2014年06月28日
ギターを始めたいなぁ、なんて思ってる方・7
さあ、家に到着、、噂のイングヴェイなんとかとはいかがなものか?まあ、それまでも一応ヘヴィメタルなるものはそこそこ聴いていた私であった為、特別大きな期待はなく、いつも通りにレコードの針を落とし聴き始めたのですが・・・・いや〜なんという事か、今まで聴いたことのない感じの曲が次々へと、全10曲、捨て曲一切無し!グラハムボネットはレインボー時代から知っていた為、ボーカルの攻撃力は十分。。キャッチーで多彩なメロディをあの声域で攻めまくり、そしてギターのインギー先生はというと、クラシカル要素を含んだ哀愁ただようギターを披露、バッキングに関してもインストにしてもなんら遜色のないメロディックかつパワー溢れる縦ノリリフ、そしてそしてなんといっても、ストラトのシングルピックアップが(この頃はまだ Dimardio の FS-1 だったか)繰り出す音が繊細で、音の一つ一つの粒立ちが宝石のシャワーのように降り注ぎ、それでいてパワーも持ち合わせ、、もうほんと、そこはまさにインギーワールド。。当時は、ストラトをヘヴィメタやハードロックに使っているギターリストは少なく、ギターのブリッジもフロイドローズ全盛期、シンクロナイズドトレモロでアーム技を繰り出すインギー先生を見て(リッチーブラックモアはストラト)本当にビックリというか、なんというか、、。特に、ソロに関しても現在ほど尺は長くないにしても、なにしろ速い!しかも、速いだけではなくしっかりとメロディーもあり、あのJet to Jet のソロの入りのなんかは何度聴いても鳥肌が立ってしまいます。。よく、一時期、速いと言われるギターリストの中には、ただ、トリルだけを繰り返したり、レガートを多用したりと、音だけを聴いていればそれなりに速い・・?かな、と思われる者がいたのですが、、でも、インギー先生は違いました、、その時、映像はまだ観ていないものの「これって、もしかして・・フルピッキング、、してるの?」なんて、ずっと、ずっと思いつつ、、でも、音を聴いてる限りハンマリングやプリングの多用じゃないし、「ん〜どっちなんだろう・・」等ど、真面目に考えていたものです。まーしかし、本当にこのアルバムは最高で、Island in the Sun から始まり Suffer Me まで、珠玉の曲ばかり。そういえば、Big Foot
のソロの冒頭はプロトタイプでありながらすでに 2本スウィープやってますもんね〜いや〜ほんと凄いです。
Island in the Sun
General Hospital
Jet to Jet
Hiroshima Mon Amour
Kree Nakoorie
Incubus
Too Young to Die, Too Drunk to Live
Big Foot
Starcarr Lane
Suffer Me
という事でこの時から私はイングヴェイのどことなく【哀】を感じる曲に心を揺さぶられ始めたのであります。あっ、ギターはというと、到底このレベルは私にとってまだ異次元異空間のものであったため、まだ聴く方に専念していたのは言うまでもありません(笑)そして、ギターの練習の方はというともちろんまだまだ、初心者以下のレベルで、やっと弦を一人で張替えられる程度になり、やっと、音叉でチューニングもそこそこに出来るようになり、私の場合、音叉を初めに叩く時、自分の頭で叩き、その後、耳に近づけるやり方をしていたのでチューニングが上手くいかない時は何回も頭を叩くため、ほんとに痛かった思い出があります。。音叉をやめて、笛に変えようかな、なんて思った事も。そう、チューニングもそこそこと先ほど言いましたが、そこそこ以下でした”” それは、チューニングする時のハーモニクスが当時、上手く出せなかったんです・しかもトドメに 3弦4f のハーモニクスの音が上手く出せず、そこだけは実音で音を出していた気がします。。(苦笑)さあ、インギーとの出会いもつかの間、ある日マイギター1号を売ってくれた友達から連絡があり、これまた無メーカーのストラトを売ってくれるとのこと。。ついこの間、インギーのギターを聴いたばかりで多少、ストラトに興味があったので数千円を握りしめ、友達の家に行ったのでありました。。果たしてそこにあったストラトとは・・・続く・・
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