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2024年03月23日
【RTX4090でも辛い!】CD PROJEKT RED社「サイバーパンク2077」のベンチマークをレビュー【セール】
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「サイバーパンク2077 」の価格はSTEAMにて8,778円で発売中です。(セール時 4,389円)
プラットフォームはPC版(STEAM)になります。
このレビューでは、ストーリーは一切省略し、「ベンチマーク」にフォーカスしています。
今回のベンチマークは、「最新グラフィックボード」を使って「4K解像度」で行いました。
「サイバーパンク2077」に興味がある方にとって、このレビューが参考になれば幸いです。
購入サイトはこちら!
システム要件
システム要件
「推奨/最低」
OS・・・Windows 11 64-bit / Windows 10 (64bit必須)
プロセッサー・・・Intel Core i7-12700 / Intel Core i7-6700
Ryzen 7 7800X3D / Ryzen 5 1600
メモリー・・・16 GB / 12 GB
グラフィック・・・NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER / NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB
AMD Radeon RX 5700 XT or Arc A770 / AMD Radeon RX 580 8GB or Arc A380
DirectX・・・Version 12
ストレージ・・・ 70 GB 利用可能
ゲーム画面
ゲーム画面
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画面右上には小さなマップが表示され、道順が明確に示されているので、初心者でも迷うことなくストーリーを進めることができます。
細かいミッションも表示されるので、道に迷ったりストーリーが進まなくなる心配もありません。
デフォルト設定では「HUD」が表示されていますが、「非表示」にすることで没入感が増し、臨場感あふれる興奮に満ちた体験ができます。
画質設定
画質設定
❶ウルトラワイド対応「21:9」
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画質プリセットは8段階で調整可能です。
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アップスケーリング技術(DLSS、FSR、XeSS)は、フレームレートの向上を図りながら、レイトレーシングなどの光源処理を行い、制作者が意図するオリジナルの表現をできるだけ壊さずに再現します。
ここで、レイトレーシング機能の違いを見てみます。
以下の画像はレイトレーシング機能が「オン」になっているもので、拡大してみると…
左「レイトレ・オン」、右「レイトレ・オフ」
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次はアップスケーリング(DLSS)の違いを見てみます。
囲んだ枠を拡大して違いを見てみます。
上「DLSS・オフ」
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また、コンテナのフレームもしっかりと描写されています。
「DLSS・オフ」と「DLSS・オン」では、静止画像以外では違いが分かりづらいかもしれませんが、簡単な見分け方としては、「DLSS・オフ」は全体的にぼんやりとしており、遠近感や空気感が漂っています。
個人差はあると思いますが、フレームレート優先の場合は、DLSSを惜しまず活用すると良いでしょう。
それでは「ベンチマーク」を見てきます。
ベンチマークスコア検証
ベンチマークスコア検証
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【PCケース】「Fractal Design North Charcoal Black」
【CPU】INTEL社「Core i9-14900K」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】NVIDIA社 Founders Edition「NVIDIA GeForce RTX 4090」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 551.61
「Resizable BAR」は有効にしています。
検証時は「プリセットーウルトラ設定」「DLSS、FSR=クオリティ」に設定しています。
「サイバーパンク2077」にはベンチマークが収録されており、早速試してみることにしました。
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「RTX4090」を使用すると、「4Kネイティブ」での動作は「43fps」と非常にヘビーでしたが、「DLSS」を活用することで一気にフレームレートを「77fps」まで引き上げ、軽快で快適なゲームプレイが可能になりました。
一方、「RTX4070S」は、「4Kネイティブ」でさえ「DLSS」を活用しても厳しい状況です。
しかし、「WQHD」ならストレスなく快適にゲームを楽しむことができます。
「RX7800XT」に関しては、「レイトレ」の処理に苦手な影響が見られ、「RTX4060Ti」とほぼ同等のパフォーマンスとなりました。
「RX7800XT」と「RTX4060Ti」を使用する際は、「フルHD」でプレイしつつ、「レイトレ機能」をオフにして快適にプレイすることがオススメです。
次に、「RTX4090」のみを検証し、「レイトレ+パストレ(4K、WQHD、FHD)」を併用して試してみました。
❷レイトレ+パストレ(4K、WQHD、FHD)
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「DLSS」を利用してもあまり改善されず、快適にゲームをプレイすることは難しい状況でした。
個人的には、「パストレ」を無効にして、「ウルトラ-レイトレ(高)」のプリセットをオススメします。
プレイ感想
プレイ感想
プレイした感じでは、長らく「GTA5」をプレイしていたせいか、「サイバーパンク2077」はまるで近未来版のGTAのような操作性や雰囲気がありました。
「操作性」に関してはほとんど違和感なく車を運転できました。
「ナイトシティー」の街並みの景観は細部にわたってオブジェクトが描き込まれており、ストーリーから脱線して散策するのが楽しかったです。
動作に関しては「RTX4090」で「4K解像度」でギリギリ快適に遊べる程度に重たいです。長時間プレイするとPCがかなり熱くなることもあります。
まだ始めたばかりですが、所々で「バグ」が目立ちます。
ゲーム自体がクラッシュして進行不能に陥ることはまずありませんので、そこまで気にする必要はないと思います。
良かったところ
良かったところ
❶自由度が高い・・・選択によって物語が大きく変わります。
ストーリーは魅力的で、圧倒的な情報量の世界観がプレイヤーを引き込みます。
❷画質調整の幅が広い・・・今後もベンチマークの定番として重宝されるでしょう。
例えば、「RTX4090」でもゲームの要求に十分に対応できないほど、ゲーム自体が非常に重いです。
❸オリジナルカスタマイズが楽しめる・・・「サイバーパンク2077」は、プレイヤーがキャラクターカスタマイズや衣装選びを通じて自分らしさを表現できる、自由度の高いゲームです。
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プレイヤーは常に自分の個性に合わせた外見でストーリーを楽しむことができます。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶バグが多い・・・ゲーム内にはバグがいくつかありますが、特に序盤で車のボンネットに手を入れる際に発生する貫通バグが目立ちました。
これらの細かなバグはあるものの、重大なクラッシュやストーリーの進行に支障をきたすような問題はありませんので、安心してプレイできると思います。
❷PC環境は「ハイエンドクラス」が推奨される。
少なくともNVIDIA社の「RTX4070」やAMD社の「RX7900XT」など、高性能なグラフィックボードが必要です。
それ以外のグラフィックボードでは、ゲームの動作が重く、操作がもっさりすることがあります。
総評
総評
発売から3年が経ちましたが、「サイバーパンク2077」を購入してみました。
このゲームを購入した目的は、最新のグラフィックボードのパフォーマンスをテストすることです。
最新のグラフィックボードの性能を引き出すために、「4K解像度」でプレイするには、「RTX4090」や「RX7900XTX」クラスのハイエンドなグラフィックボードが必要です。
「レイトレ+パストレ」を併用して「ネイティブ100fps」を超えるのは、少し時間がかかるかもしれません。
「サイバーパンク2077」は、ストーリーも魅力的であり、グラフィックボードの性能をテストするのにも最適です。
是非、ご愛用するPCを使って「サイバーパンク2077」の世界に没頭してみてはいかがでしょうか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K
★ゲームの世界観に没頭している方にオススメなのが、「ワールド・オブ・サイバーパンク2077 (G-NOVELS)」です。
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2024年03月22日
【美しき漆黒】NVIDIA社 Founders Edition「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」をレビュー
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価格は599ドルです。
「RTX4000 SUPERシリーズ」のラインナップは以下の通りです。
❶「GeForce RTX 4080 SUPER」
発売日 1月31日
価格・・・999ドル
❷「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」
発売日 1月24日
価格・・・799ドル
❸「GeForce RTX 4070 SUPER」
発売日 1月17日
価格・・・599ドル
スペックを見てみます。
GPU | RTX 4080 SUPER | RTX4070 Ti SUPER | RTX4070 SUPER |
コア数 | 10240 | 8448 | 7168 |
ベースクロック | 2210 Mhz | 2210 Mhz | 1980 Mhz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2550 MHz | 2480 MHz |
メモリ | 16 GB | 16 GB | 12 GB |
メモリ種類 | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6X |
バス幅 | 256-bit | 256-bit | 192-bit |
メモリ帯域幅 | 736 GB/S | 672 GB/S | 504 GB/S |
TDP | 320 W | 385 W | 220 W |
1.「RTX4070S」は「2スロット」のラインナップが豊富!
2.「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」の特長
3.開封の儀
4.外観
5. 「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」をチェックする
6.換装の際の準備
7.ドライバをインストール
8.「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」のスコア検証
9.使ってみた感想
10.良かったところ
11.残念な点、注意する点
12.総評
13.主な仕様
14.関連商品
15.トレンドアイテム
「RTX4070S」は「2スロット」のラインナップが豊富!
「RTX4070S」は「2スロット」のラインナップが豊富!
今回の「RTX 4070 SUPER」のラインナップには「RTX4070S-FE」の他に各メーカーが多くの「2スロット」モデルを用意しています。
しばらく押し入れに眠っていた小型PCケース、LOUQE社「Ghost S1 Mk II」が冬眠から目を覚まし、活躍する時がやってきました。
各メーカーの「2スロット仕様」のラインナップを紹介します。
❶ Palit社「NED407S019K9-1043D」 - 269.1x127.5x40.1 mm
❷ MSI社「GeForce RTX 4070 SUPER 12G VENTUS 2X OC」 - 242x125x43 mm
❸ PNY社「GeForce RTX 4070 SUPER 12GB VERTO OC」 - 247.4x120.4x40.8 mm
❹ ZOTAC社「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4070 SUPER Twin Edge OC」 - 234.1x123.5x40.2 mm
❺ ELSA社「ELSA GeForce RTX 4070 SUPER S.A.C GD4070S-12GERS」 - 250x118x42 mm
❻ GAINWARD社「GeForce RTX 4070 SUPER Ghost NED407S019K9-1043B-G」 - 269.1x131.8x40.1 mm
以上、厚みが「43mm以下」のものをまとめました。
「RTX4070S」の最大の強みは、旧世代フラッグシップモデルである「RTX3090」を凌駕する性能を持っています。
ゲーム性能はもちろんのこと、省エネ性能を兼ね備えつつも「RTX3090」をコンパクトに詰め込んだグラフィックボードと言えるでしょう。
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例えば、フラッグシップモデルである「RTX2080Ti-FE」が「2スロット仕様」であったことを振り返ると、その価値が感じられます。
「RTX3000シリーズ」以降、「3スロット」が一般的になり、将来的には「4スロット化」も考えられます。
技術の進歩に伴い、フラッグシップモデルはますます大型化しており、「2スロット仕様」のフラッグシップVGAは現実的ではありません。
しかし、押し入れに眠っていたMini-ITXケースに「RTX4070-FE」を換装し、「2スロット仕様」のグラフィックボードが今後も活躍する機会があると思いました。
現在、SFF向けの「2スロット仕様」のMini-ITXケースを販売していたメーカーも、「3スロット仕様」のMicro-ATXを兼用できるケースに移行しています。
今や、希少性が高い「2スロット仕様」の小型PCケースは絶滅の危機に瀕しています。
そのような状況の中、「RTX70シリーズ」は引き続き「パフォーマンス性能」と「省エネ性能」を兼ね備え、「2スロット仕様」として末永く存在してほしいと、SFFファンとして願っています。
「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」の特長
「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」の特長
❶薄いのに冷える・・・90mm径の口径ファンが表裏に1基ずつ搭載され、高い冷却性能を実現しています。
❷ ブラケット部のデザイン・・・画面出力端子はDisplayPort×3基とHDMI×1基で構成し、2スロットを占有するブラケットには大きな通気口が設けられています。
❸補助電源コネクタ「12VHPWR」・・・グラフィックボードの上部には12+4ピンの「12VHPWR」を1基搭載し、PCIe 5.0世代のグラフィックボード向けに設計された新しい電源コネクタを採用しています。
PCIe 8ピン電源コネクタを12VHPWRに変換するアダプタも同梱されています。
開封の儀
開封の儀
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変換アダプター
外観
外観
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「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」をチェックする
「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」をチェックする
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ボディのカラーは、ブラケット以外は「マットブラック塗装」が施されており、高級感が漂います。
前面と背面にそれぞれ1基の冷却ファンを備えたGPUクーラーを搭載しています。
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またGPUへの負荷が低い場合はファンの回転を停止する機能を備えています。
次はインターフェース周りを見てみます。
「ディスプレイポート」が3つ、「HDMI」が1つ装備しています。
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それでは「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」のスコアを見ていきます。
換装の際の準備
グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。
ドライバをインストール
グラフィックボードを換装したら「GeForce」ドライバをダウンロードしインストールします。
「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」のスコア検証
「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」のスコア検証
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【PCケース】「Fractal Design North Charcoal Black」
【CPU】AMD社「7950X3D」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「DOMINATOR PLATINUM RGB 32GB 2x16GB DDR5 DRAM 6200MHz」
【GPU】NVIDIA社 Founders Edition「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 551.61
「Resizable BAR」は有効にしています。
GPU | RTX4070 SUPER | RTX 4070 | RTX 4070 Ti | RTX 3090 | RX7800XT |
コア数 | 7168 | 5888 | 7680 | 10496 | 3840 |
ベースクロック | 1980 Mhz | 1920 MHz | 2310 MHz | 1400 MHz | 2124 MHz |
ブーストクロック | 2480 MHz | 2480 MHz | 2610 MHz | 1700 MHz | 最大2430 MHz |
メモリ | 12 GB | 12 GB | 12GB | 24 GB | 16 GB |
メモリ種類 | GDDR6X | GDDR6 | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6 |
バス幅 | 192-bit | 192-bit | 192-bit | 384-bit | 256-bit |
メモリ帯域幅 | 504 GB/S | 504 GB/S | 504 GB/S | 936 GB/S | 624 GB/s |
TDP | 220 W | 200 W | 285 W | 350 W | 263 W |
3D MARK
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blender(V3.4.0)ー「GPU」
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「フォースポークン」-「デフォルト設定」
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「Call of Duty: Modern Warfare 2」-「デフォルト設定」
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Horizon Zero Dawn-「デフォルト設定」
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「zombie army 4」-「デフォルト設定」
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「アサシン クリード ヴァルハラ」-「デフォルト設定」
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「ファークライ5」-「デフォルト設定」
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ゴーストリコン・ブレイクポイント-「デフォルト設定」
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ディビジョン2-「デフォルト設定」
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SHADOW OF THE TOMB RADER-「デフォルト設定」
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デウスエクス マンカインド・ディバイデッド-「デフォルト設定」
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strange brigade-「スケール150%」
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ゴーストリコン ワイルドランズ-「デフォルト設定」
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高負荷時3DMARK 「FIRESTRIKE」(Temp)
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使ってみた感想
使ってみた感想
「RTX4070S」を使って軽くゲームを試してみました。
厚さが「2スロット」であるにもかかわらず、旧世代のフラッグシップモデルである「RTX3090」よりも速いと感じましたし、省エネ性能も大幅に向上しています。
ゲーム性能に関しては、フルHD解像度ではプリセットを最高設定にしても「144Hz」で滑らかに動作し、WQHD解像度でも概ね「100fps」を維持できます。
4K解像度では、一部の設定を調整する必要がありますが、「60fps」を維持しながら快適にゲームを楽しむことができます。
冷却性能に関しては、「RTX4070S-TUF」と比較して温度差は「6℃」ですが、パフォーマンスには大きな差は見られませんでした。
最近のグラフィックボードのサイズの肥大化が問題視される中、「2スロット」の設計でありながら、旧世代のハイエンドクラスを凌駕するパフォーマンスには驚かされます。
次に、冷却性能を見てみます。
「Cinebench 2024」を使用して「10分間連続」で実行しました。
その後、「GPU温度」を確認してみました(室温15℃)
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前面と背面にそれぞれ1基の冷却ファンを搭載した強力な冷却機構により、GPU温度は「50℃前後」で安定しました。
次に、より高負荷なゲーム「サイバーパンク2077」でのテストを行いました。
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ベンチマークの結果は以下の通りです。
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また、「WQHD」では、ネイティブ解像度では少々動作が重くなることがありますが、「DLSS」を活用することで「60fps」をキープできます。
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「WQHD / DLSS」の設定であれば、ストレスなく快適にプレイできることでしょう。
良かったところ
良かったところ
❶「RTX4070-FE」は「RTX4070無印」と同価格設定でありながら「約15%」も性能アップしている。
❷「4K解像度」でゲームが楽しめる・・・「RTX4070-FE」は、「DLSS3.5」と組み合わせることで優れた「レンダリング品質」と「ゲーム性能」を実現し、「WQHD」や「4K解像度」のゲームも「60fps」を下回ることなく快適なゲーム環境を実現している。
❸低騒音と冷却性能は良い・・・ ファン停止モードも備えていて冷却性能と騒音レベルは良いと思います。
❹ 消費電力と発熱量が少ない・・・消費電力は「RTX3090」と比較して約50%も省エネ性能に抑えられています。
ただし、発熱量に関しては、ASUS社の「RTX4070S-TUF」と比べると約「6℃」高くなっていますが、最近のグラフィックボードの中では比較的低いため、気にする必要はありません。
❺「RTX4070-FE」はパフォーマンスとクリエイター受けするビジュアルデザインが際立っており、高解像度のゲームやクリエイティブなタスクにベストです。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶ノイズ・・・高負荷時にはコイル鳴きが発生します。
密閉された環境での高負荷時には、ノイズが少々聞こえるかもしれません。
❷「12VHPWR」PCIeコネクターが必須です。
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予算が許されるのであれば最新「ATX3.0電源ユニット」の導入をオススメします。
「12VHPWR」が1本で接続できます。
総評
総評
「RTX4070シリーズ」は、これまでの「RTX3090」と同等の性能を持っています。
そして、今回の「RTX4070S」は、「ゲーム性能」、「レンダリング性能」、「省エネ性能」のすべてが「RTX3090」を凌駕しています。
過去の「RTX70シリーズ」は、「GTX世代」から始まり、常にフラッグシップモデルに匹敵するパフォーマンス性能を提供してきました。
久しぶりの「2スロットケース」に「Founders Edition」が美しく収まるのを見て、その魅力は計り知れません。
残念ながら、「RTX4070S-FE」は国内での販売がありませんが、海外からの輸入なら十分な在庫があるようですので、欲しい方は個人輸入をオススメします。
繰り返しになりますが、「RTX4070S」は「2スロット仕様」のラインナップが豊富なので、パフォーマンス性能をご覧いただいた上で、ぜひ導入を検討してみてはいかがですか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K
主な仕様
主な仕様
サイズ-267×112×42mm
関連商品
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トレンドアイテム
トレンドアイテム
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2024年03月17日
【機能美にして最強!】NVIDIA社 Founders Edition「NVIDIA GeForce RTX 4090」をレビュー
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価格は1599ドルです。
スペックは以下の通りです。
GPU | RTX 4090-FE | RTX 4090-TUF | RX7900XTX | RX6950XT | RTX 3090 |
コア数 | 16384 | 16384 | 6144 | 5120 | 10496 |
ゲームクロック | 2230 MHz | 2565 MHz | 2300 MHz | 2100MHz | 1400 MHz |
ブーストクロック | 2520 MHz | 2595 MHz | 最大2500 MHz | 最大2310MHz | 1700 MHz |
メモリ | 24 GB | 24 GB | 24 GB | 16 GB | 24 GB |
メモリ種類 | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6X |
バス幅 | 384-bit | 384-bit | 384-bit | 256-bit | 384-bit |
メモリ帯域幅 | 1008 GB/S | 1008 GB/S | 960 GB/s | 576 GB/S | 936 GB/S |
TDP/BP | 450 W | 450 W | 355 W | 335 W | 350 W |
「RTX4090-FE」と「RTX4090-TUF」の基本構成はほぼ同じですが、「ベースクロック」と「ブーストクロック」が「RTX4090-FE」では少し下がります。
一方、「RTX4090-TUF」は「ベースクロック」と「ブーストクロック」を若干上げた分、熱量が増加し、そのため冷却機構が拡大されてボディサイズが大きくなります。
「RTX4090-FE」と「RTX4090-TUF」のスペック差は僅かですが、実際の性能差を検証していきます。
1.「ITXケース」に「RTX4090」が入る!
2.「NVIDIA GeForce RTX 4090」の特長
3.開封の儀
4.外観
5.「NVIDIA GeForce RTX 4090」をチェックする
6.換装の際の準備
7.ドライバをインストール
8. 「NVIDIA GeForce RTX 4090」のスコア検証
9.使ってみた感想
10.良かったところ
11.残念な点、注意する点
12.総評
13.主な仕様
14.関連商品
15.トレンドアイテム
「ITXケース」に「RTX4090」が入る!
「ITXケース」に「RTX4090」が入る!
今回は筆者がコレクションする「Mini-ITXケース」の一つであるFormd社の「T1 V2.0」が押し入れに眠っていて、何とか活用できないか考えたところ、NVIDIAの純正モデルである「Founders Edition」の「NVIDIA GeForce RTX 4090」に目を留め、個人輸入してみました。
「RTX4090-FE」を個人輸入し、「T1 V2.0」に組み込んでみることです。
この試みを通じて、「SFF(Small Form Factor)ファン」にその魅力を広める一助となれば幸いです。
最近のグラフィックボードはますます「巨大化」しており、昔の「Mini-ITXケース」では収まりきらないほどです。
このため、「Mini-ITX」と「Micro ATX」の両方に対応できるケースがますます需要されています。
そもそもグラフィックボードには、「リファレンスモデル」と「カスタムモデル」の2つのタイプがあります。
「リファレンスモデル」は、GPUメーカーが設計した標準モデルであり、安定した動作が特徴です。
一方、「カスタムモデル」は、販売メーカーが独自のデザインを追加して製造され、性能が向上しますが、発熱量も増加します。
最新の一般的な「カスタムモデル」である「RTX4090」は非常に巨大であり、「Mini-ITX」のPCケースではほとんど使えません。
そのため、「Founders Edition」は小型でありながら、ビジュアル的にも一般的に受け入れやすいデザインを採用しています。
また、サイドには配線やコンデンサーなどが細かく配置されたカスタムモデルとは異なり、見た目の乱雑さがありません。
「Founders Edition」は日本ではまだ発売されていませんが、「ITXケース」に収めるために個人輸入しました。
PCサンプルケースとして、Formd社の「T1 V2.0」に「RTX4090」を組み込んでみました。
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エアフローに気を使いながらも、小型PCケースで運用していくことが、筆者は『SFF界』の醍醐味だと考えます。
「Founders Edition」は小型化と一般受けしやすいビジュアルがメリットですが、デメリットもあります。
例えば、性能面では「ベースクロック」と「ブーストクロック」がカスタムモデルに比べてやや抑えられています。
また、冷却性能も若干、カスタムモデルに比べてやや抑えられています。
そのため、「Founders Edition」は長寿命、高耐久を重視します。
一方、カスタムモデルはとことん最高のパフォーマンスを優先すべく冷却性能を重視し、ボディサイズを大型設計に施しています。
発売から時間は経っていますが、「ITXケース」に収めたいという一心にかけて、「Founders Edition」の「NVIDIA GeForce RTX 4090」を購入し、その性能や特徴についてレビューしていきたいと思います。
お時間がございましたら目を通していただけると幸いです。
【ミニマリストはボタンも嫌う?!】FormD社 PCケース「T1」をレビュー
【こういうので良いんだよ!】FormD社 PCケース「T1 v2」をレビュー
【妥協は許さない!!】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」をレビュー
「NVIDIA GeForce RTX 4090」の特長
「NVIDIA GeForce RTX 4090」の特長
❶ 超大型GPUクーラー・・・3スロットを占有する超大型GPUクーラーを搭載しています。
120mm径の大口径ファンが表裏に1基ずつ搭載され、高い冷却性能を実現しています。
❷ ブラケット部のデザイン・・・画面出力端子はDisplayPort×3基とHDMI×1基で構成し、3スロットを占有するブラケットには大きな通気口が設けられています。
❸ 着脱可能なフレーム・・・グラフィックボード後部のフレームは一部が着脱可能です。
マグネットで固定されたパネルを外すと、グラフィックボードの固定に利用できるネジ穴が設置されています。
❹ 補助電源コネクタ「12VHPWR」・・・グラフィックボードの上部には12+4ピンの「12VHPWR」を1基搭載し、PCIe 5.0世代のグラフィックボード向けに設計された新しい電源コネクタを採用しています。
最大600Wの供給が可能で、PCIe 8ピン電源コネクタを12VHPWRに変換するアダプタも同梱されています。
開封の儀
開封の儀
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変換アダプター
外観
外観
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「NVIDIA GeForce RTX 4090」をチェックする
「NVIDIA GeForce RTX 4090」をチェックする
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ボディは金属製で覆われています。
前面と背面にそれぞれ1基の冷却ファンを搭載したGPUクーラーを備えています。
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ファンのブレードが外枠と一体成型された「ヒートシンク」を通って熱を排出し、効果的な冷却が行われます。
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次はインターフェース周りを見てみます。
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「補助電源コネクタ」は1基の16ピンタイプの「12VHPWR」を使用します。
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グラフィックボードの裏側には、不思議な仕掛けが隠されています。
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一部のフレームが取り外し可能です。
マグネットで固定されたパネルを取り外すと、そこにグラフィックボードを固定するためのネジ穴が現れます。
このような構造は、初めて見る人には普通の機能に見えるかもしれませんが、 NVIDIAの「Founders Edition」では、装飾フレームでこれを覆い隠すことで、ビジュアルに対するこだわりが感じられます。
これは単なる機能だけでなく、NVIDIAがのグラフィックボードのデザインに情熱を持ち、ユーザーに美しさと機能性の両方を提供しようとしていることを示しています。
それでは「NVIDIA GeForce RTX 4090」のスコアを見ていきます。
換装の際の準備
グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。
ドライバをインストール
グラフィックボードを換装したら「GeForce」ドライバをダウンロードしインストールします。
「NVIDIA GeForce RTX 4090」のスコア検証
「NVIDIA GeForce RTX 4090」のスコア検証
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【PCケース】「Fractal Design North Charcoal Black」
【CPU】INTEL社「Core i9-14900K」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】NVIDIA社 Founders Edition「NVIDIA GeForce RTX 4090」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 551.61
「Resizable BAR」は有効にしています。
GPU | RTX 4090-FE | RTX 4090-TUF | RX7900XTX |
コア数 | 16384 | 16384 | 6144 |
ゲームクロック | 2230 MHz | 2565 MHz | 2300 MHz |
ブーストクロック | 2520 MHz | 2595 MHz | 最大2500 MHz |
メモリ | 24 GB | 24 GB | 24 GB |
メモリ種類 | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6 |
バス幅 | 384-bit | 384-bit | 384-bit |
メモリ帯域幅 | 1008 GB/S | 1008 GB/S | 960 GB/s |
TDP/BP | 450 W | 450 W | 355 W |
3D MARK
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blender(V3.4.0)ー「GPU」
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「フォースポークン」-「デフォルト設定」
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「Call of Duty: Modern Warfare 2」-「デフォルト設定」
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Horizon Zero Dawn-「デフォルト設定」
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「zombie army 4」-「デフォルト設定」
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「アサシン クリード ヴァルハラ」-「デフォルト設定」
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「ファークライ5」-「デフォルト設定」
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ゴーストリコン・ブレイクポイント-「デフォルト設定」
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ディビジョン2-「デフォルト設定」
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SHADOW OF THE TOMB RADER-「デフォルト設定」
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デウスエクス マンカインド・ディバイデッド-「デフォルト設定」
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strange brigade-「スケール150%」
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ゴーストリコン ワイルドランズ-「デフォルト設定」
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使ってみた感想
使ってみた感想
「RTX4090-FE」を使って軽くゲームを一通り試しましたが、「RTX4090-TUF」と比べて体感的な違いはほとんどありませんでした。
しかし、このような結果が得られた背後には、それぞれのモデルが異なるメリットを持っていることが考えられます。
「RTX4090-TUF」が強力な冷却性能と頑丈なボディを誇っているのに対し、「RTX4090-FE」はボディサイズが小さいため、エアフローが良好で、GPU温度が比較的低くなるというメリットがあります。
冷却性能を見てみます。
「Cinebench 2024」を使って「10分間連続」で実行します。
それでは「GPU温度」を見てみます。(室温15℃)
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前面と背面にそれぞれ1基の冷却ファンを搭載した強力な冷却機構によって「40℃前後」で安定します。
次は、もっと高負荷なゲーム(フォースポークン)で試してみます。
「フォースポークン」の最高画質設定では、「3840×2160ネイティブ」の解像度でプレイし、さらにプリセットを「最高」、レイトレーシングを「ON」としています。
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「RTX4090」のGPUは、高負荷下でも「50℃台」をキープし、パフォーマンスの低下を最小限に抑えています。
優れた冷却性能により、長時間快適にゲームを楽しむことができます。
ファンの騒音も非常に静かであり、プレイ中に不快な騒音に悩まされることはありません。
静かな環境で、没入感あるゲーム体験を追求するプレイヤーにとって、非常に重要なポイントです。
フレームレートの安定性も非常に高く、「ネイティブ」設定では「95~85fps」の間でキープされます。 ただし、所々で「カクツキ」が発生することがあります。
しかし、「DLSS=クオリティ」に設定することで、この問題を解決し、安定したプレイが可能になります。
さらに、「DLSS=クオリティ」設定では、最低フレームレートが飛躍的に向上し、「75fps」を下回ることなく、快適なプレイが可能となります。
良かったところ
良かったところ
❶サイズが小さい・・・最近のフラッグシップのグラフィックボードの肥大化は深刻です。
2~3年前のITXケースに「RTX4090」を収めるには、「Founders Edition」がベストです。
❷機能美を追求したデザイン・・・ファンのブレードが外枠と一体成型された「ヒートシンク」が何とも美しいです。
ビジュアル的にも一般的に受け入れやすいデザインは、ミニマリスト向けとも言えるでしょう。
❸現行最強パフォーマンス性能・・・「RTX4090」は、旧世代よりも大幅にパフォーマンスが向上しており、レイトレーシングの性能も大幅に向上しています。
「DLSS 3.5」のサポートにより、現在のパフォーマンスが2倍に向上し、将来的にはさらに3倍または4倍に向上する可能性に期待できるでしょう。
❹レンダリング品質の向上・・・新しいシェーダーコアとTensorコアによって、より高品質なレンダリングが可能になりました。
「16Kシェーディングプロセッサ」の導入により、これまでの限界を超えたレンダリングが可能です。
❺「冷却設計」と「騒音レベル」・・・冷却設計は素晴らしく、高負荷下でも適切に機能します。
騒音レベルも通常の範囲内に収まっており、使用中の騒音は平均的です。
❻新しいテクノロジーの採用・・・「ADA GPUアーキテクチャ」の導入や「DLSS 3.5」のサポートなど、新しいテクノロジーの採用により、今後のゲーム体験が期待できるでしょう。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶高消費電力・・・「RTX4090」は、ゲームや高負荷の使用時に高い電力を必要とします。
エネルギー効率が低く、エネルギー料金が高騰している昨今の中、問題が深刻化します。
❷市場での普及・・・「高価格」と「高消費電力」のため、一般消費者にとって魅力的な製品ではなく、比較的少数のエンスージアスト向けのグラフィックボードです。
❸「12VHPWR」PCIeコネクターが必須です。
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予算が許されるのであれば最新「ATX3.0電源ユニット」の導入をオススメします。
「12VHPWR」が1本で接続できます。
総評
総評
発売から1年半が経過しましたが、今回はNVIDIA社の純正モデルである「RTX4090-FE」をレビューしました。
「RTX4090-FE」の最も際立った特徴の一つは、その「サイズ」と「機能美」に満ちたビジュアルです。
グラフィックボードの世代が進むにつれて、そのサイズもますます大きくなっています。
この傾向により、一部の「SFFファン」は「Micro-ATX」への移行に戸惑っています。
一方で、現在、「サイズ規格外」の数々の「Mini-ITXケース」は押し入れの奥で埃をかぶっています。
しかし、Founders Editionは依然として注目を集めており、その存在感は揺るぎません。
「Founders Edition」の存在により、「SFFファン」の間で「Mini-ITX」の魅力を再評価する動きが見られます。
筆者自身もその一員として、「Mini-ITX」の魅力をより多くのユーザーに伝えたいと強く考えています。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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
主な仕様
主な仕様
サイズ-304×137×61mm
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2024年03月15日
【限界を突破!】インテル社 第14世代 Raptor Lake Refresh「Core i9-14900KS」が3月15日より発売!
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価格は124,980円(税込)です。
スペックを見てみます。
CPU | 14900KS | 14900K | 13900KS | 13900K | 12900K |
コア数 | 24 (8P+16E) | 24 (8P+16E) | 24 (8P+16E) | 24 (8P+16E) | 16 (8P+8E) |
スレッド数 | 32 | 32 | 32 | 32 | 24 |
ベースクロック | 3.2 GHz (P) | 3.2 GHz (P) | 3.2 GHz (P) | 3.0 GHz (P) | 3.2 GHz (P) |
ブーストクロック | 6.2GHz (TVB) | 6 GHz (TVB) | 6 GHz (TVB) | 5.8 GHz (TVB) | 5.2 GHz (TVB) |
L2/L3 cache | 32/36 MB | 32/36 MB | 32/36 MB | 32/36 MB | 14/30 MB |
対応メモリ | DDR5-5600 / DDR4-3200 | DDR5-5600 / DDR4-3200 | DDR5-5600 / DDR4-3200 | DDR5-5600 / DDR4-3200 | DDR5-4800 / DDR4-3200 |
TDP | 150W | 125W | 150W | 125W | 125W |
筆者が気になるポイント
「14900KS」は超選別CPUです。
「14900KS」は妥協が許さない超オーバークロッカー向けです。
気になる「14900KS」のパフォーマンスは「レンダリング処理」「エンコード処理」は僅かに速くなるとの報告が挙がっています。
またゲーム性能は、どちらかと言えば「14900K」よりも若干、下がるとのことです。
CPUを効果的に活用するには、ポン付けではなく、より高いハイスコアを目指すためにより高性能なマザーボードを活用する必要があります。
現状では「最強」、「最高品質」、「超選別品」、「超限定記念品」に向けたCPUです。
興味があったら是非、挑戦してみてください。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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トレンドアイテム
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2024年03月10日
【APUだけで遊べる時代が来た!】AMD社 新型APU「Ryzen 7 8700G」をレビュー【iGPU編】
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価格は57,800円(税込)です。
AMDが新しいRyzen 8000Gシリーズが2月2日に発売されました。
各モデルの価格は以下の通りです(税込)
❶「Ryzen 7 8700G」・・・5万7800円(税込)
❷「Ryzen 5 8600G」・・・3万9800円(税込)
❸「Ryzen 7 8700G」・・・2万9800円(税込)
全てのモデルにはCPUクーラーが付属していますが、「Ryzen 3 8300G」はOEM向けのモデルであり、一般向けの販売は予定されていません。
「Ryzen8000Gシリーズ」は、「Ryzen 7000シリーズ」よりも強力なGPU性能を実現し、「APU(Accelrated Processing Unit)」という名前が付けられました。
「Ryzen8000Gシリーズ」は、以下のようなユーザーにピッタリです。
❶Ryzen 7000シリーズの内蔵GPUが不十分だと感じている。
❷安価なグラフィックボードの購入を避け、消費電力を抑えたいと考えている。
それではスペックを見てみます。
CPU | Ryzen 7 8700G | Ryzen 5 8600G | Ryzen 5 8500G |
コア数 | 8 | 6 | 2(4) |
スレッド数 | 16 | 12 | 12 |
ベースクロック | 4.2GHz | 4.3GHz | 3.5GHz(3.2GHz) |
ブーストクロック | 5.1GHz | 5.0GHz | 5.0GHz(3.7GHz) |
GPUコア | 12 | 8 | 4 |
L2 cache | 8MB | 6MB | 6MB |
L3 cache | 16MB | 16MB | 16MB |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR5-5200 | DDR5-5200 |
iGPU | Radeon 780M | Radeon 760M | Radeon 740M |
グラフィックス周波数 | 2900MHz | 2800MHz | 2800MHz |
PCI Expressバージョン | PCIe 4.0×20 | PCIe 4.0×20 | PCIe 4.0×14 |
TDP | 65W | 65W | 65W |
CPU | Ryzen 7 8700G | Ryzen 7 5700G | 14500 | 7600X | Ryzen7 5800X3D |
コア数 | 8 | 8 | 14(6P+8E) | 6 | 8 |
スレッド数 | 16 | 16 | 20 | 12 | 16 |
ベースクロック | 4.2GHz | 3.8GHZ | 2.6 GHz (P) | 4.7 GHz | 3.4 GHz |
ブーストクロック | 5.1GHz | 4.6GHz | 5.0 GHz (TVB) | 5.3 GHz | 最大 4.5 GHz |
L2/L3 cache | 8/16MB | 4/16MB | 11.5/24 MB | 6/32 MB | 4/96 MB |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR4-3200 | DDR5-4800 / DDR4-3200 | DDR5-5200 | DDR4-3200 |
TDP | 65W | 65W | 65W | 105W | 105 W |
「8700G」は旧世代の「5700G」と比較して、「ベースクロック」が「4.2GHz」に、「ブーストクロック」が「5.1GHz」にそれぞれ「0.4GHz」「0.5GHz」スペックアップしています。
また、「L2キャッシュ」は「8MB」となり、2倍に増量しました。
内蔵グラフィックスでは、「Radeon Graphics」から「Radeon 780M」へとモバイル向けGPUが採用され、フレームレートが格段に向上し、フルHDでのゲーム体験がより楽しめるようになりました。
1.「Ryzen 8000Gシリーズ」の魅力とは?
2.開封の儀
3.外観
4. 「Ryzen 7 8700G」のスコア検証
5.使ってみた感想
6.良かったところ
7.残念な点、注意する点
8.総評
9.主な仕様
10.関連商品
11.トレンドアイテム
「Ryzen 8000Gシリーズ」の魅力とは?
「Ryzen 8000Gシリーズ」の魅力とは?
モバイル向け新しいデスクトップ向け製品が登場しました。
「Ryzen」と同じく「Zen4」の「CPU」と「RDNA3」の「iGPU」を採用しています。
モバイルRyzen 7000シリーズ(コードネーム:Phoenix)と同様に、このデスクトップ向け「Ryzen 8000Gシリーズ」も「iGPU」には「Radeon 700M」が搭載されています。
「CU数」は最大で「12基」まで搭載されており、グラフィック性能に優れています。
「iGPU」を活かすと、画質が低くてもフルHD解像度でのゲームプレイが可能です。
また、「AFMF(Adaptive Frame Rate Matching Function)」を活用することで、さらに「FPS」も向上させることができます。
一方で、「Ryzen 7000シリーズ」のiGPUは「Zen2アーキテクチャ」を採用しており、「CU数」も「2基」にとどまっています。
そのため、描画性能は最低限となります。
上位の2モデルにはAI処理専用の「Ryzen AI NPU」が搭載されており、高度なAIタスクの処理にも対応しています。
開封の儀
開封の儀
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外観
外観
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「Ryzen 7 8700G」のスコア検証
「Ryzen 7 8700G」のスコア検証
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PC構成
【CPU】AMD社「Ryzen 7 8700G」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「DOMINATOR PLATINUM RGB 32GB 2x16GB DDR5 DRAM 6200MHz」
【PSU】Thermaltake社「TOUGHPOWER GF3 1000W」
【AIO】ASUS社「ROG Ryujin II 240」
【Ver】Adrenalin 24.2.1
「Resizable BAR」は有効にしています。
3D MARK
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「zombie army 4」-「デフォルト設定」
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「アサシン クリード ヴァルハラ」-「デフォルト設定」
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「ファークライ5」-「デフォルト設定」
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ゴーストリコン・ブレイクポイント-「デフォルト設定」
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ディビジョン2-「デフォルト設定」
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SHADOW OF THE TOMB RADER-「デフォルト設定」
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デウスエクス マンカインド・ディバイデッド-「デフォルト設定」
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strange brigade-「スケール150%」
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ゴーストリコン ワイルドランズ-「デフォルト設定」
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以上、「Ryzen 7 8700G」のスコアでした。
使ってみた感想
使ってみた感想
「8700G」でベンチマークタイトルを軽くプレイしてみましたが、旧世代である「5700G」と比べると、フルHD解像度の「最高設定」でも「30fps」をキープできるので、家庭用ゲーム機と同様の体験ができます。
さらに驚いたことに、画質を「中設定」に下げると、安定して「50fps」でプレイできました。
「8700G」の性能「5700G」と比べてゲーム性能は「約2倍」です。
この進化は過去の世代では考えられないものです。
一方、「5700G」では、動作が可能といった程度の性能であり、遊べるとは言い難かったです。
グラフィックボードを換装しない前提で、超小型PCを構築する際には、「8700G」は最適な「CPU」です。
良かったところ
良かったところ
❶中途半端なローエンドのグラフィックボードが不要です。
2015年ごろのタイトルならフルHDでの「最高画質」で「30fps」を安定してキープします。
また、一般的なオフィス作業やウェブブラウジングなどの軽いタスクにも非常に最適です。
特に、グラフィック処理を必要としない作業においては、高い性能を発揮します。
❷低コストでの性能効率の向上・・・「8700G」は比較的低価格でありながら、良好な性能効率を発揮します。
予算を少しでも抑えつつも必要な3D性能を確保できる点がメリットです。
❸「8700G」は低いTDP(65W)で運用が可能で省エネルギー性に優れています。
長時間の使用でも電力消費を抑えることができます。
省エネ性が高いため、電気料金の節約や環境への配慮にも貢献します。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶ 旧世代の「5700G」と同様に、メモリスピードに依存します。
AMDの推奨環境では、例えば「4800MHz」と「6200MHz」の場合、「6200MHz」を強く推奨しています。
手元に「4800MHz」「6000MHz」「6200MHz」があるため、時間があれば試して結果を報告します。
❷ 「8700G」をCPUとしてはオススメしません。
「8700G」が57,800円で販売されているのに対し、ゲーム特化専用CPUで人気の「Ryzen 7 7800X3D」は現在49,800円で販売されています。
「L2.L3キャッシュ」が「8700G」が「24MB」に対し「7800X3D」は「104MB」と「約5倍」くらいの差があります。
また、PCIeが「8700G」が「Gen4×20」に対し「7800X3D」は「Gen5×28」となっています。
将来的にどう構築していくのかを最初に決めておくことが重要です。
最初は「GPUなし」で組み立てて、後で必要に応じてGPUの追加を行う柔軟性が「8700G」の強みです。
❸ 最新のゲーム(2023年)を「8700G」で本格的にプレイするのは向いていません。
あくまで2015年ごろのゲームを気晴らしに遊ぶ場合には、「8700G」が最適です。
総評
総評
「Ryzen 78700G」は遂に「CPUだけ」でゲームを楽しむことができるようになりました。
「8700G」はグラフィックボードのスペースを省いた「グラボレス超小型PCケース」にピッタリです。
最近の「Mini-itxケース」は、大型のグラフィックボードに合わせて「MicroATXケース」としても使えるような大きなものが増えています。
しかし、グラフィックボードのスペースを省いた超小型PCケースはまだ数が少ないです。
「8700G」は、過去の世代では考えられないほどの進化した「高性能CPU」と「ローモデルグラフィックボード」が1つにパッケージされた「APU」です。
「8700G」の単体での3D性能向上により、以前は考えられなかった「グラボレス超小型PC」が注目されるでしょう。
共に探し、情報を共有しませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
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主な仕様
主な仕様
ソケット形状 -LGA1718
コア数-8コア スレッド数-16
クロック周波数-4.2GHz
最大動作クロック周波数-5.1GHz
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