルが凝縮された1冊。読書した内容をアウトプットしていくことで人生が変わる!?
★読書の基本
読書は楽しまなければ意味がない。自分のペースで楽しく読むことが最も大切。「はじめに」「おわりに」「第1章」を読めば、 内容の7割はつかめる。この3点を読んで面白くなさそうならそこで読むのを終えてしまってもいい。
★アウトプットしてこそ意味のある読書に
1冊を10分で読み、30分でアウトプットすることが大量に本を読み、成長できる秘訣。アウトプットのベースになるのは 読解力であり、理解力 ということです。 速読して本をたくさん読んでも、内容を理解していなければ読んだとはいえません。逆に、どんなに長い時間をかけて丁寧に読んでも、単に文字を追っているだけで理解できていなければ、本を読んだことにはならないのです。 内容を理解できていなければ、アウトプットは難しいでしょう。アウトプットできない本は、読んだとはいえないのです。
本をたくさん読むことで、インプット量は圧倒的に増えます。 それと同時に、意識的にアウトプットすることをおすすめします。 読んだ本をアウトプットできるようになることで、あなたは、飛躍的な自己成長を実感できるようになるはずです。
★具体的な読書のテクニック
本を集中力高く読むためには、なるべく集中力が高くなりやすい時間帯に本を読むことです。私の場合は、夜寝る前の1時間になるべく読書の時間を取るようにしています。朝起きたあとの1時間に集中力が高くなる、という人は朝本を読むといいでしょう。朝は起きたばかりで頭が整理されている状態で、読んだ本の内容が頭に入ってきやすいですし、夜は誰にも邪魔されないリラックスした状態で本を読むことができるからです。
時計やスマホは、キッチンタイマーのような数字のみを計ることを目的に設計されていません。また、視線が移動しますから気が散ります。キッチンタイマーを用意することで時間がよりリアルに伝わってきます。1冊の本を読む、1本の記事を書くのに、「今日は○○分かかった」「この本は分厚いのにかなり短縮して読むことができた」と可視化できたほうが、はるかに学びの効果は大きいはずです。
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2020年12月04日
あなたを変える52の心理ルール
毎日の行動を少し変えるだけで、お金が貯まる・勉強がはかどる・健康になる・友達が増える・仕事が増えるなどいいこと尽くめ。日常生活において絶大な効果を発揮する行動習慣をメンタリズムの理論を用いて解説した1冊!!!
★謝罪や悪い報告は午前中にすると、許してもらえがち
午前は「理性の時間」、午後は「感性の時間」と言われ、人は午前中は感情的になりづらく、感情が表に出にくいことが分かっています。つまり、謝罪やネガティブな報告は午前中にした方が、相手の怒りは爆発しません。
★ラベリングを効果的に使う
例えば、「お前は駄目な奴だ」というラベルを貼り、毎日そう言い続けていると、本当に駄目な人になってしまいます。逆に「君、仕事できるなあ」と褒め続けると、本当に仕事ができる人になってしまうことが、様々な心理学の実験から分かっています。 この原理を利用して人を動かすことを「ラベリング」と言い、メンタリズムではよく知られた技術です。
「ラベリング」を利用すると、相手を自分の好みの方向へ動かすことができます。例えば、料理が下手な彼女にうまくなってもらうことも可能です。 彼女が料理を作ってくれた時、褒めればよいのです。初めはお世辞と受け取られないように、さりげなく言います。「自信がないなんて言ってたけど、意外にセンスあるんじゃない?」とか「駄目だって言うわりには、結構うまいね」という具合です。
「ラベリング」とは、脳に繰り返しフィードバックすることで、自分を目的の方向へと導いていくテクニックです。こう変わりたいと思ったら、まず自分にそういうラベルを貼り、それにふさわしい行動をとるよう促します。行動をとると、脳はそれを自己認識して、それにふさわしいように内面を変え始めるのです。
★認知的不協和
そこで知っていただきたいのが、心理学で「認知的不協和」と呼ばれている現象です。これを上手に利用すれば、初対面の人とでもわりと簡単に親しくなれます。 人間の脳は、「行動」と「気持ち」が一致しないと不快になります。この状態を「認知的不協和」と言い、脳は無意識に「行動」か「気持ち」のどちらかを変えて一致させようとします。 例えば、プライベートな会話は、家族や親しい友人としかしないのが普通です。しかし、何かのきっかけで、親しくもない人とプライベートな会話をしてしまうと、この「認知的不協和」が発生します。そして、脳は親しげな会話をやめるか、相手を親しい人だと思い込もうとするのです。 この原理を利用します。仕事先の相手にわざとプライベートな話題を持ちかけ、「認知的不協和」を起こさせます。そのまま、嫌がられないように会話を続けていると、相手の脳は「こんな会話をしているということは、この人と私は親しい関係なのだろう」と思い、感情の修正を行います。こうして、本当に親しい間柄になることができます。
★権威効果、ウィルパワー
心理学でいう「権威効果」をうまく使うと、営業トークやプレゼンテーションの説得力が増します。 まず最初に、誰でも簡単にできる方法は「出典を添えること」です。 例えば、何かを話す時に「○○省の調査によると」とか「△△大学の○○博士も言っていますが」など、さりげなく出典を添えて言います。
仕事に対する集中力と一日の生産効率は、自分の「ウィルパワー(意志力・自制心)」をいかにうまくコントロールできるかによって決まります。ナッツを昼過ぎに食べるとウィルパワーを1日継続できる。
二分で終わることは、後回しにせずその場でやる」というルールです。理由は簡単です。後でやろうとすると、それを思い出すのに二分以上かかり、もったいないからです。
★カフェで勉強、作業が捗る理由
勉強や仕事を静かな場所でしたがる人は多いのですが、実は静かな場所より、ある程度騒音のある場所の方が人は集中できることが分かっています。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学が、三つの環境で仕事をさせ、人の集中力と創造力がどう変わるか実験をしました。一つめの環境は「静かな図書館」で、騒音レベルは50デシベルくらいです。二つめの環境は「少しうるさいカフェ」で、騒音レベルは70〜75デシベル。最後は「工事現場」で、80〜90デシベルくらいの場所です。その結果、被験者が最も集中力を発揮できたのは、二つめの「少しうるさいカフェ」でした。
★メモを持ち歩くことでアイデアマンになれる
例えば、サヴァン症候群の人は、本見開きをパッと見ただけで、一字一句間違いなく暗記したり一度見た風景を写真のように記憶したりできる。しかし、日常生活では記憶力が高すぎて忘れたいことを忘れられないため、苦しんでいる人が多い。「忘れる」という脳の機能は人が生活していく内で必要な能力であることは間違いない。
思いついたことをメモしようとしても中々できないのは、何かを思いついてからメモしようとするから。居場所が変わったら必ず何かメモをする習慣を持てば、アイデアが浮かぶ習慣も作れる。エビングハウスの忘却曲線によると、20分後には42%のことを忘れてしまう。
★ノートを1冊にまとめると記憶しやすくなる
私は覚えたいことを何でもノートに書き、常に持ち歩いています。用途に応じてノートを使い分けることはしません。一冊のノートに、仕事の情報、打ち合わせの記録、英語の勉強、読書の記録、日記、アイデアなど、何でもかんでも書き込みます。最大の理由は、復習しやすいこと。そのノートを持ち歩き読み返せば全ジャンルの復習ができる。ノートは記録するためじゃなく記憶するためにある。
ノートは薄くてB5のものがベスト。
★ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果とは、完結した情報は記憶から消えやすいが、未完の情報は記憶に残りやすい、という心理学的な法則。
【感想】
謝罪や悪い報告は午前中にした方が許してもらいやすい理由や、カフェが1番勉強や作業が捗る理由を心理学的な視点から説明していて、凄く納得したしそれを意識して実社会でも活かせるなと思った。場所を変える度にメモするのを習慣にする、ノートはすべて1冊にまとめる、そのノートは薄くてリングノートじゃなく、B5サイズのものがベスト、などメモの取り方についても詳細に方法を公開してくれていて、早速自分も実践しようと思えた。
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