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2023年03月05日

英領フォークランドの今

南米アルゼンチンのカフィエロ外相は2日、主要20カ国・地域(G20)外相会合が開かれていたインドの首都ニューデリーで英国のクレバリー外相と会談し、南大西洋にある英領フォークランド(スペイン語名マルビナス)諸島について、領有権の交渉再開を求めました。

フォークランド諸島は1833年から英国が実効支配しており、1982年にはアルゼンチンが侵攻したものの、英国に敗北、約2カ月にわたる紛争で、双方で900人以上が戦死しました。
2013年には帰属を巡る住民投票があり、99・8%が英領の維持を選んだものの、領有権争いは現在も続いています。

カフェイロ氏は会談で、領有権を巡る議論を切り離して、諸島の経済振興などを図ることで両国政府が合意した16年9月の共同声明を破棄するとした上で、交渉再開を提案しました。
これを受けて、クレバリー氏は会談後、ツイッターに「フォークランド諸島は英国だ」と投稿、13年の住民投票を念頭に「島民に将来を決める権利があり、彼らは英領であり続けることを選んだ」と強調しました。

16年当時、アルゼンチンは欧米寄りの姿勢を取った中道右派マクリ政権でしたが、現在の左派フェルナンデス政権はマクリ前政権の施策に否定的な立場で、共同声明の破棄と交渉再開を求める動きは、その一環とみられます。

当時のイギリス政府、サッチャー首相は有権者から支持率の低下に悩まされており、フォークランド紛争は渡りに船の出来事でした。
戦争終結後に支持率は73パーセントを記録し、保守党はサッチャー政権発足後2度目の総選挙で勝利を収め、これをきっかけにサッチャーはより保守的かつ急進的な経済改革の断行に向かいました。

アルゼンチンは経済の低迷が続き、デフォルト(債務不履行)を度々繰り返していますが、それでも、国家破綻といった事態には陥ることなく、陽気な国民性と相まって社会生活は概ね安定しているように思います。

アベノミクスの副作用で、日本経済は破綻するといったマスコミ報道が聞かれますが、アルゼンチンを見ている限り、まずありえないと断言できます。


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