2016年10月07日
[ゲームネタバレ]デッドアイランド(DEAD ISLAND)〜狂気、死臭、混乱…地獄と化した南国の楽園
DEAD ISLAND デッドアイランド
開発/Techland
販売/Deep Silver
日本語版販売/PS3版/XBOX360版:スパイク・チュンソフト、PC版:ズー(ZOO)
ジャンル/FPS・アクションRPG
CERO/Z
プレイヤー人数/オフライン:1人、オンライン:2〜4人
発売日/2011年9月6日
■あらすじ
そこは楽園のはずだった・・・狂気、死臭、混乱…。人生を謳歌するために訪れた楽園は、生を屠る島へと変わった。南国リゾート、バノイ島で原因不明のゾンビのアウトブレイクが発生。完全な混乱へと陥いる人々。世界の安息から切り離されたプレイヤーが生きるために残された道は、ただ死人と戦い、この島を脱出することのみだった。
プレイヤーは自らの身を守るため、ゾンビを相手に戦い抜くために、あらゆる物を武器にして戦う。この島では、パドル、鉈、バールなどの近接武器から、希少価値の高いハンドガン、 ショットガンなどの銃火器まで、様々な武器が手に入る。果たして彼らはゾンビ・アウトブレイクの真相の糸口を見つけることができるだろうか?
※ゲームのストーリーはこの順になっています。
・デッドアイランド
↓
・追加エピソード1:ライダー・ホワイト
↓
・追加エピソード2:リップタイド
↓
・デッドアイランド2(2016年発売予定→延期)
<ネタバレあり! 結末まで掲載しています!>
■目覚め
主人公はリゾートホテルの一室で目覚める。あたりは静寂に包まれ、人気が一切ない。廊下に出ると、散らばった荷物、台車に積まれた大量の旅行カバン、力任せに壊されたようなドアが目に入る。外の様子を伺おうとテラスへ顔を向けると、上の階から人が下へと落ちていった。突如、叫び声を上げながら全身血まみれの人々がこちらへと走ってくる。主人公は慌てて逃げ出すが追いつかれてしまい、そのまま気絶してしまう・・・
■血まみれの砂浜
気付くと主人公は助け出されていた。砂浜にある小屋で生存者たちに話を聞くと、このリゾートでゾンビが大発生し、観光客たちが襲われているという。監視カメラでホテルを見ていたところ、主人公たち4人だけがゾンビに襲われて6時間たってもゾンビ化しなかったため、感染に対する免疫があるはずだと言う。そのため、主人公たちに生存者たちを助けてもらえないか頼まれる。その時、無線がつながる。名乗らない謎の男から「この島からの脱出手段がある。私のもとへ来い」とメッセージがある。
■免疫者たち
こうして、主人公たち4人はこのバノイ島から脱出するため協力し合うことになる。プレイヤーの一人目はシアン。リゾートホテルの従業員だが、実は香港警察の特別捜査官。二人目はサム・B。一発屋のラッパーで、かつての栄光を取り戻すためにバノイ島のライブに呼ばれていた。三人目はローガン。飲んだくれの元NFLフットボーラー。献血運動の宣伝の為に島へ訪れていた。最後はプルナ。元警官で、現在はVIP御用達のボディガード。
主人公たちはリゾート海岸にあるライフガードタワーに生存者たちを移動させる。大きな施設だが、嵐が近づいており無線は繋がらない。物資調達のため、海岸から市街地へ移動することにするが、市街地への道に設置されたバリケードを突破できる車が必要になる。海岸沿いの工場でアールとジンの親子の整備士に協力してもらい車を強化するが、ゾンビに襲われ父アールが感染してしまう。アールは工場に残り、娘のジンは主人公たちと同行する事になる。市街地でも生存者たちを助けながら道を切り開いていく。
■天からの啓示
市役所はゾンビにまみれており、警察署は若者たちがギャングとなって占領していた。障害を排除しながら物資を集める中、無線が入る。無線の男はBIDF(バノイ島防衛軍)のホワイト大佐といい、バノイ島本土ではなく監獄のある近くの離島にいる事がわかる。そこは道案内なしでは辿り着けないため、ジャングルにいる案内役を探せと言う。また、無線の男は妻が感染しているらしく、ジャングル奥地に住む原住民の持つ免疫からワクチンを作らせるよう命じる。
■呪われし研究
案内役と原住民を探しにジャングルへ向かう。そこで原住民の族長の協力が得られるが、この原住民には食人の習慣があり、それが原因でゾンビ感染が始まったと考えられる。この悪夢を終わらるため、まだ食人の経験がなかった族長の娘イェレマは、主人公たちに協力する。そしてジャングルの研究所でワクチンが作られる。ホワイト大佐との無線がつながり、ワクチンと引き替えに主人公たち4人を助けるという約束を交わし、案内役モーウェンの協力で監獄へボートで移動する。
■ゾンビだらけの独房
監獄島へ辿り着く主人公たち4人と案内役モーウェン、整備士ジン、原住民の娘イェレマ。監獄もまたゾンビに占領されており、何とか逃げ延びていた囚人たちと協力し、大佐のもとへ急ぐ。しかし大佐は睡眠ガスで主人公たちを眠らせワクチンを奪い、感染した妻と共にヘリで逃げようとする。
大佐は、ゾンビ感染を防ぐため島をミサイル攻撃によって焼き払う予定であり、この島にいる生存者達は助からないだろうと伝える。そこへ、隙をついたジンが大佐の妻の拘束を解く。すでにゾンビとなっていた大佐の妻は大佐に噛み付くが、その場で射殺される。激昂した大佐はさらにジンを射殺し、ワクチンを自身に使用する。ワクチンは実は血清ではなくウィルスで、大佐は凶暴な化け物になってしまう。雨の中、狭いヘリポートで主人公たちは何とか大佐を倒す。
■残された希望
主人公たち4人と原住民の娘イェレマ、脱出に協力してくれた囚人のケビン、この6人はヘリに乗り込む。ケビンはヘリを操縦し、遂に彼らはこの島からの脱出に成功したのだった。ヘリの中でラジオを聞いていると、国防軍の広報のニュースが流れる。「・・・この馬鹿げた噂は何の根拠もないものだ。島は安全であり、カロンというハッカーをはじめ、監獄の受刑者も最高の警備レベルがあるため問題はない。ウイルスも島外には及ばない。」そして、6名を乗せたヘリは陸地目指して飛び続けていくのだった。
<END>
島には大勢の生存者達がいたが、主人公たちは彼らを置いていった。最悪、免疫のある自分たちだけで脱出する可能性はある、と本編中に話し合っていた。また、島ごと爆破すると宣言されていたが、本編中にそのシーンは映らない。しかし、やはり証拠隠滅のため爆破されたものと思われる。
補足・・・ジャングルのとある小屋にジェイソンがいる。ただのネタキャラであり、ストーリーには一切関係ない。チェーンソーを振り回しながら主人公たちに襲いかかってくるが、放っておくとゾンビに殺されてしまう。パッチで修正され、結構弱くなってしまった。
デッドアイランドの良さは、青空と砂浜の広がる南国リゾートと、血みどろゾンビとのギャップですね。また、武器も序盤はオールやバール、ナイフとか身の回りのものしかないのもいいです。この子はそういう点を伸ばしてほしかった。後半は銃が結構使えてしまうので、他のFPSと変わりなくなってしまうという、ね。そしてデッドアイランド2は舞台が「島」じゃなくなってるっぽいんで、何とかしていただきたい所ですよ。
■デッドアイランド1
惨劇のはじまり。ゾンビ・アウトブレイクに立ち向かう人々。
■追加エピソード1:ライダー・ホワイト
本編の裏で何が起きていたのか?ホワイト大佐の視点から事件の真相を追う。
■追加エピソード2:リップタイド
本編直後のエピソード。
ヘリで脱出した主人公達は嵐に遭い、近くのパラナイ島へ漂流する。
■デッドアイランド2
舞台はアメリカ本土へと移ったようだ。2016年発売予定→延期。
■PS3版 | ■Xbox360版 | ||||
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■PS4版 | ■リップタイド Xbox360版 | ||
| 価格:1,980円 |
サササッ 三|ノシ・з・|┐ それではまた!