2017年06月09日
一万円振ってタクシー止める?そんな時代に・・・
6月に入りましたね。大学卒業予定の学生さんの内定率は60%を超えていると聞きます。
若い力の確保はこの先の企業成長にとって重要かつ死活問題だと思います。「労務倒産」なんて言葉も聞くようになっています。仕事はあってもそれをこなす人がいない・・・。チャンスロスがどうこうとか言ってる場合でないです。
平成29年4月の求人倍率は、有効求人倍率(季節調整値)は1.48倍となり、前月を0.03ポイント上回っています。先日、バブル期の数値以上だ!!なんてうちの社長も言ってました。しかし、バブル期の倍率に数値は同じようなものであっても中身がまるっきり逆なのが今の時流。
バブル期は高い求人倍率は「需要の爆発」によって働き手が一気に必要となったもの。商売であれば出せば売れる!そんな時代だったそうです。よく比喩されるのがタクシーの乗車。普通通りかかったタクシーを止めるのに手を上げたりして、乗車の意思を伝えて乗せてもらうのですが、バブル期は「どこまで?」みたいに聞かれて近場だと乗車拒否。金になる人しか乗せないなんて事があったようです。さらに個人的には少し盛ってるんじゃないかと思うような話・・・タクシーを止める為に「一万円札を持って手を振る」んだそうです。
そんな時代に生まれたかった・・・。いや、そんな時代に自分がいたら、バブル崩壊とともにわが身も崩壊していそう。
しかし、現在は「増える需要に対して供給が追い付かない」のではなく、「需要に対して供給が減少」という状況。「人手不足」という単語を聞かない日は無いようにも思います。今年の流行語大賞にでもなるんじゃないかって。「時短」「簡便」とか。
求人倍率を産業別にみると、運輸業,郵便業(8.3%増)、製造業(7.9%増)、 建設業(6.9%増)、生活関連サービス業,娯楽業(6.1%増)、など増加が目立ちます。減少しているのは、卸売業,小売業(3.8%減)のようです。
いいや、自分は卸売の業界ですが、人欲しいですよ!!
さらに、都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の2.06倍、最低は北海道の1.13倍、受理地別では、最高は東京都の2.07倍。・・・でしょうね。最低は北海道の1.09倍となっています。
私の住む田舎では、高齢化も重なり今後ますます大変になっていくと思います。大々的に移民でも受け入れましょうか?そんな動きも増えてきていますから、特別な事じゃなくなってきていますよね。
ダメダメ会議の4つの特徴とは?
タグ:人手不足
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6351876
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック