カラーラインナップは以下の通りです。
❶Charcoal Gray
❷Midnight Blue
❸Silver
価格・・・45,800円前後(税込)
「Era 2」の詳細はこちら
「Era 2」の特長
「Era 2」の特長
❶デザイン・・・「ウォールナット無垢材」を使用したマグネット脱着のトップパネルが特徴的で、スリットが設けられています。
❷冷却性能・・・ボトムに120mmの「Aspect 12 PWM」ファン×2を標準搭載し、トップには「最大280mm」の「水冷ラジエーター」をマウント可能です。
❸デュアルチャンバー構造・・・「マザーボード」と「グラフィックボード」の搭載スペースを分割し、熱源を分離することで効率的な冷却を実現しています。
❹調整可能なマザーボードトレイ・・・「スライド式ラッチ機構」により「15mm範囲」で調整可能です。
❺高い互換性・・・「最大326mm」かつ「3スロット厚」までのグラフィックボード、「全高70mm」までのCPUクーラー、「奥行き130mm」までの「SFX-L」または「SFX電源」に対応しています。
❻ストレージ・・・「2.5インチベイ×4」を備えています。
❼外装パネル・・・「アルマイト加工」が施されたアルミニウム製の外装パネルは、継ぎ目部分に段差ができてしまっていた「Era ITX」から改善されています。
筆者が気になるポイント
筆者が気になるポイント
今回の「Era 2」は、底面に標準装備された120mmファン×2と、最大280mmの水冷ラジエーター対応があり、冷却性能が大幅に強化されています。
新たに改良されたエアフロー設計により、下から上への煙突効果が発揮され、さらに効率的な冷却が期待できるでしょう。
価格が税込45,800円前後と少し高めに感じるかもしれませんが、そのクオリティとデザインを考えると、妥当な範囲かもしれません。
とはいえ、価格についてはじっくり考えた方が良さそうです。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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主な仕様
主な仕様
外形寸法・・・幅165mm、奥行き366mm、高さ314mm
重量・・・4.65kg
関連商品
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プラットフォームはPC版(STEAM)になります。
このレビューでは、ストーリーは一切省略し、「ベンチマーク」にフォーカスしています。
今回のベンチマークは、「最新グラフィックボード」を使って「4K解像度」で行いました。
「Space Marine 2」に興味がある方にとって、このレビューが参考になれば幸いです。
STEAMはこちら
Epicはこちら
1.システム要件
2.ゲーム画面
3.画質設定
4. ベンチマークスコア検証
5.早速プレイしてみる!
6.プレイ感想
7.良かったところ
8.残念な点、注意する点
9.総評
10.関連商品
11.トレンドアイテム
システム要件
システム要件
「推奨/最低」
OS・・・Windows 11 64-bit / Windows 10 (1903 min)
プロセッサー・・・Intel Core i7-12700 / Intel Core i5-8600K
AMD Ryzen 7 5800X / Ryzen 5 2600X
メモリー・・・16 GB / 8 GB
グラフィック・・・NVIDIA GeForce RTX 3070 / NVIDIA GeForce GTX 1060
AMD Radeon RX 6800 XT / AMD Radeon RX 580
ストレージ・・・ 75 GB 利用可能
ゲーム画面
ゲーム画面
道しるべは常時表示されませんが、「TABキー」を押せば確認でき、それに従って進むことで迷わずにストーリーを進めることができます。
画質設定
画質設定
アップスケーリング技術(DLSS、FSR)は、ゲームプレイ中のリアルタイムのグラフィックス処理において、高品質な画像を実現しつつ、パフォーマンスを向上させることができます。
ここで、アップスケーリング(DLSS)の違いを見てみます。
囲んだ枠を拡大して違いを見てみます。(ネイティブ)
上「ネイティブ」
また、「鉄骨部分」に関しても影の描写に若干の違いはありますが、それが「優劣」につながるわけではなく、クオリティーの差としては非常に小さいものだと感じました。
今回、「Space Marine 2」での検証では、特に「4K」解像度においてアップスケーリング技術「DLSS」と「FSR」の効果が顕著に発揮されました。
以下のベンチマーク結果を参考に、是非、「DLSS」のアップスケーリング技術を試してみてください。
きっと、そのパフォーマンスに驚かされるはずです。
ベンチマークスコア検証
ベンチマークスコア検証
【CPU】AMD社「7950X3D」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】NVIDIA社「NVIDIA GeForce RTX 4090」「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」「NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti」「リファレンスモデル版 RX7800XT」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 560.94
「Resizable BAR」は有効にしています。
検証時は「プリセットー究極」に設定しています。
フレームレートを測定するためには、ゲーム中に「CapFrameX」を使用します。
冒頭から「90秒」かけて、まっすぐに進んでいきます。
やはり、より高解像度でその真価を発揮する結果です。
「RTX 4070 SUPER」では、「FHD」ではあまり変化がなかったものの、「WQHD」で約20%向上し、「4K」では約40%もの大幅な伸びを記録しました。
高解像度での快適さがグッと上がります。
「RX 7800 XT」でも「FHD」ではほぼ変化がなく、「WQHD」でわずかに約10%の向上、「4K」でも18%と、全体的にアップスケーリングによる効果は控えめな結果でした。
少し期待に届かなかった部分もあるかもしれません。
一方、「RTX 4060 Ti」では驚きの結果になりました。
「FHD」でも約18%向上し、「WQHD」では約35%と大幅にフレームレートが上昇しました。
「4K」ではなんと2倍近くもフレームレートが伸びました。
「エントリーモデル」ながら、ここまでの伸びを見せるのはかなり嬉しい結果です。
早速プレイしてみる!
早速プレイしてみる!
この効率的なゲームスタイルは、ストーリーを進めながらスムーズに操作を習得できる点で非常に好印象です。
暗くて陰影が濃い森の中、プレイヤーキャラクターの背中からはその圧倒的な存在感とこれから始まる激しい戦いの緊張感がひしひしと伝わってきます。
光の反射や影の表現はとてもリアルで、密林の中に広がる神秘的で危険な雰囲気が見事に再現されています。
背後視点のおかげで、プレイヤーとしてもこの未知の場所を一緒に探索しているかのような没入感が高まります。
戦場の緊張感と自然の美しさが絶妙に融合しており、グラフィックのレベルの高さには本当に驚かされます。
だからこそ、強力な武器で一気に敵を薙ぎ払う瞬間の爽快感が、「Space Marine 2」の最大の魅力と感じます。
特に、派手なエフェクトと共に敵が次々に倒れていく感覚は、ストレス発散にもぴったりです。
また、ステージ中に「武器」を切り替えることができるのですが、ここが意外と重要なポイントです。
武器選びは慎重に行い、自分の戦略に合ったものを選ぶことが勝利への鍵となるでしょう。
プレイ感想
プレイ感想
ビジュアルの美しさを損なわずに、これほどスムーズに動くことには、本当に驚かされました。
この快適さの秘密は、「Space Marine 2」のゲームシステムにもあるのではないかと思います。
「Space Marine 2」は、基本的に一本道の進行で、各ステージで「ブロック」を破壊して次に進んでいくスタイルを採用しています。
大迫力のビジュアルと快適なプレイ体験を両立できるのは、「アップスケーリング」の技術のおかげだと思います。
「エントリーモデル」である「RTX4060Ti」でも「WQHD」がかなり快適に遊べることが驚きます。
良かったところ
良かったところ
❶ 圧倒的なビジュアルとアクション・・・グラフィックの美しさと戦闘の迫力が本作の大きな魅力です。
まるで映画を見ているかのような、息をのむ戦闘シーンはファンとしては見逃せません。
敵を次々に倒していく爽快感に、ついつい夢中になってしまいます。
❷ シンプルかつストレートなゲームデザイン・・・ステージが一本道で、余計に迷うことなくテンポ良く進行できるのが心地よいです。
複雑な仕掛けに煩わされることなく、すぐにアクションに集中できるので、忙しい人やサクッと遊びたい人にもピッタリです。
❸ 高フレームレートのサポート・・・設定次第で、最新のハードウェアでもストレスなく快適にプレイできます。
美麗なグラフィックを高フレームレートで楽しめるので、プレイしていてもパフォーマンスに不安を感じることがほとんどありません。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶ ウルトラワイドモニター非対応・・・せっかくの大迫力な戦闘シーンや美しいグラフィックを、もっと広い視野で楽しみたいと思っても、ウルトラワイドモニターに対応していないのは残念なところです。
これがあれば、さらに没入感が増したはずです。
❷ 単調なゲームプレイ・・・最初はとても楽しいのですが、ステージが進むにつれ、敵の種類や行動パターンが繰り返されるため、新鮮さが徐々に薄れていくのが気になります。
もう少しバリエーションがあれば、より長く楽しめるのに…と思うことが多いです。
長時間プレイしていると、「またこのパターン?」と感じてしまうかもしれません。
❸ ネイティブ解像度では重い・・・グラフィックが素晴らしいだけに、ネイティブ解像度でのプレイは特に高設定の場合、パフォーマンスに影響が出やすいです。
快適にプレイするためには、アップスケーリングなどの工夫が必要です。
総評
総評
「Space Marine 2」は、その圧倒的なビジュアルと迫力満点の戦闘でプレイヤーを魅了します。
シンプルでテンポの良いゲームデザインが、ゲームの世界にすぐに引き込んでくれるでしょう。
高フレームレート対応のおかげで、美しいグラフィックをストレスなく楽しむことができるのも大きな魅力です。
とはいえ、いくつか気になる点もあります。
ウルトラワイドモニターには対応していないため、広い視野でプレイしたい方には物足りないかもしれません。
また、ゲームプレイが単調に感じることがあり、長時間プレイしていると新鮮さが薄れることもあります。
ネイティブ解像度でプレイする際には、パフォーマンスが少し重く感じることもあるので、アップスケーリング技術を活用するのが賢明です。
「Space Marine 2」で圧倒的なグラフィックと爽快なアクションを存分に楽しんでみませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。N.K
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トレンドアイテム
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2024年09月08日【Stand By Me...#1】カフェ空間に溶け込む「NANOQ S」にズームイン!自作PCの魅力を伝えるべく、スタイリッシュなギャラリーから厳選した最新カスタムビルドをこのシリーズでお届けします。 今回はその第1弾として、THOR ZONE社の「NANOQ S」をピックアップしました。 おしゃれなPCビルドの参考になれば幸いです。 「NANOQ S」の詳細はこちら |
【見た目はオーブントースター?!】THOR ZONE社 小型PCケース「NANOQ S」をレビュー
是非、次のPCビルドのインスピレーション源にしてください。
「NANOQ S」にズームイン!
「NANOQ S」にズームイン!
PC構成
【 PCケース】THOR ZONE社「NANOQ S」
【PCファン】Noctua社「NF-A12x25 PWM chromax.black.swap」、Thermalright社「TL―C12015B」
【CPU】AMD社「Ryzen 5 7600X」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX B650E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「DOMINATOR PLATINUM DDR5, 6200MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】NVIDIA社「GeForce RTX 4070 SUPER 12GB」
【PSU】CORSAIR社「SF600」
特に黒を基調とした落ち着いた色合いに、前面パネルに施された縦スリットが印象的で、木目調のウォールナット素材が絶妙なアクセントになっています。
一見するとPCケースというより、インテリアの一部のように感じられるデザインは、どんな空間にも自然に馴染み、スタイリッシュさを引き立てます。
総評
総評
「NANOQ S」はシンプルながら洗練されたデザインで、機能性も美しさも兼ね備えています。
特に、カフェやリビングのインテリアにも自然に溶け込むデザインが魅力的です。
ゲーミング要素を強調することなく、モダンな空間にマッチします。
「NANOQ S」には新色「Chalk」が登場予定です。
この機会に「NANOQ」を導入してみては、いかがですか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
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主な仕様
主な仕様
寸法 (高さ x 幅 x 奥行)・・・226 x 141 x 355 mm
重量・・・2.9kg (with Handles addon) 3.1kg
容量・・・11L
関連商品
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読み方は「ソーゾーン」「ナノキュー(ナノク)」と読みます。
ラインナップは以下の通りです。
カラーバリエーションは「カーボン」「グラファイト」「ムーンストーン」の3種類です。
ベーシックモデルの本体価格は「319€」です。
筆者オプションモデルの詳細
❶Handles - €29
❷Lightrays - €29
❸Carbon Front - €19
❹Walnut Front - €44
総合計は€440(約67,000円相当)です。
他にも、簡易水冷クーラー「Asetek Gen 7 AIO - €109」などのオプションパーツも用意されています。
「NANOQ S」の詳細はこちら
1.「NANOQ S」の特長
2.開封の儀
3.外観
4. 「NANOQ S」をチェックする
5.使ってみた感想
6.良かったところ
7.残念な点、注意する点
8.総評
9.主な仕様
10.関連商品
11.トレンドアイテム
「NANOQ S (R)」の特長
「NANOQ S (R)」の特長
❶ 一体型デザイン・・・「NANOQ」はCNC加工された一体型フレームで、見た目の美しさと耐久性を兼ね備えています。
特に「NANOQ S」は、そのデザイン性を高めるだけでなく、ケースの剛性と強度もサポートしており、長期的に信頼できる選択肢です。
❷ サイズオプション・・・「NANOQ」は11L(S)と16L(R)の2つのサイズ展開で、ユーザーのスペースや用途に応じて選べるのが嬉しいポイントです。
大きさに妥協せず、自分の理想のPCビルドを実現するための柔軟性を提供してくれます。
❸ 冷却互換性・・・「NANOQ」は空冷・水冷どちらにも対応可能で、「280mmラジエーター(R)」や様々なファン配置に対応しています。
ハイパフォーマンスなシステムでも安心して冷却できる設計となっており、熱に対する心配を最小限に抑えられます。
❹ GPUおよびPSUの互換性・・・「NANOQ」は「最大4スロット(R)」のGPUに対応しており、最新の高性能グラフィックボードも問題なく搭載可能です。
「SFX」および「SFX-L」の電源ユニットにも対応しているため、パワフルな構成でもしっかりと動作しますが、SFX-Lを使用する際はスペースの確認が必要です。
❺ 美観とカスタマイズ・・・「NANOQ」は「RGBライティング」や「カスタムフロントパネルオプション」が豊富に用意されており、まさに自分だけの一台を作り上げることができます。
フロントパネルには「カーボン」や「ウォルナット」など多彩な素材が選べ、個性が光るカスタマイズが楽しめます。
開封の儀
開封の儀
外観
外観
「NANOQ S」をチェックする
「NANOQ S」をチェックする
箱を開けると、NANOQ Sの洗練されたデザインが目に飛び込んできます。
手に取るとその軽さに驚きますが、3mmの肉厚パネル(NANOQ Rは4mm)がしっかりとした剛性と耐久性を感じさせます。
「MJOLNIR=5mm」と比較して薄くなっているとはいえ、質感や耐久性には妥協がありません。
「カーボンブラック」のカラーは、シンプルでありながら高級感があり、表面のサラサラとした質感が触り心地を一層引き立てています。
ちょっとサイズを見てみます。
「NANOQ S」のサイズはW141mm x D355mm x H226mmとなります。
左、Fractal Design社「Terra」・・・W153mm x D343mm x H198mm
それでは組み立ていきます。
ケースを垂直に立て、「フロントパネル」の「ロックコラム」を押し上げてケースのロックを解除します。
【注意】「ライトレイ」がインストールされたら、再度取り付けます。
「電源ユニット=PSU」を取り付けます。
【注意】「簡易水冷クーラー」を使用する場合、「PSUレール」を「コア」から一度取り外してから「PSU」を直接取り付ける方が作業がスムーズになることがあります。
その後、「PSUレール」を再度「コア」に取り付けてください。
お好みやニーズに応じて「PSU」を横にシフトさせると、さらに取り付けが簡単になります。
次に、「ライザーブラケット」を「コア」にしっかりと取り付けます。
「ファン」の向きを調整して、干渉を避けることが重要です。
次に、「VGAブラケット」を取り付けて、しっかりと固定します。
これで「コア」の組み立てはほぼ完成です。
【注意】一方の「ライトレイ」の「INポート」を、もう一方の「ライトレイ」の「OUTポート」に接続するようにしてください。
その後、「フロント、トップ、ボトム、サイド」のダストフィルターを「シェル」や「コア」の内部に取り付けて、しっかりと保護します。
手のひらで「ライザーケーブル」をしっかりと押し込み、確実にロックします。
最後にゴム足を取り付けて完成です。
その結果、作業には約20時間かかりました。
使ってみた感想
使ってみた感想
早速、「Cinebench R23」を使ってPC内部の温度をチェックしてみました。(室温26℃)
【 PCケース】THOR ZONE社「NANOQ S」
【PCファン】Noctua社「NF-A12x25 PWM chromax.black.swap」、Thermalright社「TL―C12015B」
【CPU】AMD社「Ryzen 5 7600X」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX B650E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「DOMINATOR PLATINUM DDR5, 6200MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】NVIDIA社「GeForce RTX 4070 SUPER 12GB」
【PSU】CORSAIR社「SF600」
オープンフレームPCとしてベンチマーク測定に重宝されるstreacom社「bc1」と比較すると、「マルチスコア」では「bc1」の方が優れた結果となりました。
ただし、「ダストフィルター」の影響か、アイドリング時の温度が「44℃前後」と少し高めに感じました。
次に、「サイバーパンク2077」を使ってPC内部の温度を検証しました。
高負荷をかけるため、「プリセット - ウルトラ設定」「DLSSオフ / フルレイトレ」で設定しています。
「7600X」はエントリークラスのCPUとしては発熱が少々多いですが、この結果は妥当と言えるでしょう。
また、GPU温度も高めだったため、少なくともPCファンは2基以上設置することをオススメします。
次はサーモグラフィ画像にてPC外部の温度を見てみます。
もしPC内部の温度が高くて気になる場合、ダストフィルターを外して使うのも一つの手ですが、これはあまりオススメできません。
2024.08.29:追記
「NANOQ S」のリアにある「ハンドル」は、PCを移動するときに非常に便利です。
ただ、微振動が原因で「ネジ」が緩んでしまうことがあるので、定期的なチェックと締め直しが必要です。
ただし、「シールテープ」を使えば、この問題は簡単に解決できます。
良かったところ
良かったところ
❶高いビルドクオリティと耐久性・・・CNC加工された一体型デザインは、非常に優れたビルドクオリティを実現しています。
以前のモデル「MJOLNIR」で見られたぐらつきの問題もなく、しっかりとした作りです。
❷コンパクトながら多機能・・・小型ながらも驚くほどの柔軟性を持ち、強力なハードウェアや高度な冷却ソリューションに対応しています。
コンパクトでありながらも、強力なビルドを実現したいエンスージアストに最適です。
❸細部へのこだわり・・・ケーブル管理のしやすさやカスタム改造の可能性を考慮した設計が施されており、経験豊富なビルダーにとって非常に魅力的です。
❹「ライザーケーブル」の保護・・・「シェル」と「コア」を組み合わせる際、ダストフィルターが「ライザーケーブル」の保護シールドとして機能し、パーツの損傷を防いでくれます。
❺デザインと個性・・・「NANOQ S」では「RGBライティング」や「カスタムフロントパネルオプション」が提供されており、他のPCケースにはない独自のカスタマイズ性が魅力です。
「フロントパネル」は「カーボン」や「ウォルナット」など、様々な素材から選べるため、ユーザーのビルドに個性を加えることができます。
❻ 最大3スロットGPU搭載が可能です。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶傷の可能性・・・GPUとケースの「一体型シェル」の密着度が高いため、特に厚みのある「グラフィックボード」を取り付ける際に「マイクロスクラッチ」が発生する可能性があります。
これを避けるために、付属のダストフィルターを必ず使用することを強くオススメします。
❷垂直安定性・・・垂直に配置した場合、特にケースの足元が狭いため、安定性に不安があるかもしれません。
最近は地震も多いので、垂直置きは避けたほうが良いでしょう。しっかりと安定させるための対策が必要です。
❸品質管理の粗さ・・・品質管理に少々の雑さが見られます。
2024.09.04:追記
前面のクロームボタンのネジが最後まで締められないことに気づいた方もいるかもしれませんが、これはあえてそう設計されています。
この工夫によって、電源ボタンがしっかりと押し込めるようになっています。
もし「ネジ穴」が深く作られていたら、ボタンが常に押された状態になってしまうため、こうした細やかな配慮に感心しました。
❹自作PC初心者には難しい・・・自作PC初心者には、パーツの組み立て順序が分かりにくく、かなりのハードルがあるかもしれません。
まずは経験を積んでから「NANOQ S」に挑戦すると良いでしょう。
総評
総評
「NANOQ S」は、洗練されたデザインと多機能性を兼ね備えた、SFFケースの中でも際立った存在です。
特に、「プレミアム」なビルドを目指す「エンスージアスト」には、理想的な選択肢と言えるでしょう。
もちろん、価格や組み立ての際に注意すべき点はありますが、それ以上にこのケースが提供するカスタマイズ性と高級感は、ビルドプロセス全体を楽しむ要素になります。
その優れたビルドクオリティ、コンパクトでありながらも多機能な設計、そして高い柔軟性は、「NANOQ S」をSFFケースの中でもトップクラスの製品に位置づけています。
「エンスージアスト」やPCビルダーにとって、長期的に信頼できる一台を構築するための理想的な選択肢となるでしょう。
確かに、組み立てに際して少し工夫が必要であり、価格も考慮するポイントかもしれませんが、その点を上回る魅力が「NANOQ S」には詰まっています。
デザイン、性能、耐久性を求める方には、非常にオススメできるケースです。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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主な仕様
主な仕様
寸法 (高さ x 幅 x 奥行)・・・226 x 141 x 355 mm
重量・・・2.9kg (with Handles addon) 3.1kg
容量・・・11L
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トレンドアイテム
2024年09月03日
【ゲーム性能が上がった?!】Windowsアップデート「更新プログラム」で「KB5041587」をインストールしてみた!
本当にこれだけでゲームが快適になるのか、気になります。
低コストでゲーム性能が向上?!
低コストでゲーム性能が向上?!
この「KB5041587」をインストールすると、なんとゲームのパフォーマンスが大幅に向上するとのことです。
理由は、主にCPUの「分岐予測」が「最適化」されるからだそうです。
特に「AMD社」の「Ryzenシリーズ」では効果が顕著で、「フレームレート」がグッと上がると報告されています。
「Ryzen 9 9700X」で平均11%、「Ryzen 7 7700X」でも平均10%の向上が確認されています。
「インテル社CPU」でも一部のゲームでパフォーマンスがアップするようです。
実際にこれで本当に違いが出るのか、筆者も気になったので検証してみることにしました。
果たして、期待通りの効果が出るのでしょうか?
今回は、AMD社の「7950X3D」を使ってこのパッチの効果を試してみます。
ベンチマークスコア検証
ベンチマークスコア検証
【CPU】AMD社「7950X3D」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】NVIDIA社「NVIDIA GeForce RTX 4090」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 560.94
「Resizable BAR」は有効にしています。
3D MARK
Cinebench R23ー「CPU」
「黒神話-悟空」−「プリセットー超高」サンプリング100%-DLSS-フレーム生成ON-フルレイトレ
「フォースポークン」−「プリセットー最高」
「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「プリセットー極限」
Horizon Zero Dawn−「プリセットー最高」
「zombie army 4」−「プリセットーウルトラ」
「アサシン クリード ヴァルハラ」−「プリセットー最高」
「ファークライ5」−「プリセットー最高」
ゴーストリコン・ブレイクポイント−「プリセットーウルトラ」
ディビジョン2−「プリセットー最高」
SHADOW OF THE TOMB RADER−「プリセットー最高」、「DLSSークオリティ」
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「プリセットーウルトラ」
strange brigade−「プリセットーウルトラ」「スケール150%」
トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、R23、blender-省略)
使ってみた感想
使ってみた感想
最新パッチ「KB5041587」をインストールして、いくつかのゲームを試してみましたが、正直なところ、体感では大きな違いは感じませんでした。
とはいえ、スコアが「2%」程度向上する場合もあり、特定のゲームでは「4%」の改善が見られることもあります。
特に、比較的軽いゲームやフレームレートが重要なゲームでは、「KB5041587」にアップデートしたことでフレームレートが少し高く出る傾向があると感じました。
例えば、グラフィックの品質を犠牲にしてでも「フレームレート」を重視する「FPSゲーム」をプレイしている方には、嬉しい変化かもしれません。
総評
総評
今回のWindowsアップデートで提供された最新パッチ「KB5041587」を適用するだけで、「ゲーム性能」が「2%」ほど向上する可能性があります。
大きな変化ではありませんが、これまでの「CPU」の「オーバークロック」のように「高発熱」や「高電力消費」を犠牲にすることなく、「分岐予測」が「最適化」され、確実な進化を遂げています。
特に、効果が期待できる「AMD社Ryzen」の「CPU」を使用している方には、無料で試せる価値のあるアップデートだと思います。
ぜひ一度、試してみてください。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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トレンドアイテム
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