「ROG Ally X」は、1TBの大容量SSDストレージや24GBの高速メモリを搭載し、バッテリー容量も2倍に増加しています。
価格は139,800円(税込)です。
販売開始は2024年7月24日となっていますので、ぜひチェックしてみてください。
「ROG Ally X」は、ユーザーの皆さんからのフィードバックを基に再設計され、AMD Ryzen Z1 Extremeプロセッサーを搭載しています。
排熱処理が改善され、80Whの大容量バッテリーのおかげで、長時間のゲームプレイも快適に楽しめます。
さらに、予約開始を記念して、ASUS公式オンラインストアで「ROG Ally X」を購入すると、先着でモンスターハンターのフィギュアがプレゼントされるとのことです。
このチャンスをお見逃しなく!
詳しくはASUS Store「ROG Ally X」製品ページをご覧ください。
「ROG Ally X」の詳細はこちら
筆者が気になるポイント
筆者が気になるポイント
「ROG Ally X」は、AAAゲームタイトルを快適に楽しめる圧倒的なパフォーマンスと、ポータブルゲーミングに求められるすべての要素を高次元で融合させた先進的なデバイスです。
ストレージ、メモリ、バッテリー、冷却性能、デザイン、インターフェースなど、あらゆる面で強化された「ROG Ally X」は、ゲーマーの皆さんにとって最適な選択肢となるでしょう。
新たにブラックカラーを採用したことで、ブラックで統一されたデスク環境にもぴったりフィットします。
デザインも機能性も兼ね備えた一台です。
フィギュアは数量限定で、なくなり次第終了となりますので、欲しい方は早めに購入すると良いでしょう。
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【歴史はここから始まる!】「Snapdragon X」を搭載する「Copilot +PC」の「ASUS Vivobook S 15 S5507QA」をレビュー【PR】
価格は249,800(税込)です。【ASUS様より貸出提供】
「ASUS Vivobook S 15 S5507QA」の詳細はこちら
「ASUS Vivobookシリーズ」のラインナップは以下の通りです。
❶S5507QA-HA321W 249,800 円(32GB)
❷S5507QA-HA161W 229,800 円(16GB)
1.「Copilot+ PC」って何?
2.「ARM」と「X86系」の違い
3.「Vivobook S15」の特長
4.開封の儀
5.外観
6. 「Vivobook S 15 S5507QA」をチェックする
7.使ってみた感想
8.良かったところ
9.残念な点、注意する点
10.総評
11.主な仕様
12.関連商品
13.トレンドアイテム
「Copilot+ PC」って何?
「Copilot+ PC」って何?
「Copilot+ PC」は、AIアシスタント「Microsoft Copilot」に対応した新しいWindows PCのカテゴリです。
「Vivobook S 15」は、Qualcommの「Snapdragon X Elite/Plus」プロセッサーを搭載し、最安モデルで約17万円後半から購入できます。
このPCは、以下の最小要件を満たしています。
❶承認されたCPUまたはSoC
❷40TOPS以上の処理性能を持つNPU
❸16GB以上のDDR5/LPDDR5メモリ
❹256GB以上のSSD/UFSストレージ
「Copilot+ PC」にはAIアシスタント「Copilot」を瞬時に呼び出す専用キーがあり、40以上のオンデバイスAIモデルが搭載されています。
新しいAI機能として、過去の情報を検索する「Recall」、画像生成AI「Cocreator」、多言語字幕生成の「Live Captions」などが利用可能です。
「Copilot+ PC」は、次世代のAI PCとして注目され、日本国内でも各メーカーからモデルが発売されています。Microsoftの標準アプリとしてOSに組み込まれる新しいAI機能も提供しています。
具体的なAI機能の一部を紹介します。
❶「Recall(回顧)」・・・PC上で見たものを過去に遡って検索できるAI機能。タイムラインをスクロールして、過去の瞬間のスナップショットに直感的にアクセス可能です。
❷「Cocreator」・・・ペイントアプリで利用できる画像生成AI。インクストロークとテキストプロンプトを組み合わせて、リアルタイムで新しい画像を生成します。
❸「Live Captions(ライブキャプション翻訳)」・・・日本語を含む44の言語から英語へのリアルタイム翻訳を提供。ビデオ通話や音声通話に対応し、すべてのアプリでリアルタイムに表示します。
❹「Windows Studio Effects」・・・AIによって強化されたビデオ通話エフェクト。クリエイティブフィルターやアイコンタクト、テレプロンプターなどが含まれています。
これらの革新的なAI機能は、「Copilot+ PC」でのみ利用可能です。
「ARM」と「X86系」の違い
「ARM」と「X86系」の違い
「Vivobook S 15」は、ただのノートパソコンではありません。
Qualcommの革新的な「Snapdragon X Elite/Plus」プロセッサーを搭載し、これまでの「Windows PC」とは一線を画す「ARMベース」のデバイスとして登場しました。
見た目や操作感はお馴染みの「Windows PC」と変わらないものの、内部では「ARM」と「x86」の間に大きな違いがあります。
その違いを簡単に説明します。
❶「ARM」とは・・・
「ARM」は、スマートフォンやタブレットなどの小型デバイスによく使われるプロセッサ(コンピューターの心臓部)の種類です。
「ARM」は「RISC(Reduced Instruction Set Computer)」という設計思想に基づいています。
これは、「命令セット(プロセッサが理解できる命令の集合)をシンプルにすることで、高速化を図る」という考え方です。
「ARM」の特徴は、電力をあまり使わず、発熱も少ないことです。
またバッテリーが長持ちし、小型のデバイスに適しています。
「x86ベース」のアプリを起動する際に「x86エミュレーション」をWindows on ARMデバイスでは、x86エミュレーション機能が標準で有効になっています。
❷「x86」とは・・・
「x86」は、パソコンやサーバーなどによく使われるプロセッサの種類です。
「x86」は「CISC(Complex Instruction Set Computer)」という設計思想に基づいています。
「命令セットを豊富にすることで、より複雑な処理を一度に行うことができる」という考え方です。
「x86」の特徴は、高いパフォーマンス(処理能力)を持っていることです。
しかし、それに伴い電力消費も多くなります。
つまり、「ARM」は「省エネ」で、「x86」は「高性能」を目指して設計されています。
それぞれの特性によって、最適な用途が異なります。
例えば、「ARM」は「スマートフォン」や「タブレット」などのモバイルデバイスに、「x86」は「パソコン」や「サーバー」などに多く使われています。
それぞれのプロセッサの特性を理解することで、適切な用途に適切なプロセッサを選択することが可能となります。
「Vivobook S15」の特長
「Vivobook S15」の特長
❶薄型・軽量・・・最薄部14.7mm、重量約1.42kgで携帯性抜群!
❷高解像度ディスプレイ・・・フルHD映像をどこでも快適に視聴可能!
❸AI機能・・・SnapdragonプロセッサとWindows Copilotキーで高性能AI体験
❹技術仕様・・・32GBメモリ、1TBストレージ、15.6型 3K OLEDディスプレイ
❺デザイン・・・コンパクトで作業スペースにフィット、カスタマイズ可能なRGBキーボード
❻接続性・・・USB Type-C、HDMI、microSDスロット、高速Wi-Fi 7対応
❼バッテリー・・・約18時間駆動
開封の儀
開封の儀
外観
外観
「Vivobook S15」をチェックする
「Vivobook S15」をチェックする
初代モデルから変わらないコンセプトで、コンパクトなゲーミングノートを求める方や、高性能なモバイルノートを探すクリエイターに最適です。
従来のインテルやAMDのx86ベースから一新され、ネイティブ対応はまだ発展途上ですが、期待が高まっています。
また、Windows Copilotキーを搭載し、AIアシスタント機能「Windows Copilot」を瞬時に呼び出せる点が魅力です。
❷バランス重視・・・正確さと創造性のバランスを取ります。
❸詳細重視・・・詳細で正確な情報を提供します。
「検索キーワード」を入力して情報を探す手間が省け、大幅な時間短縮が可能です。
ぜひ、試してみてください。
次はカメラを見てみます。
207万画素赤外線 (IR) カメラを内蔵しています。
ビデオ通話や写真撮影に便利です。
カメラはプライバシーシャッター付きで、シャッターをスライドすることでカメラを物理的に遮断できます。
キーボードを見てみます。
「Vivobook S15」は、操作の快適さを追求した広々としたタッチパッドを搭載しています。
スマートタッチパッドには、便利なファンクションが割り当てられており、日常の操作がさらにスムーズになります。
❷音量調整・・・左側で指を上下にスライド。
❸ディスプレイの明るさ調整・・・右側で指を上下にスライド。
右斜め上から左下にスワイプすると、ASUS ScreenXpertアプリが瞬時に開き、さまざまな設定を簡単に行えます。
このような使い勝手の良いタッチパッドのおかげで、作業が効率的に進むだけでなく、直感的な操作が可能になり、日々のパソコン作業がより快適になります。
インターフェースを見てみます。
さまざまな周辺機器に接続可能が可能です。
高速なデータ転送や映像出力、本体への給電もサポートする「USB 4.0(Type-C)ポート」が2つあります。
「USB 3.2(Type-A/Gen1)ポート」も2つ搭載しているので、あらゆるデバイスを簡単に接続できます。
「外部ディスプレイ」に接続できる「HDMIポート」や、「写真」や「動画のデータ転送」に便利な「microSDカードスロット」も完備しています。
内蔵スピーカーはHarman Kardon製で、高品質な音響機器で知られるこのブランドがクリアで豊かなサウンドを実現します。
冷却システムを見ていきます。
PC内部では、ASUS IceCool サーマルテクノロジーが効率的な冷却を実現しています。
この冷却システムには、強化された2本のヒートパイプと静音かつ効率的な冷却を提供するIceBladeファンが採用されています。
次は「Snapdragon X Elite」のポテンシャルを見ていきます。
・OS・・・Windows 11 Home 64ビット(24H2)
・プロセッサー・・・Qualcomm Snapdragon X Elite X1E-78-100プロセッサー(12コア、最大3.4GHz、Qualcomm Adreno GPU、Qualcomm Hexagon NPU)
・メモリー・・・16GB/32GB(LPDDR5X-8448)
・ストレージ・・・1TB(PCIe Gen4 x4接続SSD)
「Snapdragon X」は、日常作業からゲームまで幅広い用途に対応します。
以下は、CINEBENCH2024 ARM版とゲームスコアの簡単なスコアです。(x86エミュレーション使用)
「Cinebench 2024」
ゲーム性能・・・フルHDの低画質設定でほぼ同等のパフォーマンスを発揮します。
低画質であれば、30fps程度で快適にプレイ可能です。
使ってみた感想
使ってみた感想
早速、「3K有機ELディスプレイ」の性能を試すために、アマゾンプライムビデオで「トップガン マーヴェリック」を鑑賞しました。
コントラストはもちろん、色の発色が非常に良く、「15.6型」の高解像度画面で没入感が得られました。
新しいSnapdragon X Eliteチップにより、バッテリーの持続時間が大幅に改善されました。
通常、一晩で「数%」のバッテリーが減少する中、たった「1%」しか減りませんでした。
朝起きたときにバッテリー残量を気にすることなく、すぐにデバイスを手に取ることができます。
記事執筆時点で「Copilot+ PC」は現在開発中で、すべての機能が完全に実装されておらず、「Recall」機能が未搭載で、またNPUの利用は「ペイント」アプリと「カメラ」アプリに限られており、さらにサードパーティーアプリのNPU対応も進んでいません。
良かったところ
良かったところ
❶「Qualcomm Snapdragon X Elite X1E-78-100プロセッサー」の優れたパフォーマンスを体験できる!
❷便利なAI機能・・・AIアシスタント機能「Windows Copilot」を素早く呼び出せる「Windows Copilotキー」を搭載。
このキーを押すだけで、WindowsのAI処理が瞬時に実行され、複雑なタスクや新しいアイデアの実現が驚くほど簡単になります。
Windows Copilotを活用することで、作業の生産性や創造性が飛躍的に向上し、日々の仕事がより効率的で楽しくなること間違いなしです。
❸美しいディスプレー・・・高解像度、高画質の15.6型3K OLEDディスプレー
❹豊富なインターフェース・・・さまざまなインターフェースが充実
❺長時間バッテリー・・・約18時間のバッテリー駆動時間
❺高負荷時でも発熱が少ないので安心です。(室温22℃)
「Cinebench R23」で30分間連続してマルチ性能を測ったところ、本体の温度は最高でも41.5℃までしか上がりませんでした。
左−表面、右−裏面
❼付属アプリ「MyASUS」がとても便利です。
このアプリがあれば、PCの状態チェックから各デバイスの接続状態確認、オーディオ設定まで、すべて「MyASUS」で簡単に管理できます。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶未完成の機能・・・「Copilot+ PC」は記事執筆時点でまだ開発中のため、すべての機能が完全には実装されていません。
❷「Recall」機能の未搭載・・・現在、「Recall」機能はまだ提供されていない状態です。
❸NPU利用の限定的な状況: 現時点では、「ペイント」アプリと「カメラ」アプリ以外でNPUの利用が確認できていません。
❹サードパーティーアプリのNPU対応が遅れている・・・サードパーティーアプリがNPU対応するまでに時間がかかっています。
❺電源アダプターが少し大きく、かさばるのが残念です。
総評
総評
「Vivobook S 15 S5507QA」は、最先端のAI機能と高性能Snapdragonプロセッサーを搭載し、優れたバッテリー寿命と携帯性を備えた次世代ノートPCです。
一部のAI機能が未実装で、NPU対応が限定的である点には注意が必要ですが、それでもなお、AIアシスタントや高解像度ディスプレイを活用したいユーザーには非常に魅力的な製品です。
将来的には、ネイティブARMアプリの普及により、ノートPC市場が「X86ベース」から「ARMベース」へとシフトする可能性が高く、省エネ・低発熱の特性を持つこのノートPCは、新しい歴史を切り開く一台と言えるでしょう。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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新品価格 |
主な仕様
主な仕様
シリーズ名: ASUS Vivobook S シリーズ
製品名: ASUS Vivobook S 15 S5507QA
型番: S5507QA-HA321W、S5507QA-HA161W
カラー: クールシルバー
OS: Windows 11 Home 64ビット
CPU:Snapdragon X Elite X1E-78-100 プロセッサー
最大3.4GHz (12コア)
42MBキャッシュメモリ
Qualcomm Hexagon NPU 45TOPS (Qualcomm AI エンジン 最大計75TOPS)
メモリ:32GB/32GB または 16GB/16GB (LPDDR5X-8448、オンボード)ディスプレイ:15.6型 OLED (有機EL)、グレア
解像度: 2,880×1,620ドット (120Hz)
視野角: 水平170°/垂直170°
タッチパネル: 非搭載
グラフィックス: Qualcomm Adreno GPU (メインメモリ共有)
外部ディスプレイ出力: 最大5,120×2,880ドット
記憶装置:SSD: 1TB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2)
光学ドライブ: なし
サウンド機能:ステレオスピーカー (1W×2)
アレイマイク内蔵
Webカメラ:207万画素赤外線 (IR) カメラ内蔵 (プライバシーシャッター付)
Windows Hello対応顔認証
通信機能:無線LAN: IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be (Wi-Fi 7)
Bluetooth 5.3
入力機能:キーボード: 102キー日本語キーボード (RGB イルミネートキーボード、JIS配列)
ポインティングデバイス: マルチタッチ・タッチパッド
インターフェース:ディスプレイ出力: HDMI×1、Type-C×2
USBポート: USB4 (Type-C/Power Delivery対応) ×2、USB3.2 (Type-A/Gen1) ×2
microSDカードリーダー対応
オーディオ: マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1
電源:Type-C/90W ACアダプター、リチウムポリマーバッテリー (3セル/70Wh)
駆動時間: 約18.0時間
充電時間: 約時間 (詳細不明)
サイズ・重量:幅352.6mm×奥行き226.9mm×高さ14.7〜15.9mm
質量: 約1.42kg
保証期間:本体: 購入日より12ヶ月間のインターナショナル保証+購入日より12ヶ月間のASUSのあんしん保証 (日本国内保証・要登録)
バッテリーおよびACアダプター: 購入日より12ヶ月間の日本国内保証
その他:Xbox Game Pass Ultimate (3ヶ月利用権)付属
付属品: ACアダプター、製品マニュアル、製品保証書
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2024年06月06日
【ゆで卵は生卵に還らない!】インテル社 第13・14世代CPU向け「Intel Default Settings」を試してみた!
14世代CPUの劣化問題に対応するため、ASUSのマザーボードBIOSに更新が来ました。
「Intel Default Settings」が追加されていたので、ベンチマークテストを実施しました。
ASUSのマザーボードBIOSに搭載された「Intel Default Settings」は、第13・14世代Core向けに新たに導入された機能で、特にCPUの安定性を重視しています。
ここでは、「Intel Baseline Profile(IBP)」と「Intel Default Settings」の違いをわかりやすく説明します。
「Intel Baseline Profile (IBP)」
「Intel Baseline Profile (IBP)」
Cinebench R23 室温24℃
具体的には、以下の特徴があります。
❶電力供給の基準設定・・・「IBP」は「ベースライン」電力供給設定を指し、CPUが常に安定して動作するように設計されています。
❷マザーボードメーカー向けの指針・・・「IBP」は、マザーボードの性能に応じた電力供給プロファイルを含み、冷却機能と電力供給機能を組み合わせています。
「Intel Default Settings」
「Intel Default Settings」
例えば、以下のような設定が含まれます。
❶一般的な設定(エクストリーム)・・・「Core i9-14900K」や「Core i9-13900K」の仕様では、PL1(持続的な電力制限)= 125W、PL2(短期的な電力制限)= 253Wに設定されています。
Cinebench R23 室温24℃
第13・14世代のZシリーズのマザーボード向けにオススメです。
まとめ
まとめ
❶IBP・・・CPUの安定性を重視した電力供給の基準設定。
❷デフォルト設定・・・マザーボードメーカーが各ボードの仕様に合わせて調整した設定。
❸ASUS Advanced OC Profile・・・簡単にパソコンの性能を引き上げるための設定。
以前のBIOS「Intel Baseline Profile」はインテル推奨でなく、あくまでシステムを安定させるプロファイルでした。
【ゲームが直った?!】インテル社 第13・14世代CPU向け「Intel Baseline Profile」を試してみた!
「Intel Baseline Profile」のパフォーマンスは現行のCore i5 14500と同等の性能になります。
今回は改善されたBIOS「Intel Default Settings」と「ASUS Advanced OC Profile」を以前のデータにそのまま載せて比較していきます。
それではそれぞれの「プロファイル別」にパフォーマンス性能を見てみます。
「Intel Default Settings」のスコア検証
「Intel Default Settings」のスコア検証
PC構成
【PCケース】「Fractal Design North Charcoal Black」
【CPU】INTEL社「Core i9-14900K」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】NVIDIA社「NVIDIA GeForce RTX 4090」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 555.85
「Resizable BAR」は有効にしています。
3D MARK
Cinebench R23ー「CPU」
blender(V3.4.0)ー「CPU」
「フォースポークン」−「プリセットー最高」
「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「プリセットー極限」
Horizon Zero Dawn−「プリセットー最高」
「zombie army 4」−「プリセットーウルトラ」
「アサシン クリード ヴァルハラ」−「プリセットー最高」
「ファークライ5」−「プリセットー最高」
ゴーストリコン・ブレイクポイント−「プリセットーウルトラ」
ディビジョン2−「プリセットー最高」
SHADOW OF THE TOMB RADER−「プリセットー最高」
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「プリセットーウルトラ」
strange brigade−「プリセットーウルトラ」「スケール150%」
使ってみた感想
使ってみた感想
デフォルト設定では「Extremeモード」になっていましたが、「PL1」と「PL2」の値は以前の「Intel Baseline Profile」と変わらないにもかかわらず、スコアが向上していました。
驚いたのは、「ASUS Advanced OC Profile」が以前の無制限設定「2202-AUTO」と比較して、ほとんど誤差範囲ですが、スコアが向上したことです。ゲームスコアも「4%」ほどのスコアダウンに抑えられています。
新しくCPUを購入する場合や返品交換を考えている場合、ASUS製のマザーボードを使用すれば、CPUの本来の性能を十分に発揮できると思います。
ただし、筆者の「Core i9 14900K」は長期間「デフォルト設定-AUTO(無制限)」で使用していたため、「Intel Baseline Profile(IBP)」を設定に戻してもゲームの不調やクラッシュが発生するようになりました。
以前は「Intel Baseline Profile」で問題なく動作していましたが、最近ではゲーム中にフリーズしたり、ブルースクリーンが表示されることが増えました。
これは、「不可逆的な損傷」が進行していたことを示しています。
一度損傷したCPUは「元に戻せない」ため、今後はショップに交換対応を依頼する準備を進めていきます。
総評
総評
根本的な解決策は「CPUの交換」であることは確かです。
ショップも交換対応を望んでいます。
まだインテル社から正式な発表はありませんが、なぜこの不具合が数か月後に発生するのか、その原因はまだ明らかになっていません。
インテル社は今後も調査を続けています。
こうした状況で、各社の対応力がユーザーに対して試される局面となっています。
ASUS社はユーザーのために懸命に取り組んでいることが、今回の対応でよく分かりました。
ASUS社がチューニングに力を入れていることを実感しています。
今後もASUS社の製品を愛用し、信頼して使い続けていくつもりです。
お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K
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