いつもの日曜日、桑名市の
桑名駅の近くの一力亭錦通り店に行きました。
必ず食べるのは
カレーなんばそば大盛セットです。
２週連続です。
そしてこれが僕の
１週間のルーティーンの始まりです。
さらにお客さんが
お昼頃には続々と来店します。
そこで衝撃的な事を聞いてしまいました。
お店のおばちゃんが
他のお客さんと話をしていた時
「随分元気になったね」と言いました。
コロナの為に夏場は来れなかったので
何かあったのかと思いました。
聞き耳を立てて聞いていると
どうやら夏場におばちゃんは
体調を崩したそうなんです。
しかも体が動かなくなってしまって
大変な事になっていたようです。
病院で薬をもらって
改善したそうなんですが
その病気の名前が
パーキンソン病だったのです。
涙が出そうでした。
カレーなんばそばを食べているのに
何を食べているのか分かりませんでした。
あんなに楽しみにして
毎週、食べているカレーなんばそばが
美味しくありませんでした。
涙をこらえて食べ終わった時に
本当に涙が出て鼻をかむふりをして
涙を拭きました。
そしておばちゃんが
僕に話し掛けてくれて明るく
「パーキンソン病になってしもうてん」って
言いました。
また涙が出そうでしたがこらえていました。
何を言っていいのか分からなかったんです。
今思えばお店に入った時
僕に「久しぶり元気だった」
なんて言っていました。
先週も来たのにと思いつつ
「あ〜」って感じでごまかしました。
パーキンソン病は脳の病気で
体が動かなくなると共に
記憶障害があるみたいです。
僕の大切な人達が次々に亡くなるのは⋯
もうイヤだ！！
神様って本当にいるのか？
なんで僕から
大切な人達を奪っていくんだよ！！
２０００年代に入って母方のおじいちゃん
母親、母方のおじさん
僕が世話になった父親の仕事仲間の人
母方のおばあちゃん
そして父親、みんなまだまだ生きていても
おかしくない歳の人ばかりです。
母方のおじいちゃんも
生きていれば９０歳くらいですからね。
定年退職してからすぐに亡くなったから⋯
そして生きてる親戚は付き合いがなく
僕が何らかの連絡をしない限り
向こうからは何もありません。
いとこの結婚式さえ連絡がきませんからね。
僕を心配してくれる人達は
なぜか僕からいなくなってしまう。
そんなことがあったらいけないから
桑名に行くのをやめようかな？
僕はもし神様や仏様が
本当にいたら怨み呪ってやる！！
そんなことが頭の中をグルグル回っていたので
カレーなんばそばの味が分からなかったな。
いつまでも元気でいてほしい。
それではまた⋯
