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2024年04月30日
【美しく優雅!】ASUS社「ProArt GeForce RTX 4080 SUPER 16GB GDDR6X OC Edition」をレビュー
価格は218,980(税込)です。【ASUS様より貸出提供】
PROART-RTX4080S-O16Gの詳細はこちら
「RTX4000 SUPERシリーズ」のラインナップは以下の通りです。
❶「GeForce RTX 4080 SUPER」
発売日 1月31日
価格・・・999ドル
❷「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」
発売日 1月24日
価格・・・799ドル
❸「GeForce RTX 4070 SUPER」
発売日 1月17日
価格・・・599ドル
スペックを見てみます。
GPU | RTX 4080 SUPER | RTX4070 Ti SUPER | RTX4070 SUPER |
コア数 | 10240 | 8448 | 7168 |
ベースクロック | 2210 Mhz | 2210 Mhz | 1980 Mhz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2550 MHz | 2480 MHz |
メモリ | 16 GB | 16 GB | 12 GB |
メモリ種類 | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6X |
バス幅 | 256-bit | 256-bit | 192-bit |
メモリ帯域幅 | 736 GB/S | 672 GB/S | 504 GB/S |
TDP | 320 W | 285 W | 220 W |
追記: 2024.11.08
「RTX 4070 Ti SUPER」の「TDP」を「385W」と誤って表記してしまいましたが、正しくは「285W」です。
大変申し訳ございませんでした。
1.今から始めるなら「RTX4080-S」がオススメ!
2.「ProArt」というブランドが強く美しい!
3.「PROART-RTX4080S-O16G」の特長
4. 開封の儀
5.「PROART-RTX4080S-O16G」をチェックする
6.換装の際の準備
7.ドライバをインストール
8.使ってみた感想
9.良かったところ
10.残念な点、注意する点
11.総評
12.主な仕様
今から始めるなら「RTX4080-S」がオススメ!
今から始めるなら「RTX4080-S」がオススメ!
「RTX4080-S」は、「RTX4080」と「RTX4090」の間を埋めるモデルです。
「RTX4070Ti」と「RTX4080」は既に販売終了となり、在庫がなくなり次第、販売も終了する予定です。
今回のモデルでは「SUPER」が採用され、主なターゲットは「4K」での「最高品質ゲーミング」と「生成系AI」です。
これは現在のトレンドに合わせたものです。
「RTX4090」は主に「クリエーター向け」ですが、「RTX4080-S」では「クリエーター」および「AI関連」の使用にも重点を置いています。
「コア」のアップグレードはありませんが、「SM数」が増加し、「ブーストクロック」も向上しています。
「TGP」が「320W」に固定されているため、強化には限界がありますが、「AD103ベース」のGPUは最高スペックを誇ります。
「ビデオメモリ」は「GDDR6X」の「23Gbps」を採用しており、「4K」などの高解像度では重要な役割を果たします。
性能面では、「RTX4080」と比較しても差はわずかで、「消費電力」も僅かに上昇していますが、その差はほとんど気になりません。
「SUPER」という名前にはやや物足りなさを感じるかもしれませんが、それでも「RTX4080」の上位バージョンとしての地位はキープしています。
性能向上の余地は限られていますが、「GeForce」の優位性と安定性は変わりません。
「ProArt」というブランドが美しく強い!
「ProArt」というブランドが美しく強い!
「ProArt」は、「美しさ」と「実用性」の完璧な融合です。
「ProArtブランド」は、クリエイターが作業に没頭し、最高の成果を生み出すために特別に設計されました。
その美しさは、見た目だけでなく、実用性にも根ざしています。
「ProArt」は、クリエイターが創作活動に集中できるように、さまざまな機能を提供しています。
特にディスプレイを使用する作業では、色の「正確性」が極めて重要です。
「ProArt」は、色の「再現性」と「正確性」を高めることで、クリエイターが作品の美しさを最大限に引き出すのを支援しています。
別の言い方をすれば、「ProArt」は「プロフェッショナリズム」と「アート」の完璧な融合です。
その設計は、クリエイターが最高の「表現力」と「効率性」を実現するために最適化されています。
「ProArt」を使用することで、クリエイティブな作業をより楽しく、効果的に行うことができます。
「ProArt」は「美しさ」と「実用性」の両方を兼ね備えた製品であり、クリエイターにとって理想的な作業環境を提供しています。
「PROART-RTX4080S-O16G」の特長
「PROART-RTX4080S-O16G」の特長
❶NVIDIA Studio・・・RTXやAIが高速化を実現するクリエイター向けアプリ、独自のAIソフトウェア、卓越した創造性とパフォーマンスを実現するStudioドライバー
❷NVIDIA Ada Lovelaceストリーミングマルチプロセッサ・・・最大2倍のパフォーマンスと電力効率を実現
❸第4世代Tensorコア・・・DLSS 3でブルートフォースレンダリングと比較して最大4倍のパフォーマンスを実現
❹第3世代RTコア・・・最大2倍のレイトレーシング性能
❺OCモード・・・2640MHz (OCモード) / 2610MHz (デフォルトモード)
❻Axial-techファン・・・旧世代よりエアフローの性能が21%向上しました。
❼2.5スロット設計・・・優れた冷却性能を維持しながら、より高い互換性を実現
❽デュアルボールファンベアリングは、一般的なスリーブベアリング設計よりも優れた耐久性を持ちます。
❾Auto-Extreme精密自動製造により高い信頼性を実現
❿GPU Tweak III・・・直感的なパフォーマンス調整、温度制御、システム監視を提供します。(ASUS社HPより引用)
開封の儀
開封の儀
1 x Collection Card
1 x Speedsetup Manual
1 x Adapter Cable (1 to 3)
1 x ProArt Graphics Card Holder
1 x ASUS Velcro Hook & Loop
1 x Thank you Card
外観
外観
「PROART-RTX4080S-O16G」をチェックする
「PROART-RTX4080S-O16G」をチェックする
ボディーカラーはブラックで、上品なシャンパンゴールドの印字が施されています。
近年のPCケースでは、ウォルナット無垢材を使用したものが増えており、そのデザインはブティックとの相性が抜群です。
金属製のクーラーカバーやメタルバックプレートは、外部からの衝撃やダスト、熱からPCを保護し、同時にユーザーに堅牢さと安心感を提供します。
ファンはデュアルボールファンベアリングを採用しており、スリーブベアリングや一般的なベアリングと比較して、安定した性能と長寿命を実現しています。
またデュアルボールファンベアリングは耐久性が高く、高温や高負荷下でも安定した冷却性能を実現し、静音性も高く、コンピューターや家電製品の冷却に広く採用されています。
次は冷却性能を見てみます。
「フィン」は「2.5スロット」に拡大し冷却性能を強化しました。
「バックプレート」の通気口が新たに設けられ排熱効果が高まりました。
通気口は単に開口部を広げるだけでなく、「PRO」のカッティングが施されており、遊び心と拘りのあるユニークなデザインに仕上がっています。
インターフェース周りを見てみます。
ブラケットにはステンレス製が採用されています。(通常はスチール製です)
「ディスプレイポート」が3つ、「HDMI」が1つ備えてます。
Armoury Crateダウンロードはこちら
またASUSのオーバークロックツール「GPU TWEAK III」を使えばワンタッチでオーバークロックを設定するほかメモリ周波数、電圧設定など細かな調整やモニターすることができます。
「UI」はシンプルで見やすいので直感的に操作することができます。
換装の際の準備
換装の際の準備
グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。
古いドライバ削除の詳しくはこちら!
ドライバをインストール
ドライバをインストール
グラフィックボードを換装したら「GeForce」ドライバをダウンロードしインストールします。
ダウンロードはこちら
「PROART-RTX4080S-O16G」のスコア検証
「PROART-RTX4080S-O16G」のスコア検証
【PCケース】「Fractal Design North Charcoal Black」
【CPU】INTEL社「Core i9-14900K」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】ASUS社「PROART-RTX4080S-O16G」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 552.12
「Resizable BAR」は有効にしています。
GPU | RTX 4080 SUPER | RX7900XTX | RTX4070 Ti SUPER | RTX 4070 Ti | RTX 3090 |
コア数 | 10240 | 6144 | 8448 | 7680 | 10496 |
ベースクロック | 2210 Mhz | 2300 MHz | 2210 Mhz | 2310 MHz | 1400 MHz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 最大2500 MHz | 2550 MHz | 2610 MHz | 1700 MHz |
メモリ | 16 GB | 24 GB | 16 GB | 12GB | 24 GB |
メモリ種類 | GDDR6X | GDDR6 | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6X |
バス幅 | 256-bit | 384-bit | 256-bit | 192-bit | 384-bit |
メモリ帯域幅 | 736 GB/S | 960 GB/s | 672 GB/S | 504 GB/S | 936 GB/S |
TDP | 320 W | 355 W | 385 W | 285 W | 350 W |
3D MARK
blender(V3.4.0)ー「GPU」
「フォースポークン」−「デフォルト設定」
「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「デフォルト設定」
Horizon Zero Dawn−「デフォルト設定」 (7950X3Dにて検証)
「zombie army 4」−「デフォルト設定」
「アサシン クリード ヴァルハラ」−「デフォルト設定」
「ファークライ5」−「デフォルト設定」
ゴーストリコン・ブレイクポイント−「デフォルト設定」
ディビジョン2−「デフォルト設定」
SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
strange brigade−「スケール150%」
トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、R23、blender-省略)
ゲーム中の消費電力(Watt)
高負荷時3DMARK 「FIRESTRIKE」(Temp)
使ってみた感想
使ってみた感想
このGPUは、長さ300mm、厚さ2.5スロットというコンパクトなサイズながら、驚くべき性能を持っています。
「4K」での「最高品質ゲーミング」を謳うだけの性能があります。
最近、私が夢中になっている重いゲーム「サイバーパンク2077」で、性能を試してみました。
検証時は「プリセットーウルトラ設定」にしています。
「サイバーパンク2077」にはベンチマークが用意されており、さっそく試してみました。
コンパクトなサイズにもかかわらず、冷却性能はかなり優れています。
また、ファンノイズも静かで、ゲーム中はほとんど気になりません。
バックプレートを触ってみると、かなり熱く感じましたが、サーモグラフィで確認すると、2.5スロットとは思えないほどの優れた冷却性能があります。
この性能なら、「ProArt仕様」の「RTX4090」にも期待が持てるほどの冷却性能を備えています。
良かったところ
良かったところ
❶コンパクトなサイズと高い完成度・・・極小サイズのGPUでありながら、シンプルで美しいデザインと高い完成度を誇ります。
長さ300mmというコンパクトなサイズながら、驚くべきスペックを持っています。
❷機能性と静音性・・・コンパクトなサイズでありながら、十分な処理能力を持ち、静音性も高いです。
microATXケースでも問題なく使用できます。
❸処理速度・・・「ファクトリーオーバークロック」されており、高いベンチマークスコアを記録しています。
多くのアプリケーションやゲームで快適な使用が可能です。
❹付属ソフト・・・「GPU TweaK III」を使用することで、「オーバークロック」などの設定が可能であり、便利な「OSD機能」も備えています。
❺付属の支え棒が便利です。
支え棒はグラフィックボードを支えるだけでなく、反転すれば「マイナスドライバー」にもなるので、手間を省きグラフィックボードの取り外し作業に役立ちます。
❻ 「PROART-RTX4080S-O16G」の最大のメリットは、2.5スロットの薄さにもかかわらず驚異的な冷却性能を発揮することです。
ちなみに、NVIDIA社の純正モデル「Founders Edition」は厚みが3スロットです。
超小型PCケースに収めるには、「PROART-RTX4080S-O16G」がベストチョイスです。
❼Adobe Creative Cloudの利用が、3か月間無料で提供されます。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶インテル社CPU「Core i9 14900K」との相性が悪いことが判明しました。
具体的な症状としては、「Horizon Zero Dawn」を起動する際にロード中に突然「強制終了する」というトラブルが発生しました。
多くの報告によれば、原因は「RTX4080S」ではなく「14900K」にあるとされています。
「GeForceドライバ」を最新版に更新したり、少し古いバージョンのドライバを試してみても解決しませんでした。
さらに、BIOS設定で「電圧」「クロック」「メモリクロック」などを調整しても、状況が改善されませんでした。
最終的に、ASUSの「X670EIマザーボード / 7950X3D」の構成で試したところ、問題なく起動できたため、「14900K」が原因である可能性が高いと結論づけました。
したがって、「14900K」と「PROART-RTX4080S-O16G」の組み合わせでは、一部のアプリが正常に起動しない可能性があるため、注意が必要です。
追記:2024.05.24
最近、インテルの第13・14世代デスクトップCPU「14900K(S)」および「13900K(S)」に関する不具合や内部損傷の報告が多数寄せられています。
もしお時間がありましたら、一度ご確認いただけると幸いです。
これらの情報が皆様の参考になればと思います。
【ゲームが直った?!】インテル社 第13・14世代CPU向け「Intel Baseline Profile」を試してみた!
❷「12VHPWR」PCIeコネクターが必須です。
予算が許されるのであれば最新「ATX3.0電源ユニット」の導入をオススメします。
「12VHPWR」が1本で接続できます。
総評
総評
今回初めて「ProArtブランド」の製品を取り扱いましたが、筆者が最も気に入った点は、異なるGPUの性能差が大きく開いていても、サイズが統一されていることです。
この一貫性が印象的でした。
例えば、現在のラインナップを並べてみます。
❶PROART-RTX4080S-O16G: 300x120x50 mm
❷PROART-RTX4070S-O12G: 300x120x50 mm
❸PROART-RTX4060TI-O16G: 300x120x50 mm
❹PROART-RTX4060-O8G: 300x120x50 mm
グラフィックボードが強力になるにつれ、サイズが肥大化する傾向があり、従来のPCケースに収まらなくなるという問題が発生します。
しかし、「ProArtブランド」ではこの問題を回避できるため、非常にありがたいです。
そのため、コンパクトなサイズと高いパフォーマンスを兼ね備えた「ProArt GeForce RTX 4080 SUPER」は、小型ケースをお探しの方や、コンパクトなデザインを好む方には最適な選択肢です。
価格は他のモデルと比較してやや高めですが、その性能とデザインから見れば、十分に価値のあるグラフィックボードと言えるでしょう。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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★「ProArtシリーズ」のE-ATX PCケース「ProArt PA602」も、ご一緒にいかがですか?
ASUS ProArt GeForce RTX 4080 SUPER 搭載 ビデオカード OC Edition 16GB GDDR6X / PROART-RTX4080S-O16G 国内正規代理店品 新品価格 |
主な仕様
主な仕様
サイズ-300x120x50 mm
2024年04月20日
【これからは隠す時代へ!】ASUS社「第14世代 BTF対応 ゲーミングマザーボード」を発表!
今回ご紹介するのはASUS社のINTEL社チップセット Z790 Refreshを搭載した「第14世代 BTF対応 ゲーミングマザーボード」です。
発売日 2024年4月26日(金)〜
新たに追加された「第14世代 BTF対応 ゲーミングマザーボード」は以下の通りです。(2024年4月1日時点)
❶TUF GAMING Z790-BTF WIFI(マザーボード)
発売日 4月26日
価格・・・46,980円
❷TUF GAMING B760M-BTF WIFI(マザーボード)
発売日 4月26日
価格・・・32,980円
❸TUF GAMING B760M-BTF WIFI D4(マザーボード)
発売日 4月26日
価格・・・30,980円
❺ROG MAXIMUS Z790 HERO BTF(マザーボード)
発売日 4月26日
価格・・・109,800円
❻TUF-RTX4070TIS-O16G-BTF-WHITE(グラフィックボード)
発売日 4月26日
価格・・・185,980円
❼ROG-STRIX-RTX4090-O24G-BTF-GAMING(グラフィックボード)
発売日 4月26日
価格・・・413,800円
❽TUF GAMING GT302 ARGB Black(PCケース)
発売日 4月26日
価格・・・22,350円
❾TUF GAMING GT302 ARGB White(PCケース)
発売日 4月26日
価格・・・22,350円
❿ROG Hyperion GR701 BTF Edition(PCケース)
発売日 5月予定
価格・・・79,800円
⓫A21 ASUS CASE Black(PCケース)
発売中
価格・・・12,980円
⓬A21 ASUS CASE White(PCケース)
発売中
価格・・・12,980円
みんな隠れろ!
みんな隠れろ!
PCパーツの内覧会が開催され、12種類の革新的な製品が紹介されました。
今回のイベントは、時代を先取りしたキャッチフレーズ「魅せる」から「隠す」への進化をテーマに、多くの期待を集めました。
ASUSのBTF DESIGNは、常に革新を追求し、自作PCユーザーの期待に応える新しい体験と技術を模索しています。
この哲学に基づいて、ASUSはBack-To-THE-Future(BTF)シリーズの製品とソリューションを発表しました。BTFシリーズは、DIYの未来を切り開く新たな方向性を示しています。
マザーボード裏面のコネクタを隠すことで、整然としたケーブルマネジメントとシンプルな外観を実現し、美しいPCアセンブリを目指すことがASUSの目標とのことです。
自作PCの歴史では、配線の管理が常に課題でした。
裏配線の登場により、不要な配線を隠すことが可能になりましたが、それでも見えるケーブルの美しさは重要な指標でした。
ASUSは、新しいPC/配線のスタイル「隠す」を提案し、これまでにない美しいPC構築を実現することを発表しました。
ROG MAXIMUS Z790 HERO BTF
ROG MAXIMUS Z790 HERO BTF
「PCIe 5.0 x 16スロット」が1つに統合されました。
マザーボードには、「VRM」と「アルミニウム」の「I/Oヒートシンク」がMOSFETやチョークに取り付けられ、埋め込みヒートパイプを介してアルミニウムのI/Oカバーに接続されています。
メモリスロットは4つ搭載されており、最大で「192GB」のメモリをサポートします。
サポートされるメモリは「DDR5-8000+ (OC)」です。
有線LANは「2.5Gbイーサネット」に対応しています。
オーディオには、8チャンネル出力(SupremeFX ALC 4082) + ESS SABRE9218PQ DAC/AMPが搭載されています。
新しくなった「PCieスロットQ-Release Slim」は、グラフィックボードを「PCIeスロット」から自動的に解除するため、ボードをラッチング機構に向かって傾けるだけで外せます。
グラフィックボードをスロットから解除するためにトリッキーなラッチをいじる必要も、ボタンを押す必要もありません。
TUF GAMING Z790-BTF WIFI
TUF GAMING Z790-BTF WIFI
「PCIe 5.0 x 16スロット」が1つに統合されました。
メモリスロットは4つ搭載されており、最大で「192GB」のメモリをサポートします。
サポートされるメモリは「DDR5-7200+ (OC)」です。
有線LANは「2.5Gbイーサネット」に対応しています。
オーディオには、8チャンネル出力(Realtek ALC1220P)が搭載されています。
「ROG MAXIMUS Z790 HERO BTF」と同様に「PCieスロットQ-Release Slim」は、グラフィックボードを「PCIeスロット」から自動的に解除するため、ボードをラッチング機構に向かって傾けるだけで外せます。
各コネクタの破損を防ぐために専用のクッション材が用意されています。
TUF GAMING B760M-BTF WIFI
TUF GAMING B760M-BTF WIFI
マザーボードには、「PCIe 5.0 x 16スロット」と「PCIe 4.0 x16スロット(x4モードをサポート)」が装備されています。
メモリスロットは4つあり、最大で「192GB」のメモリをサポートします。
サポートされるメモリは「DDR5-7200+ (OC)」です。
有線LANは「2.5Gbイーサネット」に対応しています。
オーディオには、「Realtek 7.1 Surround Sound High Definition Audio CODEC」が搭載されています。
「PCieスロットQ-Release Slim」は採用されていませんが、耐久性の高い「PCIeスロット」が採用されています。
ROG Hyperion GR701 BTF Edition
ROG Hyperion GR701 BTF Edition
グラフィックボードがまるで宙に浮いているかのような錯覚を覚えます。
また、ケーブルの抜き差しが頻繁なレビューアーにとっては、アダプターの摩耗を防ぎ、半差しを防ぎます。
将来的にも肥大化するPCパーツに対応できます。
TUF GAMING GT302 ARGB White
TUF GAMING GT302 ARGB White
ブラックとホワイトの2色を用意しています。
このケースの最大の特長は、フロントに3基、リアに1基の「140mm RGBファン」が最初から搭載されていることです。
LED RGBライティングアプリ「Armoury Crate」を使用すれば、美しいライティングを楽しむことができます。
ケースの天面に手で押さえながら取り付ける必要はありません。
フレームの強度は少し柔らかめですが、無理に押し引っ張ったりしなければ問題ありません。
A21 ASUS CASE
A21 ASUS CASE
MicroATX/Mini-ITXフォームファクターに対応したPCケースです。
コンパクトながらBTFに完全対応し、現在発売中です。
ブラックとホワイトの2色を用意しています。
フロントは十分なエアフローを確保するために、前面にメッシュタイプを採用しています。
以上、「第14世代 BTF対応 ゲーミングマザーボード」の発表会のレポートでした。
総評
総評
今回のテーマである配線を「魅せる」から「隠す」というコンセプトには、本当に驚きました。
これから、各メーカーが「BTF」に対応したパーツを次々に発売することが予想されます。
机周りのデバイスが次々とワイヤレス化する中、PC内部も「疑似ワイヤレス化」が主流になっていくと考えられます。
新しい世代では、ミニマルでシンプルな外観を追求し、美しいPCアセンブリを実現していくことでしょう。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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★新しく自作PCを創るなら「ASUS ROG Swift OLED PG27AQDM」も一緒にいかがですか?
2024年04月18日
【LOUQEが帰ってきた!】Louqe社「GHOST S1 MkIII」&「RAW S1」が販売再開!(只今セール中!)
Louqe社のウェブサイトがリニューアルされ、「GHOST S1 MkIII」や「RAW S1」、そしてオプションパーツが再び手に入ることは、「SFF(Small Form Factor)ファン」としてとても嬉しいニュースです。
Louqe社HPの詳細はこちら
筆者自身もその一人です。
Louqe社の製品は高い品質とデザイン性で知られており、特に「GHOST S1」はその象徴とも言えるでしょう。
もしもお時間がございましたら、読んでいただけると幸いです。
【ミニマリスト必見!】LOUQE社Mini-ITXケース「GHOST S1」をレビュー
現在の商品ラインナップは「GHOST S1 MkIII」「RAW S1」「トップハット」「グリル」「PCIe4.0ライザーケーブル」です。
ただし、現在、「トップハット」と「グリル」は品切れとなっています。
「GHOST S1 MkIII」「RAW S1」「PCIeライザーケーブル」はセール販売中です。
価格は以下の通りです。
❶GHOST S1 MkIII」・・・
Louqe社の製品は一般的に価格が高いため、セール期間を逃すと購入する機会を逸する可能性があります。
ですので、欲しい方は早めに購入を検討してみてください。
お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K
★「GHOST S1 MkIII」に「ELSA GeForce RTX 4070 Ti SUPER S.A.C」がオススメです!
2024年04月03日
【美麗グラなのに軽い!】PlayStation PC「Horizon Forbidden West Complete Edition」のベンチマークをレビュー
「Horizon Forbidden West」の価格はSTEAMにて7,590円で発売中です。
プラットフォームはPC版(STEAM)になります。
このレビューでは、ストーリーは一切省略し、「ベンチマーク」にフォーカスしています。
今回のベンチマークは、「最新グラフィックボード」を使って「4K解像度」で行いました。
「Horizon Forbidden West」に興味がある方にとって、このレビューが参考になれば幸いです。
購入サイトはこちら!
システム要件
システム要件
「推奨/最低」
OS・・・Windows 11 64-bit / Windows 10 (64bit必須)
プロセッサー・・・Intel Core i5-8600 / Intel Core i3-8100
Ryzen 5 3600 / Ryzen 3 1300X
メモリー・・・16 GB
グラフィック・・・NVIDIA GeForce RTX 3060 / NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB
AMD Radeon RX 5700 / AMD Radeon 5500XT 4GB
ストレージ・・・ 150 GB 利用可能
ゲーム画面
ゲーム画面
ゲーム画面では、黄色い道しるべが表示され、それに従うことで迷うことなくストーリーを進めることができます。
デフォルト設定ではHUDが表示されますが、非表示にすることで没入感が高まり、臨場感あふれる体験ができます。
イベントシーンは途中でスキップできるので、2周目以降はゲームだけを楽しみたい人にとって便利です。
画質設定
画質設定
❶ウルトラワイド対応「21:9」
❷画質プリセットは5段階で調整可能です。
アップスケーリング技術(DLSS、FSR、XeSS)は、ゲームプレイ中のリアルタイムのグラフィックス処理において、高品質な画像を実現しつつ、パフォーマンスを向上させることができます。
アップスケーリング(DLSS)の違いを見てみます。
囲んだ枠を拡大して違いを見てみます。
下「DLSS・オン」では「ロープ」が途中で切れていることが分かります。
「Horizon Forbidden West」のゲーム中では、違いがほとんど分からず、そのクオリティの高さに驚かされます。
ただし、現時点では「アップスケーリング技術」による「フレームレート向上」はほとんど期待できないので、開発側の最適化を待ちましょう。
ベンチマークスコア検証
ベンチマークスコア検証
PC構成
【PCケース】「Fractal Design North Charcoal Black」
【CPU】INTEL社「Core i9-14900K」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】NVIDIA社「 Founders Edition「NVIDIA GeForce RTX 4090」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 551.86
「Resizable BAR」は有効にしています。
検証時は「プリセットー非常に高い」に設定しています。
フレームレートを測定するためには、ゲーム中に「CapFrameX」を使用します。
冒頭から「90秒」かけて、まっすぐに進んでいきます。
概ね「100fps」でプレイすることができました。
驚いたのは、「RADEON」が最適化されているのか、「RX7800XT」が非常にスムーズに動作し、「WQHD=1440P」でも快適にプレイできることです。
パフォーマンス性能が「RTX4070S」と同等まで向上しています。
一方、「RTX4060Ti」は「ビデオメモリ8GB」のスペック不足から、「FHD=1080P」でもややもっさりとした動作がみられます。
プレイ感想
プレイ感想
美しいグラフィックスが見事なまでに再現され、その中でゲームの世界観、広大な草原、そして個性豊かなキャラクターが息づいています。
そして驚くべきことに、これらの美しいグラフィックにもかかわらず、ゲームの動作は軽快であり、没入感が一層高まります。
PC版ではアップスケーリング技術「DLSS」、「DLAA」、「AMD FidelityFX Super Resolution」「XeSS」などの先進的な機能を利用できます。
お手持ちのグラフィックボードがこれらの機能に全対応しているのは嬉しい限りです。
音も重要なポイントです。
冒頭の高原では、鳥の鳴き声など様々な自然界の音がリアルで臨場感が溢れます。
爆発音や衝撃音の低音の鳴り方も素晴らしく、ゲームプレイをより楽しませてくれます。
良かったところ
良かったところ
❶ 高画質での快適なプレイ・・・「RX7800XT」を使用し、最高画質設定で1440pでも快適にプレイできます。
プリセットを少し下げるだけで「RTX4070S」と「RX7800XT」が「4K解像度」で「60fps」を安定して楽しめます。
AMD環境ならではの「RADEONグラフィックボード」が最適化されているため、オススメです。
❷「RTX4070S」を使って、「1440P」の最高設定でプレイしても、常に90FPSを保っています。
この美麗なグラフィックを楽しめる上に、ゲームの安定性も抜群です。
ウルトラワイドモニターでも問題なく対応しているので、臨場感あふれるゲーム体験ができます。
何より驚いたのは、この素晴らしいグラフィックを楽しんでいるにもかかわらず、ゲームが非常に軽快に動作していることです。
❸ ストーリー性とグラフィックの向上・・・前作からの物語が続き、グラフィックがより美しく、色彩が鮮やかになっています。
この進化は驚異的であり、ゲームの動作も見た目通りに重く感じますが、比較的通常の負荷でスムーズに動作します。
難易度の細かな設定が可能であり、アクションが苦手な人でも楽しめます。
光の処理など、グラフィックは素晴らしく、期待通りの面白さがあります。
❹DirectStorage機能・・・DirectStorage機能により読み込み速度が飛躍的に向上し、プレイの待ち時間を大幅に短縮できます。
❺スリリングな戦闘・・・本作の戦闘はスケールとクオリティにおいて非常に高いレベルにあります。
敵の武器を奪い、それを利用して攻撃するという斬新な要素が加わり、プレイヤーによりスリリングな戦闘体験が楽しめます。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶ 初回起動時の「シェーダーコンパイル」の遅さが前作同様に改善されておらず、依然として約4〜5分かかります。
ただし、一度コンパイルが完了すれば、その後の起動時には数秒で済むようになっています。
❷「 アップスケーリング」による「フレームレート低下」・・・「FSR2.2」の有効化により、画質に不満はありませんが、「フレームレート」が「ネイティブ」と比べて下がります。
体感できるほどの低下なので、最適化を待ちましょう。
❸レイトレーシング非対応
当初、レイトレーシングの採用を検討しましたが、開発コストが高額であるため、現在は見送るとのことです。
レイトレーシングとは、コンピューターグラフィックスの最新技術で、光線が物体と相互作用し、色や質感などを計算してリアルな画像を生成します。
総評
総評
PlayStationタイトルがPCでも楽しめる大作「Horizon Forbidden West」は、PCならではの魅力をたっぷりと詰め込んだ素晴らしい作品です。
「ハイフレームレート」や「美麗なグラフィック」、そして「ウルトラワイド対応」といった要素が、プレイヤーにとって魅力的な体験を実現します。
「Horizon Forbidden West」は、戦闘の多様性や素晴らしい音響効果、美しい世界の探索など、さまざまな魅力を持っています。
そして驚くべきことに、その美麗なグラフィックを楽しむにもかかわらず、PC環境の要求スペックが特に高くないため、エントリーPCでも充分に楽しめます。
ベンチマークで使用したグラフィックボードを参考に、「Horizon Forbidden West Complete Edition」をプレイしていただけると幸いです。
主人公アーロイの旅を共に楽しみませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
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後継機である「Meta Quest 3」の価格が高価であることから、「Meta Quest 2」は費用対効果の高い選択肢として注目されています。
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お目通し戴き、ありがとうございました。
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