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2022年08月19日
美文字練習 え
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今回は「え」の練習をします。
「え」の形は漢字の「衣」から派生してきているわけで、曲線から構成される形が美しく、同時に難しいものです。
流派、会派によっても書き方が微妙にというか、かなり異なる文字でありますが、ご自身で美しいと思われる形で学習を進められるのがよいかと思います。
下に練習用の語句を挙げました。何度も同じ「え」を書くことで、なにやらゲシュタルト崩壊をおこしてしまいますね。多分、私にとってはちょっとまだ距離感がある文字のようです。画像はタッチまたはクリックすると大きく拡大されるので、細かいところまで確認することができます。
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今回は「え」の練習をします。
「え」の形は漢字の「衣」から派生してきているわけで、曲線から構成される形が美しく、同時に難しいものです。
流派、会派によっても書き方が微妙にというか、かなり異なる文字でありますが、ご自身で美しいと思われる形で学習を進められるのがよいかと思います。
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2022年08月18日
2022年08月17日
美文字練習 あ
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他でも書いておりますが、日本語の約7割が平仮名で構成されているので、平仮名の攻略を念頭に置いて練習を進めることが、効率的な練習ということができると思います。
今回は、平仮名の「あ」を題材に、表現のバリエーションを練習してみたいと思います。
下の画像は、ひらがなの「あ」から始まる2語の表現を書いたものです。
「あ」の形が台形で、安定した形です。続く文字が何であっても、「あ」の安定感を感じながら、中心を通る線を意識しながら書くと思うような形に書きやすいと思います。
ちなみに使用している紙は便箋で、どこのコンビニエンスストアでも販売しているような、一般的なものです。中心線がわかりやすくなるように2行にまたいで書いてみました。
「美文字」と言ったとき、多くの人は字形をイメージすると思います。
もちろんそれも大切ですが、以外と見逃されがちなポイントが、字と字の位置関係であったりバランスです。
左側にはまとまった長さの文というか表現を書いていますが、個々の文字の配置や大きさによってかなり印象が変わってきます。
バランスについてはまた別のところで確認したいと思います。
閑話休題、中学や高校の歴史の教科書に出ている古文書の資料などで文字を続けて書いているのをみたことがあると思います。これを「連綿(れんめん)」といいます。表現上美しいものですし、さりげなく書くのも乙なものだと思います。こちらもまた改めてどこかで取り上げたいと思います。
ちなみに今回使用した筆記用具は、サクラクレパスのボールサインNX05という水性ゲルインキのボールペンです。サクラとクレパスの合同企画らしく、今では各社発売しているゲルインクを最初に開発したブランドのようです。
色が真っ黒で、ノック式にもかかわらず軸の遊びがなく、かっちり書くことができて気に入っているのですが、最近ではご覧の通り流通が少ないようで、黒を入手するのが困難でもあります。代替品をさがさないといけません。
サクラクレパス 水性ボールペン ボールサインNX05 GBR105#19(10) 赤 10本 価格:1,986円 |
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2022年08月03日
美文字の書き方 「ひらがな」を攻略しましょう。「や行」
美文字の書き方 「ひらがな」を攻略しましょう。「ま行」
それでは今回は、ひらがなの「ま」行の練習をしてみたいと思います。
「ま」行は、くるりと回転する、いわゆる「結び」が多く出現します。どれも特徴的な形状をしているので、それぞれ書き分ける必要があります。
結びの一例を書いてみました。平結び、三角結びという種類があって歴史的に構造が説明できるわけですが、芸術と考えると、ある程度幅をもたせて表現させてもいいような気もします。
「ま」は、歴史的にみると、漢字の末が変化したものです。下の左右の払いが、カタカナの「ホ」となり、ホの2画目と3画目がつながり、〇くなっていくわけですが、写真を見ていただければお分かりの通り、2画目のハネの部分がとんがっていることから「三角結び」となるという次第です。
とはいうものの、小学校などでは結びについては、三角結びではなく、平ら結びで指導しているわけで、これも歴史的な流れの一環として考えてもいいのではないかなと考えています。おそらく今から100年もたてばさらに字の簡略化が進んでいることでしょう。100年後まで、今と同じような安定した社会があるのかどうかは疑問ではありますけどね。
「ま」行に関しては、とくに、「み」はつづら折りのように、リズミカルに線をつづら折りをしていきます。うまく書けるととても優雅で滑らかな字ですよね。字源は、「うつくしい」の「美」です。この漢字は、羊に大が加わったものとして現在の漢字が成立しておりますが、昔は羊の下は、「火」または、羊の最後の画が大きな「人」で、その左右に点が二つついた形でした。ひらがなの「み」は、この「人」の2画目が連続することによってメビウスの輪のような形になったものです。それはそうとしても、最初の羊が消えすぎですよね。
「ま」行は、くるりと回転する、いわゆる「結び」が多く出現します。どれも特徴的な形状をしているので、それぞれ書き分ける必要があります。
結びの一例を書いてみました。平結び、三角結びという種類があって歴史的に構造が説明できるわけですが、芸術と考えると、ある程度幅をもたせて表現させてもいいような気もします。
「ま」は、歴史的にみると、漢字の末が変化したものです。下の左右の払いが、カタカナの「ホ」となり、ホの2画目と3画目がつながり、〇くなっていくわけですが、写真を見ていただければお分かりの通り、2画目のハネの部分がとんがっていることから「三角結び」となるという次第です。
とはいうものの、小学校などでは結びについては、三角結びではなく、平ら結びで指導しているわけで、これも歴史的な流れの一環として考えてもいいのではないかなと考えています。おそらく今から100年もたてばさらに字の簡略化が進んでいることでしょう。100年後まで、今と同じような安定した社会があるのかどうかは疑問ではありますけどね。
「ま」行に関しては、とくに、「み」はつづら折りのように、リズミカルに線をつづら折りをしていきます。うまく書けるととても優雅で滑らかな字ですよね。字源は、「うつくしい」の「美」です。この漢字は、羊に大が加わったものとして現在の漢字が成立しておりますが、昔は羊の下は、「火」または、羊の最後の画が大きな「人」で、その左右に点が二つついた形でした。ひらがなの「み」は、この「人」の2画目が連続することによってメビウスの輪のような形になったものです。それはそうとしても、最初の羊が消えすぎですよね。
2022年08月02日
美文字の書き方 「ひらがな」を攻略しましょう。「た行」
「た」行の練習をしましょう。
た行の文字は、どれも特徴的で且つ難易度の高い曲線をあまり含まないので総じて書きやすい文字群だと思います。それぞれの文字について、その特徴的な部分、つまり、注意したほうがいいところをまとめてみます。
た ・・・ 右側の「こ」の部分が大きくなりすぎないようにするといいと思います。縦画からのつながりで、文字の高さの半分くらいで書き始めるとバランスが良くなります。
ち ・・・ 相対的に大きな文字の表現にならないので、あまり大きく反って書かないで、滑らかで優雅な漢字で線を書くと品がでるとおもいます。
つ ・・・ 一筆書きで単純なだけに、奥が深いです。書き出しは右上がりで、横長で、どらやきのように空気を餡にみたてて包み込みます。
て ・・・ 地味で繊細な曲がりがあるので、お手本をよく観察して真似をしてください。書き出しは右上がりで、直線にならないようにt気をつけます。続いて戻りながら下に向かい、最後にきゅっとまとめる部分がポイントです。
と ・・・ 小さめにまとめます。文の中に入った時、前後の文字の大きさとのバランスをうまくとる必要があります。
「た」行は、個人的に造形美がある形をしているように感じるので、きちんと決まると、文字映えすると思いますよ。
私が気をつけているところは、微妙な曲線です。とくに「た」行は直線的な線というより、たとえば「た」の2画目の縦線や、3画目から4画目につながるところ、「ち」なら、2画目の縦線と右側に膨らんでいく曲線のところ、「つ」なら、起筆から右上がりに上がるライン、「て」は右上に反り返ってスイッチバックしてからの曲線、「と」は1画目の終筆からの繋がりと、その流れと逆に向かう曲線のラインなど、微妙な曲線が非常に多いので、意識して書き分けるようにしています。
書き分けられているかどうかは、それこそ微妙なところですが、師匠の先生方はどなたも美しいラインで表現されているので、奥深いところだと感じています。
た行の文字は、どれも特徴的で且つ難易度の高い曲線をあまり含まないので総じて書きやすい文字群だと思います。それぞれの文字について、その特徴的な部分、つまり、注意したほうがいいところをまとめてみます。
た ・・・ 右側の「こ」の部分が大きくなりすぎないようにするといいと思います。縦画からのつながりで、文字の高さの半分くらいで書き始めるとバランスが良くなります。
ち ・・・ 相対的に大きな文字の表現にならないので、あまり大きく反って書かないで、滑らかで優雅な漢字で線を書くと品がでるとおもいます。
つ ・・・ 一筆書きで単純なだけに、奥が深いです。書き出しは右上がりで、横長で、どらやきのように空気を餡にみたてて包み込みます。
て ・・・ 地味で繊細な曲がりがあるので、お手本をよく観察して真似をしてください。書き出しは右上がりで、直線にならないようにt気をつけます。続いて戻りながら下に向かい、最後にきゅっとまとめる部分がポイントです。
と ・・・ 小さめにまとめます。文の中に入った時、前後の文字の大きさとのバランスをうまくとる必要があります。
「た」行は、個人的に造形美がある形をしているように感じるので、きちんと決まると、文字映えすると思いますよ。
私が気をつけているところは、微妙な曲線です。とくに「た」行は直線的な線というより、たとえば「た」の2画目の縦線や、3画目から4画目につながるところ、「ち」なら、2画目の縦線と右側に膨らんでいく曲線のところ、「つ」なら、起筆から右上がりに上がるライン、「て」は右上に反り返ってスイッチバックしてからの曲線、「と」は1画目の終筆からの繋がりと、その流れと逆に向かう曲線のラインなど、微妙な曲線が非常に多いので、意識して書き分けるようにしています。
書き分けられているかどうかは、それこそ微妙なところですが、師匠の先生方はどなたも美しいラインで表現されているので、奥深いところだと感じています。
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美文字の書き方 「ひらがな」を攻略しましょう。「さ行」
「さ」行のひらがなの練習をします。
人によって、また流派によって書き方、字形が案外異なりがちかな、という印象がしているので、私が書く形もその中の一つと受け止めてもらえればと思います。
とくに、最初の「さ」の、2画目です。私は最後に右に曲がるように書くのですが、曲がらずにまっすぐ書く書き方のほうが多いような気がします。2画目がなぜ曲がるのかというと理由があって、下の説明写真を見てください。
このように、もとの漢字の左の中の、エの横棒がその名残なのです。文字の変化が単純化によって進んでいくなら、曲がらずに書くのが正常進化なのかもしれません。
「さ」行のひらがなは形が特徴的なものが多く、逆三角形、縦長、横長と類型化して形を捉えると、早めに字形を習得することができると思います。ただ、「す」の結び部分など、ちょっとトリッキーな印象もあるので好みに合わせて練習してもよいかと思います。ただ、どの書き方でも案外共通点もあって、画像のように線の分割位置での長短は同じように書かれることが多いように思います。
それでは、「さ」「し」「す」「せ」「そ」について、下の画像で書き方のポイントをご確認ください。
人によって、また流派によって書き方、字形が案外異なりがちかな、という印象がしているので、私が書く形もその中の一つと受け止めてもらえればと思います。
とくに、最初の「さ」の、2画目です。私は最後に右に曲がるように書くのですが、曲がらずにまっすぐ書く書き方のほうが多いような気がします。2画目がなぜ曲がるのかというと理由があって、下の説明写真を見てください。
このように、もとの漢字の左の中の、エの横棒がその名残なのです。文字の変化が単純化によって進んでいくなら、曲がらずに書くのが正常進化なのかもしれません。
「さ」行のひらがなは形が特徴的なものが多く、逆三角形、縦長、横長と類型化して形を捉えると、早めに字形を習得することができると思います。ただ、「す」の結び部分など、ちょっとトリッキーな印象もあるので好みに合わせて練習してもよいかと思います。ただ、どの書き方でも案外共通点もあって、画像のように線の分割位置での長短は同じように書かれることが多いように思います。
それでは、「さ」「し」「す」「せ」「そ」について、下の画像で書き方のポイントをご確認ください。