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鬼物語 感想1

 しのぶタイム 其ノ壹

 阿良々木君は、八九寺に過去に戻った話をしていたが、もし生きていた方が良かったと言われたら、どうするつもりだったんだろう?

 「別に私は生き返りたくなんかないですよ、無駄な事〜、キャハッ」、八九寺のこのセリフ、阿良々木君に気を遣っていると思うんだけどな............。

 幽霊は幽霊で、気楽といえば気楽かもしれないけど、ずっと一人なのは、寂しいはずである。八九寺が、生意気な態度を取るのも少し理解できます。

 怪異(?)に遭遇して、逃げている最中なのに、八九寺に自らを強く抱きつかせ、己の欲望を満たしているあたり、相変わらずブレないというか、天才というか............、まぁ、私はそんな阿良々木君のこと好きですけどね。

 斧乃木に助けられる阿良々木君、どさくさにまぎれて、八九寺の胸を触り、スカートを捲ります。

「何を言う? スカートの中に怪異がいたらどうするんだ」
 真顔で答えます............。

 斧乃木がいなくなった途端、
「八九寺が寝ているってことは、何をしてもいいってことだよな!!」
 阿良々木君は、妙な理屈をこねて(完全に犯罪者の思考ですね......)、八九寺にエロいことをしようと(何故か)パンツ一丁でワサワサとゴキブリの様ににじり寄ります(羽川もヘンな男好きになったもんだよなぁ............、自己嫌悪に陥らないのか他人事ながら心配です)。

 忍の吸血鬼パンチを喰らい、阿良々木君の野望(?)はすんでの所で阻止されますが、何だかんだで、忍とドキドキ大キスドキドキ大します............。

 幼女、童女に対するこの仕打ち、物語シリーズが大ヒットするのがよくわかりますなぁ。

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