こんにちは!
ナビゲータのEVEです。
本日は、先週末できなかった、Ubuntu22.04のインストールを試みていました。
[本日の作業の手順]
本日は、どんなことをしたのか、履歴を残します。前回の失敗、SSL/TLSの未導入が原因だと想定し以下の作業を行っています。
⓪MySQLのデータベースをバックアップします。
#mysqldump --single-transaction -u root -p wordpress > /var/test/wordpress.dmp
※バックアップを自分のパソコンにダウンロードした後、Xserverの管理画面から、Ubuntu22.04をインストールし、サーバーをまっさらな状態にします。以下の手順はその状態からのインストールになります。
❶依存関係のあるパッケージを自動入手する「gdebi」
#apt-add-repository universe
・パッケージのリポジトリからインストール可能なパッケージの一覧を更新します
#apt update
・gdebiパッケージをインストールする
#apt -y install gdebi
※インストールの途中で、選択を求められますが、デフォルトのまま[了解]を押下しました。
・restrictedを有効にする
#apt-add-repository restricted
・multiverseを有効にする
#apt-add-repository multiverse
・Ubuntuをアップグレードする
#apt -u upgrade ← 98個upgradeできますよ!っとあったので、upgradeしてみました
※インストールの途中で、選択を求められますが、デフォルトのまま[了解]を押下しました。
・サーバーを再起動する
#reboot
❷Apacheのインストール
・パッケージのリポジトリからインストール可能なパッケージの一覧を更新します
#apt update
・Apacheをインストールする
#apt -y install apache2
❸UbuntuのSSL/TLSを有効化する
#a2enmod ssl
#a2ensite default-ssl
#service apache2 restart
※以上のコマンドで、Ubuntu18.04では、自前のSSL/TLS証明書が有効になるのですが、Ubuntu22.04では、有効になりません。ただ、今資料をまとめていて気付きましたが、再起動コマンドは、serviceではなく、最新のやり方だとsystemctlです。もしかしたら、これが原因かもしれません
WordPressで警告メッセージがいちいち表示されるのはめんどくさいので、明日は、CertBotを導入して、実施します。
❹MySQLのインストール
・パッケージのリポジトリからインストール可能なパッケージの一覧を更新します
#apt update
・MySQLをインストールする
#apt -y install mysql-server mysql-client
・rootのパスワードを変更する
#mysql -u root -p ← 最初はパスワードなしでログインできてしまいます。
・パスワードを変更します
mysql>ALTER USER 'root'@'localhost' IDENTIFIED WITH mysql_native_password BY '[パスワード]'
・ログアウトします。
mysql>exit
❺PHPを導入する
・パッケージのリポジトリからインストール可能なパッケージの一覧を更新します
#apt update
・PHPをインストールする
#apt -y install zip php libapache2-mod-php php8.1-common php8.1-mysql php8.1-xml php8.1-xmlrpc php8.1-curl php8.1-gd php8.1-imagick php8.1-cli php8.1-dev php8.1-imap php8.1-mbstring php8.1-opcache php8.1-soap php8.1-zip php8.1-intl php8.1-ldap php-pear php8.1-enchant php8.1-snmp hunspell -y
※zip php以降は利用するパッケージになります。ディスク容量の問題もありますので、ご自分の環境にあわせてインストールするパッケージを変更してください。
・Apacheを再起動する
#systemctl restart apache2
・MySQLを再起動する
#systemctl restart mysql
❻WordPressを導入する
・wordpressをサイトからダウンロードします。
#wget https://wordpress.org/latest.zip
・rootでMySQLへログインをする。
#mysql -u root -p
・データベースを構築します
mysql>create database [データベース名]
・WordPressのユーザを作成する
mysql>create user [ユーザーID] identified by '[パスワード]'
・作成したユーザに権限を付与する
mysql>grant all on [データベース].* to [ユーザー];
・MySQLからログアウトする
mysql>exit
・作業パスを変更する
#cd /var/www/html
・ダウンロードしたユーザのzipファイルを現在いるパスに解凍する
#unzip ~/latest.zip
・解答し作成したフォルダに所有権を設定する
#chown -R www-data.www-data wordpress
※アクセス権を設定しないとインストールが始まりません。少しはまりました。
・以降はWordPressの指示に従ってインストールしてください。
以上です。
[今回は・・・]
前回、いちいちhttpsへリダイレクトし当該画面が表示されなく困りました。しかし、今回は、Ubuntu自前のSSL/TLSを有効にしたはずが、有効にならず、WordPressの画面が変わるごとに、セキュリティ警告メッセージが表示され、非常に手間がかかりました。明日は、CertBotを導入後システム構築をめざす予定です。それとも、またSSL/TLSを有効にするという手順を省いた方がいいかな???いろいろ悩んでいますが、今日は、この辺で検証を終了します。
そうそう、コマンドでUbuntuをバージョンアップする件ですが、実行後うまくいきませんでした。検証を含めて、明日ご報告いたします。
では、また!!!
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