2019年10月17日
おじさんの文章って「、」多し
ネットから拾った意見で「おじさんの文章は句読点が多い」と言うものがありました。
まぁギリ30代なんで「おじさんの対象に入っていない!」と言い聞かせている自分でございますが、本当なんでしょうかね。
いや、こんなこと書いていたらこのブログもちょっと意識しちゃいますよ。でもさっきの意見って加齢によってそうなるわけでなく、たまたまそうだっただけじゃないでしょうかね。
そもそも読点(「、」)が多い事が悪いのか?というとそうではないと思います。多すぎるとダメなんでしょうが、少なく過ぎても読みずらい文章になりますよね。
どんな時に使ったらいいんでしょうかね「、」って。話す時の息継ぎみたいな感じ?ひらがなが続くから見易くするため?文字数で決めた間隔?
ちょっとした例文を作成してみました。
「私は、別に反対するわけでは、なかった」
これは違和感ありますね。「反対するわけではなかった」という部分はひと続きの言葉だと思うので、途中に読点は必要ないですね。 次!
「私は、急いで食事をして、職場に向かった」
文の長さ的にはさっきの例と同じですが、特に違和感はないように感じますね。適切な場所に読点が入っているかどうか?を見分ける方法として「その目的」を理解すればいいと思います。
読点を打つ目的は、二つあって「出来事と出来事の境目を示したい場合」と「文の骨組みをはっきりさせる」という事。
ソッコー食事をして職場に行った例から見ると、「食事をした」と「職場に向かった」の二つの出来事があります。ですから、これらを分ける為に打った読点は違和感がなかったのです。
骨組と言うのは、
「私は、外国へ行った友達に手紙を書いた」
と言う文を骨組だけにしたとすると「私は友達に手紙を書いた」になります。つまり「外国へ行った」という文は友達を詳しく説明する為の修飾語(しゅうしょくご)になります。
つまり、骨組をはっきりさせるために修飾語である「外国へ行った」の前に「、」を打つと違和感がないのです。
変な所に打ってしまうと、自分が外国へ行って、友達に手紙を書いたようにも解釈できそうな文になってしまいます。
日本語って難しいですね。
タグ:文章の書き方
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