価格は179,680円(税込)です。【ASUS様より貸出提供】
「TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING」の詳細はこちら
「RTX4000 SUPERシリーズ」のラインナップは以下の通りです。
❶「GeForce RTX 4080 SUPER」
発売日 1月31日
価格・・・999ドル
❷「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」
発売日 1月24日
価格・・・799ドル
❸「GeForce RTX 4070 SUPER」
発売日 1月17日
価格・・・599ドル
スペックを見てみます。
GPU | RTX 4080 SUPER | RTX4070 Ti SUPER | RTX4070 SUPER |
コア数 | 10240 | 8448 | 7168 |
ベースクロック | 2210 Mhz | 2210 Mhz | 1980 Mhz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2550 MHz | 2480 MHz |
メモリ | 16 GB | 16 GB | 12 GB |
メモリ種類 | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6X |
バス幅 | 256-bit | 256-bit | 192-bit |
メモリ帯域幅 | 736 GB/S | 672 GB/S | 504 GB/S |
TDP | 320 W | 285 W | 220 W |
1.新しい次元への飛躍
2.「TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING」の特長
3.開封の儀
4.外観
5. 「TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING」のスコア検証
6.使ってみた感想
7.良かったところ
8.残念な点、注意する点
9.総評
10.主な仕様
11.関連商品
新しい次元への飛躍
新しい次元への飛躍
「RTX4070Ti SUPER」は、NVIDIAの最新のグラフィックボードです。
旧世代である「RTX4070Ti」と「RTX4080」の間の空白を埋めるために作られました。
「RTX4070Ti」が廃止された後、「RTX4070Ti SUPER」はその役割を引き継いで、コストパフォーマンスに優れた選択肢として注目されています。
価格は最安モデル12万7380円で、高性能なグラフィックを求めるユーザーにとって魅力的なオプションです。
「RTX4070Ti SUPER」の特徴の1つは、「WQHD解像度」で「AAAタイトル」を高画質かつ高フレームレートで楽しめることです。
さらに、「AV1エンコード機能」が搭載されており、高品質な動画コンテンツを制作することが可能です。
「RTX4070Ti SUPER」は、「RTX4080」に匹敵する性能を持ちながらも、価格が抑えられています。
「16GB」の「VRAM」と「256bit幅」を備えており、描画負荷が高い場合でもメモリーバス幅が律速になりにくい特徴があります。
「消費電力」は「285W」で、補助電源には「16ピン」または「8ピン×2以上」が必要です。
「NVEnc」が「デュアルエンコーダー構成」になっており、「動画編集」にも優れた性能を発揮します。
総合的に見て、「RTX4070 Ti SUPER」は高性能なグラフィックボードとして期待されています。
革新的な技術と競争力のある価格帯は、多くのゲーマーやクリエイターにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
「TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING」の特長
「TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING」の特長
❶ NVIDIA DLSS3、高効率なAda Lovelaceアーキテクチャ、フルレイトレーシングを搭載しています。
❷ 第4世代Tensorコアは、DLSS 3でブルートフォースレンダリングと比較して最大4倍のパフォーマンスを実現します。
❸ 第3世代RTコアは、最大2倍のレイトレーシング性能を提供します。
❹ OCモードでは、2760MHz(OCモード)/ 2640MHz(デフォルトモード)のクロック速度を実現します。
❺ Axial-techファンは、前世代よりもエアフローの性能が21%向上しています。
❻ デュアルボールファンベアリングは、従来の設計よりも最大2倍長持ちします。
❼ 105℃で2万時間の耐久性を持つミリタリーグレードのコンデンサを採用し、GPUパワーレールの耐久性を向上させます。
❽ Metal Exoskeleton(金属製の外骨格)は、構造的な剛性を高め、通気孔の役割を果たして信頼性を向上させます。
❾ Auto-Extreme精密自動製造により、高い信頼性を実現します。
❿ GPU Tweak IIIは、直感的なパフォーマンス調整、温度制御、システム監視を提供します。
開封の儀
開封の儀
1 x Collection Card
1 x Speedsetup Manual
1 x Adapter Cable(1 to 2)
1 x TUF Graphics Card Holder
1 x TUF Velcro Hook & Loop
1 x Thank you Card
1 x TUF Gaming Certificate
外観
外観
「TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING」をチェックする
「TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING」をチェックする
ボディーカラーは「ガンメタリック」になっています。
近年、グラフィックボードの外観デザインにおいて、新たな革新が行われています。その中でも特に注目すべきは、「Metal Exoskeleton(金属製外骨格)」と呼ばれる技術です。
この技術は、金属製のクーラーカバーとメタルバックプレートを使用し、全面を保護し、構造的な剛性を高めることで、強靭ボディを実現します。
従来のグラフィックボードは、パフォーマンスや機能性に重点を置いてきましたが、外観デザインにおいてはあまり注目されることはありませんでした。
しかし、最近ではユーザーの需要が変化し、外観も重要な要素となっています。
そこで、「Metal Exoskeleton」技術が登場し、そのニーズに応えようとしています。
「Metal Exoskeleton(金属製外骨格)」の最大の特徴は、金属製の素材を使用することで、従来のプラスチック製とは異なる高級感と耐久性を実現している点です。
金属製のクーラーカバーとメタルバックプレートは、外部からの衝撃やダスト、熱からPCを保護し、同時にユーザーに堅牢さと安心感を提供します。
サイズは「305 x 138 x 65 mm」で、他のメーカーのものと比べてやや大きめですが、「TUF-RTX4090」と比較するとかなり小さくなっています。
左には「TUF-RTX4070TIS」、中央には「TUF-RTX4090(325.9 x 140.2 x 62.8 mm)」、右には「TUF-RTX4070S(301 x 139 x 63 mm)」が配置されています。
次に「ファンブレード」を見てみます。
「AXIAL-TECH」は、3つのファンが連動して動作する「AXIAL-TECHファン」のデザインを活用しています。
ファンはデュアルボールファンベアリングを採用しており、スリーブベアリングや一般的なベアリングと比較して、安定した性能と長寿命を実現しています。
次は冷却性能を見てみます。
分厚い「フィン」は「3.25スロット」に拡大し冷却性能を強化しました。
「バックプレート」の通気口が新たに設けられ排熱効果が高まりました。
「GPU TWEAK III」ソフトウェアを使って更に細かい設定をすることもできます。
「12VHPWR」を備えていない電源ユニットでは付属の「8ピン」×2のアダプターで対応します。
サイドの小さな「TUF」のロゴは鮮やかなRGBライティングが輝きます。
「UI」はシンプルで見やすいので直感的に操作することができます。
換装の際の準備
換装の際の準備
グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。
古いドライバ削除の詳しくはこちら!
ドライバをインストール
ドライバをインストール
グラフィックボードを換装したら「GeForce」ドライバをダウンロードしインストールします。
ダウンロードはこちら
「TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING」のスコア検証
「TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING」のスコア検証
【PCケース】「Fractal Design North Charcoal Black」
【CPU】INTEL社「Core i9-14900K」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】ASUS社「「TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 551.61
「Resizable BAR」は有効にしています。
GPU | RTX4070 Ti SUPER | RTX 4070 Ti | RTX 4070 | RTX 3090 |
コア数 | 8448 | 7680 | 5888 | 10496 |
ベースクロック | 2210 Mhz | 2310 MHz | 1920 MHz | 1400 MHz |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2610 MHz | 2480 MHz | 1700 MHz |
メモリ | 16 GB | 12GB | 12 GB | 24 GB |
メモリ種類 | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6 | GDDR6X |
バス幅 | 256-bit | 192-bit | 192-bit | 384-bit |
メモリ帯域幅 | 672 GB/S | 504 GB/S | 504 GB/S | 936 GB/S |
TDP | 385 W | 285 W | 200 W | 350 W |
3D MARK
blender(V3.4.0)ー「GPU」
「フォースポークン」−「デフォルト設定」
「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「デフォルト設定」
Horizon Zero Dawn−「デフォルト設定」
「zombie army 4」−「デフォルト設定」
「アサシン クリード ヴァルハラ」−「デフォルト設定」
「ファークライ5」−「デフォルト設定」
ゴーストリコン・ブレイクポイント−「デフォルト設定」
ディビジョン2−「デフォルト設定」
SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
strange brigade−「スケール150%」
ゴーストリコン ワイルドランズ−「デフォルト設定」
高負荷時3DMARK 「FIRESTRIKE」(Temp)
使ってみた感想
使ってみた感想
「RTX4070TiS」を起動して最初に感じたことは「とにかく静か」です。
また、冷却性能に関しても「とにかく冷える!」と感じました。
なぜなら、「TUF」ならではの「冷却機構」にコストをかけているため、十分な冷却性能を発揮します。
ここで冷却性能を見てみます。
「Cinebench 2024」を使って「10分間連続」で実行します。
それでは「GPU温度」を見てみます。(室温13℃)
冷却機構が強力なのか最高温度は「40℃」に達しませんでした。
次に、もっと高負荷なゲーム(フォースポークン)を起動してみましたが、冷却機構に十分な余裕が感じられました。
ただし、「貸出機材」であるため無茶な設定はできませんが、試す価値はあると思います。(自己責任)
最後に全長「305mm」と、ASUS製品の中では比較的にコンパクトなサイズになるため、最新のMini-ITXケース(3スロット)にぴったり収まります。
良かったところ
良かったところ
❶高負荷の環境でも、ファンの騒音は静かです。
冷却技術「AXIAL-TECH」の長寿命ベアリングは、「TUF」の強みです。
❷ゲームプレイ中、カードは50℃台をキープしています。
分厚いヒートシンクには、ヒートパイプが組み込まれ、ヒートスプレッダーはVRAMにまで接触しており、カード全体を効果的に冷却しています。
❸解像度「WQHD(ネイティブ)」を推奨されていますが「4K」でも十分に遊べます。
「DLSS」を活用すれば「4K」でのゲーム体験が向上し、よりスムーズなフレームレートが実現します。
❹ビデオメモリが「16GB」に増量したことにより、「4K」でのゲーム体験が可能になりました。
以前は「12GB」ではメモリが足りず、「WQHD環境」が推奨されていました。
❺ パフォーマンス性能が旧世代の「RTX 3090」よりも強力です。
❻ アップスケーリング技術「DLSS 3 / 3.5」によって高いフレームレートを実現しています。
❼付属の支え棒が便利です。
筆者のようにベンチマークのデータを頻繁に取り外す場合には、支え棒は必須ではありませんが、長時間の換装は自重によって「PCI Expressスロット」を傷める可能性があるため、設置しておくことが無難です。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶消費電力が非常に高いです。
対策としてオーバークロックツール「GPU TWEAK III」を使用して、「電力」と「クロックスピード」を下げてみてください。
❷価格が高いです。
他社メーカーに比べて冷却機構にコストをかけているため、やや高額になります。
総評
総評
最新のグラフィックボード「RTX4070TIS」は、ゲームやクリエイティブ作業において驚くべき性能を実現します。
「RTX4070TIS」は、NVIDIAの「DLSS3技術」と「Ada Lovelaceアーキテクチャ」を搭載しており、「フルレイトレーシング」による没入型のゲーム体験を実現します。
「TUFシリーズ」の冷却機能は、最高温度を55℃以内に抑え、長時間の使用でも安定したパフォーマンスをキープします。
さらに、「Metal Exoskeleton技術」により、「堅牢さ」と「高級感」が実現され、耐久性が向上しています。
「DLSS3 / 3.5」による高いフレームレートは、4K高解像度のゲーム体験を可能にし、ゲームやクリエイティブ作業において新たな次元を開拓します。
「RTX4070TIS」は、「ゲーム」も「クリエイティブ作業」もどちらも楽しめる万能な性能を持っています。
「TUF-RTX4070TIS」の贅沢なエンターテインメント体験を楽しんでみませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
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新品価格 |
主な仕様
主な仕様
本体サイズ-305 x 138 x 65 mm(3.25 Slot)
重量-1333g
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2024年02月27日
【これは?!やはり出る!】AMD社「Radeon RX 7900 GRE」が2月27日にグローバル販売を開始!
発売日 2/27 国内発売日 3/1
価格・・・100,000円前後
Radeon RX 7900 GREの詳細はこちら
スペックを見てみます。
GPU | RX7900GRE | RX7900XT | RTX4070 SUPER | RTX 4070 | RTX 3090 |
コア数 | 5120 | 5376 | 7168 | 5888 | 10496 |
ゲームクロック | 1880 MHz | 2000 MHz | 1980 Mhz | 1920 MHz | 1400 MHz |
ブーストクロック | 最大2245 MHz | 最大2400 MHz | 2480 MHz | 2480 MHz | 1700 MHz |
メモリ | 16 GB | 20 GB | 12 GB | 12 GB | 24 GB |
メモリ種類 | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6X | GDDR6 | GDDR6X |
バス幅 | 256-bit | 320-bit | 192-bit | 192-bit | 384-bit |
メモリ帯域幅 | 576 GB/s | 800 GB/s | 504 GB/S | 504 GB/S | 936 GB/S |
TDP/BP | 260 W | 300 W | 220 W | 200 W | 350 W |
筆者が気になるポイント
筆者が気になるポイント
2023年7月、AMDはRDNA 3アーキテクチャを採用した新型GPU「Radeon RX 7900 GRE」を発表しました。
このモデルは、上位モデルである「Radeon RX 7900 XT」よりも低価格帯に位置づけられ、当初は中国市場に焦点を当てていました。
しかし、その後、世界市場でも販売され、2024年2月26日にはレビュー情報が解禁されました。
パフォーマンス性能は競合するNVIDIA社の「RTX4070 SUPER」よりも僅かに下回るとのことです。
筆者が気になるのは、やはり「リファレンスモデル」がラインナップに用意されていることです。
今回は「RX 7900 XTリファレンスモデル」と同様に出荷台数が多いことを願います。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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価格は57,800円(税込)です。
AMDが新しいRyzen 8000Gシリーズが2月2日に発売されました。
各モデルの価格は以下の通りです(税込)
❶「Ryzen 7 8700G」・・・5万7800円(税込)
❷「Ryzen 5 8600G」・・・3万9800円(税込)
❸「Ryzen 7 8700G」・・・2万9800円(税込)
全てのモデルにはCPUクーラーが付属していますが、「Ryzen 3 8300G」はOEM向けのモデルであり、一般向けの販売は予定されていません。
「Ryzen8000Gシリーズ」は、「Ryzen 7000シリーズ」よりも強力なGPU性能を実現し、「APU(Accelrated Processing Unit)」という名前が付けられました。
「Ryzen8000Gシリーズ」は、以下のようなユーザーにピッタリです。
❶Ryzen 7000シリーズの内蔵GPUが不十分だと感じている。
❷安価なグラフィックボードの購入を避け、消費電力を抑えたいと考えている。
それではスペックを見てみます。
CPU | Ryzen 7 8700G | Ryzen 5 8600G | Ryzen 5 8500G |
コア数 | 8 | 6 | 2(4) |
スレッド数 | 16 | 12 | 12 |
ベースクロック | 4.2GHz | 4.3GHz | 3.5GHz(3.2GHz) |
ブーストクロック | 5.1GHz | 5.0GHz | 5.0GHz(3.7GHz) |
GPUコア | 12 | 8 | 4 |
L2 cache | 8MB | 6MB | 6MB |
L3 cache | 16MB | 16MB | 16MB |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR5-5200 | DDR5-5200 |
iGPU | Radeon 780M | Radeon 760M | Radeon 740M |
グラフィックス周波数 | 2900MHz | 2800MHz | 2800MHz |
PCI Expressバージョン | PCIe 4.0×20 | PCIe 4.0×20 | PCIe 4.0×14 |
TDP | 65W | 65W | 65W |
CPU | Ryzen 7 8700G | Ryzen 7 5700G | 14500 | 7600X | Ryzen7 5800X3D |
コア数 | 8 | 8 | 14(6P+8E) | 6 | 8 |
スレッド数 | 16 | 16 | 20 | 12 | 16 |
ベースクロック | 4.2GHz | 3.8GHZ | 2.6 GHz (P) | 4.7 GHz | 3.4 GHz |
ブーストクロック | 5.1GHz | 4.6GHz | 5.0 GHz (TVB) | 5.3 GHz | 最大 4.5 GHz |
L2/L3 cache | 8/16MB | 4/16MB | 11.5/24 MB | 6/32 MB | 4/96 MB |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR4-3200 | DDR5-4800 / DDR4-3200 | DDR5-5200 | DDR4-3200 |
TDP | 65W | 65W | 65W | 105W | 105 W |
「8700G」は旧世代の「5700G」と比較して、「ベースクロック」が「4.2GHz」に、「ブーストクロック」が「5.1GHz」にそれぞれ「0.4GHz」「0.5GHz」スペックアップしています。
また、「L2キャッシュ」は「8MB」となり、2倍に増量しました。
内蔵グラフィックスでは、「Radeon Graphics」から「Radeon 780M」へとモバイル向けGPUが採用され、フレームレートが格段に向上し、フルHDでのゲーム体験がより楽しめるようになりました。
1.「Ryzen 8000Gシリーズ」の魅力とは?
2.開封の儀
3.外観
4. 「Ryzen 7 8700G」のスコア検証
5.使ってみた感想
6.良かったところ
7.残念な点、注意する点
8.総評
9.主な仕様
10.関連商品
11.トレンドアイテム
「Ryzen 8000Gシリーズ」の魅力とは?
「Ryzen 8000Gシリーズ」の魅力とは?
モバイル向け新しいデスクトップ向け製品が登場しました。
「Ryzen」と同じく「Zen4」の「CPU」と「RDNA3」の「iGPU」を採用しています。
モバイルRyzen 7000シリーズ(コードネーム:Phoenix)と同様に、このデスクトップ向け「Ryzen 8000Gシリーズ」も「iGPU」には「Radeon 700M」が搭載されています。
「CU数」は最大で「12基」まで搭載されており、グラフィック性能に優れています。
「iGPU」を活かすと、画質が低くてもフルHD解像度でのゲームプレイが可能です。
また、「AFMF(Adaptive Frame Rate Matching Function)」を活用することで、さらに「FPS」も向上させることができます。
一方で、「Ryzen 7000シリーズ」のiGPUは「Zen2アーキテクチャ」を採用しており、「CU数」も「2基」にとどまっています。
そのため、描画性能は最低限となります。
上位の2モデルにはAI処理専用の「Ryzen AI NPU」が搭載されており、高度なAIタスクの処理にも対応しています。
開封の儀
開封の儀
外観
外観
「Ryzen 7 8700G」のスコア検証
「Ryzen 7 8700G」のスコア検証
PC構成
【CPU】AMD社「Ryzen 7 8700G」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「DOMINATOR PLATINUM RGB 32GB 2x16GB DDR5 DRAM 6200MHz」
【GPU】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」
【PSU】Thermaltake社「TOUGHPOWER GF3 1000W」
【AIO】ASUS社「ROG Ryujin II 240」
【Ver】GeForce 551.23
「Resizable BAR」は有効にしています。
3D MARK
Cinebench R23ー「CPU」
blender(V3.4.0)ー「CPU」
「zombie army 4」−「プリセットーウルトラ」
「アサシン クリード ヴァルハラ」−「プリセットー最高」
「ファークライ5」−「プリセットー最高」
ゴーストリコン・ブレイクポイント−「プリセットーウルトラ」
ディビジョン2−「プリセットー最高」
SHADOW OF THE TOMB RADER−「プリセットー最高」
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「プリセットーウルトラ」
strange brigade−「プリセットーウルトラ」「スケール150%」
ゴーストリコン ワイルドランズ−「プリセットーウルトラ」
トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、R23、blender-省略)
使ってみた感想
使ってみた感想
今回、「Ryzen 7 8700G」のCPU性能を検証しましたが、やはり「Ryzen 7000シリーズ」と比較すると、「フルHD / WQHD」のfpsが極端に低下することが分かりました。
ただし、「4K」解像度での使用に関しては、ゲーミング性能が劣ることなく、快適に利用できます。
「Cinebench R23」を使って「CPU温度」を見てみます。(室温13℃)
「消費電力」は最高でも「80W台」をキープしており、省エネ性能を発揮しています。
また、「サーマルスロットリング」が作動することなく非常に安定しています。
良かったところ
良かったところ
❶ 強力なCPU性能
「Ryzen 8000Gシリーズ」は、従来のRyzen 5000Gシリーズよりも優れたCPU性能を実現します。
また、「Ryzen 5000Gシリーズ」の「L3キャッシュ」容量は16MBのままですが、「Ryzen 7000シリーズ」のCPU性能に劣ることなく、そのまま「iGPU」を強化したモデルとして、使い勝手が格段に向上しました。
❷ CPUクーラー付属
全てのモデルにはCPUクーラーが同梱されており、初めての組み立てやアップグレード時にも追加のコストがかかりません。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶PCI Expressレーン数の制限
「Ryzen 7000シリーズ」は、24レーン(dGPU16-M.24+4)を持っていますが、「Ryzen 8700G」ではレーン数が16レーン(dGPU8-M.24+4)と減少しています。
例えば、8700Gや8600Gなどは16レーン(dGPU8-M.24+4)しか備えていません。
グラフィックボードや他の拡張カードを追加する際に制限を受ける可能性がありますので注意してください。
❷「フルHD / WQHD」のfpsが極端に低下する。
ただし、「4K」解像度での使用に関しては、ゲーミング性能が劣ることなく、快適に利用できます。
総評
総評
「Ryzen 7 8700G」のCPU性能を検証しましたが、このプロセッサーは将来的にグラフィックボードを拡張しない小型PC向けに、優れたCPUとして機能します。
今後、このPCを主に「iGPU」として使用することを前提に考えると、その性能には満足できるでしょう。
ただし、「4K」の解像度では問題ありませんが、「フルHD / WQHD」ではCPU性能がボトルネックとなり、fpsの伸びが極端に悪くなる可能性がありますので注意してください。
一方、「Ryzen 8000Gシリーズ」は、優れたGPU性能とCPU性能を兼ね備えた高性能なCPU(APU)です。
特に「Ryzen 7000シリーズ」からのアップグレードを検討しているユーザーや、予算を抑えながら高性能なシステムを構築したいユーザーにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
ただし、「PCI Expressのレーン数」が制限されている点には注意してください。
それでも、「価格と性能」のバランスを考慮すれば、多くのユーザーにとって満足のいくCPUとなるでしょう。
「Ryzen 7 8700G」は、システムに応じてグラフィックボードの有無を柔軟に構築できる使い勝手の良い「CPU」です。
思い切ってセカンド小型PCを共に創りませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
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AMD Ryzen 7 8700G 8コア 16スレッド デスクトッププロセッサー 新品価格 |
主な仕様
主な仕様
ソケット形状 -LGA1718
コア数-8コア スレッド数-16
クロック周波数-4.2GHz
最大動作クロック周波数-5.1GHz
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2024年02月07日
【安い!軽い!心地良い!】SOUNDPEATS JAPAN社「AIR4 PRO」をレビュー
価格は8,480円です。【SOUNDPEATS JAPAN様より、ご提供】
「AIR4 PRO」の詳細はこちら
1.「AIR4 PRO」の特長
2.開封の儀
3.外観
4. 「AIR4 PRO」をチェックする
5.使ってみた感想
6.良かったところ
7.残念な点、注意する点
8.総評
9.主な仕様
10.関連商品
11.トレンドアイテム
12.お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます
「AIR4 PRO」の特長
「AIR4 PRO」の特長
❶「Qualcomm Snapdragon Sound」を搭載したCDを超えるロスレス・ワイヤレス体験。
❷コーデック「aptX Adaptive」により通信状態に応じた最適な音質調整。
❸「最大96kHz/24bit」のハイレゾ相当データレートでの伝送。
❹ロスレスコーデック「aptX Lossless」によりCD品質の再生が可能。
❺「Air4 Pro」は「13mm」の大口径ダイナミックドライバーを搭載。
❻革新的な「バイオセルロース複合振動板」を使用。
❼クリアな中音域とダイナミクス、自然なサウンドが特徴。
❽「アダプティブアクティブノイズキャンセリング機能」が自動的に環境に合わせた空間を生成。
❾可聴域で「最大45dB」のノイズ低減を実現。
❿装着状態や耳の形状に応じて騒音を微調整し、移動中もリスニングを最適化。
⓫「外音取り込み機能」でイヤホンをつけたまま周囲の会話やアナウンスが聞こえる。
⓬「aptX Voice対応」で、ワイヤレスオーディオの最高レベルの音質を実現。
⓭通話音質も大幅に改善。
「aptX Voice」を搭載し、16kHzの標準的なBluetooth音声通話品質を2倍の32kHzの超広帯域音声通話に向上。
⓮「cVc通話ノイズキャンセリング機能」を搭載。
6つのマイクと組み合わせてノイズを除去し、オンライン会議や会話で正確な声伝達を実現。
開封の儀
開封の儀
SOUNDPEATS AIR4 PRO
充電ケース
TYPE-C充電ケーブル
取扱説明書
アプリガイド
外観
外観
「AIR4 PRO」をチェックする
「AIR4 PRO」をチェックする
手に取った感じは、イヤホンが入った状態でも軽く感じます。
イヤホンを含んでも実測で「41g」と非常に軽量です。
蓋を開けてみます。
蓋を開けると、すぐに緑色のランプが点灯して電源が入ります。
20%未満: 赤色でゆっくり点滅
20%〜69%: 黄色でゆっくり点滅
70%〜99%: 緑色でゆっくり点滅
100%: 緑色で長く点灯
イヤホンを取り外すと、以下のようになります。
使用しないときは、充電ケースに収納してください。
イヤーピースは「S/M/L」の3サイズがありますので、それぞれ耳穴に合わせてご使用ください。
筆者の耳穴が小さいため、「Sサイズ」でも少し浮いてしまいますが、少し強めに押し込んで、何とかホールドしました。
少し強めに押し込んでも、完全にホールドできず、外れやすいので、屋内専用に使用しています。
ペアリングの方法は、「iPad」の「設定」から「Bluetooth」を選択し、「AIR4 PRO」の充電ケースを開けることで「認証」します。
操作方法は以下の通りです。
・電源オン・・・自動:充電ケースを開く
・手動:タッチボタンを約1.5sほど長押しする
・電源オフ・・・自動:イヤホンを充電ケースに入れてフタを閉じる
・手動:タッチボタンを約10sほど長押しする
・再生/一時停止・・・任意側イヤホンのボタンをダブルタップ
・音量-左側・・・イヤホンのボタンを1回タップする
・音量+右側・・・イヤホンのボタンを1回タップする
・曲送り右側・・・イヤホンのボタンを約1.5sほど長押しする
・曲戻し左側・・・イヤホンのボタンを約1.5sほど長押しする
・電話を受ける/切る・・・任意側イヤホンのボタンをダブルタップ
・受信拒否・・・任意側イヤホンのボタンを約1.5sほど長押しする
・通話切替・・・(通話中)任意側イヤホンのボタンを約1.5sほど長押しする
・手動でペアリング・・・任意側イヤホンのボタンを約3sほど長押しする
・音声アシスタント機能を起動・・・右側イヤホンのボタンを3回連続にタップする
・ゲームモードオン/オフ・・・左側イヤホンのボタンを3回連続にタップする
「AIR4 PRO」の操作方法はこちら
使ってみた感想
使ってみた感想
2つのアルバムを聴いてみましたが、今回の試聴では、宇多田ヒカルの『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1』とホイットニー・ヒューストンの『オールウェイズ・ラヴ・ユー~ベスト・オブ・ホイットニー・ヒューストン(デラックス・エディション)』を選びました。
パソコンの音源でWAVEファイル形式で試聴しました。
音質はデフォルトで聴いてみました。
「重低音」は出ませんが、「低音=ドラム、ベース」がしっかり聴こえ、ボーカル部分の「中低音」が心地良い鳴りっぷりで、長時間聴いていても聴き疲れしないのは「AIR4 PRO」の強みと感じました。
ただし、「中低音」にフォーカスを当てているせいか、「高音」がやや弱いと感じました。
さらに、クラシック「ボレロ」を試しに聴いてみると、「フルート」「ピッコロ」が音に伸びが足りず、やや籠り気味です。
一方、ノイズキャンセリングの効果は予想以上に効果的で、外部のエアコンの吹き出し音などの低いザー音がほとんど聞こえなくなり、動画視聴においてストレスなく使用できます。
ただし、イヤーピースの深さ不足と音漏れが気になりました。
個人的には「音質面」は1万円以内のクオリティーは余裕でクリアしていると思います。
しかし、個人的に気になったのは「Bluetooth接続性」が非常に悪いことです。
半径1mを離れると動画再生が停止して切断されます。
鞄やスーツ内ポケットの距離なら問題ありませんが、接続範囲が有線イヤホンよりも短いので、ながら作業は不向きです。
操作性は感度が敏感すぎて少し触れただけで反応するため、改善が必要です。
しかし、タッチセンサーの操作性が向上し、慣れてくると使いやすくなりました。
また、アプリでのイコライジングができる点も良いです。
前回投稿したオープンイヤー設計のながら作業向け「GoFree2」とは違い、「本格サウンド」に注力しているため、中低音重視の音質は満足できると思います。
良かったところ
良かったところ
❶低音と中高音のバランスが良いです。
1万円以下でこの製品のクオリティに驚き、低音と中高音がしっかりしており、アプリでのイコライザー調整により好みの音質を調整できます。
❷ANCの効果はノイズキャンセリング機能が標準的な効果を持っており、低音のカットがありつつも高音がしっかり聞こえます。
❸バッテリー持ちの良いです。
最大再生時間は約6.5時間とされていますが本体の軽量さにもかかわらず頑張っている感じがあります。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶クラシックの「高音」が控えめです。
「フルート」「ピッコロ」など生楽器は少々、苦手かもしれません。
❷「Bluetooth接続性」が非常に悪いです。
「半径1m」を離れると動画再生が停止して「切断」されます。
鞄やスーツ内ポケットの距離なら問題ありませんが、接続範囲が「有線イヤホン」よりも短いので、「ながら作業」は不向きです。
総評
総評
「SOUNDPEATS」の舞台裏に迫ると、製品開発において彼らが重視するのは工場選定と品質管理、協業能力です。
各製品に合わせて工場を厳選し、手作業によるハンダ付けやアンテナの取り付け、ユニットの磨きなど、細部にわたりこだわりを持っています。
この手法により、製品の品質管理が細やかに行われています。
音質に関しても、スピーカーや通話用マイクなどが徹底的にチェックされ、「初期不良」を極力減らすための努力が惜しまれません。
その結果、SOUNDPEATSはリーズナブルな価格帯で製品を提供できるようになりました。
ただの安価でおしゃれなイヤホンではなく、「AIR4 PRO」は本格的なPROサウンドを実現しており、セール時には7千円前半で手に入ることもあります。
「AIR4 PRO」に込められた「拘り愛」を感じながら、「SOUNDPEATS」を手に入れて、そのサウンドに耳を傾けてみませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K
新品価格 |
主な仕様
主な仕様
❶Bluetooth仕様
Bluetoothバージョン:5.3
対応プロファイル:HSP,HFP,A2DP,AVRCP
対応コーデック:aptX Voice,aptX Classic,aptX Lossless,SBC,AAC
通信範囲:10M
❷バッテリー
バッテリー容量:330mAh(ケース) 35mAh*2(イヤホン)
最大再生時間:約6.5時間
約26時間 (充電ケース併用)
イヤホン本体 充電時間:1.5時間
充電ポート:Type C
❸基本仕様
本体寸法(L*W*H):64*24.2*48.3mm(ケース込み)
約3g(イヤホン/片側) 約36g(充電ケース+イヤホン両側)
防水規格:IPX4
❹パッケージ内容
SOUNDPEATS Air4 Pro
イヤピース:6(S/M/L)
充電ケース
TYPE-C充電ケーブル
取扱説明書
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2024年01月28日
【 Look At Me!】インテル社 第14世代 Raptor Lake Refresh「Core i5-14500」をレビュー
価格は40,596円(税込)です。
スペックは以下の通りです。
CPU | 14500 | 13500 | Ryzen 5 7600X | Ryzen 7 5800X3D |
コア数 | 14(6P+8E) | 14(6P+8E) | 6 | 8 |
スレッド数 | 20 | 20 | 12 | 16 |
ベースクロック | 2.6 GHz (P) | 2.5 GHz (P) | 4.7 GHz | 3.4 GHz |
ブーストクロック | 5.0 GHz (TVB) | 4.8 GHz (TVB) | 5.3 GHz | 最大 4.5 GHz |
L2/L3 cache | 11.5/24 MB | 11.5/24 MB | 6/32 MB | 96 MB |
対応メモリ | DDR5-4800 / DDR4-3200 | DDR5-4800 / DDR4-3200 | DDR5-5200 | DDR4-3200 |
TDP | 65W | 65W | 105W | 105 W |
新世代CPU「14500」は、旧世代の「13500」と比較して大きな進化を遂げています。
「ベースクロック」が「0.1GHz」向上し、「ブーストクロック」も「2.0GHz」スペックアップしています。
「Raptor Lake Refresh」の最新バージョンでは、通常各ラインナップで僅かなスペックアップが行われるとされていますが、「14500」では微増を超えて大幅なスコアアップが報告されています。
前回投稿した「Core i7-14700K」と同じく、性能向上が際立っており、密かに注目を浴びています。
【最上位CPUに拘るな!】インテル社 第14世代 Raptor Lake Refresh「Core i7-14700K」をレビュー
今回、「14500」のほかに「13500」「Ryzen 5 7600X」を追加購入しましたので、「Core i5-14500」が最新テクノロジーの進化がもたらす性能向上を見ていきます。
1.「Core i5-14500」の特長
2.開封の儀
3.外観
4. 「Core i5-14500」のスコア検証
5.使ってみた感想
6.良かったところ
7.残念な点、注意する点
8.総評
9.主な仕様
10.関連商品
11.トレンドアイテム
「Core i5-14500」の特長
「Core i5-14500」の特長
「Core i5シリーズ」の一部で、「Raptor Lake Refreshアーキテクチャ」と「Socket 1700」を採用しています。
「Intel Hyper-Threadingテクノロジー」により、「Pコア」の「コア数」が実質的に倍増し、「合計20スレッド」を実現しています。
「24MB」の「L3キャッシュ」、デフォルトで「2.6 GHz」で動作し、「最大5GHz」までブーストが可能です。
プロセスはIntelが「10 nm」を使用しています。
「Multiplier」はロックされており、「オーバークロック」は制限されています。
「TDP」は「65W」で、「DDR4 / DDR5メモリ」を「デュアルチャネル」でサポートします。
また、「ECCメモリ」も対応し、「PCI-Express Gen 5」接続を使用して他のコンポーネントと通信が可能です。
「UHD Graphics 770」統合グラフィックスソリューションも搭載しています。
「ハードウェア仮想化」、「IOMMU仮想化」(PCIパススルー)もサポートしています。
計算負荷の高いアプリケーション向けに「Advanced Vector Extensions(AVX)」と新しい「AVX2標準がサポート」されていますが、「AVX-512」は非搭載です。
開封の儀
開封の儀
外観
外観
「Core i5-14500」のスコア検証
「Core i5-14500」のスコア検証
PC構成
【PCケース】「Fractal Design North Charcoal Black」
【CPU】INTEL社「Core i5-14500」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 546.65
3D MARK
Cinebench R23ー「CPU」
blender(V3.4.0)ー「CPU」
「フォースポークン」−「プリセットー最高」
「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「プリセットー極限」
Horizon Zero Dawn−「プリセットー最高」
「zombie army 4」−「プリセットーウルトラ」
「アサシン クリード ヴァルハラ」−「プリセットー最高」
「ファークライ5」−「プリセットー最高」
ゴーストリコン・ブレイクポイント−「プリセットーウルトラ」
ディビジョン2−「プリセットー最高」
SHADOW OF THE TOMB RADER−「プリセットー最高」
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「プリセットーウルトラ」
strange brigade−「プリセットーウルトラ」「スケール150%」
ゴーストリコン ワイルドランズ−「プリセットーウルトラ」
トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、R23、blender-省略)
使ってみた感想
使ってみた感想
「Core i5-14500」は旧世代のソケット「AM4」に属する鉄板ゲーミングCPU「Ryzen 7 5800X3D」の「ゲーミング性能」を約3%向上させています。
「Core i5-14500 / 13500」を含め、「マルチスコア」だけでなく「ゲーミング性能」も十分に向上しており、低コストで旧世代の「ハイエンドコンポ」を上回っているので、そろそろ新調しても良い時が来たかもしれません。
敢えて同梱されているCPUクーラーを使用して、ベンチマークソフト「Cinebench R23」を起動し、負荷をかけて「CPU温度」と「消費電力」を見てみます。(室温11℃)
「簡易水冷クーラー」を使用すれば、もう少し「CPU温度」と「消費電力」を抑えられます。
次にゲーム中の「CPU温度」と「消費電力」を見てみます。
ゲームタイトルは「BIOHAZARD RE:4」です。
冬季の環境が影響するかもしれませんが、通常使用時には発熱が少なく、消費電力もかなり抑えられるため、「セカンドPC」や「自作PC初心者」にも構築しやすいCPUとなるでしょう。
良かったところ
良かったところ
❶旧世代の「Ryzen 7 5800X3D」よりもゲーミング性能が向上しています。
「AM4」鉄板ゲーミングCPU「Ryzen 7 5800X3D」よりも安価でありながらオールマイティーで高性能なCPUです。
また、新しい「Raptor Lake Refresh世代」でも「DDR4メモリ」は引き続き使用可能なので、買い替えを検討すると良いでしょう。
❷CPUクーラーが同梱されています。
これまでの「Kなし」SKUの伝統が引き継がれ、全てのモデルにはCPUクーラーが同梱されています。
ユーザーは別途CPUクーラーを購入する手間を省き、システムの冷却が簡単に行えます。
❸自作PC初心者にとっては「ポン付け仕様」で取り扱いやすいです。
「倍率ロック」と「PBP/MTP」の制御については、「倍率ロック」されているため「オーバークロック」が制限されつつも、性能の安定性があります。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶「倍率のロック」と「オーバークロック」は制限されます。
「Kなし」のCPUは倍率がロックされており、「オーバークロック」が制限されます。
パフォーマンスをもっと引き上げたい場合(オーバークロック)に自由度がないのがデメリットです。
❷「PBP/MTP」が制限されます。
「Kなし」モデルでは、PBP/MTPが「K付き」よりも抑えられています。
用途によっては高度なマルチスレッド処理を必要とするタスクにおいては、影響が出る可能性があります。
❸価格が割高です。
同梱されたCPUクーラーが価格に影響を与えており、これが「Kなし」の価格が高い理由の一因です。
既に高性能なクーラーを所有している場合、余分なクーラーを同梱することで余分な経費が発生するのがデメリットです。
総評
総評
「Core i5-14500」は、ゲーミング性能向上とコスト効果の観点から魅力的な選択肢となっています。
CPUクーラーの同梱や取り扱いの容易さは、セカンドPCや自作PC初心者にピッタリです。
倍率のロックや一部の性能制限、下位の「Core i5-14400」と比べて価格が少し割高というデメリットが挙げられますが、新旧のスコアアップの伸びしろを考慮すれば価格に見合っていると思います。
旧世代のハイエンドコンポーネントを、「パフォーマンス性能」と「省エネ性能」の両面で大きく進化させた「Core i5-14500」は、今こそスポットライトを浴びるべきではないでしょうか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K
Intel Core i5-14500 デスクトッププロセッサー 14コア (6 Pコア 8 Eコア) 最大5.0GHz 新品価格 |
主な仕様
主な仕様
ソケット形状 -LGA1700
コア数-14コア スレッド数-20
クロック周波数-2.6GHz(P)
最大動作クロック周波数-5.0GHz(TVB)
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