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2022年08月03日

美文字の書き方 「ひらがな」を攻略しましょう。「ま行」

それでは今回は、ひらがなの「ま」行の練習をしてみたいと思います。


「ま」行は、くるりと回転する、いわゆる「結び」が多く出現します。どれも特徴的な形状をしているので、それぞれ書き分ける必要があります。


結びの一例を書いてみました。平結び、三角結びという種類があって歴史的に構造が説明できるわけですが、芸術と考えると、ある程度幅をもたせて表現させてもいいような気もします。

結び.JPG


「ま」は、歴史的にみると、漢字の末が変化したものです。下の左右の払いが、カタカナの「ホ」となり、ホの2画目と3画目がつながり、〇くなっていくわけですが、写真を見ていただければお分かりの通り、2画目のハネの部分がとんがっていることから「三角結び」となるという次第です。

 とはいうものの、小学校などでは結びについては、三角結びではなく、平ら結びで指導しているわけで、これも歴史的な流れの一環として考えてもいいのではないかなと考えています。おそらく今から100年もたてばさらに字の簡略化が進んでいることでしょう。100年後まで、今と同じような安定した社会があるのかどうかは疑問ではありますけどね。

ま.JPG

「ま」行に関しては、とくに、「み」はつづら折りのように、リズミカルに線をつづら折りをしていきます。うまく書けるととても優雅で滑らかな字ですよね。字源は、「うつくしい」の「美」です。この漢字は、羊に大が加わったものとして現在の漢字が成立しておりますが、昔は羊の下は、「火」または、羊の最後の画が大きな「人」で、その左右に点が二つついた形でした。ひらがなの「み」は、この「人」の2画目が連続することによってメビウスの輪のような形になったものです。それはそうとしても、最初の羊が消えすぎですよね。
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