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2018年07月12日

[ゲームネタバレ]シェンムーU:Shenmue2〜舞台は横須賀から香港へ

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◆「シェンムーU」・・・一行あらすじ

香港にたどりついた芭月涼(はずき りょう)は、事情を知る朱元達を探し、父を殺された原因となった一対の鏡の過去を追うため桂林へと旅を続ける。


リリース日/2001年9月6日発売
販売元/セガエンタープライゼス(現 セガゲームス)
プラットフォーム/ ドリームキャスト・PC


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シェンムー 聖地巡礼ガイドマップ
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◆「シェンムーU」あらすじ

<ネタバレあり! 結末まで掲載しています!>

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■横須賀

父を殺された芭月涼(はずき りょう)は、仇である藍帝(らんてい)を追って、横須賀から香港へと向かう。かつての父の知人、朱元達(シュ・ゲンタツ)を訪ねるため、まずはその居場所を知ると思われる桃李少(トウ・リショウ)老師を探すこととなる。

■香港

船で香港へ到着した涼は、鳳凰鏡(ほうおうきょう)と現金の入ったバッグをスリの子供ウォンに盗まれてしまう。慣れない港町の中、ウォンを追ってバッグを取り返したが、現金は全て抜き取られた後だった。宿銭すらなくした涼は途方に暮れるが、現地で知り合ったバイクを乗り回す女性ジョイに宿とバイト先を紹介してもらい、滞在費稼ぎと桃李少老師探しを行なうことになる。

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■四つの武徳

町の人々に聞き込みを続け、老師がいる文武廟(ぶんぶびょう)に向かうが、そこにいた拳法家に涼の未熟さを見抜かれ「老師に会いたければ四つの武徳を知ることだ」と言われる。町の道場を巡り、人々と話し合い、迷えるものを助け、涼は四つの武徳「戒・功・胆・義」を知る。

戒 むやみに技を見せず、また使うべからず
功 怠る事なく修練を積むこと
胆 常に慌てず冷静に判断すること
義 正しい事の為にためらわず行動すること

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涼が文武廟に戻ると、そこに現れた老師は若い女性だった。老師とは中国語で「先生」を意味する言葉であり、武術の達人である彼女は本名は紅秀瑛(コウ・シュウエイ)と名乗る。しかし、無謀な復讐を遂げようとしている涼に、朱元達の居所を教えてはくれなかった。一方で、彼女の操る武術は、本気の涼でも全く太刀打ちできないほど強力であったことから、涼は彼女の元で修行を積みつつ、さらに藍帝を探すことにした。

■老師の過去

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涼はシュウエイ老師の部屋に泊めてもらいながら、古い本の虫干しという地味な作業を何日も続けさせられる。こんな事をしていて藍帝に近づけるのかとあせる涼だったが、お手伝いをしている薫芳梅(クン・ファンメイ)という女の子と話すうち、何事も鍛錬であると気付き、この町や武術のことを学んでいく。

しばらくして、鍛錬のうちのひとつ「落ち葉つかみ」を成功させた涼は、書庫にあった武林書を読む許可を得る。かつて横須賀の道場で藍帝が父に言った「お前が殺した趙孫明(チョウ・ソンメイ)を覚えているな」。武林書を読み、趙孫明とは虎燕拳(こえんけん)の伝承者であった事を知る。さらに、涼は本の中に古い写真を見つける。そこには子どもの頃の老師であるシュウエイと、その兄の紅紫明(コウ・シメイ)が写っていた。紫明は両親を殺した者に復讐するために出ていき、そのまま戻ってこなかった。そのため妹のシュウエイは一人ぼっちになり孤児院で過ごしていた。その過去から、シュウエイは涼に仇討ちすべきでないと諭していたのだった。

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■ヘヴンズ

涼は朱元達の居場所を探し続ける。どうやら朱元達は、裏組織である蚩尤門(しゆうもん)に狙われているため姿を隠しているようだ。蚩尤門は九龍城にあるチャイニーズマフィア黄天会(こうてんかい)に、朱元達を探させているという。それならば、黄天会と敵対しているストリートギャングのヘヴンズなら何か情報があるかもしれないと、危険を感じながらも涼は突き進み、行く手を遮るギャング達を蹴散らしながらヘヴンズの頭、刃武鷹(レン・ウーイン)と出会い、一時的に協力することになる。そしてレンから朱元達が九龍城に居るとの情報を得る。

■九龍城

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涼はお世話になった人々に頭を下げ、香港を離れ九龍城へと向かう。だが、すでに朱元達は黄天会のボスである斗牛(とぎゅう)に襲撃を受けたあとで、涼とレンは黄天会に捕まってしまう。口は悪いがケンカの腕は確かなレンと協力し、なんとか囚われの身から脱出した2人は、朱元達は黄天会の本拠地である黄天楼(こうてんろう)へと連れ去られたと知る。

■黄天会

2人は黄天楼へ向かう。複雑な建物を上り下りする中、こっそりついてきていたジョイが捕まっているのを見つける。涼は闘技場で白虎(びゃっこ)と名乗る派手な男を倒すとジョイを助け、さらに進む。そしてついに最上階で斗牛を倒して朱元達を救出することに成功した。ふと涼が上空を見上げると藍帝を乗せたヘリがいた。黄天会が失敗した事を見届けた藍帝は涼をしばし見つめ、飛び去る。

救出された朱元達は、涼の父である芭月巌(はづき いわお)が藍帝に殺されたことを聞き、自分の忠告が間に合わなかったことを悔やむ。そして朱元達は衝撃的な事実を涼に告げる。趙孫明は藍帝の父だと。つまり、涼の父が藍帝の父を殺し、藍帝が仇討ちとして涼の父を殺し、そしてまた涼が仇討ちとして藍帝を追っている、復讐の連鎖だと・・・。父は人を殺すような人物ではない、きっと何か事情があったはずだと、涼はそう信じる以外になかった。

朱元達は涼の鳳凰鏡に煙を吹きかけると北斗七星が浮かび上がった。この鏡は二枚組み合わせると清王朝の財宝を手に入れるための手掛かりになるという。鏡の原料「トウ河緑石」は桂林の白鹿村が産地であり、そこなら鏡を作った一族から、何らかの情報が得られるかもしれない。さらに、その地は芭月巌と趙孫明が若い頃に修行を積んだ場所であると。初めて知ることばかりで、ただ驚くだけの涼だったが、「藍帝も桂林へ向かった」と聞いてはもう黙って座っていられなかった。

■桂林

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涼はお世話になった人々に再び頭を下げ、香港を離れ桂林へ一人で向かう。桂林の白鹿村へは荒れた山道を数日歩いていくしかない。その途中、川に流される少女を見つけ、涼はとっさに飛び込んで助ける。その少女は玲莎花(レイ・シェンファ)といい、白鹿村の者だと言う。そして、彼女の養父が鏡を作った一族の子孫だと判明する。

■白鹿村

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シェンファの案内で2人は無事に白鹿村にたどり着いた。シェンファの家のそばには巨大な木が一本立っていた。その木は莎木(シェンムー)というのだそうだ。次の日、泊まり込んで石工の仕事をしているというシェンファの養父に会うため、2人は村から離れた洞窟に向かった。しかしそこに養父の姿はなく、「私の役目は終わった。鳳凰を携えし者と共に行け」という置き手紙と宝剣「七星剣」があった。涼が剣を台座に刺すと洞窟に明かりがともり、壁に彫られた巨大な龍鏡と鳳凰鏡の石細工を照らし出した。それは、村に伝わる歌を体現しているかのようだった。

地より現れし龍が 黒雲をいざない 天をおおうも
舞い降りし鳳凰 そのつばさによりて 紫風を生むが如く
漆黒の夜は広がりしも 明星は一つ 燦爛と輝く


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龍鏡を持つ藍帝の黒雲を追い払うべく、東の国からやってきた鳳凰鏡を携えし涼。一対の鏡と親子の因縁、涼とシェンファの旅がここから始まるのだった。


<END>


シェンムー2です!

主人公の涼は仇討ちのため、日本を飛び出す!涼の父に手紙を送った朱元達や、本シリーズのヒロインである莎花(シェンファ)が登場し、ようやくストーリーが盛り上がってきたんですが・・・!盛り上がってきました!

舞台は中国、香港の港町からにぎやかな繁華街へ、そして悪名高き九龍城、奥地の桂林、白鹿村に移動します。とうとう、タイトルである木、莎木(シェンムー)も出ました。後々、この木も何かあるんでしょうか。しかし、ゲームはこの直後に終わりなんですよね。うーん、先が気になる。

さて、この続編は、セーブ時間は前作よりは少し早くなりましたが、ロード時間は相変わらず遅い。前作と違い、地図を購入すればマップが表示され、人に尋ねると目的地の場所をちゃんと教えてくれるし、人によっては目的地まで案内してくれるので、迷う事は減りました。いくつかのシステムは操作しやすくなり、やや進めやすくなりました。前作をクリアしている人なら楽勝です。

ストーリーについて、シェンムーは元々「全16章」仕立てだったんですが、しかし規模の縮小を余儀なくされ「全11章」となった経緯があります。さらに増えたり減ったりして、以下のようになりました。

■1章・・・ シェンムー 一章 横須賀
■2章・・・ 漫画(ゲームは無し)
■3.4.5.6章・・・ シェンムーU
■7〜・・・


◆蚩尤門の四天王(四神:古来から四方を司る霊獣)

中国の裏組織、蚩尤門(しゆうもん)の幹部と言えば四天王なんですが、まだすべての情報は公開されていません。この「2」で登場した「白虎」は、蚩尤門ではなく黄天会の四天王かもしれないんですよね。

方 四神 称号       名前
東 蒼龍 藍帝(らんてい) 趙龍孫(チョウ・リュウソン) 趙孫明の息子
南 朱雀 炎帝(えんてい) 鳥隼 (チョウジュン) シェンムー3に登場
西 白虎 黄帝(こうてい) 紅紫明(コウ・シメイ) シュウエイの兄
北 玄武 玄帝(げんてい) ?  未登場

漫画を見る限り、紫明はシュウエイさんが倒しそうな予感がします。うーん、3が楽しみですね。


◆おまけ
「誰やねんこれ」と言いたくなるようなシェンムーUのCMをはっておきます。



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サササッ 三|ノシ・з・|┐ それではまた!





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