2016年02月17日
円安?円高?今日理解したところまで|外国為替取引
外国為替取引とは、異なる通貨間(国内だけでなく海外との取引)で行われるものです。
商品の輸出入や外国証券や海外の不動産への投資などなど、国際的な取引の多くは外国為替を利用して金銭の受払いを行います。その際、取引する決済通貨(どの通貨で金銭の受払いをするか)を決めるのですが、自分の国の通貨でない場合には、通貨を交換しなければなりません。外国為替の特徴はこの「通貨の交換」が伴う点でしょう。
通貨を交換するための市場を「外国為替市場」・・・聞いた事がありますよね、そう呼びます。そしてこの「外国為替市場」と呼ばれる場所は実は存在しません。
市場というと、株式の市場である東京証券取引所のような特定の場所や建物があるかのようにおもえますが、そうではないのです。
なぜならば、為替取引は取引所で集中的に売買が行われる「取引所取引」とは違い、売り手と買い手が1対1で電話やその他の通信機器を通して価格や数量などの取引条件を決定し、決済(精算)までを行う「相対取引(あいたいとりひき)(店頭取引とも言う)」だからなんです。
でも、聞いた事のある「ニューヨーク外国為替市場」「東京外国為替市場」「ロンドン外国為替市場」とかって何?と思うでしょうが、単純に取引が集中する都市の名前を取っているだけ。アメリカであれば「ニューヨーク外国為替市場」、日本であれば「東京外国為替市場」と言う事なんです。
為替取引は世界中のあらゆる場所で行われているのが実態なんです。
ところで、円高、円安、って何なのかと言うと、
「円の価値が高いか安いか」
と言う事。
通貨交換には交換比率である「為替レート(外国為替相場)」と言うものがあります。この為替レートによって、円高・円安という円の価値が上下するのです。
円高を例にすると
例えば、ドルを円で購入するとした場合、為替レートが1ドル100円だったとします。100円だせば1ドルを購入できますよね。
(1ドル=100円)
次の日、「昨日に比べ1円の円高になりました!」という説明があったとすると、「円の価値が1円高くなった」という事ですから、1ドルが100円だったものが、1ドル=99円になったという事になります。
ん?と思った方、100円出さなければ1ドルを購入できなかったのに、1円価値が上がるという事は、99円で1ドルが購入できるようになります。ドルが安くなったんです。
(円高ドル安)
全く知らない人からは、円の数字が低くなると「安」をイメージしがちですが、「価値」を意味する事だと覚えましょう。
と言う事は、お気づきだと思いますが、海外の商品を購入する場合は「円高」の方が、より少ない円で購入できるのでお得なんだって事ですよね。
(実際は手数料などもありますが)
海外旅行などではこうしたタイミングも実は大事だったりするんですよね。
商品の輸出入や外国証券や海外の不動産への投資などなど、国際的な取引の多くは外国為替を利用して金銭の受払いを行います。その際、取引する決済通貨(どの通貨で金銭の受払いをするか)を決めるのですが、自分の国の通貨でない場合には、通貨を交換しなければなりません。外国為替の特徴はこの「通貨の交換」が伴う点でしょう。
通貨を交換するための市場を「外国為替市場」・・・聞いた事がありますよね、そう呼びます。そしてこの「外国為替市場」と呼ばれる場所は実は存在しません。
市場というと、株式の市場である東京証券取引所のような特定の場所や建物があるかのようにおもえますが、そうではないのです。
なぜならば、為替取引は取引所で集中的に売買が行われる「取引所取引」とは違い、売り手と買い手が1対1で電話やその他の通信機器を通して価格や数量などの取引条件を決定し、決済(精算)までを行う「相対取引(あいたいとりひき)(店頭取引とも言う)」だからなんです。
でも、聞いた事のある「ニューヨーク外国為替市場」「東京外国為替市場」「ロンドン外国為替市場」とかって何?と思うでしょうが、単純に取引が集中する都市の名前を取っているだけ。アメリカであれば「ニューヨーク外国為替市場」、日本であれば「東京外国為替市場」と言う事なんです。
為替取引は世界中のあらゆる場所で行われているのが実態なんです。
ところで、円高、円安、って何なのかと言うと、
「円の価値が高いか安いか」
と言う事。
通貨交換には交換比率である「為替レート(外国為替相場)」と言うものがあります。この為替レートによって、円高・円安という円の価値が上下するのです。
円高を例にすると
例えば、ドルを円で購入するとした場合、為替レートが1ドル100円だったとします。100円だせば1ドルを購入できますよね。
(1ドル=100円)
次の日、「昨日に比べ1円の円高になりました!」という説明があったとすると、「円の価値が1円高くなった」という事ですから、1ドルが100円だったものが、1ドル=99円になったという事になります。
ん?と思った方、100円出さなければ1ドルを購入できなかったのに、1円価値が上がるという事は、99円で1ドルが購入できるようになります。ドルが安くなったんです。
(円高ドル安)
全く知らない人からは、円の数字が低くなると「安」をイメージしがちですが、「価値」を意味する事だと覚えましょう。
と言う事は、お気づきだと思いますが、海外の商品を購入する場合は「円高」の方が、より少ない円で購入できるのでお得なんだって事ですよね。
(実際は手数料などもありますが)
海外旅行などではこうしたタイミングも実は大事だったりするんですよね。
タグ:為替 為替市場は実在しない
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